ヘアケア リンス&トリートメント
サラサラ、ツヤツヤの髪は女性の憧れでしょう。
そのために使う「リンスやトリートメントも主成分は合成界面活性剤です」というと、大抵の人は驚きます。
一般的なリンスやトリートメントにはカチオン系界面活性剤が主成分で、これは電気的に+の性質を持つ洗浄力の弱い合成洗剤です。
シャンプーのすすぎを丁寧に行う人は多いでしょうが、リンスやトリートメントは「効果が薄まるのでは」と、すすぎが充分に行われていない場合がほとんどです。
シャンプーのページでも指摘しましたが、合成界面活性剤には「タンパク質変性作用」があります。
髪に良いと考えられているリンスやトリートメントが、実は髪を溶かして細くさせ、さらに頭皮の健康も害してフケやカユミの原因になることもあるのです。
一般的にリンスは静電気を押さえ、「クシ通りを良くする」、トリートメントは「髪の傷みを治す」と考えられていますが、トリートメントで枝毛や切れ毛が治ったという人はいませんし、トリートメントで良くなるのもクシ通りだけ=トリートメントはリンスより添加物を多く(特に油分を濃く)したものなのです。
リンス
リンスの目的と効果は・・・・
1.シャンプーによってアルカリ性に傾いた毛髪のペーハー(ph)を毛髪がもっとも安定する等電点(ph4.5〜6.5)に戻す。
2.石けんカスを酸性にすることで、落とすやすくする。
3.頭皮を酸性にすることでバクテリアの繁殖を抑え、カユミを防ぐ。
リンスの選び方
石けんシャンプーに対応したものを選ぶ。
醸造酢を5〜6倍に薄めたものでリンスしても良い。
リンスの仕方
毛髪全体に行き渡る十分な量を使い塗布し、大きめなクシを使いモツレをとくようにとかします。1〜3分ほど放置してから、「溜めすすぎ」をします。
溜めすすぎ→洗面器にお湯を溜め、すすいだお湯を洗面器に戻すようにして繰り返しすすぐ方法です。
リンスに過度な効果を期待することはやめましょう。
トリートメント
傷んだ髪を治せるトリートメントはありませんから、トリートメントをする必要はありません!
どうしてもということであれば、純粋な植物油を使うと良いでしょう。
毛髪の表面のキューティクルは三層構造で出来ていて、油が付くと外側(表面)の層が伸びる性質があり、キューティクルが閉じた(締まった)状態になり、毛髪は安定した状態になります。(注)これはリンスによって等電点(酸性)になったときにも起こることです。
椿油などを付けていた昔の人の髪が傷んでいなかった要因の一つに、このように「理にかなったヘアケア」があったと言えるでしょう。
お風呂上がりにタオル・ドライをした濡れた髪に、植物油1〜2適を手のひらで伸ばして髪全体に行き渡るようにつけます。大きい目のクシでとかすのも有効です。
しばらく時間をおいてから、乾かすようにしてください。 また、乾いた髪に植物油をつけようとしても一箇所に固まってついてしまうので、お気をつけください。
また、リンスをするときの「溜めすすぎ」をするお湯の中に、椿油などを数滴たらしリンスと一緒に溜めすすぎをすると、クセ毛の方はストレートに仕上がりやすく、髪が多く広がりやすい方は落ち着きやすくなります。

