ごくたまイベントレポート
ここでは、ラジオ番組の人気パーソナリティーが出演するイベントの模様を、私がごくたまに観戦してレポートしやす。

カンコンキンシアター15 2001真夏のサイキックミーティング 2003真夏のサイキックミーティング
コサキン20周年イベント 2002真夏のサイキックミーティング RADIOにもどる

第五回
 『サイキックミーティング2003〜悪魔が来たりて笛を吹く〜』
 2003 9/7 IN 九段会館

いや〜、早いものでもう一年が経つのですね。
今年も行ってまいりました、恒例サイキック東京イベント。
もう東京では九回目、私にとっては七回目ですね。
今年も場所は九段会館。武道館の隣、英霊達が眠る
靖国神社のまん前ですよ。

今年は従来の昼・夜二回に分けての公演。
昼の部はおなじみ・浅草キッドがゲスト。
夜の部はレギュラー3人による芸能界ゲストークです。

昼の部開演は午後2:30。
2時ごろ会場に着くと、なんか今年はやけに静か。
客の入りもイマイチか・・?
さすがにゲストークもみんな飽きてきたのかな〜?
と、思いつつ会場入りし、席で待っていると・・
ボソボソとあちこちから聞こえる会話はほとんど関西弁。
東京のど真ん中でひたすら異彩を放つ空間ですな相変わらず。
そして定刻にスタート。
何だかんだ言って、客席もほぼ満員。
出だしは北野誠、竹内義和、板井昭弘のおなじみ三人が登場。
のっけから創価学会がどうのこうのと・・よしよし!
そしてゲストの浅草キッド登場。
んー、キッドの、特に水道橋博士は最近ちょっと疲れ気味かな。
なんか格闘技会の影の大物の話ばかりでちょいと退屈。
その後もダチョウ倶楽部の寺門ジモンネタに、最後は怪しげな健康グッズ話と。
ちょいとトークに目新しさやキレがなかった気がします。
昼の部一番笑ったのは、ABCラジオ・ディレクター板井さんの「ABCに苦情言いに来たオジサン」話でした。
芸人さん、もっとがんばれ!

そして夜の部では、恒例のリスナーの質問に答えるスペシャル。
今年もまた、誰がホモだの、レズだの、スカトロだのと・・爆笑。
詳しいことはとても書けませんが、ズーレー女優さんは独特のオーラがあるというのは納得。
あとNYへ行くミュージシャンの男は全員ホモだそうです。うん、納得シャウエッセン☆
ひとしきり爆笑トークが終わった後、今回のある意味目玉企画。
「ビデオに写った本物の幽霊をみんなで見よう!」です。
これは松竹の若手芸人さんが、TVの企画で心霊スポットを探検に行ったとき、たまたまビデオに写った
霊の姿を大スクリーンでみんなで見ようというヤな企画。
わずか4分ほどに編集されたビデオの、それもほんの数秒。一瞬の出来事でした。
ん〜、言われてみれば霊かもな〜・・と、言うよりは、確かに霊かなあれは。
はっきり目が映ってた。うん、ちょっと恐かった。
暗視カメラなので画面が緑色なんですよ。そこに、芸人さんの顔の後に・・

まあ、お客さんの間でも見えた人と見えなかった人が半々ぐらいな感じでしたね。
で、いや〜な映像で今回は締めくくり。
恒例のヘンなプレゼント等はありませんでした。

ん〜・・構成とか企画で今回はちょっとパワーダウンでした。
特に昼の部だけ見た人で、格闘技に詳しくない人はかなり損したかも。
浅草キッドも、自分の本手売りするほうにエネルギーを使いすぎでは?
あと、夜の部での板井さんのノースリーブのシャツは・・
よっぽど見せたかったんやろうね〜。

そんなわけで、サイキックミーティングが終わると、夏も終わりだなあ。
来年もまたここで逢えるかな・・と思いつつ会場を後に致しました。

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第四回
 『サイキックミーティング ツアー2002・サイキック千人集会』
 2002 9/8 IN九段会館

はい、そんなわけで実にひさびさのレポートとなりました。
今年もこの季節になりました、
日本の夏の風物詩・サイキックミーティング!
今年で8年目の東京集会です。
今回で四年連続となる伝統の九段会館に
またも濃〜い人々が集まってまいりました!
まあ、この番組に関する詳しい説明は
昨年のレポートにも書かれているので割愛させていただきます。
これまでこのイベントは毎回ゲスト(と、いっても
大川興業と浅草キッドと大槻ケンヂ以外出たことない・・)を
呼んで、昼夜の二部構成でトークショーを繰り広げるという
内容だったのですが、今回は初の試み:昼一回公演のみ
ゲストなしで普段放送してるスタイルそのままに、
北野誠、竹内義和のパーソナリティにプロデューサーの板井昭裕
という三人が観客から集められた質問に答えるということに。
この企画、当初は集まった千人全員に順番にマイクを渡し、
一人一人の質問にすべて答える!と豪語していたのですが、
後に『一人一分としても、千人全員の質問に答えていたら
18時間はかかる!』というリスナーからのハガキによる指摘で
初めて自分達の企画の無計画性に気付き、軌道修正し
いつも通り会場前にアンケート用紙を配り、
質問を募集するというカタチに落ち着きました。

さて、午後三時に開演。これまでは毎回オープニングに
ちょっとした小ネタがあったのですが、今回はシンプルに通常の
オープニング曲が流れ、ゾロゾロと三人が登場し世間話も無く
いきなりアンケート用紙に書かれた質問に片っ端から答えてくれました。
いきなり、モー娘。の看板のあの娘は剃毛しとる!とか、S学会の黒い陰謀だとか。。
まあ、いつも通りの芸能界ゲスな噂話から、シニカルな政治、宗教ネタまで歯に衣着せぬ危険な話が炸裂。
そして、五件ほど質問に答えた後で私の書いた質問が採用されました!
私の書いた質問は・・・「伝説の裏ビデオ『洗濯屋ケンちゃん』とは、どんな内容だったのですか?」という
実にバカバカしいものだったのですが、そこは百戦錬磨の三人。裏ビデオの歴史から果てはVHS対βの
ビデオデッキ戦争に発展し、「VHSが勝ったのは、『洗濯屋ケンちゃん』のおかげや!」という、結論に
達するという、プロのしゃべりの素晴らしさを満喫させていただきました。

その後も、とてもここでは書けないような危険かつ、くだらないトークが二時間ほど続いた所で一旦休憩。
それから午後五時、第二部が開幕。ここのオープニングではNHKの『プロジェクトX』をパロディ化した
短編ビデオ『プロジェクトX(バツ)』・・・まあ、サイキックはどのように作られているかというドキュメント?ビデオが
上映され、大盛り上がりの中、再び三人が登場。延々とアンケートの質問に答えてくれました。
どんなことを話していたかというと・・・芸能界ホモ、レズネットワーク勢力図とか。。そんなところです。

そんなわけで、一部、二部合わせて四時間弱という長丁場、まったく飽きさせることなく、爆笑の渦を巻き起こし
今年もサイキック・ミーティング、無事に閉幕いたしました。
このイベントが終わると、今年の夏も終わりだなあ・・と、少しセンチメンタル?な気持ちになりながら、
来年もまたここで会おう!と密かに心に誓いつつ、去年も書いたけどこの会場古くて狭いから、もう少し
広くてきれいなとこでやってくんねーかな。とつぶやいて九段会館を後にした私でした。

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第三回 『コサキン20周年記念イベント』
2001 11/18 IN 渋谷公会堂

ひさびさのレポート第三回目はお待たせの
『コサキン』20周年記念イベントです!
はじめにお断りしておきますが、この番組・・・
放送を聴いてない人には解らない専門用語や
独特の絶叫、謎のキャラクターなどが多数出てきますので、
文末に注釈をつけました。でも、結局解んないと思います。。

さて、「絵日記」にも描きましたが、
当日はバック・ストリート・ボーイズが
FM−TOKYOのスタジオに来るってことで
渋谷に物凄い女の子の行列が並ぶ中を
どうにかこうにか渋公前に午後三時ちょっと過ぎに到着。
招待状には「開演前の行列は禁止」と書かれてましたが、
すでに5〜60人は並んでましたな・・・
まずは入り口横で売られていた、
本日発売の番組本『4548』とCD−ROM『パッ本』をGET!
特製の「コサキン袋」にクリアファイルもいただきました!
列に並び、さっそく本をチェック・・・しかし、
あまりのクダラナイ内容に吹き出しそうになり
後は帰ってからの楽しみにと閉まっておとなしく待つことに。。

三時半に会場。席は早い者勝ちで、
私は右側の前から16列目というまあまあなポジションを確保。
ロビーに展示された、リスナーからの御バカイラストや
アイコラ写真を見ながらニヤニヤしつつ、
優雅にホット紅茶を飲みながらタバコを吸うという
ベテランリスナーの余裕を見せ、開演五分前ぐらいに
トイレへ行ったのですが・・・その時、会場から早くも歓声と拍手が!
この手のイベントって、大抵もったいぶって10分ぐらいは平気で押すものですが、さすがコサキンスタッフ!
早くも構成作家の鶴間さん(注1)浅井企画(注2)の新人コントグループ:エネルギーによる前説開始。
そして、午後四時きっかり!ホントにきっかりに公録スタートいたしました。

オープニング、まずはコサキンの二人がタキシードで登場。続いてゲストの坂下千里子、川村ひかるという
キレイどころが登場し、ステージ真ん中に置かれた大スクリーンで大物芸能人からのお祝いメッセージの紹介。
一人目は最近ラビー(注3)が入れ込んでる井川 遥嬢が登場。鎖骨が実によろしかったです。
続いて二人目、出ました!宇津井 健(注4)!早くも会場は大揺れ!さらにたたみかけるように三人目は
おすぎとピーコ!もう、早口と会場の大爆笑で何言ってるかよくわかりませんでしたが、「カネカネカネ!」
と「20回でも30回でもカラダ差し出すわよ!」ははっきりと聞き取れました。
ひとしきり盛り上がったトークの後、ゲスト女性陣はここで退場。

続いてはガラッと雰囲気が変わり、男性ゲスト:佐々木 功、冠 二郎、水木 一郎(注5)
という濃い兄貴三人が登場し「コサキンソング」三連発!
まずは水木さんの『マジンガーZ』、続いて冠さんの『炎』、そして締めには
佐々木さんが『G.Iブルース』という、実に暑苦しく濃いい名曲を披露してくれました。
三人とも50歳過ぎてるとは思えない、実にパワフルかつソウルフルなヴォーカルでしたね。

そして、この濃い三人にさらに元プロデューサーの門脇さん(注6)、タモリの格好で登場したおなじみモノマネの
コージ―富田氏を審査員に迎え、ひとしきりネタを披露した後本日のメインイベントとも言える、
リスナーによる『似てねえモノマネグランプリ』が行われました。
五人のリスナー代表が登場し、それぞれ5つのネタを披露したのですが、みんなスゴイ!
似てるのはもちろんですが、落ち着いてますね。これだけの観客と有名人を前にして堂々と演じてました。
優勝したのは一番似てなかったけど、今時玉川 良一とか若松監督(注7)の声のサンプリングだとか
喜美 正二郎(注8)とかヘビーリスナーにしか解らない御バカネタで会場を爆笑の渦に巻き込んだ
4番の三輪ひろしさんに決定。

会場内もすっかり盛り上がった所で、お祝いメッセージの第二弾・・・かと思いきや、
おなじみルー大柴(注9)による祝いの歌・・・ならぬヤな「ルー節」の新曲が・・・一同ゲンナリ!
そして、ルーの後はこの人!ラッキイ池田(注10)登場。すっかり脂っこい展開になってまいりました!
10年ぐらい前、番組内で午前二時の時報と共にやっていた『2時2時ダンス』が今復活!
2000人の観客を全員立たせ、懐かしの曲に合わせて例のインチキ臭い踊りを・・・揺れる渋谷公会堂!
いや〜、チョと恥ずかしかったけど、ずっと座ってたのでいい運動になりました。

一同再び着席した後、忘れかけてた企画『北の男乳』(注11)コーナー!
ラビーが作詞、作曲した曲の編曲を手掛けた和田先生(注12)が登場し、遂に完成した曲を披露。
一番をラビーが、二番を和田先生、三番をこの歌のモデルとなった色摩くん(注13)が登場し歌いました。
曲の最後に色摩くんは着ていたTシャツを引きちぎり、その見事な御乳を披露!確かにデカイ!
その後、和田先生が73歳とは思えないパワフルなヴォーカルで『メリー・ジェーン』を歌い上げてくれました。

長いねえ・・・でもまだまだ続きますよ〜。次は有名人からのお祝いメッセージその2。
ここでは、GLAY、キャイ〜ン、高田 純次、柳沢 慎吾、明石家 さんまという実に豪華なメンバーが登場。
改めてコサキンの交友範囲の広さを思い知らされました。
会場で映像を見た人にしか解らないと思いますが、この時のキャイ〜ンの天野君は黒いバックに
黒いタートルネックを着ていたため、首から上だけが浮いているように見えて、なんか教育テレビの
人形アニメーションみたいで、会場の失笑を買っていました。

続いては、カンコンキンシアターの名物キャラ:西田たか子と飯尾 和樹、そしてTBSアナウンサー
海保 千里嬢を迎えて、『ミリオネア』をパロったクイズコーナー。
まあ、コサキンですからまともなクイズではありません。優勝は車中口吸(注14)さん(ラビー)でした。

そして最後のコーナーは、番組の目玉とも言える『CD大作戦』。
ここでは作家の鶴間さん、有川くん(注15)、館川くん(注16)、そしてラッキイさんや飯尾君たちも参加し、
いつもの番組と同じ雰囲気でハガキネタを紹介してくれました。
そして、3時間を越えるこの長いイベントもとうとうフィナーレ。残っていたゲストの皆さんも全員登場し、
有川くんの号令で最後の挨拶「パッホーン」(注17)をやることになったのですが
コサキンイベントのお約束、ラビーが有川くんをくすぐるくすぐる!のた打ち回る有周!最後まで抜かりなし!
どうにかこうにか落ち着いたところで、2000人同時の「パッホーン」で幕が降りひとまず終了。
しかし、誰一人席を立ちません。沸き起こるアンコールの拍手!再び幕が開き、ステージにはコサキンの二人が。
そう、これもイベントのお約束、あのコント『モレッ!!』(注18)ですよ!観客は大喜び!
鳴り止まぬ拍手の中、幕が下り鶴間さんの締めの言葉でめでたく終了。時計を見ると7時20分!
2時間の番組の公録で3時間20分も・・・こんなに笑ったのはホントに久しぶりで、終わった時にはもうグッタリ!
私は2年前に行われた九段会館のイベントにも参加したのですが、その時に比べてゲストやセットの豪華さ、
企画のボリューム、笑いの濃度、そして攻撃的フリートークと全てにおいて大きく上回ってました!大満足!!

コサキン用語解説     

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注1:鶴間さん・・・番組開始当初から構成作家を務める、番組の重要なブレイン。かつては『ケロヨン』と呼ばれた。

注2:浅井企画・・・コサキンの二人が所属する芸能プロダクション。五反田の貸しビルがオフィス。

注3:ラビー・・・「コサキン」内での関根 勤氏の呼び名。昔の芸名「ラビット関根」の名残ですね。
         ちなみに小堺さんは「ムックン」。ムリヤリ曲紹介をするので「ムリヤリムックン」から来ました。

注4:宇津井 健・・・渋い役者さんなのですが、若い頃『スーパー・ジャイアンツ』という特撮ヒーローものに
            もっこリタイツ姿で出てた為に、この20年間そのブツを延々と番組でネタにされているお方。

注5:佐々木、冠、水木・・・まあ要するに、三人とも実力派の歌手なのにヘンな歌歌ってて、キャラが濃い・・・
                ってことで、番組内ではコサキンの兄貴的存在で「アニイ」と呼ばれてます。

注6:門脇さん・・・番組の二代目プロデューサー。東大出身だがチョビヒゲで、弘兼 憲史に似てる。

注7:若松監督・・・今年日本一になったヤクルトの監督だが、この番組では「子犬」と呼ばれている。

注8:喜美 正二郎・・・今から18年ぐらい前に番組内で話題になった、今で言うインディーズ歌手。
              「ノドに扇風機が入ってる!」といわれた独特の超ビブラート歌唱法は圧巻!

注9:ルー大柴・・・ルーさんはコサキンの古いお友達で、元は「コサキン」のポエムコーナーをやってました。
           10年ぐらい前にブレイクしたきっかけは「コサキン」だったのです。

注10:ラッキイ池田・・・ラッキイさんも、関根さんの「カンコンキン・シアター」や「コサキン」でのヘンな踊りで
             メジャーになったのですが、ルーさんと組んだのが運の尽きでした。

注11:北の男乳・・・ラビーがマネージャーの色摩くんの、男なのにやけにデカイ御乳を見て作詞、作曲した歌。

注12:和田先生・・・コサキンの二人の歌のレッスンを担当していた先生。御年73歳とは思えぬ歌声の持ち主。

注13:色摩くん・・・関根さんのマネージャー。男なのに異常にデカイオパーイの持ち主。実家は小樽の
           「色摩寿司」という有名店だが、跡を継がなかったので『逃げ寿司』と呼ばれてる。

注14:車中口吸・・・「しゃちゅうくちすい」と読みます。昔、谷 隼人がポルノ女優とベンツの中でチューしてる所を
            フォーカスだかフライデーに隠し撮りされちゃった事をこの番組では今もネタにしてるのです。

注15:有川くん・・・ハガキ職人から番組の構成作家になった「リスナーの神様」だが・・・その気の弱さと不摂生による
           だらしない体ですっかり有名に。本名:有川 周一を略して『有周』と呼ばれている。

注16:館川くん・・・有周同様、ハガキ職人から構成作家に。一部男色家の熱い指示を受ける。
           ちなみに成り上がり作家にはもう一人、「楠野 一郎」という人がいるが・・・今はお台場に。。

注17:パッホ〜ン・・・いつ頃から使い始めたかは覚えてませんが、番組のエンディングの決め言葉。
             ジャッキー・チェンにムリヤリ言わせたこともある重要なワードだ!

注18:モレッ!!・・・コサキンの初期のコントの傑作?腹を壊した人がムリヤリ酒を飲まされ、我慢できずに
             最後に思い切り漏らしてしまい、謝りつつもまた漏らすという・・・そういうオチです。。。

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第二回 『真夏のサイキック・ミーティング 〜兄貴・リターンズ〜』
2001 9/9  IN 九段会館

そんなわけで、一ヶ月ぶりのレポートです。
今回は大阪・ABCラジオで日曜の深夜1:00〜2:45
に放送されている人気番組『誠のサイキック青年団』の
年一回夏に行われる東京でのリスナー集会に行ってきました。
この番組、いわゆる大阪のみで放送されている
ローカル番組なのですが、もう10年以上にわたり続いていて
全国区に熱心なリスナーがいるため、
電波が届かないはずの東京でもこうして毎年イベントが行われ、
収容人数2000人の九段会館を満員にするという
恐るべき番組なのです。
番組の内容についてはRadioコーナーに詳しく書いてあるので
そちらを参照してください。
まあ要するに過激トークが売りの番組なんですが、
それでも放送できないようなヤバイ話をナマでしちまえ!
という趣旨の元に行われている危険な集会です。

さて、もう今年で7年目を迎えるこの『真夏のミーティング』、この九段会館では3年連続になります。
ここはご存知日本武道館のすぐ隣に位置していて、去年は日テレの『愛は地球を救う』で募金活動をやっている
その真裏で「アイツはホモや!」とか「芸能界ズーレー・ネットワーク」とかひどい話をしていたわけですが、
今年の武道館はあの、今が旬の「ゴスペラーズ」。同じ敷地内でよくこれだけ趣旨の違うイベントがあるもんだ・・・
と感慨にふけりながら台風が接近中の不穏な天候の中、会場へと向かいました。

このイベントは毎年昼の部と夜の部一日二回行われ、各回ゲストが違います。
そのため大抵の人は二回とも観るのですが、当然私も昼夜二枚チケットをGETしました。
今年は昼の部に『大川興業』元総裁:大川 豊、そして浅草キッドというリスナーにはすっかり
おなじみのいつものダーティなメンバー。
夜はゲストなしでパーソナリティのタレント:北野 誠、この番組では「アニキ」と呼ばれる作家:竹内 義和
そしてディレクターの板井 昭弘といういつもの放送と同じメンバーという構成。
このイベントを観るためにわざわざ関西からバスツアーまで開かれるという年一度の夏祭り、
会場前にはすでに関西弁を駆使する怪しげな集団がたむろし、会場前に置かれたテーブルに向かって
一心に何かを書き込んでいました。このイベントは特に大きなテーマを決めて話すというわけではなく、
毎年開演前に観客にアンケートを書いてもらい、それを読みながらみんなでグダグダ話すというスタイルなのです。
で、私もアンケート用紙をもらいさっそく書き込みました。
ちなみに私が書いたのは「巨人の入来は眼つきが異常ですが、彼はドラッグやってるんでしょうか?」
というモノ。どうでもいいじゃねえか、そんな事!

さて、PM2:30まず昼の部が開演。
オープニングは毎年恒例、超オンチで知られる誠っちゃんのマネージャー:難波さんのカラオケでスタート。
今年の歌は今ヒット中の三木道三の何とかってヤツ。相変わらず見事なはずしっぷりで観客は早くもヒートアップ!
そしてメインパーソナリティの誠っちゃんと竹内さんが登場。のっけから歌舞伎町の火事ネタで始まり、
「スーパールーズの影のオーナーは石立鉄夫や!」という爆弾発言!会場は大盛り上がり!
そしてゲストの浅草キッドと大川元総裁が登場。
話は先日の参議院選挙に移り、「公明党VS共産党」というまたも危険な方向へ。
さらにキッドお得意のプロレスネタに。この辺は私はあまり詳しくないのでイマイチ笑えませんでしたが、
後半大川興業のメンバーの異常性についてのネタへ。これは濃すぎてここでは書けません!
その後も今が旬の「稲垣メンバー」、「大江戸ロケット壱成」等の爆弾トークが炸裂。
一つ一つ詳しく書きたいんですが、「ここでの話は一切他言無用」というリスナーの暗黙のルールに従い
ここでは言えません。まあ、そうとうひどいことを言っていたと思ってください・・・
そんなわけで2時間ちょっと、さんざん言いたいことを言ってゲストの二組は退散し、恒例の観客への
プレゼントが行われ(超マイナー映画ビデオ、稲垣メンバーの著書、キダ・タローTシャツ等)、
昼の部は無事終了。私は夜の部に備え神保町まで歩き、「たつや」でカツ丼を食べました。

そんなわけで、PM6:00夜の部スタート。オープニングは放送でも話題になったAV嬢:夢野まりあの自宅訪問
のビデオ上映。実はこの人、飼い犬をバター犬とチン●コ犬に調教したという相当イカれたお姉さんなんですが、
誠っちゃんが彼女の自宅にビデオを持って潜入し、その犬が実際にプレイするところを撮影するという
とんでもない映像が上映され、会場はまたも大盛り上がり。私の隣の席は若い女性二人組みだったんですが、
この人達特に異常に盛り上がってました・・・
そして、番組メインパーソナリティの二人とディレクターの板井氏が登場。
この回は観客から集めたアンケートに次々に答えていくというスタイルで構成され、主に芸能人ネタが中心でした。
これも非常に危険なので詳しいことは書けません。何しろ、この人達5年ぐらい前に山本リンダの写真集を見て
「改造人間や!」と放送で発言したため、名誉毀損で訴えられた経験の持ち主ですから。
まあ、女優の誰と誰がズーレー関係や!とか、あの女優はホストクラブにはまっとる!とかそんなほほえましい
話題で大いに盛り上がりました。
そして、ひとしきりトークが盛り上がったあとで特別ゲストとして問題の夢野まりあ嬢が登場!
まあすごいキンキラのスケベったらしい衣装で、おまけに自発的にポロリ&御ケツ丸出しという大サービス!
ええもの拝ませていただきました。ありがたいんだかなんだか・・・

てなわけで昼夜二回、もう満腹というほどゲスなトークを繰り広げ今年の夏のイベントも終焉を迎えました。
ああ、笑った笑った!あえて一つだけ不満を言わせてもらうと、九段会館って古い建物だから席が小さくて、
隣との間も狭くてスゲー窮屈なんですよね。来年はもう少し広いところでやってほしいなあ。

このあと10月にはこれも毎年恒例の京都・丸山野音でのイベントがあるそうです。
私はそこまで通うほどのエネルギーはありませんが、関西方面でこの番組に興味を持たれた方は是非
行ってみて下さい。人生観が変わるかもしれません。

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第一回 『カンコンキンシアター15 クドい!〜ヨシオにおまかせ〜』
2001 8/6 IN新宿シアター・アプル

さて、記念すべき第一回はやはりこれしかないでしょう!
TBSラジオの歴史的人気深夜番組「コサキン」の
パーソナリティ:関根 勤氏率いる劇団
「カンコンキンンシアター」の毎年夏の恒例イベントです。
この公演、毎年8月新宿のシアター・アプルで
1週間行われているのですが、今年でもう15年目!
初期は浅草の小さな劇場で行われ、
あの小堺一機氏も共演していたらしいですが、
その頃私は就職だの何だので忙しくてよく知りません。

この公演、私は6年前に一度だけ観たことがあります。
その時は丁度暑い夏で朝早くに目が覚めてしまい、
なんとなく「ぴあ」を見てたらこの公演のことが載っていて、
たまたま千秋楽だったのでフラッと新宿まで出かけ
『当日券が手に入ったら観てみよう』と軽い気持ちで
午前9時頃アプルに行ったら、並んでいたのは4人だけ。
あっさりチケットをGETし、観させて頂きました。
その時の感想は『バカで〜!意味ねえ〜!クッダラネ〜!!』
もう、私の大好きなラジオのコサキンワールドそのままでした。
そして、恐るべきボリューム!このときは午後2時に公演開始し
終わったのは確か午後6時半頃でした!スゲエ!
まさに圧倒された公演でした。

それ以来、毎年夏のこのイベント行こうと思ってたんですが
チケットがなかなか取れませんでした。
折りしもメインの関根さんがここ数年異常に人気が出てしまい、
加えて共演しているキャイ〜ンもすっかり人気者になったため
現在ではまさにプラチナ・チケット化してしまったのです。
ここ数年、私も当日券狙いで朝早く並んだりもしたんですが
スゴイ数の人でそれもムリでした。

しかし今年はたまたま、当日券が手に入ったのです。
ちょっと朝早く千駄ヶ谷に用事があったので、
その帰りに新宿まで足を伸ばしアプルに行ってみると、
並んでたのは20人程。
運良く通路席(いわゆる通路の座席に直に座るという物)をGET!
おかげで本来¥6300のチケットが半額以下の¥3000でした。

さて午後七時、会場は大盛り上がり!
10代の少女から、どうみても50過ぎのおばさんグループまで
さまざまな年齢層のお客さんがひしめき合うなか
「カンコンキン」始まりました!
開演前に関根さんのお馬鹿なナレーションが流れ、
会場は大盛り上がり。
オープニングは毎年恒例のミュージカル調で出演者全員が登場。
メンバーは座長:関根さんを筆頭に、キャイ〜ン、ラッキィ池田、
最近『笑っていいとも』のレギュラーにもなった飯尾一樹等々。
(ルー大柴氏だけは併設のコマ劇場出演中のため途中から乱入)
そして関根さんとキャイ〜ンのウドちゃんのコントで公演開始。
ここで開始早々、驚くべきことが!
コントの中で、ウドちゃんがゴルフの小さな
グリーンのセットを持って客席に行き
関根さんがそこを狙ってパットを打つのですが、
その時関根さんが打った球をウドちゃんがエラーして客席に。
その球がなんと地べたに座っていた
私のところに転がってきたのです!
そして、関根さんが「その球は差し上げます!」
とおっしゃったのです!
当日券で並んで地べたに座ってまで観に来ているお客への
サービスだったんでしょうね。座長、ありがとうございます!
この球は一生の宝にさせていただきます!!
ちなみにこの球、スポンジのテニスボールに黒くて丸い小さなシールを全面に貼って
ゴルフボールらしく見せてあります。こんな小道具まで細かく配慮されているんですねえ。

これですっかり気分が良くなってしまった私。
それからはもう爆笑しっぱなし、ひさびさに何も考えずに大いに笑わせていただきました。
途中15分の休憩をはさみながらも、3時間半を超える長丁場、まったく飽きさせなかったのは見事でした!
圧巻だったのは中盤での、セットまでソックリに再現された『アタック25』のパロディコント!
関根さんは以前からラジオで、司会の児玉 清氏のモノマネをされてたんですが、
今回はステージ用に大幅にパワーアップ!見事に語句の一つ一つまで『清節』をマネされてました。
しかし、私もさすがに地べたに3時間半は辛く、後半はおケツが痛いのなんのって・・・
私の前にいたジベタリアンの女の子は常連らしく、座布団持参でした!次からは私もそうしよう。

てなわけで、グッタリ疲れて会場を出たときはもう午後10:45!
この公演の唯一の欠点は、会場が歌舞伎町のど真ん中にあること。この時間の歌舞伎町って・・・
帰り道に怪しい客引きが次々に声をかけてきてウザイのなんのって。妖しいオネ―さんも多いしね。
まあ、私はそんな誘惑にも負けず、熱い感動を胸に無事帰路につきました。
来年はゼヒ千秋楽の昼間の公演を、ゆったりと指定席で観てみたいものです。

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