ヘアケア  ブロー、スタイリング、育毛・養毛

イラスト7

ブロー

毛髪は濡れているときに切れて、乾くと繋がる「水素結合」というものを持っています。
この水素結合を利用して形を整えながら乾かすのが、ブロー・セットということになります。
水素結合は、低温でゆっくり乾かすと強く、高温で早く乾かすと弱く繋がるという性質があります。

ブローの場合、ドライヤーの(吹き出し口では100℃以上)高温を利用して乾かすため、水素結合は弱くしか繋がりません。ブローではとれやすいクセ=作れる形に限界があることになります。

また、毛髪はタンパク質で出来ていますから熱には弱くドライヤーを至近距離で使うと「コゲ臭い」ニオイがすることがあると思います。
この場合、髪は「熱変性」を起こして、毛髪内部は溶けてしまい、冷えたときに固まるということなります。

熱変性を起こした髪は次にブローをするときには、さらに強い熱変性をさせないと形が付かなくなってしまい、結果的にボロボロの髪になってしまうのです。

ブローセットでは好みの形になりにくく維持も難しいのですから、ブローに時間をかけるより、好みの形になりやすいカットにして、楽にブローを出来るようにすることが髪への負担を軽くすることになります。

一方、アミカーラーやホットカーラーを巻いてセットすると、ブローよりも低温で乾かす訳ですから水素結合はより強く繋がり、取れにくいクセになります。
しかし、濡れている毛髪は、10〜15%伸びるという性質があり、その状態で引っ張られることが嫌いなのです。あまり負担にならない程度の力で巻き込むべきでしょう。

余談ですが、寝グセは頭の重みと枕カバーの繊維との摩擦で巻いて、体温で乾かすということになるので、非常に強く水素結合を繋げてしまうため取れにくいのです。寝グセが強くついてしまった場合は水素結合を切るために濡らし、改めてスタイリングしなければなりません。

完全に乾いた状態で寝れば、寝汗以外で寝グセが付くことは、ほぼ無いのですし、濡れた髪のキューティクルは開いた状態で、枕カバーなどの繊維とこすれると取れてしまうこともありますので、濡れたまま寝ることは避けるようにしてください。


ブロー・セットのコツ


ドライヤーの熱は高熱です!

1.ドライヤーは髪から20cm以上離し、一箇所に熱が集中しないように使うようにしましょう。
2.同じところにドライヤーの熱風を1秒以上当てると、髪が熱変性を起こす危険性があります。
常にドライヤーとブラシを動かしながら行うようにしましょう。


ブローの注意点

1.乾いている髪へのブローは傷める原因にしかなりませんから、乾いている髪へのブローはしない。
2.髪に油(脂)が付いている状態でのブローは熱変性を起こしやすいのでやめましょう。
3.ブロー用以外のブラシは使わないようにしましょう。


ブロッキングをしてのブロー

毛量や長さにもよりますが、70〜80%程度乾かしてから写真のような順番で進めると合理的です。
画像のようにキレイにブロッキング出来なくても構いませんので、是非チャレンジを!

以下のブロッキングの画像にカーソルを合わせると拡大拡大します。


ブロッキングブロッキング


1. 襟足から4cm程度の幅に分けとります。

ダッカールやクリップで強く留めてしまうと、跡が付いてしまうので軽く留めるようにしてください。



ブロッキングブロッキング



2. 1.の部分のブローが終わりました。

一番下の髪が、その上の髪をリードしますので、 ここでハネていると、仕上がり後、表面の髪は必ずハネてしまいます。



ブロッキングブロッキング
ブロッキングブロッキング








3. サイドの髪と、1.の上の髪を、一緒に分けとります。

一緒にブローすることで、サイドとバックサイドの繋がり、ブローの一体感が生まれますので、一緒に分けとりましょう。



ブロッキングブロッキング



4. 3.の部分のブローが終わりました。

2.で説明しましたが、サイドの一番下をここでブローして いますので、サイドの部分は丁寧にブローしてください。



ブロッキングブロッキング



5. 4.の部分のブローが終わりました。


残りのトップや前髪のブローをすれば終了です。



前髪のクセが強く、真っ直ぐおろせない。サイドがハネやすい。・・・・などといった場合は、問題の部分を最初にブローしてしまうか、全体を70〜80%乾かすときに、問題部分は50%程度乾かすようにして襟足から順番通りにすすめるようにしてください。

また、7〜80%ほどを乾かすときはワット数の大きなハンド・ドライヤーを使い、ブロッキングしながらブローするときはいわゆる「くるくるドライヤー」を使うと簡単+やりやすくなると思います。

髪は強いものの言うことを聞くという性質があり、根元と毛先なら根元の、短い毛と長い毛であれば短い毛のいうことを聞きます。内側の短い毛から始め、その中間部に上の髪が乗るようにすれば、内側の毛の言うことを聞くことになります。

内側がハネていなければ外側がハネることはありませんから、内側だけを丁寧に、表面はそれなりにブローすることもコツの一つです。

ブローブラシ

当店のおすすめ!ブローブラシ。
約2cmの「ナイロン」、ハンドル部分はAS樹脂の抗菌・防臭加工の施されたブラシです。
毛先がボール状になっているため頭皮を傷つけることがないブローブラシです。
詳しくはおすすめ商品のページでどうぞ!

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スタイリング

ドライヤーの熱から髪を守り・・・、潤いを保ちストレートに・・・、ベトつかずシットリ仕上げ・・・、etc

魅力的な効果があるかのようなスタイリング剤も頭髪化粧品ですから、装飾以上の効果はありません。
(化粧品に関して詳しくは、化粧品の危険性のページへ)
ムースやジェル、ワックスなどは、合成樹脂を合成界面活性剤で水に溶かしたもので、乾けば水は蒸発し、残った合成樹脂が髪を固めるので、スタイリングがしやすいといったものです。 (ムースを使ってスタイリングしたあと、髪に大量にフケのような白い粉が残る場合があります。これが合成樹脂です)
この合成樹脂が頭皮に残り、毛穴を塞ぐことがあります。毛穴に汚れが詰まると健康な髪が生えにくくなります。
また、一部の合成樹脂には環境ホルモン作用があることが確認されていて、ムースなどをつけたあとの手・指・頭皮に残った合成樹脂は正常な代謝を阻害しますし、合成界面活性剤の危険性は言うまでもありません。
朝、ムースなどをつけたあとに手を洗っても、夜までニオイが残っているような状態は異常ですよね?
また、一般的なヘアクリームやポマードは合成樹脂の代わりに石油を使い、その油分が髪に残るためツヤがあるように見えるのです。油分は髪に良いとは言っても、それは植物油のことです。
石油がタンパク質を溶かしてしまうのは、手や指に石油がついた後を想像すればわかると思います。
原材料に石油を使わないで作ることの出来るスタイリング剤は、懐かしく感じる人・聞いたことがない人がいると思いますが、「ポマード」や「チック」と呼ばれるものだけです。
しかし、このようなスタイリング剤も今では石油を原料にしているものがほとんどです。

スタイリング剤には、スタイリングの維持=装飾効果はありますが、ヘアスタイルを決定する最大の要因はカットです。

昔ながらの「おかっぱカット」を軽やかな動きのある仕上げにしたければ、スタイリング剤を使って仕上げる(実際は無理)よりも、希望のスタイルに仕上げやすくカットするほうが簡単ですし、自宅での再現性も高くなります。
スタイリング剤で、希望のスタイルに出来たとしても、無理があるため崩れやすいし、髪や頭皮にも負担がかかります。


スタイリング剤は使わないで、希望のスタイルに仕上げやすいカットにする!

使う場合は頭皮に付かないように注意して、丁寧なシャンプーで落とすようにしましょう。
当店のカットに対する考え方はヘアスタイルに対するコンセプトのページをご覧ください。

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育毛・養毛剤


育毛剤や増毛剤に本当に効果があるなら、何故?薄毛やハゲで悩んでいる人がいるのでしょうか??

テレビ等のCMを見ていると、まるで「コレさえ使えば、薄毛やハゲが解消!」という内容ですが、現実として、これらの商品を使って悩みが解消出来たという方を見た事がある人はいるのでしょうか?

育毛・養毛剤を使うと、スゥーっとするものが大部分なのですが、成分の50%程度がアルコールだからです。アルコールはタンパク質を溶かす性質がありますから、継続使用すると髪が溶け、細くなることがあります。
また、主成分が唐辛子エキスなどの場合が多く、これで血行を促進し、脱毛の時期を遅らせる程度の効果しか無いことは、一部の男性を見れば明らかでしょう。


毛髪はタンパク質で出来ています。そのタンパク質は食事で摂る以外の方法では毛母(髪を作るところ)には届きません。そして、その栄養を運ぶのは血液です。
ですから、良い毛髪にしたいのであれば、良質なタンパク質を摂り、血行を良くするビタミン類を摂り、マッサージをすることが、より大事だと思います。

どうしても使いたいのであれば、人体に害のない植物毒を刺激剤として血行を促進させるタイプの育毛・養毛剤にしてください。
また、壮年性脱毛はホルモンと密接な関係があります。男性の場合、女性ホルモンの分泌が少なく、男性ホルモンの分泌は多いため、体毛は濃く、頭髪は薄くなるのは当たり前です。女性でも閉経後は女性ホルモンの分泌が少なくなり、頭髪は薄くなっていきます。

育毛・養毛剤は、気休めに使う程度で、効果は期待しないほうが無難だと思います。


簡単なマッサージの仕方

肩こりなどと同じように血行を良くするには、その部分を柔らかくすることが効果的なのと同じです。
両手のひらで、耳の上をはさみこみ、頭皮を頭頂部に集めるような感じで、頭頂部にシワがよって柔らかくなればOKです。できればこの状態を数分間維持してください。もちろん、寝転んでやっても構いません。

または、親指、人差し指、中指の3本で、頭頂部の皮膚を「つまむ」ようにしてマッサージすると良いでしょう。頭頂部には「百会」というツボがあり、「気」の出入り口にあたるのだそうです。ストレスが溜まる=悪い「気」が溜まり、ここをマッサージして悪い気と良い「気」の交換をすると良いそうです。(別名下痢ツボといわれる由縁は「気」が抜け過ぎて、トイレに行きたくなるからということだそうです)

このやり方で、頭皮の健康診断が出来るのですが、頭頂部が柔らかく、つまみやすければ頭皮の状態は良く、つまみにくければ悪い状態だと考えてください。
頭皮の血行が悪ければ、このマッサージ方法がとても気持ち良いですよ!

ウッドピン・ブラシ


マッサージが面倒!・・・という方は、こちらの木製マッサージ・ブラシをおすすめします!
仕入れると、すぐに売り切れになってしますほどの人気商品です。

詳しくは、 おすすめ商品のページでどうぞ!


ヘッド・スパ

こちらは「頭皮をつまむ」マッサージ用のヘッド・スパという商品です。

前述のように頭皮を「つまめる状態」が良い状態なのですが、ここ数年、頭皮がこっていると感じるお客様が増えていると感じることが多くいらっしゃいます。
眼を大きく開けると眉毛が上がりますが、その筋肉を動かすときに頭皮内の眉毛の延長上の筋肉も使います。
筋肉が凝ると血行が悪くなるのは肩コリなどと同じで、髪を作る栄養を運ぶ血流が悪くなることになり抜け毛を起しやすくなります。そんなコリをほぐしたいという方に、おすすめです。(詳しくは、おすすめ商品のページへどうぞ!)

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