看板に見る新幹線大図鑑

ピクトグラムの部(駅構内編)

新幹線の基本でもある丸い鼻の0系の誘導サインを最後まで固持したJR東日本。常に自慢の新車をデザイン化するJR東海。
駅構内サインを見ると、JR各社が新幹線をどう見せたいのかが分かってきます。
≪おさらい≫ 駅構内ピクトグラムの歴史
駅構内ピクトグラムの歴史
過去のものでも、まだどこかの駅構内に残っているものも多数存在します。探してみましょう。

JR東日本

JR東海

JR西日本

JR九州

JR北海道

駅ビルのピクトグラム

駅構内・駅周辺

コラム

ピクトグラムについて

ピクトグラム ピクトグラム(Pictogram)とは、案内標識などに用いられる絵記号のことです。国際化の進展に伴い、使用言語の違いにより文字では情報が伝わらない場合があることから、特に公共的な場所で多く用いられています。 右写真の非常口のピクトグラムをご覧ください。どの国の人も、また大人も子供も、文字が読めなくても緊急時にはこのマークを目指して進めば助かるというわけです。ほかにもトイレ、禁煙、車椅子などよく見かけるピクトグラムが多数あります。

2001年に制定されたJIS規格のピクトグラム

ピクトグラムピクトグラム これらピクトグラムの形や色は基本的には「伝わればそれでいい」のですが、生活風習の違いなどで国によって異なる解釈をされると言う混乱を防ぐため、国際標準が決められています。
国際標準化機構(ISO)で決められた物に加え、2001年に日本工業規格(JIS)に制定された物が多数加わり、現在これを使用するのが一般的になっています。上の写真が鉄道駅とバスのりばを示すピクトグラムです。鉄道は下の2本の線が線路を表現しており、他の乗り物と区別できます。
これら標準化されたピクトグラムは、交通エコロジー・モビリティ財団の「標準案内用図記号」からダウンロードできるようになっています。


1980〜90年代に見られた標準的ピクトグラム

ピクトグラムピクトグラム 国際的に標準といわれるピクトグラムは、1980年代から見られます。左の写真は1980年代に撮影した鉄道とバスのピクトグラムで、デザイン的にはこちらのほうがスマートだったのではないかと個人的には思います。
電車のほうは縦長で屋根上にライトのようなものが見られるなど、ちょっと路面電車のようなイメージもあります。もちろん、これはあくまでもデザイン的に共通化、単純化された記号であり、このままの姿の電車が存在するわけではありません。
しかし、ひとたび駅構内に足を踏み入れてしまえば、誘導サインの目的は変わってきます。「○○線ののりばへ行きたい」という目的です。すべてののりばが同じピクトグラムで表現されるのでは、ピクトグラムを使う意味がないため、駅構内では路線によって、或いは鉄道会社によって異なったものを使う例が多く見られます。
下の写真は有名な東京駅京葉線通路にある案内サインです。実物の電車のイラストを使い、誰でも行き着けるように工夫がされています。字を読まなくても絵を見ただけで一瞬で理解できると言うメリットがあります。しかし問題点もあります。右と左は同じ看板の表と裏ですが、描かれている絵が微妙に違います。左は姿を消してかなり経つ横須賀線の113系や京浜東北線の103系が健在です。右はこれより若干新しい電車ですが、撮影時点で京浜東北線の209系は既に引退し、中央線の201系や成田エクスプレスのE253系も余命わずかです。あまり細かく表現すると、頻繁に更新しなければならず、手間隙がかかりすぎると言う残念な一例です。

東京駅京葉線通路の看板の表と裏(2010年撮影)

ピクトグラムピクトグラム 私鉄の特急電車のように各社ごとに個性的にデザインされたものの場合も、ピクトグラム化する際に個性を主張することが少なくないようです。その最たるものが本サイトで取り上げている新幹線なのですが、探してみるとこのような例は多数見つかります。
下の写真は1990年ごろに撮影した私鉄の駅構内のピクトグラムです。名鉄パノラマカーや京急2000系などが看板車両だったことが分かります。一緒に表示されているバスも、主力として導入されていたメーカーのボディスタイルになっています。これが現在どのように変わっているかと言う興味もあるのですが、それを追求し始めるとまた壮大なテーマになってしまうので、ここでは触れません。

1990年代の鉄道ピクトの一例(京急、名鉄、西鉄)

ピクトグラムピクトグラムピクトグラム

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