スタン・ゲッツ STAN GETZ



1927 》1991

フィラデルフィアのハーレムでユダヤ系ドイツ人移民として生まれ、晩年は癌との闘病生活を続け、1991年6月6日肝臓癌により死亡。(麻薬のやり過ぎが原因か?)
この人、結構な奇人でして日本公演では徹底して手を抜いたとか、麻薬がらみでお金に困り強盗をしでかしたとか、スウェーデンに移住したりとか、色々なウワサがあります・・・というか、一流jazz menってば、こんな人ばっかという気がしなくもない・・・。
'50年代初頭には「クール・テナーの巨人」と呼ばれていたらしい(←さすがに産まれていないので、らしいと表現)のですが、実際のところクールに吹いていたのは短期間で、結構HOTに吹きまくってます。
もっとも、彼の醸し出す雰囲気・演奏の肌触りとでもいうのか、フレーズに情緒的な湿度が無いから「クールの巨人」と呼ばれたんでしょう。

公式ホームページはこちら。当然、英語のホームページですので、ご注意を!

クール・テナーの巨人と呼ばれた時代のCD。初心者にもとっつきやすく「JAZZのスピリッツ」を感じるCDとして、

スウィート・レイン





1. リザ
2. オ・グランジ・アモール
3. スウィート・レイン
4. コン・アルマ
5. ウィンドウズ


40年代の終わりにデビューしたゲッツはいきなりスターダムの上り詰めたが有り余る才能はその後も、何度かのピークに!
50年代前半のクール。後半のホット。60年代前半のボサノバ。そしてここで聞かれるモーダルで洒脱な60年代終わりのサウンドだ。チック・コリアの参加でゲッツのフレーズはより進化し、スマートでモダンなソロを展開し、70年代ジャズを彷彿とさせる。もちろん80年代のゲッツも優れた傑作をものにしているので、生涯にわたって優れた演奏を自己変革しながら続けていったゲッツを評価しなければならないことは言うまでもない。
スタン・ゲッツのテナー・プレイが存分に堪能できるクールなアルバムです。



もう1枚! スタン・ゲッツといえば、このアルバム!!

スタン・ゲッツ・プレイズ




1. 星影のステラ
2. タイム・オン・マイ・ハンズ
3. ティズ・オータム
4. 今宵の君は
5. 恋人よ我に帰れ
6. 身も心も
7. アラバマに星落ちて
8. 私に頼むわ
9. サンクス・フォー・ザ・メモリー
10. ヒム・オブ・ジ・オリエント
11. ジーズ・フーリッシュ・シングズ


ゲッツの黄金時代は、やはり「ヴァーヴ」レーベル時代で、歌心のある演奏が溢れています。
スウィート・レインに比べるとかなりクールな感じが強くなるが、彼のソロには暖かみも感じられ、メロディが分かりやすい名曲揃いで、ごく自然にジャズ特有のインプロヴィゼーションの魅力に引き込まれることでしょう。
まさに歌っているゲッツのサックスの魅力全開のアルバムは、飽きないし、繰り返し聴きたくなる一枚ですよ!



'60年代にボサ・ノヴァと出会いウォームな響きを奏でるようになるのですが、まさに歌っているテナー・サックスということで、 ボサ・ノヴァとの出会い後のCD

初心者マークゲッツ&ジルベルト




1. イパネマの娘
2. ドラリセ
3. プラ・マシュカー・メウ・コラソン
4. デサフィナード
5. コルコヴァード
6. ソ・ダンソ・サンバ
7. オ・グランジ・アモール
8. ヴィヴォ・ソニャンド


もう半世紀ほど前の1963年の録音で、ボサノバとジャズを融合させ全世界で大ヒット。
あまりに有名になった1曲目「イパネマの娘」は、ほとんどの方がどこかで耳にしたことがあることでしょう!この「超名盤」何度聴いても古びず、飽きません。
グラミー賞の最優秀アルバム賞を獲得した本作は、ボサ・ノヴァを一枚欲しいと思ったら、まずコレをどうぞ!というほど、ボサ・ノヴァを語る上で必聴の1枚です。



初心者マークジャズ・サンバ




1. ディサフィナード
2. サンバ・ディーズ・デイズ
3. 鵞鳥のサンバ
4. 悲しみのサンバ
5. ワン・ノート・サンバ
6. エ・ルーショ・ソ
7. バイーア



ゲッツがボサ・ノヴァとの出会いを録音!「イパネマの娘」がフィチャーされた1963年録音の「ゲッツ=ジルべルト」の影に隠れていますが、こちらはその約1年前の録音。
出来はといえば、ラテンジャズファン、ボサノバファン、単にBGMで聴きたい人、誰もが満足。
それでいて、音楽的完成度は高いので飽きることは無い悠然とした佇まいが魅力のジャズ・ボサ・ブームの火付け役となった1枚です。
他にも魅力的な作品がゴロゴロとあるのですが、私的にはかなり、おすすめです !



Jazz Samba Encore!




1. Sambalero
2. So Dano Samba (I Only Dance Samba)
3. Insensatez (How Insensitive)
4. O Morro No Tem Vez
5. Samba de Duas Notas
6. Menina Flor
7. Mania de Maria
8. Saudade Vem Correndo
9. Um Abrao No Getz (A Tribute to Getz)
10. Ebony Samba [Second Version]
11. Ebony Samba [First Version][*]


8曲目は有名なPharcyde「Runnin'」の元ネタ「Saudade Vem Correndo」です。
数秒のギター・リフを聴くだけで鳥肌もの!
一連のボサノヴァ物の中では「ゲッツ・ジルベルト」が有名ですが、内容の充実度ではこちらも引けを取りません。



ビル・エヴァンズとの共演作!

初心者マークStan Getz & Bill Evans


1. ナイト・アンド・デイ
2. バット・ビューティフル
3. ファンカレロ
4. マイ・ハート・ストゥッド・スティル
5. メリンダ
6. グランド・ファーザーズ・ワルツ
7. カーペットバガーのテーマ
8. WNEWテーマ・ソング
9. マイ・ハート・ストゥッド・スティル
10. グランドファーザーズ・ワルツ
11. ナイト・アンド・デイ


Stan GetzとBill Evansのコラボレーション。最高の共演者でどの曲もある程度ぐっと聞けるし、心地よさを味わえます。
エルビス・ジョーンズ(Dr.)、ロン・カーター(Bass)、リチャード・デイビス(Bass)と、豪華メンバーをゲッツ&エヴァンスが従えたアルバム。
過激なことをやろうと思えば出来るメンバーに関わらず非常にオーソドックスなことをやってるんだけど、それはまあとても聴きやすく、かつ音の細部まで非常に凝りに凝った音の洪水です。

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