大下さんの宮前区長就任を報じた新聞各社

朝日新聞2月22日朝刊より抜粋 
 川崎市は平成17年4月1日から、宮前区長に日本広報協会参与の大下勝巳氏を起用することを22日の記者会見で阿部孝夫市長が発表した。
 大下氏は75年から同市多摩区に住み、同市の「おやじの会・いたか」の世話人を務める一方、市の新総合計画策定市民会議や都市計画マスタープラン多摩区構想検討の委員などを歴任した。
 市は行政と市民が共にまちづくりに取り組む拠点として区役所の充実を進めている。民間の視点を行政に生かそうと、昨年から人選を進めていた。新区長の任期は2年。
 阿部市長は「市民活動でリーダーシップを発揮してきた実績を生かし、市民と役所の間の距離を縮めてもらいたい」と話している。

読売新聞2月22日朝刊より抜粋
 川崎市は22日、4月から同市の宮前区長(局長級)に民間人を登用すると発表した。民間人が政令市の区長になるのは初めてで、任期は2年。
 同市が昨年12月に施行した任期付職員採用条例の適用第1号となる。
区長に就くのは日本広報協会参与の大下勝巳さん。
 大下さんは仕事の傍ら、地域の子供達に野鳥観察や竹馬乗りなどの遊びを教えたりする「おやじの会いたか」世話人を務めている。
 阿部市長は「市民と市役所の距離を縮めてくれそう」と登用を決めた

神奈川新聞2月22日朝刊より抜粋
 川崎市の阿部孝夫市長は22日、政令市初となる外部登用区長に日本広報協会参与の大下勝巳氏を選任した。
 大下氏は和歌山県出身。川崎市内で「おやじの会いたか」を立ち上げるなど、市民活動でリーダーシップを発揮していることから、選任された。市の社会教育委員や市民活動センター評議員なども務めている。
 一般職の局長級に当たる区長の外部登用は阿部市長の公約。市は4月から自治基本条例を施行、区への分権化をスタートさせる。外部からの区長登用はその目玉で、効率化や市民サービスの向上など、区政改革の先頭に立つことになる。