〜ボーナスステージの差異〜

夢の泉デラックスは夢の泉の物語のリメイク版であることは言うまでもありません。
しかしただの移植ではなく様々な点が変更しており、また意図せず変更されている部分もかなりあります。
リメイク前後の違いをここでは分野別に分けて説明してみましょう。

今回はボーナスステージの違いについて。
ボーナスゲームとよく間違われるが、ボーナスステージまたはサブゲームというのが正しい(どうでもいいけど)。
さらにどうでもいいが、ボーナスステージがメインゲームに出てくる方で、サブゲームがゲームセレクト画面から選べる方である。

本題に入るが、まずゲーム自体が違う(何をいまさら)。
FC版ではクレーンフィーバー、たまごきゃっちゃ、早撃ちカービィ。
GBA版では爆裂ボンバーラリー、カービィのエアグラインド、刹那の見斬り改。
この3つはそれぞれ対応しており、
クレーンフィーバー⇔爆裂ボンバーラリー
たまごきゃっちゃ⇔カービィのエアグラインド
早撃ちカービィ⇔刹那の見斬り改
という風になっている。ボーナスステージがある場所もこの様に対応している。
それでは一つ一つ違いを見ていくことにしよう。

@:クレーンフィーバー⇔爆裂ボンバーラリー
カービィのボーナスステージの特徴はワンキーゲーム(ボタン一つでできるゲーム)ということである。
一つのボタンでできることといったらある程度限られてくる。
つまり「連射」「早押し」「押したか押さないか」「押すタイミング」の4つでほとんど出尽くされてしまう。
@では「押すタイミング」を採用している。クレーンフィーバーはどっちかというと「離すタイミング」だけど。
クレーンフィーバーは6つのゲームの中で唯一4UPの可能性があるゲーム。
レベル1は簡単だが、レベル2、3で大カービィを取ることはなかなか難しい。
爆裂ボンバーラリーは「押すタイミング」のシステムを十二分に生かしたゲーム。
レベルによる難易度の上がり具合も1番マトモ。しかし向いの敵に攻撃できないのは少し物足りない。

A:たまごきゃっちゃ⇔カービィのエアグラインド
「押したか押さないか」を採用した2つのゲーム。しかし難易度は対極である。
たまごきゃっちゃは難易度が最も高いゲーム。レベル1でも3UPを取るのは相当難しい。
何回もやってタイミングをつかむのがコツ。
カービィのエアグラインドは逆に難易度が最も低いゲーム。レベル3でも普通にやれば3UP取れる。
どっちかというと己(自分の記録)との戦い。カービィのエアライド(GC)の前振り的なもの。

B:早撃ちカービィ⇔刹那の見斬り改
「早押し」を採用した2つのゲーム。両者のスタイルはほとんど変わっていない。
変わったところといえば前者はお手つきが1回だけありだったが、後者では無し。
前者では同タイムだと負けになるが後者では仕切直し。
敵のタイムが違う、といったところくらい。(詳しくはその4参照)

今回の変更点は全体のも含めて以下の通り。
001クレーンフィーバーが爆裂ボンバーラリーに変わった。
002たまごきゃっちゃがカービィのエアグラインドに変わった。
003早撃ちカービィが刹那の見切り改に変わった。
004100%にしなくてもボーナスステージをサブゲームとして何回でも遊べるようになった。
005サブゲームが通信対戦できるようになった。
006ボーナスステージのほどよいからくち・ちょっとからくち・すごいからくちの記述がなくなった。
(難易度が下がったから?)
007ボーナスステージでAボタンしか使えなくなった(前はBボタンでもできた)。


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