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【テキスト】18時台に尻はOKらしい

 

2004.11.14

 

土曜日の夕方、ある家族の会話。

 

子供「あ、18時からガンダム見る」

母親「ガンダムって、アニメの?」

父親「お父さんも、昔はガンダム見てたなあ」

子供「じゃあ、お父さんも一緒に見ようよ」

父親「そうだな、久しぶりに見てみようか」

母親「お母さんも、ちょっとだけ見てみようかしら」

子供「わーい、みんなで見よう!」

 

……そして、放送開始、

 

凍りつくお茶の間。

 

誰ですか、この尻は!?

ま、ま、まさか、ルナマリアさん!?

ま、ま、ま、まさか、メイリンちゃん!?(犯罪です)

ですが、元シャアのことですから、少女だからといって、油断できません。

 

艦長だったので、一安心。

 

しかし、艦長がこんなんで、この艦は大丈夫なのでしょうか。

ブライトとミライのような、奥ゆかしさのかけらもありません。

それに、議長と艦長という関係が、社長と秘書のようで、

キラとフレイの時よりも、生々しさが数段上です。

何も知らないメイリンちゃんが、部屋に連絡してるし。

 

しかし、そんなことをやってる場合ではありません。

ユニウスセブンが大変なんです。

詳しい説明は、メイリンちゃんにしてもらいましょう。

 

「なんかでっかいのが、どっかーん!」

 

 

(……さっぱりわからない)

 

 

「つまり、ユニウスセブンが軌道上から外れてしまい、

このままだと、地球に衝突してしまうんだ。

ユニウスセブンとは、前作で核が打ち込まれたコロニーのことだよ」

 

「うん、そういうことだよ」

 

 

「落ちたら、どうなるんだ……」

 

切羽詰った受験生のようなことを言うカガリ。

このままユニウスセブンが地球に衝突したら、

地球は壊滅的な被害を被ってしまいます。

オーブの代表としては、気が気ではありません。

ここは全員に、カガリを気遣った対応が求められます。

 

「でもまあ、それもしょうがないっちゃ、しょうがないか。

不可抗力だし、変なゴタゴタもきれいになくなって、案外楽かも」

 

 

「志村、後ろ、後ろ〜!」

「えっ、オレ、何かマズイこと言った?」

 

 

「よくそんなことがいえるな、お前達は!」

 

突如、部屋に乱入してくるカガリ、説教のお時間です。

 

(悪いのはあいつなのに……)

 

みんなの視線がヨウラン(一番右)に集まります。

しかし、腐ったミカンの方程式よろしく、

1人悪いのがいれば、全員に説教するカガリ先生。

個人批判から、最近の若者批判、

ひいては、ザフト全体へと、批判の矛先を変えていきます。

 

そんなカガリに、一人、口答えするシン。

その反骨精神たるや、初期の山岡士郎の如し。

 

戦争で家族を失ったシンにとっては、

カガリがどんな理想論を語ろうと、納得は出来ない。

カガリにとって耳の痛い言葉を、次々と発していきます。

 

そして、去り際にとどめの一言、

 

「オレの家族は、アスハに殺されたんだ!」

 

「あ、あんですと〜」

 

人殺し扱いされ、ショックを受けるカガリ。

基本的に、この作品の登場人物は、

自分の言いたいことは、好き勝手言いますが、

他人から好き勝手言われるのには、打たれ弱いです。

 

(ああ、シンったら、また……)

 

またも、場の雰囲気を悪くして、その場を立ち去るシン。

ザフトとオーブ、地球の危機に両者が協力しなければなりませんが、

すんなりとはいかないようです。(主にシンが原因で)

 

 

 

一方、この地球滅亡の危機に、

地球連合の動きはどうなっているのでしょうか。

何てったって「地球」連合ですから、

さぞ、危機感を持っていることでしょう。

 

「さかな、さかな、さかな〜♪」

 

 

「スペードのフラッシュ」

「あ、負けた」

 

以上、修学旅行の夜の風景をお伝えしました。

 

(ダメだ、どいつもこいつも……)

 

ショックで倒れこむカガリ。

もはや、地球の危機を救える者は、誰もいないのか?

 

 

 

 

……いや、いました。

 

それは、この2人。

ヒロシふかわりょうではありません。

ザフトのパイロット、ディアッカとイザーク隊長です。

 

その実力とアレな性格は、前作で証明済み。

ネタ不足に悩む僕に、心強いネタ要員が一気に2名も追加。

今回も、寝ている所を刺されそうになったり、顔に傷を負ってほしいです。

 

ようやく、カガリを寝かしつけたアスラン。

エレベーターでルナマリアさんとばったり。

 

「あら、大丈夫ですか、お姫様は?

 

アスランに会う度に、嫌味を言うルナマリアさん。

これはどういう気持ちの表れなのでしょうか。

アスランのことが嫌いなのか、はたまた好きの裏返しか、

どちらにせよ、アスランに関心がある事は、間違いないようです。

 

そして、注目のイザーク隊は、

ユニウスセブン破壊のため、内部へと侵入。

 

「がんばれよ、おまいら」

 

戦艦から部隊を指揮するイザーク隊長。

地球の存亡は、イザーク隊の活躍にかかっているのです。

その力、見せつけろ、ディアッカ!

 

そこに突然、敵の攻撃が。

 

 

「もうだめぽ」

 

 

「早っ!」

 

イザーク隊、作戦開始5秒にして、全滅の危機。

 

「やっぱ、ディアッカさんだけじゃ無理ね」

 

すぐにイザーク隊の援護に向かうルナマリアさん。

今回は、ルナマリアさん、シン、レイに加えて、アスランも出撃することに。

 

ザフト伝説のエースの参加に、

若手パイロット達は、さぞ興奮しているでしょう。

 

「あいつも出るんだってさ」

「へえ、あいつがねえ」

「えっ、あいつが?」(シン)

 

みんなから「あいつ」呼ばわりされる、伝説のエース。

完全におまけ扱いされています。

地球連合の戦艦も、ユニウスセブンに向かっているとのこと。

 

「状況が変わりましたね、危ないですよ、おやめになります?」

 

自分より新入りが入って、嬉しそうなルナマリアさん。

 

「……バカにするな」

 

1機も落としていない奴に言われたくない。

自分をバカにしているザフトの若手パイロット達に、

アスランがその実力を見せつける時がやってきました。(機体はザクだけど)

 

(私が寝てる間に、妙なフラグが立ってないか?)

 

徐々に接近する、アスランとルナマリアさんに、不安を感じるカガリ。

もし次回の戦闘で、ルナマリアさんをアスランが守ったりしたら、

ルナマリアさんが、一気にアスラン派になってしまう可能性が。

 

 

 

……そして、そんなカガリの不安は、次回、現実のものとなる。

 

ピンク登場。

 

後ろで椅子に座っているのはキラ?

段々と旧メンが勢揃いしてきましたよ。

 

 

続く。