春を告げるもの・後編



再びウィンダス水の区へ・・・

リック「チョウチョになるんだから、やっぱり花に囲まれた場所じゃないと♪」



リック「さぁ、リックよ!今こそタルタルの進化!羽化する時だ!!」

ドキドキドキ・・・




リック「えーいっ!!・・・あっ・・ああ〜ん。」

キララァ〜ン☆




バァサッ!!!

リック「ホ、ホントに背中に羽が生えてきちゃったヨ!!あははは!」



パタパタパタ・・・

リック「・・・ん?はばたいてるのに体が宙に浮かないゾ??」



リック「そうか!助走が必要なんだ!!」

テッテッテ・・・



リック「おりゃおりゃ〜、羽が生えたゾー!あとはお空へ〜!!」

テテテテテテ・・・

タルタル♀A「なにかしらあのタルタルは・・・叫びながらこっちに来るわ・・・。」

タルタル♀B「春だからねェ〜・・変なのが増えてくるのよ。あっち行きましょ。」



リック「ハァハァ・・・まだ地面を走っているよーな・・・。」

テテテテテ・・・



リック「こうなったら全速力、フルスピードだ〜!
    風よ!リックに大空にはばたく力を与えたまえ〜!!」

テテテテテテッ・・・



リック「ハァハァハァ・・・・ハァ・・・ハァ・・ハァ・・・。」

テッテッ・・テッ・・・



ピタ・・・

リック「な、なんなんだヨォー!全然飛べないじゃないかー!
    チョウチョになれるなんて騙したなモーグリ!モーグリ・・・」



リック「・・・モーグリのバカァ・・・・・グスン。」

その後、森の区のモーグリの元に行ったものの
モーグリの姿はどこにも・・・・・すでに逃げられた後でした・・・(;´Д⊂)

-完-