リー・コニッツ LEE KONITZ
1927 》
リー・コニッツは、孤高のピアニスト、レニー・トリスターノの弟子にあたる白人アルト・サックス奏者です。
トリスターノは1940年代の黒人のビ・バップに対抗して、非常に理詰めに考えられえた「クール」な演奏をした人で、コニッツは彼の影響下で音楽人生をスタートさせ、次第にウォームなサウンドに・・・という人です。
しかし、情熱をむき出しにしないクールな姿勢は変わりませんでした。
彼はジャズの王道=即興演奏に全力を注いだ一流のアーティストで、現在も若手ミュージシャンに絶大な信頼を得ています。
ヴェリー・クール
1. サンフラワー
2. 星への階段
3. ムーヴィン・アラウンド
4. ケアリーズ・トランス
5. クレイジー・シー・コールズ・ミー
6. ビリーズ・バウンス
作品タイトルとは裏腹に寛ぎ感のある作品で、メロディアスな親しみやすい選曲です。
私的にはクールジャズの代表作だと思っています。
ヴェリー・クールの延長線上の作品として、
リー・コニッツ・ウィズ・ウォーン・マーシュ
1. トプシー
2. ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー
3. 言いだしかねて
4. ドナ・リー
5. ツー・ノット・ワン
6. ドント・スクウォーク
7. ロニーズ・ライン
8. バックグラウンド・ミュージック
ウォーン・マーシュという人は、やはりトリスターノの弟子で、楽器はテナー・サックスですがサウンドはコニッツと、まるで双子のように感じます。
そんな彼の聴衆に媚びず、ひたすらインプロヴィゼーションに全てを賭けている作品として、
モーション
1. アイ・リメンバー・ユー
2. オール・オブ・ミー
3. フーリン・マイセルフ
4. 恋の味を御存知ないのね
5. 帰ってくれればうれしいわ
6. アウト・オブ・ノーホエア
7. 四月の思い出
8. イッツ・ユー・オア・ノー・ワン
中でも五曲目と七曲目が渋すぎます。
インプロヴィゼーションとは?という答えは、このCDを聴きこめば分かるはずですよ!
サブコンシャス・リー
1. サブコンシャス・リー
2. ジュディ
3. プログレッション
4. レトロスペクション
5. アイス・クリーム・コニッツ
6. ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド
7. マシュマロウ
8. フィッシン・アラウンド
9. タートロジー
10. サウンド・リー
11. パロ・アルト
12. レベッカ
実質的には、このアルバムはレニー・トリスターノとギターのビリー・バウアーの双頭アルバムであり、彼らが参加した前半の演奏のほうが◎。
特に、「1.サブコンシャス・リー」でのアブストラクトなアドリヴは最高です。
トリスターノの参加していない後半部は、やや緊張感が薄れるのが残念かも・・・・・。

