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テクテクテク・・・
マン長男「もう時間稼ぎしても無駄ゴラ。もうすぐ着くゴラー。」
マン次男「せいぜい言い訳を考えとくゴラ、ククク・・・。」
マン三男「・・・・・もう急に立ち止まるのは止めてほしいゴラ。」
テクテクテクテクテク・・・
マン長男「・・・・・あ!ゴラン指揮官とゴラーニ参謀ゴラ!!」
ゴラン指揮官「お?3兄弟達か、人間なんか連れてどうしたゴラ?」
マン長男「指揮官殿〜、聞いて欲しい事があるゴラ!!」
ごにょごにょごにょ・・・
ゴラン指揮官「ゴラ!?なるほど・・・それで今から議会に行くゴラか?」
マン次男「そうゴラー!議会にコイツを突き出すゴラー。」
ゴラン指揮官「・・・・・いや、その必要はないゴラ。」
マン長男「な、なんでゴラ?」
ゴラン指揮官「ここで吐かせてしまえばいいゴラ!!」
マン長男「ゴラッ!!?」
マン次男「ゴラーーー!いいゴラか!?」
ゴラーニ参謀「指揮官!!それはまた問題になるのではゴラ!?」
ゴラン指揮官「これは私からの命令ゴラ!議会などに構うことはないゴラ!」
ゴラーニ参謀「ムムム・・・分かりましたゴラ。」
マン長男「ゴラー!ゴラン指揮官殿の命令なら問題無いゴラ!!」
マン次男「さすが指揮官殿ゴラ〜!話が分かるゴラ〜!」
マン次男「ヒヒヒ・・・運が悪かったゴラね・・・。」
ろしん「ま、待て!マンドラゴラ協会から追放されるというのは?」
マン次男:!?
マン次男「おまいには関係ないゴラよ!!」
マン長男「まぁ、待つゴラ・・・・・ボコる前に教えてやるゴラよ。」
マン次男「兄貴っ!?」
マン長男「最近、我々3兄弟は人間への無差別攻撃を行っていたゴラ。
しかし、人間からの報復に恐れた議会が我々の行為に目をつけて
厳重注意、更なる攻撃を行った場合は追放すると言ってきたゴラよ。」 |
マン次男「キィィィィィ!議会の連中、何様のつもりゴラ!!」
ろしん「なるほど・・・。(やはりコイツラだったか・・・。)」
ゴラン指揮官「クク・・・勇猛果敢な事ゴラ・・・。
後はおまい達の自由にするゴラ!行くぞ、参謀。」 |
テクテクテク・・・
マン長男「了解ゴラ!!」
マン次男「任せてほしいゴラー!ありがとうゴラ!!」
マン長男「さぁ、これで我らの思い通りに出来るゴラ・・・。」
マン次男「吐くまでボコボコにしてやるゴラー!!」
マン三男「・・・・・・・・・。」コクリ
ダダッ!!
マンドラゴラ三兄弟:!!?
マン長男「ど、どこへ行くゴラッ!!」
マン次男「いきなり逃げるなゴラーーー!!」
マン三男「ひぃぃぃぃ!逃がしたらまずいゴラ〜!」
テッテッテッテッテ・・・
ろしん「犯人は特定できた・・・後はこいつ等をどう確保するかだが・・・。」
テッテッテッテッテ・・・
マン長男「どーこ行ったゴラー!!」
マン次男「早く探して捕まえるゴラー!!」
マン三男「いたゴラ!!兄貴達〜そっちじゃないゴラよ!!」
マン次男「ゴラッ!?でかしたゴラ!突撃ゴラァァァ!」
ろしん「む、見つかったか・・・仕方ない、アレを使おう。」
ろしん「太陽拳〜!!!」
パアァァァァァァ〜
マン長男「ま、眩しいゴラーーー!!」
マン次男「目が、目が見えないゴラー!!」
マン三男「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!」
ろしん「今だ!」
タッタッタッタッタ・・・
マン長男「ゴラァッ、もう許さないゴラー!どこ行ったゴラー!?」
マン次男「どこだゴラー!・・・うう、まだ目がチカチカするゴラ・・・・。」
マン三男「うわぁぁぁぁんゴラ〜。」
マン次男「泣くなゴラ!!先に奴を捕まえるゴラー!」
マン三男「うう・・・ゴラァ〜・・・・・。」グスン
マン次男「あ、兄貴、奴はどっちに行ったゴラ?」
マン長男「う〜ん・・・・・きっとコッチの方向ゴラ!!」
マン次男「兄貴の勘の鋭さは北半球を駆け抜けるゴラ〜!!」
テッテッテッテ・・・
ろしん「(背後から接近して・・・。)」
タッタッタッタ・・・
ドカッバキッドゴッ!!
マン次男「ゴッ!?」
マン長男「ゴラッ!?」
マン三男「ゴララッ!?」
マン長男「うぅ・・・背後に潜んでいたとはゴラ・・・。」ガクッ
マン次男「うぐぐ・・・兄貴のせいゴラ・・・。」ガクッ
マン三男「・・・・・もう兄貴達に付いて行くのは嫌・・ゴラ・・・。」ガクッ
ろしん「・・・・・星を確保!」
ろしん「よし、コイツラを連れて課長の元へ帰還するか。」
ズズズ・・・ズズズズズ・・・
ろしん「星とみられるマンドラゴラ3匹を逮捕しました!
やはり、人間への無差別攻撃を繰り返していたようです。」 |
課長「うむ、よくやってくれた・・・ご苦労!
これでまた西サルタバルタは落ち着きを取り戻すだろう。」 |
-完-
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