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あくまで映画素人の「超個人的感想」なので、深く突っ込まないでね(笑)
最近はさらに個人的好みに走った作品が多くてごめんなさい。
私は地上波、BS2、スカパー(スターチャンネル)で観ています。
レンタルビデオも出ている作品ばかりなのでご覧になってみてください。
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02'11月に見た映画〔1作品〕 |
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ジェシカおばさんの事件簿/二つの墓の謎 |
2001年アメリカ |
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推理ミステリーもの |
監督:アンソニー・ショウ
出演:アンジェラ・ランズベリー、フィリシア・ラシャド |
古き良き時代の南部では奴隷は物として扱われていた。そしてある奴隷が農場主を殺したという無実の罪で射殺される。何年もの時を越えてその黒人奴隷の子孫と、その彼の雇い主の姪っ子のジェシカが真犯人を探り出す。 |
TV映画ということでそう期待もしていなかったが、TVシリーズの「ジェシカおばさんの事件簿」同様、主役はアンジェラ・ランズベリーなので見てみた。これが予想外に面白かった。いまだ根深い人種差別の問題に涙涙で泣きっぱなしでした。風景も時代背景も綺麗で私は楽しめた。映画として出なく、長編TVシリーズといった感覚で見るのがいいだろう。 |
02'10月に見た映画〔3作品〕 |
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スティグマータ/聖痕 |
1999年アメリカ |
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憑依系オカルトもの |
監督:ルパート・ウェインライト
出演:パトリシア・アークエット、ガブリエル・バーン |
母の旅行のお土産を手にしたときからフランキーの様子は変わる。突然の頭痛と両手首に穴が開き血があふれ出した。「聖痕」の出現でキリストの奇跡を調べる神父アンドリューがバチカンから派遣された。そして次々と起こるフランキーの聖痕を調べていくと・・・。 |
主役のパトリシア・アークエットは取り立てて美人でもないが、かえってこういう作品では輝く。内容はエクソシストのキリスト版でとりたてて斬新さはないがそれなりには出来上がっている。とくに腕にくいを打ち込まれるシーンのフラッシュバックはおもわず目を背けたくなるほど、映像と音のバランスがいい。神父のガブリエル・バーンも相変わらずいい男でこういうオカルト系にははまる。「アリー」のネルが超端役で出演。髪の毛可愛い♪ |
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ザ・セル |
2000年アメリカ |
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サスペンス・スリラーもの |
監督:ターセム・シン
出演:ジェニファー・ロペス、ヴィンス・ヴォーン |
強度の分裂症である連続殺人犯、カール・スターガーのこことの中に入り込む心理学者のキャサリン。彼の異常な世界に入り込み、なんとか被害者の居所を聞きだそうとするが・・・。 |
さすがミュージック・ビデオ出身の監督だけあり、画像がとにかくすごい。ちょっとリンチを思い起こさせるような独特の色彩感覚と映像美でとにかくひきつけられる。私はこの映画を3回も見てしまったが、毎回目が釘付けになるほど面白かった。まあ、賛否両論分かれがちな内容ではあるが、やはり映画って映像なのよ!とつくづく思わせる映画。場面場面で異なるロペスの美しさも必見である。犯人役も最高に薄気味悪くて○。 |
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完全犯罪 |
1999年アメリカ |
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サスペンスもの |
監督:マイク・バーカー
出演:アレッサンドロ・ニヴォラ、リース・ウィザースプーン |
リサイクル会社で働くニックはお金ほしさに覚せい剤の売買に一役かってしまう。それがもとで金の工面のために金持ちの友人を騙そうと恋人のリサと完全犯罪を企てる。 |
なんだか途中までは結構はらはらどきどきして楽しめたんですが後半一気にトーンダウンしてしまう。妙にのほほんとしてるというか、気が抜けちゃったというか・・・。結局騙されたニックを思わず笑っちゃうような。。しかも最後は恋愛までもうまくいって大団円。うーーん、こういうハッピーエンドで終わっちゃうのか。それってリサの立場がぁぁぁ。物足りないというよりラストがほのぼのしちゃってがっくりでした。 |
01'11月に見た映画〔3作品〕 |
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クリスタル殺人事件 |
1980年アメリカ |
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探偵ミステリーもの |
監督:ガイ・ハミルトン
出演:アンジェラ・ランズベリー、エリザベス・テイラー |
ミス・マープルの町に映画女優と監督が撮影にやってくる。そんな中でおきた殺人事件。どうやら犯人は間違って殺人を犯したらしい。本当の目的は大女優だった。 |
アガサ・クリスティーのミス・マープルもの。犯人探しは難しくないものの、全体に流れる雰囲気はなんともいえず優雅。エリザベス・テイラーがホントにキュートで華やかでまさに女優!クリスティーものにも常連の彼女だがミステリーが似合うよね〜。真相が明らかになるとただただ物悲しくて切なくなるのはやはり私が母親だからなのかな?ところでクリスタルって何を指しているんでしょう・・・? |
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ストレイト・ストーリー |
1999年アメリカ |
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ヒューマンもの |
監督:デヴィッド・リンチ
出演:リチャード・ファーンズワース、シシー・スペイセク |
喧嘩別れしていた76歳の兄が病気で倒れた。73歳のアルヴィンは兄に会いに行くためにトラクターに乗って旅に出た。 |
リンチの作品っぽくないといえばぽくないのだが、ところどころに「リンチ色」が溢れている作品です。うーん、久々のヒットでしたね。なんともいえずアルヴィンおじいちゃんが可愛い。シシー・スペイセクは心に病を持つ娘の役なんだけど、重たくなくさらっと演じていてかえって胸を打つ。トラクターで旅する中でいろいろな人と出会うんだけど中でも「双子」がいい!そしてこのゆったりした感覚・・・ああ、是非観て下さい! |
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ジャック・フロスト |
1998年アメリカ |
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ファミリー・ファンタジーもの |
監督:トロイ・ミラー
出演:マイケル・キートン、ケリー・プレストン |
突然の事故で死んだ父親がある日、庭先の雪だるまになって帰ってきた。事態を飲み込めない息子は信じないまでも、その雪だるまに惹かれていく・・。 |
何気なーっく観たら案外泣いちゃったぞって作品です。自分が雪だるまになったことが信じられない父親と雪だるまが父親なんて信じられない息子。コメディタッチでありファンタジーでありお涙頂戴ものでもあるの。この時代になんだかちゃちくさい雪だるまがなんとも言えずいい雰囲気ではある。冬に子供と観たい映画の一つです。 |
01'10月に見た映画〔5作品〕 |
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ワーキング・ガール |
1988年アメリカ |
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サクセスストーリーもの |
監督:マイク・ニコルズ
出演:メラニー・グリフィス、シガニー・ウィーバー、ハリソン・フォード |
大会社の女性重役の秘書テス。日の目を見ることもないしがない0Lの彼女は上司の事故をきっかけに彼女になりすまし大きな仕事を手がけることになった。 |
懐かしい映画ですが決して古臭くないのでおすすめ。メラニー・グリフィスはとーってもキュートでシガニーも悪役ぶりがめちゃくちゃ良いです。ハリソンはとってつけたような役柄で彼の魅力を充分に堪能は出来ませんが(笑)。アカデミー賞もいくつか候補に挙がっていますが派手さがない分作品賞は取れなかったようです。それでも唯一音楽賞をとったあの有名な曲はほんとに元気にさせてくれます。日本のドラマ「HOTEL」を思い出すけどね(笑) |
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シックス・センス |
1999年アメリカ |
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ミステリーホラーもの |
監督:M・ナイト・シャラマン
出演:ブルース・ウィルス、ハーレイ・ジョエル・オスメント |
学校になじめず孤独な少年コールを救おうとする児童心理学者のマルコム。ところがコールには第6の感覚「死者を見る」という感覚が備わっていた・・。 |
これは絶対映画館で観たいと思ってスクリーンで観ました。で、先日やっとブラウン管で見ることが出来たのですが、充分ブラウン管でも楽しめる映画です。最後のとっておきのシーンは2回目になるとさすがに色あせますが途中の伏線は2回目のほうがより鮮明に感じ何度でも楽しめます。コールが車の中で母親と話すシーンは何回観ても涙涙です。ハーレイ君はこの映画が一番だとつくづく感じてしまいますよ。とにかく1度は見ないといけない映画です(笑)。 |
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トム・ハンクスの大迷宮 |
1982年カナダ |
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青春ミステリーもの |
監督:スティーブン・ヒリヤード・スターン
出演:トム・ハンクス、クリス・メイクピース |
転校してきたロビーを流行のRPG”迷宮と怪物”に誘ったケイトとJ.Jとスティーブ。近くの洞窟で各キャラクターになりきってゲームを始めるがロビーがだんだん変わっていってしまう・・・。 |
なんだか途中から極端に話が変わっていってちょっとついていけないかなあとも思ったんだけどトム・ハンクスの演技力のおかげかラストはなんともいえない余韻の残る作品。とにかくトムが若くてさすが20年前の作品!という感じ。お勧めとはいかないけどトムファンはとりあえず観ておこうね♪ |
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バーティカル・リミット |
2000年アメリカ |
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登山アクションもの |
監督:マーティン・キャンベル
出演:クリス・オドネル、ビル・パクストン |
ロッククライミング中に事故にあい、父親を死なせてしまった兄を許せない妹アニーは父の遺志を受け継いで登山家になった。それ以来山を避けてきた兄ピーター。ところがアニーがK2で遭難してしまいニトロを持って彼女を助けに山に入った・・。 |
もう、初っ端から手に汗握るシーンの連続!アクションもすごいんだけど山の景色もいい。地味な役者陣ながら人間描写もよくできていて「これ”2”が出たら見ちゃうな〜。」と思いました。期待してない映画だったけど面白かった。でもこの映画はスクリーンで観たかったなぁと思う。スケールが大きいのでブラウン管では迫力が半減してしまいます。観とけばよかったと後悔した作品(笑)。 |
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アイドル・ハンズ |
1999年アメリカ |
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殺人鬼コメディもの |
監督:ロッドマン・フレンダー
出演:デヴォン・サワ、セス・グリーン |
マリファナ吸ってTVを見るだけの怠惰な生活をしているアントン。ところがそんな彼の右手に殺人鬼の悪霊が乗り移り、血を求めて殺人を続ける。 |
最初は怖い映画なのかと思ったら、友達がゾンビ化してからは一転コメディに(笑)。配役の絶妙さから軽快なホラーコメディになった。セス・グリーンも良いし、ジェシカ・アルバも可愛い♪シザーハンズのパロかとも思ったけど全然違いました・・ははは。ここまで笑いに徹してるとB級ながら拍手ですね。鉛筆削りで爪を研ぐとこも笑ったな〜。ラストシーンが妙にほのぼのして爽やか。ホラーでこんなに後味がいいのって無いよね〜。ご都合主義満載だし、結局アントンはどうなるの?みたいなことはいっぱいあるけどそんなこと飛んじゃうほどおかしい(笑)。映画館で見るには内容的にがっくりくるかもしれないけど、家で観るには良いですよ♪ |
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01'09月に見た映画〔9作品〕 |
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ミミック |
1997年アメリカ |
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モンスターパニックもの |
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ミラ・ソルヴィーノ、ジェレミー・ノーサム |
害虫によりもたらされる病気に立ち向かうために作られた昆虫”ユダ”。メスに生殖機能は無く1代のみの生物だったはずなのに地下でひそかに繁殖を繰り返し巨大な生物に変化していった・・。 |
モンスターパニックマニアの私としては見ておきたかった作品(笑)。ミラ・ソルヴィーノがとっても綺麗だし、巨大昆虫が良く出来ていてめちゃくちゃ気持ち悪くってよかった。粘液のねばねば感がクローネンバーグを思わせるが、違います(笑)。ヤングライダーズのジミーことジョッシュ・ブローリンが端役で登場。ちょっと嬉しかった♪こういうパニックものはストーリーやラストはお決まりなので、「モンスター」の出来不出来にかかっています。エイリアン2を思わせる”卵”の不気味さなど鳥肌がいっぱいたつなかなか上出来のクリーチャーが○! |
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ザ・ハリケーン |
1999年アメリカ |
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冤罪ヒューマンもの |
監督:ノーマン・ジュイサン
出演:デンゼル・ワシントン、ヴィセラス・レオン・シャノン |
実在の人物、ルービン・ハリケーン・カーターは幼い頃から人種差別の犠牲になってきた。でもそれをばねにしてプロボクサーになった彼に、またも白人の罠が待っていた。無罪ながらも終身刑を受けるハリケーンの自叙伝を読んだ黒人少年レブロ。親代わりのカナダ人3人と共にハリケーンの釈放運動をはじめる。 |
ぜんぜん期待してない映画だったのに「なにこれ!」っていうほど感動した!!2時間半という大作ですがデンゼルの名演技と脚本の良さで本当に良い作品だった。もう後半は泣きっぱなし。とにかく久しぶりに感動しました。デンゼルは前からいいなあ〜と思ってたけどここまでかっこよかったとは!是非是非見てください!スクリーンで観たかったな〜。 |
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イーストウィックの魔女たち |
1987年アメリカ |
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ラブファンタジーもの |
監督:ジョージ・ミラー
出演:ミッシェル・ファイファー、ジャック・ニコルソン、スーザン・サランドン |
スーキーとアレックスとジェーンはバツイチでいつも3人でいた。3人で同じことを考えるとなぜか現実になってしまったり・・。そんなある日3人はまた「王子様が現われますように」と願うとイーストウィックに1人の男が越してきた・・。 |
ジャック・ニコルソンはホントに名優だよね〜。つくづく実感する。3人の女性も黒髪・赤毛・ブロンドと取り揃えすごくそれぞれが印象的でいい。内容は「無いよう」的な部分もあるけど(笑)、面白い!ひとつひとつの場面が楽しいし、ジャックの演技にとにかく惹きつけられる。最初はこんな「スケベ親父」のgどこがいいの?って思っててもだんだんはまってしまうし(笑)。お薦め映画です♪ |
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アンドロメダ・・・ |
1971年アメリカ |
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エイリアンパニックもの |
監督:ロバート・ワイズ
出演:アーサー・ヒル、デビッド・ウィン |
人工衛星が落ちたことで胃潰瘍の老人と赤ちゃんを残して小さな町が死滅した。有能な科学者たちが集結しその原因を解き明かそうとする。 |
当時はかなり新しい手法だったのじゃないかと思われる映像で、古いながら新鮮な感覚があった。全てが隔離された研究室の中という設定だが、思った以上にハラハラドキドキする。次第に解明されていく謎の物質・・・こういうの好きなんです(笑)。今だったら絶対動物愛護協会からクレームが来そうな部分もありますが、マンガのこま割りを思わせるような画面構成も楽しめる。全てが近代化されている中、ファックスがタイプライターの変形したものというのがまたなんともいえず良い(笑)。 |
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ダブル・ジョパディー |
1999年アメリカ |
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サスペンスもの |
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:アシュレイ・ジャド、トミー・リー・ジョーンズ |
船上で夫を殺したとされ刑務所に入ることになったリビーは、ある日その夫が生きていることを知る。無実でありながら6年間の投獄生活に耐え、「同じ罪で2度裁かれることはない」という”ダブル・ジョパディー”という法律の元、復讐に燃える・・。 |
アシュレイ・ジャドはすごく好きな女優さんです。この映画でも彼女の魅力が堪能できます。封切りの際、よっぽど足を運ぼうかと思ったんだけど、結局ビデオでもいいかな〜と思い行かなかった作品。うん、私の判断は当たりかな(笑)。ブラウン管でも十分ですね。難をいえばサスペンスとしては今ひとつ盛り上がりに弱いのと、名優トミー・リー・ジョーンズの起用の意味があまり感じられなかったこと。無理やり「逃亡者」にしなくても・・・(笑)。ラストもあっけない。でもそこそこに面白かったのはやっぱりアシュレイの魅力なんだろうなあ〜。 |
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ザ・フライ |
1986年アメリカ |
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ラブ・ロマンスもの |
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ジェフ・ゴールドブラム、ジーナ・デイビス |
天才科学者のセス・ブランドルは物質を転送する機械を発明した。試行錯誤の結果、生き物も転送できることが証明され、自らも実験台になった。転送後から徐々に自分の変化に気がついたブランドルはコンピューターから自分が装置に紛れ込んだハエと遺伝子レベルで融合してしまったことを知る・・。 |
とにかく私の中でベストテンに入るお気に入りの映画。ねばーっていう粘液や背中にはえた剛毛の質感、ジェフ・ゴールドブラムの”はまり役”ともいえる演技。更にストーリーの奇抜さと各背景、小道具の精密さ・・・どれをとっても最高の映画でした。何度も観てるのですが最後は必ず泣いてしまいますぅ。未だに思わず目を覆うようなシーンも数多く、いつ観ても新鮮な感動ができます。2も観てますが、それもなかなかの出来です。とはいってもやはりこの作品には負けますが・・・。 |
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ユー・ガット・メール |
1998年アメリカ |
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ラブ・ロマンスもの |
監督:ノーラ・エフロン
出演:トム・ハンクス、メグ・ライアン |
小さな書店を経営するキャスリーンは近くにオープンした大型ディスカウント書店FOXの社長ジョーと犬猿の仲。そんなキャスリーンにはEメールをやり取りしている男性がいて彼が心の安らぎとなっていた。 |
内容はありがちなラブロマンスでこれといって目新しさも無いんだけど、メグとトム・ハンクスの息の合った二人が結構見せてくれる。エレベーターボーイに「プラクティス」のジミーが出ていたり、メグがスタバのキャラメル・マキアートを頼むシーンなど個人的にはくすぐられる要素もあった。でもいかんせんトム・ハンクスの遣い方がもったいない。全体的にはほのぼのして決して悪くないが、印象の薄い作品になってしまったのが残念。 |
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メリーに首ったけ |
1998年アメリカ |
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ラブ・コメディもの |
監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
出演:キャメロン・ディアス、ベン・スティラー |
高校のアイドルだったメリーを探して私立探偵ヒーリーに頼むテッド。ところがヒーリーもメリーを好きになっちゃってテッドに嘘の報告をした。 |
あのマット・ディロンが見る影も無い、やさ男を好演(笑)。アウトサイダーとかリトル・ダーリングの頃のマットはどこ〜!!でもキャメロンは輝く美しさで、なかでも”ヘアジェル”は爆笑した。ベン・スティラーがまたすごく味があっていい。ああいう男の人好きだなあ。あの”ギブス犬”も最高!更にこの映画、エンドロールまで十分楽しめます。とにかくお気楽に楽しく観れる映画。でもくれぐれもお子様と一緒には観ないで下さい(笑)。 |
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殺人ゲーム |
1999年アメリカ |
NowPrinting |
警察サスペンスもの |
監督:ティム・ハンター
出演:スコット・バクラ、レオン |
親子2代で刑事のマトーニに15年前の事件を彷彿させる連続殺人事件の担当が回ってくる。相棒はFBIの黒人捜査官。彼と捜査していくにつれ自分の中にある偏見に気づく。 |
「タイムマシーンにお願い」のスコット・バクラの近年の作品。TVムービーなだけに豪華な印象は無いが人種差別の意識に段々気がついていく男を好演している。実際、「タイムマシーン〜」とはちがい、全てに後向きな男で彼のイメージとも違うんだけどさすがの演技力で最後までひっぱられた。先が読めるストーリーを高く評価はしないが黒人捜査官役のレオンもしっかりとした人物を作り上げ、役者たちによって救われている作品だと思った。 |
01'08月に見た映画〔2作品〕 |
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グリーンマイル |
1999年アメリカ |
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社会派ファンタジーもの |
監督:フランク・ダラボン
出演:トム・ハンクス、マイケル・クラーク・ダンカン |
死刑囚舎房で看守を務めるポールの元へ、2人の幼女をレイプし殺した男ジョン・コーフィがやってくる。その犯歴とは裏腹に優しく臆病なこの男には不思議な能力があった。 |
映画館で見損ねた作品だったのですごく期待して観た。結構スクリーンで観た人には評判がイマイチだったらしいけど私はすごく泣いた・・。トム・ハンクスの”抑えた
”演技と周りの俳優陣の名演で、素晴らしい作品に出来上がったと思う。様々な問題をやんわり片付けてみやすく、単純に感動できる作品です。心の奥底に訴える力は少ないにしても、ダンカンの澄んだ瞳に本当に泣ける!3時間という長い時間なので登場人物もよく描けている。あくまでも”ファンタジー”として観て欲しい。スティーヴン・キングの作品ということも頭において貰えばきっと合格点が出せると思う。 |
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マトリックス |
1999年アメリカ |
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SFワイヤーアクションもの |
監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー・アン・モス |
普段は平凡なプログラマーとして働く男トマスはハッカー”ネオ”という裏の顔を持っていた。そして謎の女性に導かれ、モーフィアスという男に会う。そして理解できがたい世界の話を聞く・・・。 |
ワイヤー・アクションの走りで、当時もっとも話題の映画でした。映画館でも見たんだけど難解な前半で少し疲れる部分もあったけど、家で見るとなると話は別。スクリーンの迫力は無いにしても楽しめるエンタメに仕上がり、痩せてかっこよくなったキアヌも○。部分部分の映像はかなり凝っているし、救世主という自分の存在を自覚したネオには向かうところ敵無しで、気分爽快♪ラストでスーパーマンになっちゃったのはびっくりしたけど・・(笑)。とりあえず、一度は見るべき作品です。内容より画像テクニックを堪能してください。 |
01'07月に見た映画〔12作品〕 |
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アンナと王様 |
1999年アメリカ |
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時代ラブロマンスもの |
監督:アンディ・テナント
出演:チョウ・ユンファ、ジョディ・フォスター |
英国人の教師アンナは息子のルイと共にシャム(バンコク)へ赴く。そしてモンクット王の王子達や妻たちの教師となる・・。 |
久々に出会った一押し作品!チョウ・ユンファがまた最高なの。「王様と私」のリメイクでストーリーもいいし、脇の人間描写も細かく、様々なエピソードが重なるのに全く苦にならない。チョウ・ユンファがまさに「キング」という風格でこの映画をまとめ上げているといった感じです。あちこちに涙したりハラハラしたり拍手したり・・というエンタテーメントの高さも見どころ。時間があるときには絶対タオル片手に見て欲しい映画です。 |
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イグジステンズ |
1999年アメリカ |
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近未来SFもの |
監督:デビッド・クローネンバーグ
出演:ジェニファー・ジェイソン・リー、ジュード・ロウ |
近未来、ゲームは進化を極める。”ゲームポッド”といわれるコントローラーを直接人間と接続させてヴァーチャルな世界に入り込んでいく。ゲーム・デザイナーのアレグラもそれを使った新しいゲーム「イグジステンズ」を開発した。 |
とにかく小物がよく出来ている。たとえば双頭のトカゲや、骨で作った銃、へその緒と生殖器を連想させるゲームポッドなんかね。グロテスクでエロティックというクローネンバーグっぽい作品ではあるが、迫力がイマイチね〜。私は「ザ・フライ」という映画が大好きで何度も見たけど、彼の芸術的な”クリーチャーもの”と脳裏に焼きつく映像が今回はちょっと弱かったのが残念。印象的な俳優を使う彼ならではの配役はすごい。ウィレム・デフォーも妙に○。 |
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クルーエル・インテンションズ |
1999年アメリカ |
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学園ドラマもの |
監督:ロジャー・カンブル
出演:サラ・ミッシェル・ゲラー、ライアン・フィリップ |
富豪の異母姉弟のキャスリンとセバスチャンは人を傷つけることを楽しんでいた。ある日新しい学園長の愛娘がバージンと知って新しいゲームを思いつく。 |
なんだか見ているだけでうっとりのライアンとサラが主演だがストーリー自体はこれといって盛り上がらない。それでも中盤まではゲームを楽しむ二人の駆け引きがスタイリッシュでもあり面白かったりもするが、ライアンが突如いい子になっちゃったり、あっという間に死んじゃったり、秘密の日記をコピーされたり・・・そのへんがなんだか中途半端で納得いかないの。でもこのあとリースとライアンの”ラブラブ”を思うと興味深くもあったりするか・・(笑)。 |
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奇跡の恋人たち |
1999年アメリカ |
NowPrinting |
学園ファンタジーもの |
監督:ロブ・ヘッデン
出演:ジョナサン・フレイクス、ガブリエル・マン |
恋人マシューがドラックを飲まされて溺れるところを助けようとしたレイチェルが逆におぼれて死んでしまう・・。ゴーストとなった彼女はマシューにドラッグを飲ませた犯人を、案内人のウィルと共に探し始めた。 |
映画「スタートレック」のライカー副長で、おなじみのジョナサン・フレイクスが案内人のウィルを好演。内容的にはTV映画ということもあり、「まとまってる」という印象。ただラストでウィルの正体が分かった時は涙がボロボロっとでてくる。思ってもいなかった感動がありました(笑)。 |
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スリーピー・ホロウ |
1999年アメリカ |
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ミステリーホラーもの |
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ |
科学的捜査を信条とするクレーン捜査官はスリーピー・ホロウという小さな村の殺人事件を担当する。そこでは夜な夜な首のない騎士が自分の首を求めて人間の首を切り落とすというのだった・・。 |
ホラーですがジョニデの三枚目の役どころから恐怖よりも映像の美しさなどに目を奪われ、軽めに楽しめるオカルト作品に仕上がっている。またもクリストファー・ウォーケンの強烈な演技にノックアウトされました(笑)。ノイズとはうって変わって、生き生きとして見えるジョニデに私も嬉しくなってしまった。ビッチ女優といわれるリッチも今回は髪を金髪にして「白の魔女」をアピール。なかなかよかったです。コッポラも製作にかかわってるとの事で映像的には文句なし。「死者の木」からホースマンが飛び出すところ・・・すごいです! |
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ラストサマー2 |
1998年アメリカ |
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殺人鬼ホラーもの |
監督:ダニー・キャノン
出演:ジェニファー・ラブ・ヒューイット、フレディ・プリンゼJr、ブランディ
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ラジオでバハマ行きが当たった友人と共にバハマへ行くジュリー。そしてシーズンはずれのその孤島でまたも「フィッシャーマン」の影に脅かされる。 |
学園ホラーといえば「スクリーム」ですがこちらは「スクリーム」ほど怖くもないし、派手でもない。ようはジェニラブちゃんを堪能する映画という感じです。まあ、ファンは必見ですね(笑)。作品の脚本的には「シャイニング」に通じるものがありますが、恐怖感は半減。殺人鬼のベンもこれといって特徴ないですし・・。俳優陣が「イマドキ」って事意外、目新しいものはないです。「1」を観てないので、余計そう感じるのかなあ・・? |
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ドクター・ドリトル |
1998年アメリカ |
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アニマル・コメディもの |
監督:ベティ・トーマス
出演:エディ・マーフィー、オシー・デイヴィス |
小さい頃動物と会話することが出来たドリトルは人間の医者になった。でもある日、また動物の声が聞けるようになり、動物たちが診察を求めて集まってきた。 |
エディのコメディは痛快で大好き。更に「ベイブ」以上の動物の軽快な”しゃべり”が楽しい!もうロドニーとラッキーも可愛いんだけど、あの酔っ払った猿が最高なのよね(笑)。全ての動物がすごい演技をしていて驚かされます。SFXが駆使されてます。こりゃあ、「ドリトル2」もめちゃめちゃ楽しみですね〜。子供と動物に弱い私としては・・・ははは。 |
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ノイズ |
1999年アメリカ |
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SFサスペンス・スリラーもの |
監督:ランド・ラビッチ
出演:ジョニー・デップ、シャーリーズ・セロン |
宇宙飛行士のスペンサーはミッション中に事故に巻き込まれてしまう。そして地上との交信が2分間途絶えた・・。生還したスペンサーに、妻はなにか不可思議なものを感じ始める。 |
ジョニー・デップのSFもの。ホラー・オカルト系のよく似合う彼ですが、SFはやっぱ違うかも(笑)。ストーリー的には妊娠した妻の精神的なものかなあと最後まで思ってた。だってスペンサーはそんなに奇行という感じはしなかったし・・。もうちょっと「ラジオ」という小物をしっかり使うとよかったんじゃないかなあ?お陰でラストが陳腐。もっと妻の妊娠における精神不安定をひっぱって、でも本当は??ってあと味の悪いラストにしたほうが好きだな(笑)。前半なんかは結構上手に描かれていたのに・・豪華な役者陣ももったいない! |
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エバー・アフター |
1998年アメリカ |
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ラブ・ファンタジーもの |
監督:アンディ・テナント
出演:ドリュー・バリモア、ダグレイ・スコット |
貴族の血をひきながら継母に召使として育てられた少女ダニエル。王子様と出会い恋に落ちるが、数々の試練が。シンデレラを元に、より現実的な女性を描いたお話。 |
ドリューがなんといっても可愛いし、たくましい!シンデレラが本当のお話ならこんな感じだったろうなぁと想像させます。レオナルド・ダヴィンチの描くドリューの肖像画も素晴らしい。羽の生えたドレスも可愛かったな。ハッピーエンドがわかっているだけに素直に楽しめる作品です。 |
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コモド |
1999年アメリカ |
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巨大生物パニックもの |
監督:マイケル・ランティエリ
出演:ジリアン・ヘネシー、ケビン・ゼガーズ |
孤島の別荘で両親を亡くし深い心の傷をおった少年パトリック。彼を助けようとする精神科医ビクトリアは事件のあった島へ渡った・・・しかしそこには飢えたコモドドラゴンの大群が! |
あっさりとした印象のパニックものです(笑)。まあ、普通に出来上がっているというか・・。コモドドラゴンはリアルでしたが、あまり登場する人間たちも「コモド」を怖がってないのよね。ラストで置き去りにされる会社の上役たちも、なんか恐怖感がない。どうなっちゃったのかもわからないの。残るべき人間が残るべくして残ったというオチも今時の映画ではないような・・。「ジュラシック・パーク」のSFXを手がけたマイケル・ランティエリの初監督作品ですけど・・・なんかパッとしなかった。パニック系好きな人のみ観てください(笑)。 |
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スノーホワイト |
1997年アメリカ |
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ファンタジー・ホラーもの |
監督:マイケル・コーン
出演:シガニー・ウィーバー、サム・ニール、ギル・ベローズ |
誰もが知っている白雪姫をグリム童話として忠実に映画化し、ホラー要素も含まれた作品。 |
シガニーはやっぱり、美しいけど怖いです。あの大鏡もゾクゾクッと来る・・。白雪姫役のモニカ・キーナはまさにはまり役といった感じでした。ギル・ベローズもセクシーな魅力でなかなかよかった。こんなに強い白雪姫だと、あのエイリアンを退治したシガニーも太刀打ちできません(笑)。7人の小人が怖すぎで、ディズニーの面影はゼロです。白雪姫好きのお子様には見せないでね。 |
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タイム・トラベラー/きのうから来た恋人 |
1999年アメリカ |
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ラブ・コメディもの |
監督:ヒュー・ウイルソン
出演:ブレンダン・フレイザー、アリシア・シルバーストーン |
とんだ勘違いから35年間も巨大核シェルターで暮らしていた青年が地上に出て体験する”現実”を描いたコメディ。 |
ハムナプトラで大活躍のブレンダンの痛快なコメディ。なんともいえない彼のかっこよさが出ています。最近ちょっと彼にはまっている私としては二重丸の作品(笑)。設定が面白いし、とにかく幸せな気分になれる。すべてがうまくいくって見ているほうも気持ちがいいもの。クリストファー・ウォーケンもこの手の役ははまり役ですね。こういう映画もたまには観なくっちゃ!! |
01'06月に見た映画〔3作品〕 |
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サイコ |
1998年アメリカ |
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サイコ・スリラーもの |
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ヴィンス・ヴォーン、アン・へッシュ、ジュリアン・ムーア |
会社の金を持って恋人の元へと急ぐマリオンはその途中で一軒のモーテルに泊まった。そのモーテルは病気の母親と剥製を作る青年ベイツが経営する不気味な場所だった・・。 |
ヒッチ・コックの「サイコ」を忠実に再現している作品。でもやっぱりヒッチ・コックのほうが怖かったけど・・アンソニー・パーキンスだもん。ラストもわかっているんだけどついつい観ちゃうのはジュリアン・ムーアが綺麗だったせいかしら(笑)?この作品だけを見るならなかなか面白いと思います。脚本はいいからね。 |
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チャイルド・コレクター |
2000年カナダ |
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サイコ・スリラーもの |
監督:デレク・バンリント
出演:デニス・ホッパー、レスリー・ホープ |
とある町で幼女の連続誘拐殺人事件が発生。ベテラン刑事のエドは死体の上がった排水口を中心に捜査をすすめるが、同じように犯人を捜している人間が居た・・。 |
名優デニス・ホッパーの悲しげな演技で独特の雰囲気のある映画になっていました。父親としての彼の苦悩もなかなか見事に表現されていたし、犯人のなんともいえない”動機”にも涙しました。マフィアがからむことによってどうゆう効果が狙ったのかっていうのがちょっとわかりづらく中途半端な感じではありましたが。カナダの作品と聞けばなんとなくうなずけるような洒落た作品だったと思います。 |
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ロボコップ |
1987年アメリカ |
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近未来アクションもの |
監督:ポール・バーホーベン
出演:ピーター・ウェラー、ナンシー・アレン |
警察官のマーフィは相棒のルイスと事件を捜査中殉職する。しかしオムニ社の最新技術によってサイボーグの”ロボコップ”として生まれ変わった・・・。近未来の社会を描いた作品。 |
ご飯食べながら何気なく観ちゃいました。前にも観ているのでハラハラ感が半減するかなあと思ったけど全然そんなこと無かった!当時は気が付かなかったけど相手の悪役陣が豪華。迫力のある銃撃戦とリアルな映像で最後まで楽しめました。思ったよりハードなので子供には刺激が強すぎるかも・・。 |
01'05月に見た映画〔7作品〕 |
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乱気流 タービュランス |
1997年アメリカ |
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航空パニックもの |
監督:ロバート・バトラー
出演:ローレン・ホリー、レイ・リオッタ |
何人もの女性をレイプし殺した凶悪犯を護送中の飛行機で事件が発生。飛行機は更に嵐に巻き込まれ、女性乗務員のテリーと犯人のライアンとの死闘が始まる。 |
今話題の”ハンニバル”での怪演が印象的だったレイ・リオッタが凶悪犯役で出演。相変わらず気色悪い演技が強烈です(笑)。とにかく主役の二人は地味ながらもそれなりにスリルを味わえるパニック映画に仕上がっていると思いました。メインとなるべき乱気流のシーンが今ひとつなのが残念。結局”乱気流”というのは飛行機の中で起こっている事柄を指している訳なのね・・。ヘクター・エリゾンドも脇で出てます。なんか気持ちいい映画でした・・気分爽快ってラストです♪ |
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ジョー・ブラックをよろしく |
1998年アメリカ |
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ラブ・ロマンスもの |
監督:マーティン・ブレスト
出演:ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス |
大富豪のビルは65歳だが余命幾ばくも無い。それを感じていたある日、彼の前に一人の青年が現れる。彼は自らを”死”と名乗り、ビルにこの世の案内人をしてほしいという。 |
ブラピfanじゃないと楽しめないと友人に言われたので覚悟して観た作品。いえいえ、いいじゃないですか〜!ちょっとぶりっこのブラピもいいですが、なんといってもアンソニー・ホプキンス演じるビルと彼の娘スーザンが”心の動き”を上手に演じきっていて長い映画なのに飽きさせませんでした。全体的にスローペースなのですが、これはかなり意識的にしているものでこのペースに絶えられない人は酷評するのでは?と感じましたね。各俳優の演技力に頼った作品という印象もぬぐえませんが、これも監督の意図するところなのでしょう。おかげで”まったり”と余韻をかみ締められる映画になったと思います。最後にジョー・ブラックから元の青年に戻ったシーン、本当に愛していたのはどっちの男だったか・・・。あんなにコーヒーショップで会った青年を想っていたスーザンなのに本当は不器用で無垢な何も知らないジョーを好きだったんじゃないかと思うと涙涙。なんともいえない雰囲気と美しさで引き込まれた映画で、一度は見る価値アリ。 |
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ハムナプトラ
〜失われた砂漠の都 |
1999年アメリカ |
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冒険もの |
監督:スティーブン・ソマーズ
出演:ブレンダン・フレイザー、レイチェル・ワイズ |
エジプトで、国王の妻と不倫関係にあった男が生きたままミイラにされるという刑をうけた。それから3千年後、宝捜しの目的でその地を訪れた者たちはこのミイラを掘り起こしてしまった・・・。 |
映像は驚くほど上手に出来ていて、CGとの合成とは思えないほど素晴らしく楽しめました。私は結構インディ・ジョーンズ系が好きなので、この作品は面白かった。監督のスティーブン・ソマーズは「ザ・グリード」でもなかなかよかった。ちょっとコメディタッチなところも○。こういうなーんも考えないで観れる映画も必要なんです(笑)。ラストもこれしかないという明解さ(笑)。子供からお年寄りまで楽しめる娯楽映画です。今年公開の「ハムナプトラ2」は是非劇場で♪ |
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ブロークダウン・パレス |
1999年アメリカ |
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冤罪サスペンスもの |
監督:ジョナサン・キャプラン
出演:クレア・デインズ、ケイト・ベッキンセイル |
タイ旅行に行った女子学生が旅先で知り合った男に騙されヘロイン密売の罪をきせられてしまい、投獄されてしまった・・。 |
最後までハラハラしながら楽しめました。アリスとダーリーンが対照的で、またそれを見事に演じている2人の女優に拍手。何でこんなにも不条理な・・・という異国での裁判も見所。和解取引も国王の恩赦に頼るという制度もタイらしい。冤罪物の映画はいろいろあるが可愛い女性二人の好演で全体的に重たくならずに済んでいるのがいい。 |
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アイズ・ワイド・シャット |
1999年アメリカ |
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夫婦心理もの |
監督:スタンリー・キューブリック
出演:トム・クルーズ、ニコール・キッドマン |
ハンサムな青年医師ビルと美しい妻アリス。人もうらやむような夫婦だったが妻の正直な気持ちを聞くことによってビルは不思議な世界に入り込んでしまう・・。 |
視聴年齢制限のある映画だったのでかなりきわどく官能的な映画かと思ったらちょっと違った。一応夫婦愛を描いた作品なのだろうか。多少難解な部分があるがトム・クルーズとニコール・キッドマンというゴールデンコンビでそれなりに華やかにみせた作品だと思う。結構複線が多く、謎に迫るまでに頭を悩ませたりする。まあ、上手に作られていて長い作品だったが飽きることは無かった・・・といってもさほど感動的な話でもない。役者が変わればもうちょっとスタイリッシュで洗練された作品になったかもしれない。 |
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ザ・クライアント 依頼人 |
1994年アメリカ |
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法廷サスペンスもの |
監督:ジョエル・シュマッカー
出演:スーザン・サランドン、トミー・リー・ジョーンズ |
ひょんなことからある弁護士の自殺に巻き込まれる少年マーク。彼はその弁護士の告白でマフィアの殺人を知り、命を狙われることになる。そして彼はたった1ドルで女性弁護士を雇った・・。 |
ベストセラー作家グリシャムの作品の映画化。脚本が面白いからわりと最後まで楽しんでみることが出来た。ブラッド・レンフロもあどけなくって可愛い♪スーザン・サランドンやトミー・リージョーンズの”重たい顔”の中で爽やかさを放っていた。マークの弟を思う気持ちがすごく胸に迫ってジーンとしちゃった・・。観たのは2度目だけど手に汗握るシーンとかも結構ありました。マフィアのドジばっかりしている男・・なよなよのメル・ギブソンって感じがしません?(笑) |
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ロリータ |
1997年アメリカ |
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ラブロマンスもの |
監督:エイドリアン・ライン
出演:ジェレミー・アイアンズ、ドミニク・スウェイン |
下宿先の女主人の娘ロリータに恋心を抱く中年男のハンバート教授。彼女のそばにいたいがために母親と結婚するがその母親が交通事故に遭い、ロリータを連れて旅に出る。 |
これはいわゆる「ロリータ・コンプレックス」という言葉の語源でもあるナボコフの「ロリータ」を映画化しているもの。でも単なる「幼女愛好趣味」というのではなくどちらかというと「大人の純愛」を感じさせた。これはジェレミーの演技力のなせる技なのでしょうか?。ドミニクは当時15歳だということだけど本当に伸びやかな足でうっとり・・。官能的な雰囲気もあったけど全体的にはすっきりとした後味で観れると思う。ただ途中出てくるロリータを妊娠させた男は本物の「ロリコン」で、こいつだけはいただけない。ジェレミーが彼を殺すシーンがちょっと”くどい”感じはした。もうちょっとあっさり殺してくれたほうがよかったかな・・。 |
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01'04月に見た映画〔2作品〕 |
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マイ・ジャイアント |
1998年アメリカ |
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ヒューマン・コメディもの |
監督:マイケル・レーマン
出演:ビリー・クリスタル、ジョージ・ミュアサン |
俳優のエージェントを生業としている男がルーマニアの修道院でとても大きな男と出会い、彼を俳優にしようと奮闘する。 |
コメディと分類しましたがとても切ないお話。巨人症により余命幾ばくも無いマックスと彼を俳優にして一儲けしようとするサム。でも結局最後には二人の間に友情が芽生えて・・というありきたりなストーリーではあるけどなかなか味わい深いの。これは上手にまとめたラストのお陰かなぁ?後味がめちゃくちゃよかったです。このマックス役を好演したジョージ・ミュアサンはNBAの最長身選手です。映画に出ているNBA選手は他にもいるようですが、彼のぶっきらぼうな中に優しさが光る演技はすごく印象的で素晴らしかった。映画の中では「250センチ」といわれた身長だけど、実際は231センチだそうです。 |
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア |
1994年アメリカ |
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時代的ロマンティック・ホラーもの |
監督:ニール・ジョーダン
出演:トム・クルーズ、ブラッド・ピット、クリスチャン・スレーター |
ある記者が一人の男のインタビューを取ることになった。彼は自らを”ヴァンパイア”だと語り、苦悩の日々を話し始める・・。 |
なんせラズベリー賞とった作品ですからねぇ・・。でもこの華やかなキャスティングは驚きですよね。内容も別段悪くなかったのでは?結構アメリカ人ってきびしいのね(笑)。ヴァンパイアとしての葛藤、人間としての葛藤がよく描けていたと思うの。場面的にはクローディアの死に涙が出ました。彼女にとってはママと呼べる人の腕の中で死ねることは幸せだったのかもしれない。こういうの弱いです(笑)。ブラッド・ピットもとても美しかった。ちょっとネーヴ・キャンベルに似ていたけど。トム様も気品があって○。 |
01'03月に見た映画〔10作品〕 |
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デモリションマン |
1993年アメリカ |
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SFアクションもの |
監督:マルコ・ブランビヤ
出演:シルベスター・スタローン、サンドラ・ブロック |
近未来の平和都市サンアンゼルスに20世紀の凶暴な男が冷凍睡眠からよみがえった。 |
こういうのね、好きじゃないから観るつもりなかったんだけど観ちゃったの・・(笑)。スタローンがだめなのよね〜生理的に。でもサンドラ・ブロックとかは結構好きだし、ウェズリー・スナイプスも嫌いじゃない。内容はシュワちゃんがやったら「さわやか」なのに何でこの人がやると暗いんだろうって感じ。スタッフが一流らしいのでそれなりにアクションとか楽しめたんだけどね。203×年という設定だけど、あと30年でああなるとは思えないなあ・・ははは。 |
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ディープ・インパクト |
1998年アメリカ |
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パニックもの |
監督:ミミ・レダー
出演:ロバート・デュバル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド |
政府のスキャンダルを暴こうとした新進TVキャスターが”人類滅亡”というとんでもない事実をつかむ。 |
これほど評判が悪かった映画は無いのでは?と思うほど天文マニアにはたたかれ、映画館に赴いた映画ファンにもたたかれた作品ですが私はすごーーーっく良かったです!後半涙を拭くのをティッシュからタオルに変えたくらい(笑)。まあ、私は科学的なことは全くわからないのでその点楽しめたのかもしれません。なんせ、あのミミ・レダーですから人物の描き方は抜群です。モーガン・フリーマン演じる大統領の苦悩する表情と「間」・・さすが演技派!「L.A.Law」のジョナサンことブレア・アンダーウッドも泣かしてくれたし、「ER」のケリーことローラ・イネスの子供への愛情もたまらなかった・・。ただ後半の盛り上がりに比べると前半が気持ち「説明調子」になっていてかったるかったかな。まあ家で見るには最高の映画と言っておきましょう(笑)。私はアルマゲドンより好きだけどなぁ。 |
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メテオ |
1979年アメリカ |
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パニックもの |
監督:ロナルド・ニーム
出演:ショーン・コネリー、ナタリー・ウッド |
地球に直径8kmの隕石が地球に落ちてくる!アメリカは核弾頭ミサイル”ハーキュリー”を使って粉砕しようとするが威力が弱く、ソビエトのミサイルを要請するが・・。 |
懐かしいパニック超大作です。これも以前見てますが、ナタリーが綺麗だし、ショーン・コネリーも渋い。結構迫力のある映像で当時の技術としては素晴らしい作品なのではないでしょうか。政治的な絡みも面白かったけど、人間の登場はほとんど地下室の中なのであんまり恐怖感はないんですよね(笑)。「タワーリング・インフェルノ」「ポセイドン・アドベンチャー」並のはらはら感があるともっと良かったかも。前は十分楽しめたんでけどね。そうそう、驚いたのは端役ですが「L.A.ロー」のリランド・マッケンジーことリチャード・ダイサード出てましたね。大統領のお付きの人みたいでした。 |
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アダムス・ファミリー |
1991年アメリカ |
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オカルトコメディもの |
監督:バリー・ゾンネンフェルド
出演:アンジェリカ・ヒューストン、ラウル・ジュリア |
お化け一家アダムス家の当主ゴメスに兄が現れる。最初は不審に思っているメンバーたちも次第に彼を受け入れて・・。 |
何度観ても笑える映画です(笑)。ゴメスもティッシュもやたらインパクト強くていいわぁ。クリスティーナ・リッチもまだまだ可愛らしかったよね。彼女はこの役のイメージがきつすぎたのがすごく嫌だったらしいけど、これが無かったら今の彼女は無いもんね。でもこれだけのキャラクターをすべて完璧に見せるあたりはキャスティングと各役者の名演技のなせる技ですよね。音楽も印象的♪家族揃ってどうぞ! |
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ベイブ |
1995年アメリカ・オーストラリア合作 |
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ほのぼのコメディもの |
監督:クリス・ヌーナン
出演:ジェームズ・クロムウェル、マグダ・ズバンスキー |
自分を牧羊犬だと思っている可愛い豚ベイブとその周りで彼を応援する動物たちのヒューマン(?)コメディ。 |
きゃー!可愛い!!吹替えで観たんだけどベイブの吹替えの子が小さい子らしくってたまんないぃぃ!あのつぶらな瞳もかわいいぃぃ!(笑)子供向けだとは思うんだけど随所に泣かせるシーンや笑わせてくれるシーンを盛り込み大人も満足できる仕上がりになっています。あの動物たちの口の開き方はびっくりするほど自然。ラストは思わず「おめでとうベイブ!」と拍手してしまうこと間違いなしです。 |
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新 明日に向かって撃て |
1979年アメリカ |
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青春西部劇もの |
監督:リチャード・レスター
出演:トム・ベレンジャー、ウィリアム・カット、ジル・アイケンベリー |
ブッチとキッドの青春時代の冒険の数々。 |
これね・・どう書いたらいいんでしょう(笑)。とにかくウィリアム・カットがかっこいいし、彼らのまだ無垢な心を繁栄させたとも言える「白」にこだわった映像、痛快なラストで見終わった後の後味の良さ・・とσ(^_^)的にはすごく良かった。ただこれもすんごいアクションシーンは無いし脚本もノーマル。撮影スタッフや監督、キャスティングの勝利といった感じがあります。いや、本当にキャスティングがいい!トム・ベレンジャーやウィリアム・カットの個性をちゃんとわかっていて彼らが「完璧」に見える映し方をしている。「明日に向かって撃て」のブッチとキッドとはちょっとイメージが違うかなぁ?私はOKですが(笑)。ヤングライダーズとか好きな人にはお薦めです♪ |
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エクソシスト トゥルーストーリー |
2000年アメリカ |
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オカルトもの |
監督:
出演:ティモシー・ダルトン、クリストファー・プラマー |
素直で可愛い少年が叔母の死をきっかけに凶暴になっていく。家族は最後の望みのツナであるカトリック教会に相談した・・。 |
まんま「エクソシスト」です。フリードキンの「エクソシスト」が無ければそれなりに面白い作品になっていたと思うけど、所詮は二番煎じのビデオ作品という感がぬけない。子役の少年も名演技ではあったものの、やはりリンダ・ブレアの比じゃないし、暗い過去を持つ神父もカラス神父のような悲壮感は無い。そこまで比較しなくたって良いじゃん・・って思うんだけど、あまりにも酷似しているからつい・・(笑)。でも新米神父が悪魔払いに立ち会ったり、明るい照明のシーンが多かったから「怖いオカルト」というより、「ドキュメンタリー 悪魔払い」って感じでそれなりには楽しめた。副題の「トゥルーストーリー」はそういうことなんだろうなぁ・・。 |
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レリック |
1997年アメリカ |
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パニックモンスターもの |
監督:ピーター・ハイアムズ
出演:ペネロープ・アン・ミラー、トム・サイズモア |
ブラジルからの船内で謎の大量殺人が行われた。そして1ヵ月後、ブラジルからの積荷を受け取ったシカゴ博物館でも何者かによる大虐殺が始まった・・。 |
続いてハイアムズつながりです(笑)。日本では”つぶやきシロー”が番宣マンでしたね、確か。あ、あれって「ミミック」?まあ、そんなこといいんですが(笑)。結構期待してましたがパラサイト以上のB級作品。それなりに随所で迫力はあったものの(ハイアムズのカメラワークのおかげ?)ストーリーも各場面もどこかで見たことがあると思わせる二番煎じでしたね。ペネロープは綺麗でしたが相手役のトム・サイズモアがちょっと中途半端な顔・・。「プライベート・ライアン」に出てた人ですが。「プラクティス」で有名なリンダ・ハントももったいないって感じでした。肝心のモンスターもちょっとねぇ。モンスターものでは大好きな「ザ・フライ」を思わせる設定でしたがこれも中途半端でした・・残念ハイアムズ・・。最近辛口でごめんちゃい。 |
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エンド・オブ・デイズ |
1999年アメリカ |
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ホラーアクションもの |
監督:ピーター・ハイアムズ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、CCH・パウンダー |
世紀末のニューヨークに「サタンの子を宿す」といわれているクリスティーンがいた・・。そして彼女をサタンの手から守ろうとする男ジェリコと闇の帝王サタンとの対決を描くホラーアクション。 |
またもシュワちゃん作です。彼の作品って当たり外れがあるけど好きかも・・(笑)。で、今回は〜〜はずれ(爆)。σ(^_^)的にはですけど・・ね。アクションは良かったけどストーリーは面白みが無いよね。シュワちゃんのアクションに乗っかっちゃっただけという印象。ホラー性も中途半端であのサタンが怖いとは思えない。途中で出てきたガラスみたいなサタンの手先のほうが不気味・・(笑)。主役の女の子もイマイチ華が無い。我らがCCHパウンダーもお決まりの役柄で本人も面白くなさそう・・。 |
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ラスト・アクション・ヒーロー |
1993年アメリカ |
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ほのぼのアクションもの |
監督:ジョン・マクティアナン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー |
映画好きな少年ダニーは「フーディーニの魔法のチケット」でスクリーンの世界に入り込んでしまう。 |
これぞシュワちゃん♪というべき作品。コメディありアクションありほのぼのありで、まさに家族揃っての娯楽大作です。実は私、かれこれこの作品は3回見てるのですが、なんと言ってもエンディングの心地よさ、アクションの爽快さが気に入っております。昨今、頭をかしげるエンディングが流行ってる中、こんなに明解なストーリーはむしろ新鮮なのです・・(笑)。 |
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01'01月に見た映画〔1作品〕 |
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恋におちたシェークスピア |
1998年アメリカ |
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ラブロマンス時代もの |
監督:ジョン・マッデン
出演:グウィネス・パルトロウ |
悲劇「ロミオとジュリエット」はシェークスピアの恋愛が元であった・・・。アカデミー賞7部門に輝いた傑作。 |
さすがアカデミー賞作品と言えるすべてにおいて「きちんと」出来ている作品。脇にベン・アフレックなどを起用し華やかさも格別。衣装音楽とも印象的に美しいし、さすがシェークスピア、起承転結も完璧。ねらいはあくまでも「舞台」ということなのか画面に奥行きが無いのがちょっと劇場では厳しいかなあ・・という感じはする。TVで観るには最高だけど(笑)。グウィネスの美しさはさすがです。 |
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00'12月に見た映画〔1作品〕 |
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パラサイト |
1998年アメリカ |
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エイリアンパニックもの |
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ジョシュ・ハートネット、イライジャ・ウッド |
田舎の高校に人間に寄生するエイリアンが入りこむ。その中の6人の高校生が”その生命体”と戦うことに。 |
有名どころの若手俳優が出演。といってもスクリームのようなゴージャスさには欠けるけど(笑)。結構楽しみにしていたんだけど案外予想通りで展開も平凡だったし、エイリアンの作り方もいささか陳腐。女性陣にもう少し”華”があればよかったんだけどね〜。ちょこっとサルマ・ハエックも登場。彼女のセクシーさもアピール度「小」・・。寄生するということに対してあまり恐怖がわかないような作りもちょっと残念。イライジャ・ウッドっていつまでも子供顔なのが可愛いんだけどねぇ・・(笑)。 |
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00'5月に見た映画〔3作品〕 |
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ロミーとミッシェルの場合 |
1997年アメリカ |
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青春コメディもの |
監督:デビッド・マーキン
出演:ミラ・ソルヴィーノ、リサ・クドロー |
高校の同窓会に出ようと思ったロミーとミッシェル。でも平凡な生活を送っている彼女達は実業家に成りすます。 |
スタイル抜群の二人がダイエットに燃えたり、高校時代のシーンなんかはちょっと不自然なところもあるけど、ロミーもミッシェルもとってもキュートで好感が持てた。平凡な女の子の平凡な夢が上手にかかれている作品。キャムリン・マンハイムなどがチョコッと顔出したりしてそういう意味でも楽しめました。音楽も懐かしいものばかり・・。 |
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ノース/ちいさな旅人 |
1994年アメリカ |
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ハートウォーミングコメディもの |
監督:ロブ・ライナー
出演:ブルース・ウィルス、イライジャ・ウッド、ダン・エイクロイド |
勉強スポーツともに完璧な少年ノースは、自分をかまってくれない両親にFA宣言。新しい両親を探すたびに出る。 |
ブルース・ウィルスがあちらこちらに出現して楽しかった♪少年ノースもとにかく可愛いの。いろんなところに驚くほど大物が出てくるのがミソ(笑)。妙に小生意気な少年がこれまたいい味。役者の豪華さとは裏腹に、「B級」色の強い作品だけど、これはこれでいいのかも・・。映画館でと言うより、家庭でご飯食べながらビデオで見るのがお薦めって感じの映画です。ラストはほのぼの・・♪ |
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仮面の男 |
1998年アメリカ |
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時代アクションもの |
監督:ランダル・ウォレス
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェレミー・アイアンズ |
冷酷なルイ14世には幽閉された双子の弟フィリップがいた・・。三銃士は国の為二人を入れ替える作戦を立てる。 |
やっぱりレオ様かっこいい(笑)!まあ多分に「脇に助けられた」という印象は受けるけど・・ね。脇が豪華だもんね〜。J・アイアンズ、ジョン・マルコビッチ、ジェラール・ドパルデュー、ガブリエル・バーン・・。でもルイとフィリップのあの表情の違いは見事でした。ほんとにフィリップの優しげなこと!彼はこの役で仮面をつけられた人間の苦悩を知るためにかなり小さ目の仮面を作らせたそうです。結構”役者”なレオ様でした。 |
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00'2月に見た映画〔1作品〕 |
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ショーシャンクの空に |
1997年アメリカ |
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社会派ドラマもの |
監督:フランク・ダラボン
出演:ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン |
無実の罪でショーシャンク刑務所に入った銀行員が、囚人達とだんだん打ち解けあい信頼関係が生まれていく・・。 |
一見ヒューマンドラマにも見えるが「告発」同様、刑務所内の所長および所員の悪事を描いてもいます。モーガン・フリーマンの重厚な演技力に押されっぱなしのティム・ロビンスではあるけど、それが全体的に明るさを入れているのかも。明るさといえば「アリーmyラブ」のギル・ベローズも出演。ビリーとは違う役どころですが個性的で光っていました。この作品も久々の秀作でおすすめです! |
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00'1月に見た映画〔10作品〕 |
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バニシング・エアー |
1998年アメリカ |
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サスペンスもの |
監督:ジェフ・ブレッグナー
出演:エリック・ストルツ |
航空コントロールシステムの管制官が引き起こしたといわれた185人の死者を出した大事故・・真実を探して捜査に当たる男が見た事実とは? |
「アナコンダ」を見ていないのでこのエリック・ストルツとは初めての出会いでしたが、いいじゃないですか〜!!ちょっとマイケル・J・フォックスとかぶってしまう部分はあるもののいい男です♪映画の内容はパニックシーン等は上手にカットされていて結構家族で安心して見れます。でもハラハラドキドキは謎解き中にも全く感じられず、だらだら〜っと見終わっちゃったかな?って印象。内容としては面白いだけにもったいない感じがしました。 |
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悪魔を憐れむ歌 |
1997年アメリカ |
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オカルトスリラーもの |
監督:グレゴリー・ホプリット
出演:デンゼル・ワシントン |
死刑囚の霊が人から人へと乗り移り殺人をおかしていく。その悪魔に立ち向かう刑事を描くオカルトスリラー。 |
霊が人から人に乗り移る設定がまず怖い。その上霊が見ている視点の動き方もゆらゆらとして嫌〜な感じにさせる。しかも妙な「なぞなぞ」がさらに気持ち悪くさせます。かといって「きゃ〜〜!!」って感じの怖さはないのでオカルト苦手な方でもOK。X-ファイルみたいな感じでしょうか・・。向こうからは見えているのにこちらからは見えない恐怖・・・・・コワイ!主役のデンゼル・ワシントンはなかなか素敵な黒人青年で刑事役を好演しています。 |
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コレクター |
1997年アメリカ |
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サイコサスペンスもの |
監督:ゲイリー・フレダー
出演:モーガン・フリーマン |
女性が何人も行方不明になる事件がおきる。その中の1人の女性の叔父であり、心理学者であり、刑事でもある男が捜査に乗り出す。 |
モーガン・フリーマンの顔はいつ見ても怖くて、それだけで恐怖が倍増です(笑)。被害者の女の子が森の中を逃げるシーンは先日見た「ブレア〜」と重なってしまいました。森ってやっぱり怖い場所ですね・・。完璧な女性ばかりを集めたコレクターが以外にもノーマルな人間なのがまた怖い。ラストで腕をスパって切られるシーンはめちゃくちゃさむーくなります・・思い出しても嫌・・・(笑)。内容的には良かったとおもう。かなり地味だけど。 |
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身代金 |
1996年アメリカ |
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サスペンスもの |
監督:ロン・ハワード
出演:メル・ギブソン、レネ・ルッソ、ゲイリー・シニーズ |
航空会社の社長の息子が誘拐された。子供を思うがゆえに身代金を渡すことを拒み、犯人に挑戦する男を描くサスペンスドラマ。 |
ゲイリー・シニーズはいつもこういう役どころですが、やっぱり似合ってますね〜(笑)。熱演すればするほど怖いっす・・。メル・ギブソンもはまり役って感じ。犯人サイドの描き込みが甘いかな・・・って感じもするけど、あんまり詳しく描かれてもだれちゃうって気もします。結構面白く見れた作品ですね。役者さん的にはお金かかってる感じがしますが、ラストのほうはちょっと内容的に物足りない感じも・・どんでん返し好きなもので・・へへへ(^^ゞ。 |
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ブルースブラザース2000 |
1998年アメリカ |
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ミュージックコメディもの |
監督:ジョン・ランディス
出演:ダン・エイクロイド |
あれから18年,刑務所から帰ったエルウッドが「ブルース・ブラザース」を再結成して巻き起こすコメディ。 |
とにかく音楽もいいし、踊りもいい。ストリッパーたちの素晴らしいスタイルにも圧倒されつつこの変なバンドにはまってしまいます(笑)あのパトカーもかっこいい!こういう昔っぽいかっこよさって好き。私は「グリース」も大好きな映画のひとつなので共通するものがあります。ユーモアもすごくしゃれててダン・エイクロイドはやっぱり”エルウッド”と思ってしまう。あ、ゴースト・バスターズの彼も好きだった・・ちょっとパロも入ってたし(笑)バスター君最高に可愛かった!ブルース・モービルに乗る人数がどんどん増えていくのもおかしかった♪半端じゃない”玉突き事故”は必見。 |
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リング2 |
1999年日本 |
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オカルトホラーもの |
監督:中田秀夫
出演:中谷美紀、佐藤仁美、深田恭子 |
呪いのビデオはまだ存在していた・・貞子の遺体も井戸から引き上げられて新たな恐怖が始まっていく・・。 |
珍しく邦画の紹介です。ホラー好きなのでとりあえず”押さえた”作品。大体2作目はよくないという映画界の定説はありますが、これもやっぱり・・(笑)。リング1は映像的に”やばい”って思うくらい私的には怖かったんですが、今回の貞子は「ねんど」だったしねぇ。フカキョンのビデオはちょっときたけど「幽霊」というより超能力による念写で出来た映像と言う設定が話をつまらなくさせてたと思う。幽霊としての貞子のほうが怖いもの。やっぱり超能力より幽霊のほうが怖い私は、精神年齢が低いのかもしれないなあ・・(笑)ま、鈴木光司さんは子育てパパで好きですけど。 |
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スティーヴン・キング 痩せゆく男 |
1996年アメリカ |
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オカルトもの・・? |
監督:トム・ホランド
出演:ロバート・ジョン・バーク、ジョー・モンテーニャ |
娘(老婆)をひき殺されたジプシーに呪いをかけられた太った男。食べても食べてもどんどん痩せて・・。 |
まずは特殊メイクにびっくりしました。太っているときはかなり不自然な感じはありましたね。痩せても不自然だったけど(笑)。一応オカルト物にしましたが怖くないのがミソ。特殊メイクもちょっとコメディタッチです。ラストのほうで痩せこけて死んでしまった妻にキスするシーンなんてまさにブラックコメディ。S・キングっぽいといえば「ぽい」です(笑)。この手の映画はかなりB級色が強いんですが私は好きです。ホラーもコメディも大好きという方にお勧めします。 |
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ツイスター |
1996年アメリカ |
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ちょっとパニック物かな? |
監督:ヤン・デ・ボン
出演:ヘレン・ハント、ビル・パクストン |
竜巻を調べるために竜巻を追っていく人間達のドラマ。 |
H・ハントといえばコメディの印象も定着しつつあるけど、とりあえずこちらはシリアスものです。この作品は前にビデオを借りてみたんだけどあまり期待しすぎてその時は”あれれ?”という印象を受けました。今回は息子達とご飯食べながら見たんですが(笑)、なんか面白かった!内容よりその特殊技術の凄さに息子も釘付けでした。彼は夜ベッドに入ってからも「日本にはあんな竜巻ないんだよね?」としきりに心配してたし。パニック物と言う分類ではないかもしれないですが、結構ハラハラする映画で、「家族団欒映画」としては楽しめると思います。 |
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フレンチキス |
1995年アメリカ |
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ラブロマンスもの |
監督:ローレンス・カスダン
出演:メグ・ライアン、ケビン・クライン、ジャン・レノ、ティモシー・ハットン |
別れた婚約者に会いにフランスまで出かけたケイト。初めて乗る飛行機の中で野蛮で小悪党の男と出会う。 |
恋愛物は見ないんですが、メグが出てるとつい見ちゃうんですよね(笑)先日は”キスへのプレリュード”見ちゃったし。ティモシー・ハットンは最初気がつかないくらいおっさんになってました・・(ーー;)メグは本当に可愛くて、恋愛物でも甘ったるくないしさらっと見れるのがいいです。フランスのぶどう畑の景色もとっても素敵だったし、こういう映画では珍しくラストシーン泣いちゃいました。
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ウォー・ゲーム |
1983年アメリカ |
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SFサスペンスもの・・・でもファミリー向け |
監督:ジョン・バダム
出演:マシュー・ブロデリック、ダブニー・コールマン |
おもちゃ会社のゲームをハッキングしようとして軍のミサイル発射装置のマザーコンピューターに入り込んでしまう少年のサイバーサスペンス。 |
この作品はずいぶん昔にTVで放送したのを見たんですが、その時はほんとに手に汗握るといった感じでした。今回はラストシーンを知っていたのでそういう意味で面白さは半減してますがキムタクにちょっと似ている主人公のデビッド君を見るだけでも価値があるかも(笑)前回見たときに映画解説者が「この映画には2つのエンディングが用意されていた。ひとつはこの放送分で、もうひとつは最悪の結果になるラストだ。」といっていた。私はやはりこの映画で使われたラストシーンが絶対いいと思うけど。 |
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99'12月に見た映画〔5作品〕 |
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アンナ・カレーニナ |
1997年アメリカ |
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ラブロマンス時代もの |
監督:バーナード・ローズ
出演:ソフィー・マルソー |
政略結婚ではあったが、幸せな日々を送っていたアンナ。兄のもとに出かけたときに知り合った青年将校と激しい恋に落ち、人生が変わっていく・・。トルストイの有名作品の映画化。 |
不倫のお話やラブラブものは本来敬遠してるんですが(笑)、これまた懐かしのS・マルソー主演とのことで見ました。作品自体に格調があって出演女優陣に恐ろしいほどの”華”があり、ほんとに女性の映画という感じがしました。恋人のアリョーシャにもうちょっと魅力があればもっと引き込まれたかも・・(笑)。とにかくドレスやインテリアがゴージャス!内容よりもこっちに目がいっちゃった・・。でも原作に忠実な作品で、これはこれでいいんじゃないでしょうか? |
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告発 |
1994年アメリカ |
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社会派ドラマもの |
監督:マーク・ロッコ
出演:クリスチャン・スレーター、ケビン・ベーコン |
アルカトラズ刑務所から脱走しようとしたヘンリー。未遂に終わって彼は独房へ・・仲間の脱走者は密告により褒美が与えられ相部屋で刑期を過ごしていた。真っ暗で不衛生で、しかも看守のリンチを受けながら人格までも破壊された3年間。とうとう所内で仲間の脱走者を殺してしまう・・。弁護にあたった若き弁護人の告発とは・・。 |
ケビン・ベーコンのすさまじい演技に感動!あのやんちゃで破天荒で、それでいておしゃれでかっこいい彼を想像しては決してだめです(笑)。とにかくこの映画は彼の好演で最後まで引きつけられました。なんとか彼を救ってもらいたい・・みんながそう思ってラストまで釘付けになってしまうでしょう。今では考えられないような裁判のやり方、刑務所内での人権無視。久しぶりに見てよかったな〜って思える映画でした。 |
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ザ・グリード |
1998年アメリカ |
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モンスターパニックもの |
監督:スティーブン・ソマーズ
出演:トリート・ウィリアムズ、ファムケ・ヤンセン |
爆弾を摘んだテロリスト達が修理目的のために乗り込んだ豪華客船には、なぜか乗客の姿はなかった・・。人喰いモンスターに占拠された客船で、モンスターと戦う人間達。生き残るのは誰? |
ひゃ〜とにかく怖い!グニュグニュのデロデロ〜〜って感じのモンスターにノックアウトです(笑)。主役のフィネガン役のT・ウィリアムズがかっこいい。モンスターものは大好きなんで結構見てるけど、このタコのお化けはほんとに上手に出来ていてCGのすごさを痛感しました。怖いんだけど笑っちゃう様なシーンも沢山あってラストまですっごく楽しく見れました。パニック系が好きな人にはお勧めです。ラストシーンがまた笑えますよ〜! |
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マイケル |
1996年アメリカ |
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ヒューマンコメディもの |
監督:ノーラ・エフロン
出演:ジョン・トラボルタ、アンディ・マクダウエル |
田舎町に天使が居ると聞いた新聞記者達3人。実際に出会った天使はイメージとは大違いの天使マイケルだった。彼をシカゴに連れていく途中に起こる様々な出来事。不思議な世界に3人はどんどん引き込まれて・・・。 |
トラボルタ見たさに見た映画だったのに「フィッツ」に会えて感激〜!ほんとに心が暖まる映画でした。歌もダンスもとても暖かくて、最初は奇妙に感じた太ったトラボルタ天使も話が進むにつれていい感じに。彼の”担当領域”がラストの方で何となく解ったような気がしました。みんなはどんな風に感じるかな?天使の羽がふわ〜っと広がるシーンは感動的です。 |
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エイリアン4 |
1997年アメリカ |
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エイリアンパニックもの |
監督:ジャン・ピエール・ジュネ
出演:シガニー・ウィーバー、ウィノナ・ライダー |
3作目でエイリアンを宿して死んだリプリー。あれから200年後、エイリアン共々リプリーもクローン化される。エイリアンの遺伝子も組み込まれたリプリーが目覚めた時に見た世界は・・。 |
W・ライダーも出演するし、今回はかなり期待して見ました。SFXもすごくて楽しめたけど、やっぱり4番煎じの感は拭えない。エイリアンの哀愁を出したところは良かったような悪かったような・・(笑)。ただ単に不気味なモンスターだった頃のエイリアンが懐かしいな。 |