下の2本の棒グラフが示す通り、世界の人口約60億人中の僅か15%の先進国の人々が世界のGNPの8割を享受し、反対に世界人口の4割を占める低所得国の人々は世界全体のGNPの僅か3%を得ているに過ぎない。このように世界各国の間には大きな貧富の格差がある。国毎に見ると人口一人当たりGNPの最高と最低では実に300倍以上の格差(1年分と1日分の差)が存在する。


 

 こうした格差が、国毎、20世紀の時期毎にどのように変遷してきたか、日本の地位はどのように変化してきたかについては講義・講演録収録のLessons 2016 pdf(リンク)を参照