2003年9月 らくがきのススメ
人間の大脳が、右脳と左脳とで機能分担していることはご存じの方も多いと思います。右脳はイメージ、
芸術、創造、ひらめきなどを、左脳は思考、暗記、計算、分析、文字などを処理する機能を受け持って
いると言われています。
右脳と左脳がお互いに関係性を保ちながら、バランスよく働くことで、私たちの頭脳はその真価を発揮
するのですが、普段の生活では左脳ばかりを使いがち。そんな時、右脳を使う方法としてとして手軽
なのが、絵を描くことです。
多忙を極める財界人の中にも、絵を描くことを趣味としている人が多い、
とのこと。「絵を描く」というと大そうに聞こえるかもしれませんが、その時に使いたい色を使って
落書きするだけでもいいんです。
特に、精神的に疲れてしまった時、心がもやもやしている時にはおすすめです。
紙は、ちょっとらくがきするくらいなら、コピー用紙でもOK。
今は100円ショップに絵の具やクレヨンなど、画材がいろいろあるので、とりあえず試しにやって
みようという人にはいいかもしれません。筆は、私の経験からいくと、文具店や画材店で買った方がいい
です。
私は、自分の部屋のすぐに取り出せる場所に、水彩絵の具や色鉛筆などを置いています。
何か具体的なものを描くこともありますが、この画面のバックのように、ただ線やら丸やらを、
その時に目についた色で描くことも多いです。
誰に見せる訳でもないので、自由に描けばいい、ただ色を塗るだけでもいいんです。これなら、誰にでも
できるはず。
夜寝る前に水彩絵の具でちょっと落書きして、スッキリした気分でそのままベッドに入り、後片付け
は、翌日、仕事から帰って来てから、なんてこともあります。まあ、これはぜんぜん自慢になりませんが…、
あなたもだまされたと思って、気楽な気持ちで落書きしてみませんか?
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