★おしらせ★
ここはややマニアックなので、家庭用ビデオ編集向けのもっとベーシックな内容をhttp://dtv.sakura.ne.jp/に展開中です。あわせてご覧ください。

まえがき

この文書を書くにあたり、http://www.avisynth.info/をむちゃくちゃ参考にし、また一部パクっています。 作成者の方には本当に頭が下がります。 SD映像を用いていますが、HDVでも同じようにしてください。

STEP1 〜DVD2AVI〜

DVD2AVIを起動して、mpegファイルを開いてください。 この状態で、メニューバーの設定を行います。下のようにしてください。 HDVは映像が大きすぎて下のシークバーが隠れてしまっているでしょうが、カーソルキーを左右に動かしてプレビューできることを確認しましょう。 。 ここで、【ファイル】→【プロジェクトの保存】をします。 すると、DVD2AVIの画面の右に現在の進捗を示すパネルが出ます。が、HDVだと画面からはみ出ていますのでパネルが出てくるまでDVD2AVIのウィンドウを左へ動かしてください。 HDVでもNTSCとか出ますが気にせずに。下から2行目の Remain というのが FINISH になったら完了です。 図のようなファイルができていたらOKです。

STEP2 〜AviSynth〜

AviSynthというのは、普通のビデオ加工ソフトとちがって、スクリプトと呼ばれる(HTMLのような)テキストファイルを作らないといけません。 拡張子は .avs になります。とりあえず、下記をダウンロードしてまずはメモ帳などで開いてください。
サンプルスクリプト
中身の説明はそのつど行います。

STEP3 〜VirtualDubMod(確認とカット編集)〜

VirtualDubModを起動して、先ほどの .avs ファイルを開いてみましょう。 画面が左右に2つでますが、右側は無視してください。(もっとも、HDVだと左画面が大きすぎて何も見えないでしょう。) 映像の上で右クリックすると、上の図のようにプレビューのサイズとアスペクト比を帰ることができます。 (この操作、元データは変更しません。) 画面の下の、シークバーを動かしてみましょう。かなり重いですが動くはずです。 さらにその下の Frame 5340 というのが現在の位置です。
では、CTRL+E を押してみましょう。すると今読み込んでいる .avs ファイルの中身が出てきます。 この画面で編集を行うこともできます。 編集したら F7 を押せばその内容が反映されます。
F5でもよさそうなもんですが、バージョンによりF5ではうまくいかないバグがあるようです。
例えば、フレーム2000〜2200と、3600〜3800を切り出して結合するには、.avs ファイルの「■カット編集」の下の部分を参考に次のようにしてください。 ちなみに # で始まる行は、AviSynthでは無視されます。 では F7 を押して反映させて見ましょう。 気をつけてほしいのは、切り出した内容について、0からフレーム番号がつくことです。 ですから、切り出した後のフレーム番号を見て、切り出し前の映像をTrimしても、意図とは違ったものになります。

STEP4 〜makeAVIS〜

実はこの状態で Windows Media Encoder9 に読ませることもできます。(デバイス扱いにすれば。) しかし、.avi のように見せかけることができるので、これをやっておいたほうが何かと使い勝手がいいです。 【スタート】→【すべてのプログラム】→【ffdshow】→【makeAVIS】を起動してください。 マウスカーソルがあるところのボタンで、.avs ファイルを選択して、左下の Create ボタンを押すだけ。 .avi ファイルができたら、メディアプレーヤーで再生してみましょう。メチャクチャ重いですが再生できます。 あとは Windows Media Encoder9 に読ませればOK

注意事項

ここまでの、.d2v .avs .avi のファイルは、それぞれ他のファイルの情報にリンクされています。 したがって、元ネタのmpegや途中のファイルを消したり移動したりすると動かなくなります。

今後の予定

映像そのものとしてはトランジション(ディゾルブ)、テロップ入れ 加工としては、いろいろなサイズでwmv保存とそのときのwmeの設定値、DVへのコンバート などなど