石けんシャンプーへの切り替え
合成シャンプーから純石けんシャンプーへの切り替えで悩んでいる初心者の方、また、これから切り替えてみようという方に参考にしてもらえればというページです。
切り替え時には必ず、ゴワツキ、キシミ、ベタベタ感という難関があり、 切り替えをスムーズに行うのは、中々難しいのですが、ポイントがいくつかあります。
1.シャンプーの回数 2.熱めお湯 3.酸性リンス 4.素洗い&すすぎ 5.ブラッシング&クシ
以上、5つのポイントをしっかり押えてみてください。以下、個々のポイントの説明です。
1.シャンプーの回数
合成界面活性剤に比べ洗浄力に不安があるものが多いので、回数は多くなります。
(例えばショートカットなら3〜5回、ロングなら5〜7回など)
当店では、「4.素洗い」を丁寧に行っているため、ロングの方でもシャンプーは2回に分けて行っています。
毎日、シャンプーする必要は無く、慣れてくれば、夏場で週に2〜3回、冬場で週に1〜2回程度の周期で行えば充分です。
2.熱めお湯
熱めのお湯を使うことで、洗浄力を補う(油汚れした食器でもお湯で流すとある程度キレイになるのと同じ)ため+髪に残る石けんカス(皮脂石けん)を減らす効果があり、また、泡立ちも良くなります。
キレイな泡が立たない場合、石けんシャンプーでは髪が汚れているか、石けんシャンプーが溶けていないかのどちらかになります。汚れている場合は「1.シャンプーの回数」の問題ですが、石けんシャンプーは冷水では溶けませんので、熱めのお湯を使うことになります。
3.酸性リンス
石けんでシャンプーすると、溶けた石けん成分の中からナトリウム(脂肪酸ナトリウムの石けんを使った場合)やカリウム(脂肪酸カリウムの石けんを使った場 合←髪を洗う場合はこちらが適している)といったアルカリ金属の一部が電気分解を起して飛び出します(←遊離アルカリ)。
遊離アルカリと髪表面の皮脂が反応し、溶け難い脂肪酸塩=石けんカスになります。
髪を酸性にすることで、ある程度、それを防ぐ+髪が最も安定した状態(等電点)+バクテリアの繁殖を抑える+クシ通りを良くする効果が、酸性リンスにはあります。
こだわる方も多いようですが、酸性になるなら、お酢、クエン酸など安価で手に入りやすい物で構いません。
4.素洗い&すすぎ
石けんを使う前、熱いお湯で濡らしたら、指先に力を入れて頭皮をゴシゴシと擦るようにします。ある程度の汚れ落しと、頭皮のマッサージも兼ねて行うと良いでしょう。
また、すすぎの際にも泡が無くなったから「すすぎ」を終えるのではなく、熱めのお湯を使い丁寧にすすぎましょう。
5.ブラッシング&クシ
シャンプー中は泡が残っているときにクシで梳かします。
その後の作業が楽になると共に、汚れや皮脂石けんのこびりつきに対して有効です。(←泡が残っているとき限定)
リンスをしているときも、クシで梳かすとリンスが少量でも、髪と頭皮全体が酸性になりやすく、また、その後の作業も楽になります。
ブラッシングは、髪が乾いているときに行います。 ブラッシングのページでも書きましたが、最も簡単で効果の高いヘアケアであるブラッシング!
石けんシャンプーをしている方にはブラッシングは欠かせません。
特にベタつきの原因である、石けんカスを物理的に落としたり(ベタついているときにブラッシングするとブラシに白い粉上の汚れが移ります=石けんカス)、他の汚れを浮かせることでシャンプーが楽になります。詳しくはブラッシングのページへ)
以上のポイントを守れば、切り替え時の不快感をかなり解消出来るはずです。
純石けんシャンプーを使ってみて、使い続けることに挫折しそうだと感じたときは、お問い合わせメールフォームからお気軽にご相談ください。

