★おしらせ★
ここはややマニアックなので、家庭用ビデオ編集向けのもっとベーシックな内容をhttp://dtv.sakura.ne.jp/に展開中です。あわせてご覧ください。

まえがき

前回に入れたほうが良かったけどなんとなく入れなかったことを少々。

複数の映像ソースの連結

複数の映像を連結する場合には、次のようにします。 まず、DVD2AVIでプロジェクトファイルと音声ファイルを作ります。 そして、.avs ファイルは、前回のサンプルのソース読み込み部分を以下のようにします。

#■映像ソースの読み込み
# DVD2AVIで作成したプロジェクトファイルを指定します。

v1=MPEG2Source("D:\sample2\hdv1.d2v")
v2=MPEG2Source("D:\sample2\hdv2.d2v")
v3=MPEG2Source("D:\sample2\hdv3.d2v")
v4=MPEG2Source("D:\sample2\hdv4.d2v")
v5=MPEG2Source("D:\sample2\hdv5.d2v")
v6=MPEG2Source("D:\sample2\hdv6.d2v")
v7=MPEG2Source("D:\sample2\hdv7.d2v")

#■音声ソースの読み込み
# DVD2AVIで作成した .mpa ファイルを指定します。

a1=MPASource("D:\sample2\hdv1 MPA T01 DELAY -66ms.mpa")
a2=MPASource("D:\sample2\hdv2 MPA T01 DELAY -66ms.mpa")
a3=MPASource("D:\sample2\hdv3 MPA T01 DELAY -66ms.mpa")
a4=MPASource("D:\sample2\hdv4 MPA T01 DELAY -66ms.mpa")
a5=MPASource("D:\sample2\hdv5 MPA T01 DELAY -66ms.mpa")
a6=MPASource("D:\sample2\hdv6 MPA T01 DELAY -66ms.mpa")
a7=MPASource("D:\sample2\hdv7 MPA T01 DELAY -66ms.mpa")

#■映像と音声の結合
# 別々に取り込んだ映像と音声をまとめます。
# 音声の .mpa ファイル名に、「DELAY -66ms」とある場合、
# その次のDelayAudioが必要です。-66ms以外の場合は、数字を合わせてください。
# DELAY 0msとある場合は、DelayAudioそのものが不要です。

c1=AudioDub(v1, a1).DelayAudio(-0.066)
c2=AudioDub(v2, a2).DelayAudio(-0.066)
c3=AudioDub(v3, a3).DelayAudio(-0.066)
c4=AudioDub(v4, a4).DelayAudio(-0.066)
c5=AudioDub(v5, a5).DelayAudio(-0.066)
c6=AudioDub(v6, a6).DelayAudio(-0.066)
c7=AudioDub(v7, a7).DelayAudio(-0.066)

#■クリップの結合
# クリップの結合には、「++」を使います。
# 「+」もありますがとりあえず「++」で。

c1++c2++c3++c4++c5++c6++c7

AVI形式での書き出し

VirtualDubModで、.avs ファイルを読み込み、AVIとして保存することができます。 さまざまなcodecで保存したい場合に使います。
まず、音声のcodecを指定します。 音声はメニューバーの Streams から Stream List を選びます。 すると音声のリスト(この場合1本)が出てきますので、右クリックして Full processing mode に切り替えます。 この状態でもう一度右クリックすると、Compression が選べるようになっているのでこれを選択すると音声 codec の選択画面になります。
次に映像の codec ですが、これはメニューバーの File から Save As を選び、保存設定ダイアログで指定します。 ダイアログの下のほうの、Video mode を Fast recompress にします。 これを忘れると遅くなる上に色が変わっちゃうかもしれません。 具体的な codec はその下の Compression で指定します。