バド・パウエル BUD POWELL





1924 》1966
チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーらによって確立されたビバップを、ジャズ・ピアノの分野に定着させた、「モダン・ジャズピアノの祖」とも呼ばれる。
また、現代も続くピアノ、ベース、ドラムスの「ピアノ・トリオ」形式を創始したのもバド・パウエルです。
右手の高速なシングルトーンと、頻繁なコードチェンジに対応するため左手はコードプレーに徹するという、ビ・バップに最適化された新たな演奏スタイル。
このスタイルは、以降現在に至るまでのジャズピアニストに決定的な影響を与え続けています。

ホーン奏者と共演し、自分のパートは勿論のこと、トランペットやサックスの背後でコンビングだけで自己主張してしまうのは彼くらいでしょう。
ピアノという均質な音色しか出しにくい楽器で、他の誰とも違う音を出してしまう。
どんなミュージシャンと組んでも彼のピアノはちゃんと聴こえてくる・・・・・恐るべし。

基本的に誰と演奏しても、オレは俺の道を行くぜ・・・・と、突っ走って行き、どこまで行くんだ〜とメンバーが現実に戻してあげないといけない。その辺りが狂気の天才たる所以でしょうか?

そんな彼のホーンとの共演作で、

スティット、パウエル&J.J



1. 神の子は皆踊る
2. ソニー・サイド
3. バズ・ブルース
4. サンセット
5. ファイン・アンド・ダンディ(テイク1)
6. ファイン・アンド・ダンディ(テイク2)
7. ストライク・アップ・ザ・バンド
8. 幸福になりたい
9. 恋のチャンスを
10. アフタヌーン・イン・パリス(テイク2)
11. エローラ(テイク2)
12. ティーポット(テイク2)
13. ブルー・モード(テイク1)
14. ブルー・モード(テイク2)
15. アフタヌーン・イン・パリス(テイク1)
16. エローラ(テイク1)
17. ティーポット(テイク1)

プレスティッジ・レーベルからの唯一の作品。
乗りまくった彼はレコーディング・スタジオでこともあろうかレーベルの社長に「ハンバーガー買ってこい!」と言ってしまったらしい・・・・だから、唯一なんです。



強烈過ぎる彼のピアノを堪能したければ、

ザ・ジニアス・オブ・バド・パウエル



1. ティー・フォー・トゥー(別テイク)
2. ティー・フォー・トゥー
3. ティー・フォー・トゥー(別テイク)
4. ハレルヤ
5. パリの目抜き通り
6. オブリヴィオン
7. ダスク・イン・サンディ
8. ハルシネーションズ
9. ザ・フルーツ
10. ア・ナイチンゲール・サング・イン・バークレイ・スクェア
11. ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス
12. ザ・ラスト・タイム・アイ・ソウ・パリ



ジャズ・ジャイアント


1. テンパス・フュージット
2. セリア
3. チェロキー
4. アイル・キープ・ラヴィング・ユー
5. ストリクトリー・コンフィデンシャル
6. オール・ゴッズ・チルン・ガット・リズム
7. ソー・ソーリー・プリーズ
8. ゲット・ハッピー
9. サムタイムズ・アイム・ハッピー
10. スウィート・ジョージア・ブラウン
11. イエスタデイズ
12. エイプリル・イン・パリ
13. 身も心も



後期の名盤として、

バド・パウエル・イン・パリ


1. ハウ・ハイ・ザ・ムーン
2. ディア・オールド・ストックホルム
3. 身も心も
4. ジョードゥ
5. リーツ・アンド・アイ
6. サテン・ドール
7. パリの大通り
8. 言い出しかねて
9. リトル・ベニー
10. インディアナ
11. Bフラット・ブルース

少々、音のバランスが悪くシンバルの音が騒々しいと感じるかもしれませんが、これがまた、慣れると愛着の湧く一枚です。
哀愁漂う名曲「デア・オールド・ストックホルム」は、聴衆を泣かせてやろうなどといった考えは全く無し・・・。



ポートレイト・オブ・セロニアス



1. オフ・マイナー
2. ゼア・ウィル・ネヴァー・ビー・アナザー・ユー
3. ルビー・マイ・ディア
4. ノー・ネーム・ブルース
5. セロニアス
6. モンクス・ムード
7. アイ・エイント・フーリン
8. スクアッティ
9. 同(未発表テイク)


ビ・バップを共に切り開いたセロニアス・モンクに捧げた作品。
モンクの意表を衝く風変わりな曲を見事に料理してます。というより、原曲を知っていてもアレンジしまくりで、分からないかも・・・。

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