JAZZの歴史



まずは、一応、JAZZの歴史から(・・・・これだけで引くんだろうなぁー)

100年くらい前のニューオルリンズ(←発音は、ニューオリンズじゃないんですよ!)で産まれた黒人音楽です。以上・・・・・・って説明になってない?

このニューオルリンズという街が重要でして、かつてはフランス・スペインの植民地。

港湾都市として栄えていたため色々な国の文化が入り込むかなり特殊な街だったため、ヨーロッパ各地の民謡やクラシック、フォーク・ソングetcを聴いていた黒人が自分達の身体の中に眠る独自のリズム感やフィーリングをミックスしたものがJAZZとなるわけです。

そこで、これらの音楽を生誕地にちなんで「ニューオルリンズ・ジャズ」または「ディキシー・ランド(南部を意味する)・ジャズ」と呼ぶようになりました。

このころの代表的なアーティストは「サッチモ」ことルイ・アームストロング。
トランペットで演奏し、ヴォーカルもこなす第一人者で、ちょっとハズレた音も味になる凄い人!
スキャットを創めたのは彼だと云われていて、何でも歌詞を忘れたため♪ドゥヴィドゥバッ〜♪と誤魔化したのが「スキャット」の起源とされています。日本では由紀さおりさんの♪ル〜ルルルル〜♪が最も有名なスキャットでしょう?(・・・知っている方々は40代以上と推測)


1920年代


次第に大都市へミュージシャンの移動が始まり(=音楽として認められ儲けの大きい地域に行った)、クラブ、ホール、酒場など、都会の夜の音楽といった傾向が強まります。


1930年代


ベニー・グッドマン、デューク・エリントンを代表とする、聴衆の身体が揺れる(スイング)ように興奮する音楽を白人が始め、これらをスイング・ジャズと呼ぶようになり、黒人層や一部の限られた人達の音楽から大衆性を獲得するようになります。


1940年代半ば


JAZZの世界に大変革が起こります。

アルト・サックスのチャーリー・パーカーやトランペットのディジー・ガルスピーなどによってもたらされた即興演奏(アドリブ)をしまくる演奏スタイルを「ビ・バップ革命」と言います。

それまでのJAZZは、その演奏スタイルを指す呼び方だったのに対し、ビ・バップ以降はジャズのスタイルをひっくるめた総称として「モダン・ジャズ」と呼びます。

このモダン・ジャズが1960年代まで枝分かれして、クール・ジャズ、ウエストコースト・ジャズ、ハード・バップ、ファンキー・ジャズ、モード・ジャズ、フリー・ジャズ、などを総称する呼び名になっていきます。

この頃の大スターというか、彼の作品を年代を追って聞けばモダン・ジャズの歴史が全て分かってしまうというのがマイルス・ディヴィス

チャーリー・パーカーのサイドマンだった彼がビ・バップに限界を感じ「クールの誕生」というアルバムを出したことでクール・ジャズが誕生するのですが、実際はこの集団のアンサンブルを重視したスタイルはスタン・ゲッツリー・コニッツなどの白人ミュージシャンが中心でした。


1950年代


ハリウッド映画が大ビジネスとなり映画音楽に関わるジャズ・メンがアメリカ西海岸に押し寄せ、そこから生まれた白人中心のジャズがウエストコースト・ジャズ。

なんで白人中心か?というと、音楽教育に恵まれていたので譜面を見て応じる力が黒人が弱かったからというとこでしょうか?

ウエストコースト・ジャズの特徴は滑らかなサウンドで、このスタイルの代表的なミュージシャンにはチェット・ベイカー、ジェリー・マリガンなどでしょう。


1950年代半ば


東海岸では若手黒人ミュージシャン達がビ・バップの見直しをはじめ、メロディ・ラインと即興演奏の融合の探求をした「ハード・バップ」(いわゆるフォービート・ジャズ)が誕生します。

モダン・ジャズの名盤と呼ばれるアルバムは、ほとんどがこのスタイルで、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーンソニー・ロリンズなどが名盤を残しています。

ほぉーっ、名盤はこの辺りに集中してるんだーと思った方々 ・・・・・甘いな!

ジャズの完成形と思われたハード・バップも'50年代末には一流ミュージシャン達は飽きてしまい、音楽上の理論を使ってアドリブを構築する「モード・ジャズ」へと進化します。やはり代表的なミュージシャンはマイルス・デイヴィスジョン・コルトレーンなど。

より黒人的なアーシーな感覚を反映させた「ファンキー・ジャズ」。代表的なミュージシャンはキャノンボール・アダレイ、ホレス・シルヴァーなど。


1960年代後半


ジャズはロックにマーケットを奪われます。

そこで元々、ロックもJAZZの影響を受けてるじゃないかー!!と怒った?マイルス・デイヴィスが8ビートやエレクトリック楽器を使った、エレクトリック・ジャズを創めます。

ここからよりポップな音楽性を求めたものがフュージョンと呼ばれたクロス・オーヴァーですが、今となってはフュージョンをジャズに括るのはどう?ってカンジですね。


1980年代


ジャズの歴史の中では無かった過去を振り返るということも起こりますが、やはり前進あるのみという、スティーヴ・コールマン のブルックリン派が活躍。

私の大好きなカサンドラ・ウィルソンも中心的メンバーの一人です。


1990年代


もうジャンル分けは無理ってくらい色々なスタイルが・・・というか、昔の焼き直しばっかりとも言う。そして、今日に至る。

何やら、中学の歴史の時間のように近代史になると卒業間近でレポートのみの授業で終了といった状態ですが、歴史についてはここまで!と、しておきましょう。

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