MY MIND HOT100  1985年間チャート

この年、2度目の大学受験だったわけですが・・・相変わらず毎週こんな物つけてたんですね。
まあ、どうにか1校だけ合格して晴れて大学生となり、一人暮らしを初め、朝から晩まで洋楽を
聴きまくるという夢のような生活を送り出し、ますます洋楽熱の高まった年でした。
なお、この年から得点制度がチョット変わりました。それまでは、ベスト10に入った曲にしか
ポイントが付かなかったのが、この年から20位1点,19位2点〜2位19点、1位20点というように
ベスト20に入った曲すべてにポイントを付け、息の長いヒット曲が上位にくるようにしたわけです。

順位 原題 邦題 アーティスト 総得点 最高位
MONEY FOR NOTHING マネー・フォー・ナッシング ダイアー・ストレイツ 262 1位6週
EVERYTIME YOU GO AWAY エブリタイム・ユー・ゴー・アウエイ ポール・ヤング 219 1位2週
A VIEW TO A KILL 007/美しき獲物たち デュラン・デュラン 216 1位1週
WE ARE THE WORLD ウイ・アー・ザ・ワールド U.S.Aフォー・アフリカ 212 1位8週
PART TIME LOVER パート・タイム・ラバー スティーヴィー・ワンダー 209 1位4週
I WANT TO KNOW
 WHAT LOVE IS
アイ・ワナ・ノウ フォリナー 209 1位3週
EASY LOVER イージー・ラバー フィリップ・ベイリー
withフィル・コリンズ
207 1位3週
FREEDOM フリーダム ワム! 203 4位1週
THE POWER OF LOVE パワー・オブ・ラブ ヒューイ・ルイス
&ザ・ニュース
199 1位3週
10 EVERYBODY WANTS TO
 RULE THE WORLD
ルール・ザ・ワールド ティアーズ・フォー・フィアーズ 194 1位3週

この年は、あの『ライブエイド』の年でしたね。私も一晩中TVにかじりついてましたが、途中で寝ちゃってました。
オレチャートでも8週連続1位だったんですが、それを上回ったのがイギリス勢。
この頃の「ブリティッシュ・インベイジョン」の波は本当にすごかったんですね。

11 RASPBERRY BELET ラズベリー・ベレー プリンス 193 2位1週
12 LIKE A VIRGIN ライク・ア・ヴァージン マドンナ 183 1位2週
13 THINGS CAN ONLY
 GET BETTER
オンリー・ゲット・ベター ハワード・ジョーンズ 182 1位1週
14 CAN'T FIGHT THIS FEELING 涙のフィーリング REOスピードワゴン 181 1位3週
15 MATERIAL GIRL マテリアル・ガール マドンナ 179 2位3週
16 HEAVEN ヘブン ブライアン・アダムス 178 1位2週
17 IF YOU LOVE SOMEBODY
 SET THEM FREE
セット・ゼム・フリー スティング 171 1位2週
18 ONE MORE NIGHT ワン・モア・ナイト フィル・コリンズ 159 2位3週
19 INTO THE GROOVE イントゥ・ザ・グルーブ マドンナ 157 1位2週
20 HEAD OVER HEELS ヘッド・オーバー・ヒールズ ティアーズ・フォー・フィアーズ 154 3位2週

ここはもう、マドンナ旋風が吹き荒れてます。そういえばこの頃、あの『11PM』で「無名時代のマドンナが
出演していたエロ映画発見!」というのが放送されて、ワクワクしながら見ていた記憶が・・・
まあ、確かにマドンナのハダカは見れましたが・・・ぜんぜん興奮しなかった。なんか貧相で。失礼!

21 THE BOYS OF SUMMER ボーイズ・オブ・サマー ドン・ヘンリー 148 4位3週
22 ST.ELMO'S FIRE セント・エルモス・ファイア ジョン・パー 146 2位3週
23 LAY YOUR HANDS ON ME レイ・ユア・ハンズ トンプソン・ツインズ 142 2位2週
24 SOME LIKE IT HOT サム・ライク・イット・ホット パワー・ステーション 139 2位3週
25 NEVER SURRENDER ネバー・サレンダー コリー・ハート 135 3位1週
26 RUN TO YOU ラン・トゥ・ユー ブライアン・アダムス 125 4位3週
27 JUST ANOTHER NIGHT ジャスト・アナザー・ナイト ミック・ジャガー 122 5位1週
28 EVERYTHING SHE WANTS 恋のかけひき ワム! 120 3位2週
29 METHOD OF MODERN LOVE メソッド・オブ・モダン・ラブ ホール&オーツ 119 6位5週
30 SUSSUDIO ススーディオ フィル・コリンズ 119 6位2週

なつかしいですね、ジョン・パー兄さん!この前の曲「ノーティ・ノーティ」もけっこう好きだったんですが
このあとはさっぱりでした。他にはブライアン、コリーのカナダ勢が健闘しています。
ミック・ジャガーのソロも、一般的にはあまりヒットしませんでしたが、私の中ではかなり気に入ってました。

31 YOUR THE INSPIRATION 君こそすべて シカゴ 118 4位1週
32 WE BUILT THIS CITY シスコはロックシティ スターシップ 116 1位2週
33 SENTIMENTAL STREET センチメンタル・ストリート ナイト・レンジャー 114 3位1週
34 NIGHT SHIFT ナイト・シフト コモドアーズ 113 3位2週
35 YOU BELONG TO THE CITY ユー・ビロング・トゥ・ザ・シティ グレン・フライ 111 1位1週
36 I'M GOING DOWN アイム・ゴーイング・ダウン ブルース・スプリングスティーン 104 3位1週
37 FORTRESS AROUND YOUR HEART アラウンド・ユア・ハート スティング 103 2位1週
38 THE WILD BOYS ワイルド・ボーイズ デュラン・デュラン 102 1位2週
39 CRAZY FOR YOU クレイジー・フォー・ユー マドンナ 102 2位1週
40 DRESS YOU UP ドレス・ユー・アップ マドンナ 102 3位1週

ここでは、34位のコモドアーズが印象深いですね。看板ライオネル・リッチーが抜けた後の唯一の大ヒット。
確かこの年、マーヴィン・ゲイが自分の誕生日に実の父親に射殺される・・という悲劇的事件があり、
その彼に捧げられた曲でした。後で出てきますが、ダイアナ・ロスも彼への追悼曲を歌っています。

41 DANCING IN THE STREET ダンシング・イン・ザ・ストリート ミック・ジャガー&
デヴィッド・ボウイ
102 3位1週
42 I'M ON FIRE アイム・オン・ファイア ブルース・スプリングスティーン 102 4位2週
43 ONE NIGHT IN BANGKOK ワン・ナイト・イン・バンコク マリー・ヘッド 102 5位1週
44 ONE NIGHT LOVE AFFAIR ワン・ナイト・ラブ・アフェア ブライアン・アダムス 97 5位2週
45 OUT OF TOUCH アウト・オブ・タッチ ホール&オーツ 94 3位4週
46 THE HEAT IS ON ヒート・イズ・オン グレン・フライ 94 3位1週
47 CALIFORNIA GIRLS カリフォルニア・ガール デヴィッド・リー・ロス 93 7位2週
48 THE GOONIES”R”GOOD ENOUGH グーニーズはグッド・イナフ シンディ・ローパー 90 5位2週
49 SAVE A PRAYER セイブ・ア・プレイヤー デュラン・デュラン 89 3位1週
50 LIFE IN ONE DAY 一日の生命 ハワード・ジョーンズ 87 3位1週

ここはまあ、一発屋マリー・ヘッド以外は常連さんがひしめいていますね。
ヴァン・ヘイレンを脱退したデイブ、この頃は調子良かったんだけどね〜。
最近、毎年のようにバンド復帰の噂が流れてるけど・・・本家自体がかなりパワー失ってるからなあ。
ところで、ハワードの邦題・・・あまりにも直訳じゃねーか?

51 ANGEL エンジェル マドンナ 87 5位2週
52 DON'T LOOSE MY NUMBER ドント・ルーズ・マイ・ナンバー フィル・コリンズ 87 5位2週
53 LOVIN' EVERY MINUTE OF IT ラビング・エブリ・ミニット ラバーボーイ 86 4位1週
54 LONELY OL' NIGHT ロンリー・オル・ナイト ジョン・クーガー
メレンキャンプ
85 4位1週
55 TAKE ON ME テイク・オン・ミー アーハ 82 7位1週
56 ELECTION DAY エレクション・デイ アーケイディア 80 2位2週
57 DO THEY KNOW IT'S CHRISTMAS? ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス バンド・エイド 79 4位1週
58 SEPARATE LIVES セパレート・ライブス フィル・コリンズ&
マリリン・マーティン
78 5位1週
59 DON'T YOU(FORGET ABOUT ME) ドント・ユー シンプル・マインズ 74 3位1週
60 I WOULD DIE 4 U ダイ・フォー・ユー プリンス 72 7位2週

あの大ヒット「テイク・オン・ミー」がこんな下に!しかも最高位が7位というていたらく。
この頃の私には、どうもこれは腑抜けソングに思えたんでしょうね。
アーケイディアやバンドエイドは年末の区切りの時期だったため、この位置になってしまいました。

61 BORN IN THE U.S.A ボーン・イン・ザ・U・S・A ブルース・スプリングスティーン 72 9位1週
62 RELAX リラックス フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド 71 3位1週
63 SAY,YOU SAY,ME セイ・ユー セイ・ミー ライオネル・リッチー 70 1位1週
64 WOULD I LIE TO YOU ビリーブ・ミー ユーリズミックス 70 8位2週
65 THE SEARCH IS OVER サーチ・イズ・オーバー サバイバー 70 9位3週
66 FOREVER MAN フォーエバー・マン エリック・クラプトン 68 5位1週
67 SAVING ALL MY LOVE
 FOR YOU
すべてをあなたに ホイットニー・ヒューストン 68 6位1週
68 POP LIFE ポップ・ライフ プリンス 62 6位1週
69 INVINCIBLE インヴィンシブル パット・ベネター 60 5位1週
70 OBSESSION オブセッション アニモーション 60 8位2週

ここではF・G・T・Hですかね、イギリスでメチャ売れして全米に乗り込んできた割にはイマイチでした。
ビデオはおもしろかったけど。あとは、あのホイットニーのデビュー曲が入ってきました。
サバイバーは、珍しくバラードでランクイン。アニモーションもなつかしいですねー。

71 SOMETHINGS ARE BETTER
 LEFT UNSAID
言わずにおいて ホール&オーツ 60 8位1週
72 VALOTTE ヴァロッテ ジュリアン・レノン 59 7位2週
73 WE BELONG ウイ・ビロング パット・ベネター 57 6位3週
74 PARTY ALL THE TIME パーティ・オール・ザ・タイム エディ・マーフィー 56 7位2週
75 I'M YOUR MAN アイム・ユア・マン ワム! 55 2位1週
76 TOO LATE FOR GOOD BYE トゥ・レイト・フォー・グッドバイ ジュリアン・レノン 55 7位1週
77 WE DON'T NEED
 ANOTHER HERO
孤独のヒーロー ティナ・ターナー 54 7位1週
78 SLEEPING BAG スリーピング・バッグ ZZトップ 54 9位2週
79 TONIGHT SHE COMES トゥナイト・シー・カムズ カーズ 53 6位1週
80 CHERISH チェリッシュ クール&ギャング 52 9位1週

出ました!エディ・マーフィー。この頃たしか『ビバリーヒルズ・コップ』でブレイクし、調子に乗って出した
この曲がそこそこヒット。まあ、ノリのいい曲で、わりと好きでした。映画もおもろかったし。
あとはジュリアンが2曲入ってますね。今も音楽活動してるんでしょうか、全然話題聞かないけど。

81 THAT WAS YESTERDAY イエスタデイ フォリナー 51 6位1週
82 SOMEBODY サムバディ ブライアン・アダムス 50 6位1週
83 JUST AS I AM 潮風のラブコール エア・サプライ 47 9位2週
84 PSYCHIC MAGIC サイキック・マジック G・Iオレンジ 47 9位1週
85 DON'T COME AROUND
 HERE NO MORE
ドント・カム・アラウンド トム・ペティ&
ハートブレイカーズ
45 7位1週
86 MISLED ミスレッド クール&ギャング 45 8位1週
87 THE RIDDLE ザ・リドル ニック・カーショウ 45 8位1週
88 GET IT ON(BANG A GONE) ゲット・イット・オン パワー・ステーション 45 9位1週
89 RADIO ACTIVE レディオ・アクティブ ザ・ファーム 44 4位1週
90 SOUL KISS ソウル・キッス オリヴィア・ニュートン・ジョン 44 10位2週

遂に出た!G・Iオーレンジ!!稀代の腑抜けバンド・・といいつつもトム・ペティに勝っている・・・
結構好きだったのか、オレ?あと、ニック・カーショウやザ・ファームといった懐かしい人たちもいますね。
「ザ・リドル」はイントロが印象的でした。それから私はブラック系はどうも苦手なんですが、
クール&ギャングだけはなんか好きで、彼らのベストアルバムけっこう聴いてましたね。

91 ONLY THE YOUNG オンリー・ザ・ヤング ジャーニー 42 10位1週
92 FRESH フレッシュ クール&ギャング 42 11位2週
93 PURPLE RAIN パープル・レイン プリンス 41 8位1週
94 CELEBRATE YOUTH セレブレイト・ユース リック・スプリングフィールド 41 10位1週
95 FOOLISH HEART フーリッシュ・ハート スティーブ・ペリー 41 11位1週
96 LOVERBOY ラバーボーイ ビリー・オーシャン 39 7位1週
97 MISSING YOU 追憶の涙 ダイアナ・ロス 39 9位2週
98 MONEY CHANGES EVERYTHING マネー・チェンジズ・エブリシング シンディ・ローパー 38 10位2週
99 WALKING ON SUNSHINE ウオーキン・オン・サンシャイン カトリーナ&ウエイブス 37 10位1週
100 GLORY DAYS グローリー・デイズ ブルース・スプリングスティーン 36 10位1週

ラスト91〜100位ですが、リック先生がなぜこんな下に?と思われるかもしれませんが、このとき出た
アルバム「TAO」は、この曲をはじめ、あまりにも機械的にいじりすぎていて、ちょっと彼の爽快なR&Rを
期待していた当時の私にはきつかったんだと思います。今はこのアルバムもこの曲も大好きですよ。

・・・とまあ、そんなわけで1985年の年間チャートをお送りしてまいりました。
この年は阪神が日本一になった年でしたね、そう考えるととんでもない年だったなあ。

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