「ほたて」は,どうして難しい歌を小さい子でも歌えるの??
「ほたて児童合唱団」は,創立当初から三善晃先生始め,児童合唱の難曲といわれる作品も数多く取り上げてきました。
でも,「難しい曲」とは??
三善晃先生は「現代の音楽展(三善晃の世界)」の中でこう話されました。
「私も“子どもらしい曲??”と言われる作品をいくつも書いてきた。しかし,「難しい曲」の定義は?
「難しい」というのは大人が決めつけているもので,それは大人の「怠惰」ではないか‥‥」と。
私も全く同感である。めちゃくちゃ難しそうな楽譜も「音にして」やれば,子どもたちは耳から「スポンジ」のように吸い取っていく。
そして,それらが好きになってしまう‥‥

それでは,ほたての「音から覚える練習法」とは。

音楽用コンピューターで,楽曲の全体演奏・各パートの音を作る。
団員一人ひとりに自分のパート練習用のCDを配布(年間4枚ほど作製)し,団員は楽譜を見ながら自宅でパート練習をして来て,練習日に合わせる。
数々の「レコーディング」もとっても勉強になります。
それが「成果」として,様々なステージ(コンクール・共演・定期演奏会)に発揮されるのです!!