フルライン9シリーズ完成 岩手県北バス車両展示会(1984.5.28)

車両展示会
トップエクスパー バス会社が自社商品である貸切バスを展示して一般に公開するというのは、そうあることではありません。
私は夕方になってその場へ足を運び、各車両を覗いて回りました。普段はお目にかかれない「VIP20」の車内を見せてもらい、寝台型シートの並ぶ「エクスパー35」では、まだ珍しかった夜行バス用のシートを体験させてもらいました。その「エクスパー35」の車内を見に来た老夫婦が盛んに「通路が狭い」と言っていました。担当のバスガイドが「でも、座って見てください」と一生懸命に勧めたにもかかわらず、老夫婦は座らずに出てゆきました。商品の特性を説明することは難しいものだと感じました。
1984年5月、岩手県北自動車では、最上級車「トップエクスパー」の落成による9種類の貸切バスラインナップが完成したことを記念して、盛岡市の運動公園スケート場駐車場で車両展示会を行いました。
県北バスでは、前年には小グループ旅行に対応したマイクロバスを登場させたばかりですが、今回はその対極とも言うべきスーパーハイデッカー「トップエクスパー」を登場させ、あらゆるニーズに応えようという姿勢を見せています。
なお、「エクスパー」というのは、接頭語の外へ超えるという意味のEXと特等と言う意味のSUPERを組み合わせた造語で、従来のバスの乗り心地を大きく変えた超特等車という意味だそうです。(県北バスパンフレットによる)
フルライン9シリーズが整列
フルライン9シリーズ

撮影:盛岡市(1984.5.28)

9台の貸切バスが整列した展示会場の光景です。左端が最新の「トップエクスパー」、以下順に寝台形シートの「エクスパー35」、迎賓車「VIP20」、「フルデッカー」「スケルトンデッカー」「ミドルデッカー」「スーパーデラックス」「中型スケルトン」「マイクロ20」です。

VIP20の車内
VIP20車内

撮影:盛岡市(1984.5.28)

迎賓車「VIP20」の車内です。
ソファー型の大型座席は360度の回転式。外を向いて風景を楽しもうが内側でカラオケや歓談を楽しもうが自由です。後部はサロンになっており、雀卓にもなるテーブルや湯沸かし器などがあります。

9台のうち右側の5台です。まだスケルトンバスの台数は少なく、主流はモノコックボディです。右から3台目は「スーパーデラックス」。一時代前の平屋根車ですが、物は言いようです。
案内役のバスガイドさんも立ち話状態ですが、私が訪れたときはお客も少なく、こんな感じでした。

貸切バス展示会

フルライン9シリーズの貸切バスカタログ

表紙
表紙
Top Exper
トップエクスパー
Exper35
エクスパー35
VIP20
ビップ20
フルデッカー
フルデッカー
スケルトンデッカー
スケルトンデッカー
ミドルデッカー・スーパーデラックス
ミドルデッカー
中型スケルトンデッカー・マイクロ20
中型スケルトンデッカー
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80s岩手県のバス“その頃”