【史跡案内】 尾張町町民文化館

歴史
明治40年 12月 金沢貯蓄銀行本店として新築
昭和18年 12月 北陸銀行尾張町支店となる
昭和51年 7月 北陸銀行金沢支店に統合され閉店
8月 北陸銀行により石川県へ本建物を寄贈
9月 石川県指定有形文化財(建造物)に指定
昭和52年 11月 県立郷土資料館分館町民文化館として開館
昭和61年 3月 尾張町商店街振興組合に運営移管され
『尾張町町民文化館』として新装開館
平成10年 8月 金沢市によりライトアップされる

文化財としての建物

 主体構造は木造平屋建て、建坪62坪で、外部を塗篭(ぬりごめ)土蔵造・黒漆喰(くろしっくい)仕上げの土蔵造り。入母屋・瓦葺きの反りを持ち、棟上に一対の鯱を立てる城郭風の主屋根をのせる。
 内部は壁・天井ともに白漆喰仕上げの西洋風で、装飾は精巧な左官細工。壁や扉、窓の額縁は木造りで、様式的装飾を付し、飴色のワニスで仕上げて、白壁とコントラストをなす擬西洋建築様式ないし擬和風建築様式ともいえる、不思議な調和を持つものである。

*この会場でのコンサートは、本年で11回目の開催です。


  

【会場案内図】 [拡大



(金沢市尾張町1-11-8)

  


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