★おしらせ★
ここはややマニアックなので、家庭用ビデオ編集向けのもっとベーシックな内容をhttp://dtv.sakura.ne.jp/に展開中です。あわせてご覧ください。

まえがき

ちまたではHDVで盛り上がってますが、編集環境が高すぎということで、貧乏人のための方法を書きます。 前提条件は、MPEG2がPCにキャプチャできていることです。できてない人は他で調べてください。 また、この情報は2004/10現在の情報を元に書いています。バージョン等はそのへんを踏まえてください。 さらに、私の環境はちょっと古いので多少説明が食い違うかもしれません。

必要なソフトをインストール

たくさんインストールしてもらいます。

DVD2AVI

後述するAviSynthにMPEG2を読み込ませるために必要です。
http://arbor.ee.ntu.edu.tw/~jackei/dvd2avi/
マウスカーソルが乗っているリンクからzipファイルをダウンロードしてください。 解凍したら、フォルダごと適当な場所に格納しましょう。特にインストール作業は不要です。 dvd2avi.exeで起動しますので、適当な場所にショートカットを作っておきましょう。

AviSynth2.5

動画を読み込み、加工、書き出しするプログラムです。
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=57023
マウスカーソルが乗っているリンクからダウンロードサイトに飛び、インストーラを実行してください。 2.0と2.5がありますが、2.5を使います。 うまく行けばプログラムグループが登録されます。 また、.avsファイルのアイコンが登録されます。

VC7ランタイム

AviSynthを動作させるのに必要なシステムファイルです。人によってはインストール済みかもしれません。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se291653.html
マウスカーソルが乗っているリンクからzipファイルをダウンロードしてください。 解凍したら、2つのファイルを c:\windows\system32 に格納してください。

MPEG2Dec3.dll

AviSynthの機能拡張です。MPEG2読み込みに必要です。
http://nic.dnsalias.com/mpeg2dec3.html
マウスカーソルが乗っているリンクからzipファイルをダウンロードしてください。 解凍したら、【スタート】→【すべてのプログラム】→【AviSynth 2.5】→【Plugin Directory】で開くフォルダに.dllを格納します。 別に.htmlを一緒に入れてもかまいません。

MpaSource.dll

AviSynthの機能拡張です。MPEGの音声読み込みに必要です。
http://www.avisynth.org/warpenterprises/
マウスカーソルが乗っているリンクからzipファイルをダウンロードしてください。 解凍したら、【スタート】→【すべてのプログラム】→【AviSynth 2.5】→【Plugin Directory】で開くフォルダに.dllを格納します。 サンプルを一緒に入れてもかまいませんが、他の全部を入れる必要はありません。

warpsharpパッケージ

AviSynthの機能拡張です。インターレース解除などに使用します。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/2382/
マウスカーソルが乗っているリンクからcabファイルをダウンロードしてください。 解凍したら、【スタート】→【すべてのプログラム】→【AviSynth 2.5】→【Plugin Directory】で開くフォルダに.dll(3つ)を格納します。 他のものを一緒に入れてもかまいませんが、おすすめしません。

VirtualDubMod

.avsをプレビューするのに使います。.avsの加工や、映像そのものの加工、他形式での書き出しなどもできます。
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=65889
マウスカーソルが乗っているリンクからzipファイルをダウンロードしてください。 解凍したら、フォルダごと適当な場所に格納しましょう。特にインストール作業は不要です。 VirtualDubMod.exeで起動しますので、適当な場所にショートカットを作っておきましょう。

ffdshow

.asvを.aviのように扱うために使います。これをインストールすると他にもDivXのcodecなどがインストールされます。
http://sourceforge.net/projects/ffdshow/
ここではアルファ版を選択します。 お手持ちのPCのCPUにあわせてノーマル、sse2、sseから選んでください。(Pentium4/PentiumM/左記に準じたCeleron/Athron64ならsse2、AthronXPならsseです。) ダウンロード後、インストーラを起動して、インストールしてください。 その際、下の画像のオプションにチェックを入れてください。 うまく行けばプログラムグループが登録されます。 とりあえず使用するのは makeAVIS だけです。

補足

英語なんかわかるか!という人は、googleなどでソフト名+「日本語化」で検索してみましょう。 ま、日本語化できなくとも簡単な単語の意味がわかれば大丈夫です。