この番組はオモロイ!
ここでは、現在放送されているおすすめのラジオ番組を紹介します。

 

●「コサキンDEワァオ!」TBSラジオ(954KHz)
  2004年10月3日より放送時間 土曜日24:00〜25:00に変更

1981年10月、TBSラジオが当時夜9時からやっていた人気番組「夜はともだち」の
四代目パーソナリティーとして、故松宮 一彦アナが担当することになったが、彼は
当時TVの人気番組「ザ・ベストテン」の追っかけレポーターをしていたため、
木曜日だけ代わりのパーソナリティーとして、当時売り出し中だったタレント
小堺 一機(ムックン)ラビット関根(現 関根 勤)(ラビー)
担当することになった。これが、「コサラビ(現コサキン)」コンビの誕生である。
それ以来20年間!何度も番組タイトル、放送時間を変えながらこの番組は
多くの若者に夢と希望と「イミネ〜」笑いを贈り続けて来たのである。
私も途中1年ほどブランクはありますが、高校1年からずっと聴き続けています。
私が漫画家になれたのも、青春時代にこの番組から多くのギャグ・センスと、
「イミネー」ことのすばらしさを教えていただいたからに違いあるまい!マジで。

番組内容は、まあ・・要するにムックンが「バーン!バーン!」とやると、ラビーが、
「うけきぃー!」と絶叫し、コシツヨ男爵が「今宵は眠らせぬぞ!」と踊り、
有周が「じゃじゃじゃじゃじゃ〜!」とジェットコースターで泣いて、館川君がほくそえみ、
ハガキネタで晴郎ちゃんが天使扱いされ、伊吹とあおいは夫婦で、勝野 洋が
キャシー見て「アッ!」と絶叫する。・・・まあ、大体こんなもの。意味ねえから・・
実は私、高校2年の時、この番組に出たことあります。電話で似てねえモノマネをして、
コサキンの意味ねえ質問に答えるというコーナーで。ちなみに、私がやったマネは
「高島 忠夫」と「天知 茂」、あと「遊星からの物体X」でした・・。
その後も何度かハガキにネタ書いて、今もたまに送ってます・・採用率は大体3割ぐらい、
ペンネームは「ニッパラ・オベオベ」です。意味はありません!

●「伊集院 光・深夜のバカ力」TBSラジオ月曜深夜25:00〜27:00
まあ、タイトルがすべてを物語ってますね・・TVではおデブの気のいい兄ちゃん的役割を演じている
伊集院 光がTVでは見せないイカレた一面を見せてくれる、深夜のオオバカ番組。
実は、私は彼がまったく無名の頃、「オールナイト・ニッポン」の金曜2部で「オペラ歌手」と偽って
DJをしてた頃から知ってたりします。その当時からバカな事やってましたねえ彼は。
リスナー引き連れて、当時ロッテの本拠地だったガラガラの川崎球場へ行き、レフトスタンドの一角に
陣取って、まったく無名の近鉄のレフトの選手だけに、全員で声援を送るとか・・
そういった彼の、悪ふざけ大好きダメ大人っぷりが存分に楽しめる番組です。
ただこの番組、レギュラーのハガキコーナーや伊集院のフリートークは面白いけど、聴取率調査週間の
特別企画になると俄然つまらなくなるので要注意!スタッフの企画力に難アリかな。

☆コサキン、伊集院他多彩なDJが並ぶTBS「Junk」のHPはこちらから。

●「伊集院 光・日曜日の秘密基地」TBSラジオ 日曜13:00〜17:00
珍しくお昼の番組紹介です。深夜のバカッぷりが受けている伊集院氏が、休日の30代をターゲットに始まった
ある意味社会派番組。とは言っても伊集院氏の番組ですから、過激さをやや抑えたバカトークメイン。
前半は一週間の出来事をワイドショー的に伝えつつ、伊集院氏が無責任なコメントを加えるコーナー。
中盤は若手お笑い芸人に時事問題を解説させるコーナーですが、ここはイマイチ。
そして後半は、誰もが忘れかけている過去の流行モノを掘り起こそうというコーナー「秘密基地の穴」。
全体的にヌルメのトーンの、いかにも日曜午後の放送ですが、30代から20代後半の人には共感できる、
なかなか楽しめる番組といえます。たまに競輪中継で番組が中断されることもあります。

●「サイキック青年団」ABCラジオ(1008KHz)日曜深夜25:00〜26:45
深夜放送マニアの間では「東のコサキン」に対し、
「西のサイキック」と呼ばれる長寿人気番組。
もう13年も続いています。
「コサキン」がひたすら意味ねえ笑いを追求しているのに対し、
こちらは意味のありすぎる番組ですね。 
タレント北野 誠と作家竹内 義和の2人が
、毎週政治ネタから社会現象まで、
あらゆる現代の情報を熱いトークで語り合う番組
・・・とこう書くとかっこいいけど、
要するに「あのタレントはヅラだ!」とか、
「あの俳優はホモだ!」とか「あの女優は整形してる!」
といったゲスな話題を、ああだこうだとグダグダ話している番組です。
でも、そのグダグダ具合がおもしろいんですよ、たまにいいこと言うし。
大抵は下ネタで落ちがつくような展開ばっかりですけどね・・
東京では受信状態が悪いにもかかわらず、
多くのリスナーがいて、毎年夏には東京で
番組のイベントをやっていて、私ももう4年ぐらい続けて通っています。
まあ、番組じゃ言えないようなヤバイネタを暴露してるだけですけど・・

●「アシッド映画館」ABCラジオ土曜深夜26:00〜27:00 番組HP
また「サイキック」ファミリーです。サイキックのスタッフから、映画評論家に出世した
平野 秀明氏が毎週新作映画やおすすめのビデオ作品を紹介する、ラジオでは珍しい映画専門番組。
しかし、そこは「サイキック」出身者。「あの俳優はズラや!」とか、「あの女優裏じゃこんなことしてまっせ!」
といった、ゲスパワーあふれる笑える解説をしてくれます。
毎年年末に行われる、リスナーとスタッフが選ぶそれぞれの映画『年間ベストテン』は必聴です。

●「GA(じーえー)だにょ」 文化放送(1134KHz)金曜26:30〜27:00) 番組HP
ひさびさに笑える番組に出会いました。
まあ、週末の文化放送というとアニメがらみの声優番組ばかりで、そのほとんどがしょーもない内容
(要するにアイドル声優さん達が当り障りのないハガキネタ読んで、無難なコメントして後はラジオドラマ)
ってのが定番なんですが、この番組はなんだろう?なんかおかしい。聴いてて楽しいですな。
出演者は声優の田村ゆかり、新谷良子(ギャラクシーエンジェルの人ね)そして「でじこ」こと真田アサミ
この三人のトークがなんというか、バカバカしくて面白い。ハガキネタへの突っ込みも辛辣で痛快!
キャラ的にはボケ:真田、突っ込み:田村、不思議ちゃん:新谷ってところですかね。
スポンサー:ブロッコリーのCMのコーナーが勢いを分断しちゃうのがやや難ですが、深夜のこの時間
私的にはひさびさのヒット番組と言えましょう。


☆オススメだったけど、残念ながら終了?した番組たち。

●「北野 誠の世紀の雑談」TBSラジオ毎月第4日曜27:00〜29:00
2003年3月にて放送一時中断。秋以降復活が待たれる。

前述の「サイキック」の大人気によって、5年ぐらい前東京に進出してきた北野 誠が
TBSラジオの月〜金13:00〜16;00という昼の帯番組のパーソナリティに抜擢されたのですが、
やはり深夜放送とはリスナー層がちがうため、長続きはしませんでした。
しかし、一部のゲスな人たちにはカリスマ的人気の彼、このまま手放すのは惜しいと考えたTBSが
日曜の深夜2:00〜4:00というすごい時間に月イチで3年前に始めたのがこの番組。
やってることは「サイキック」と同じ!ただ、竹内さんは出てません。
代わりに毎月ゲストを呼ぶんですけど、これが浅草キッドとか、大川 豊とか、大槻 ケンジといった
いわゆるサイキック・ファミリーばっかし!「大阪の放送が聞こえない・・」という人は
ぜひこちらを聞いてみてください。

その後、3:00〜5:00という、『走れ歌謡曲』と同じ更なる深い時間に移ったこの番組。
大滝詠一や現横浜市長の田中氏など多彩なゲストを呼び、評判も良かったのですが、
2003年3月、TBSの送信所のアンテナのメンテナンス作業の為、送信休止時間が必要となり、
この時間帯がやむなく選ばれ、惜しまれつつ放送一時中断に追い込まれました。

●「山本麻里安のはにわマイハウス」
文化放送(JOQR)から現在は(BSQR、インターネット放送)にて放送中。

ラジオ界にはいわゆる「アニラジ」というジャンルがあります。
ひと言で言うと、「アニメの声優さんがパーソナリティを努める番組」です。
まあ、要するにアニメ好きのオタクさんたちは深夜に活動することが多いので、こいつらをターゲットに
聴取率を稼ごうという計算の元に作られてる番組で、文化放送やラジオ大阪、AM神戸などが力を入れて
週末に大量に流しています。どの番組も似たようなもので、まあ当り障りのない悩み相談とか,季節の話題とか
昔アイドルがやってた番組のパーソナリティが声優に変わったってだけのものが多いんですが、
この番組はちょっと毛色が違うというか、かなりハジケています。面白いです。
パーソナリティの
山本 麻里安は、いわゆるアイドル声優で、それなりに可愛いのですが、
言動や発想がかなりイッちゃってる人で、なかなか笑わしてくれます。
ギャルゲーでありがちなシチュエーションをパロディにして笑い飛ばすコーナーとかあって、
自虐的なアニメファンのハガキ職人のネタもかなりいい味出してます。
年に何回かあるリスナーとの電話でのやりとり・・(妄想の世界で、ファンが麻里安嬢をくどくという企画)は
毎回爆笑ものです。他にも麻里安嬢のギャルゲーで得た知識のみで答える恋愛相談とか、
既存のアイドル声優番組を根底から馬鹿にしたようなスタンスが私のような深夜ラジオマニアには心地いいです。

と・・・ここで取り上げたのも束の間、この春の改変でBS・インターネットラジオへのマイナー落ち決定!
やはりアニメファンを根底からバカにした態度が不評を買ったか?オレは大好きだったけどね。。。
がんばれ、麻里安ちゃん!

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