記事タイトル:公共輸送について 


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お名前: 管理人    URL
皆様、いらっしゃいませ。
私はテレビのニュースで事故を知り、画面を通じて様々を見聞きしたにすぎませんが、長時間冷房
の効かない車内に閉じ込められた方、雨の中線路を歩いた方、トンネルの中で停止した列車に閉じ
込められた方、さらには直接関係ない地区で足止めを食った方、苦痛と不安が極限にあったことを
お察しいたします。
報道によると、会社側のミスが原因であったとのことのようで、復旧までの様々な対応とあわせて、
JRが責められることはやむをえないことかと思います。
ただ、その辺の「利用者側に立った視点」については、マスコミによってこれでもかと聞かされま
したので、私がここであえて申し上げることでもないかと思います。

Nogujyu様やkuri様が書かれているように、通常は驚くほど緻密な運行が行なわれているわけで、利
用者はほぼ毎日それを当然のこととして受け止めています。1分も遅れないことを前提に、私達は
スケジュールを組み、仕事や生活をこなしています。正しく動いている限り、利用者はそれを褒め
もしなければ評価もしません。
ところが、何らかの原因でそれが崩れたとき、利用者は想定しない混乱に巻き込まれます。その対
応について事業者に少しでも不備があれば「危機管理」ができていないという攻撃が襲いかかりま
す。

そこで、私の個人的な考え方ですが、事業者だけに「危機管理」を求めるのではなく、利用者自身
も何かあったときに対応できるようにしておく必要があるのではないかと思います。
5分間隔であれだけ電車が走っていれば、一つが止ればすべてが止るのは当然です。そして、一旦ト
ラブルが起きれば、すべての安全が確認されるまで運行が再開されないのも当然です。

「今日自分に対してトラブルが降りかかるわけはない」と思っている私たちこそ、自分自身の危機
管理を考える必要があるのかもしれません。
[2007年6月23日 22時28分34秒]

お名前: Nogujyu   
鉄道の場合一つの故障が大きな障害になりますから、相当な信頼性を確保しなければ
なりませんね。(詳しい計算方法は知りませんが、例えば1編成の車両を1日運行するとして、
扉が1%の確率で故障するとしたら、扉が80枚あれば80%の確率で故障してしまうわけで、
それが何十編成も同時に運行されているとなると、1枚の扉の信頼性を極限まで高めなければ
なりません。この辺がバスと違うところでしょう。)

このような厳しい条件を乗り越えて、通常時は首都圏でこれだけの車両が1分と狂わず運行
されているのですから、築き上げてきた方々の苦労は大変なものだったと思います。
しかしながら、信頼性が上がれば上がるほど、それに甘んじてしまっていざ問題が発生した時の
危機管理体制が疎かになってしまっています。(自動車でも、故障が少なくなった代償として
一般の人は簡単な修理さえ出来なくなりましたね)
交通事業者にしてみても、非常時に備えて十分な訓練というのをしておく必要があると思います。

また、人間と言うものは不思議なもので、一旦慣れてしまうとそれが普通になってしまうんですね。
以前、台風で電車が止まってしまったのに、車掌に文句言っている方もいらっしゃいました。
幸せは相対的なものだということでしょうか。私たちも、現在享受している豊かさをもう少し
再認識する必要がありますね。
[2007年6月23日 21時41分48秒]

お名前: kuri   
初めまして。
一つ前のスレッドで発言させていただいた者です。
私自身は交通関係の従事者でも何でもありませんが,
確かに最近いろいろな点で「苦情」を寄せられる方が
多いようですね。
ここは趣味の掲示板で苦情を受けつける場所ではありま
せんが,私たち自身,一乗客としてサービス云々などと
なぜか「小うるさく」言ってしまいがちなところがあり
ますね。
どうしてなのでしょうね。
私たちも余裕がなくなっている感じがします。

お隣の中国の話を聞くと,バスが故障して7時間足止めを
食らってもご当地の乗客は別に文句は言わないそうです。
日本でも私の親くらいの世代だと「えんこ」したバスを
みんなで押した経験があったりするそうです。
私たちはバスが5分遅れただけで,運転手さんがちょっと
無愛想な位で,怒り心頭に発します。
どうしてなのでしょうね。
[2007年6月23日 2時35分51秒]

お名前: 吉田さん   
乗り物のサイトをよく知らないので、場違いを承知で書き込みます。
今日の大宮での輸送障害により、大変な思いをした者です。輸送会社の危機管理というものについて大きな疑問を感じます。
人様から運賃という対価を取っておいて、あのような状態にお客を閉じ込めておく神経がわかりません。
一体、公共輸送というものにどのような責任を感じているのか、甚だ疑問です。

もし、この書き込みに問題がありましたら、削除していただいて結構です。
[2007年6月22日 23時17分42秒]

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