矢ノ川

三重県熊野市紀和町矢ノ川

私の住む町からは、車で走って4時間かかる。
車の少ない時間帯を利用するので、朝は4時起きである。石垣探訪を始めた当初はすこし辛かったが最近は慣れた。
車で走りながら見る山の稜線が白んでくるのを見るのもなかなかいいものだ。

観光的には、湯ノ口温泉、丸山の千枚田、赤木城跡、朝霧の風伝峠。
布引の滝というのがあるが、これは神戸の方が有名なのでしぶしぶ見に行ったのだが。こちらの方が見事である。

 
1979年4月に三和小学校が廃校
西山小学校小森分校が1981年4月に廃校
小森中学校が1982年4月に廃校
西山小学校、西山中学校が1991年4月から休校
上川小学校が1994年4月から休校
と人口の縮小がとまらない。
ここ矢ノ川小学校も1988年4月には休校となってしまった。

ここ三重県熊野市紀和町は全体で面積が113.67平方q。人口が1600
人ほど、 平成17年11月に熊野市と市町村合併して現在は熊野市の
一部になっているが、旧紀和町時代の町の花が寒蘭だというから山村
であることを容易にうかがえる。

当初の用途はわからないが、現在はゴミの焼却に使っているようだ。

水路の底まで石張り

イワヒバの群生
田圃のあぜ道といわず、山の斜面といわず、川の護岸など、里山の風
景にある全ての場所の草がきれいに短く刈り込まれていて、草の伸びる
時期にはたいへんなご苦労があろうことだと感心することしきりである。

過疎の村であることは風景を見る限り容易に想像できる。少ない村人で
この広大な農地や里山をこれほど美しく整備し続けることは・・・・・・・。
並大抵ではないだろう
カメラのせいもあるが、大部分が私の撮影技術の未熟さゆえにこの風
景のすばらしさをお伝えできないのが残念で申し訳なく思う。私の故郷
に似ているせいもあるが、実際はここが故郷でもない私が、この場所に
しばらく呆然と立ち尽くし、懐かしさで涙を流した後でシャッターを押し
た。
深々と頭を下げ名残惜しさを振り切りこの場を去った
いい〜ものを見せていただいた。
残された村の方のご苦労もあろうが、いつまでもこの風景が残っていき
ますように・・・・・。