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北グスタベルグの"Zegham Hill"にて開かれる年に一度の「羊追い祭り」に
参加するため、早起きしてバストゥークから歩いてやって来た。
ろしん「祭り会場はココだな･････って、まだ誰も来てないがな！」
羊追い祭りは狂気のレースではなく、「統制された無秩序」
つまり、走る人は暗黙の規則を把握していなくてはならないのだ。
羊から逃げるのではなく、羊にどれだけ近づけるかが重要である。
ろしん「うーん、早く来すぎたみたいだな〜･･･お！今日の主役発見！！」
そう･･･羊追い祭りには、死の恐怖、生きている喜びといった日常生活では
得られないものを実感したい者達が集まって来るのである･･･。
ろしん「いつも戦闘で死の恐怖は味わってるけどな。ギャハハハ！」
・・・・・・ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞッ・・・！！
ろしん「・・・ん！？こ、この地鳴りは・・・まさか・・・・・・。」
ｷｮﾛ(((ﾟ◇ﾟ; );ﾟ◇ﾟ)))ｷｮﾛ
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞッ・・・！！
Σ(゜□゜;) ゲッ！！
ろしん「ひっ、羊キターーーーー！！」
ダダダダダダダダッ・・・
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞッ・・・ドスッ！！
ろしん「だ、誰だぁぁぁぁ！！祭りの羊を逃がした奴ぁ！！
まだ人集まってないじゃね・・・・・ぐはぁ！！」 |
ダダダダダダダダッ・・・
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞッ・・・！！
ろしん「じゅ、樹木に避難するであります！」
ダダダダダダダダッ・・・
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞッ・・・！！
ろしん「って、無理！！この樹木もろとも潰される〜！！」
羊「メェ〜〜〜！！」
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞッ・・・！！
ろしん「うわぁぁぁぁぁん！！誰か助けて〜〜〜！！」
ダダダダダダダダッ・・・
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞッ・・・！！
ろしん「もうダメだ！追いつかれる〜！！」
ダダダダダダダダッ・・・
クルッ！
ろしん「こ、このヤロォ〜！！こうなったら力でねじ伏せたる！！」
ドガッ！！！
グググググッ・・・
羊「メェ〜〜〜〜〜〜〜！！」
ろしん「くっ・・・思ったより力があ・・・・・・・ぐ・・・あああああ！！」
グシャッ！！！
ろしん「ぎゃああああああああ！！」
「羊追い祭り・後編」に続く⇒
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