【テキスト】第1回・真のヒロイン決定戦(前)
2004.11.6
さあ、いよいよ、ルナマリアさん出撃です。
テンション上げていきましょう!
「……あんまり成績良くないんだけどね」
「いや、いきなりそんな事言われても……」
戦闘を前に、仲間の士気を下げる発言。
言ってはいけない事を平気で言う、それがルナマリアさんです。
「がんばって、お姉ちゃん」
不安げに見守るメイリンちゃん。
2人を隠れて待ち伏せる、いつもの方々。
ステラさんの顔も劇画調に。
眠いところを無理やり起こされ、機嫌が悪いようです。
そんなことも知らず、ノコノコと近づく2人。
そこに3バカ登場。
あいさつ代わりに、ビームを発射。
「な、なにぃ!?」
突然の敵襲に驚く2人。
敵が現れないなら、隠れているという可能性は想定しないのか。
「どうしよ、どうしよ」
仲間の機体が撃墜され、混乱するルナマリアさん。
ルナマリアさんの行くところ、常に奇襲されています。
「艦長、色々ピンチです!」
ルナマリアさんは奇襲を受け、ミネルバにも敵MSが迫る。
作戦が成功し、地味に喜びを表現するネオ。
完全に不意を突かれ、次々と撃墜されるザフトのMS。
「私達、まんまとハマったってワケ?」
自分の若さゆえの過ちを認めたくない、ルナマリアさん。
ですが、まんまとハマってます。
そこに、ステラの乗るガイアガンダムが。
「あいつは!」
今まで、ステラにシカトされまくってきましたが、
ついに、2人の女性パイロットの対決する時がやってきました。
「こいつを倒せば、ヒロインの座は私のもの!」
ガイアに照準を合わせて、いざ、発射!
やったか!?
全国の巨乳好きの夢、ここに終決か?
いや、生きていた!
南極物語だったら、感動のシーンです。
「この泥棒がぁ〜!」
ザフトが油断しまくっていたから強奪されたのに、
ちょっと情けない言い掛かりを付けるルナマリアさん。
桃鉄とか一緒にやりたくないタイプです。
続けて、2発目を発射、今度こそ!
また、かわされた!
ルナマリアさんの攻撃が、敵に命中する日はいつ来るのか?
「ぐぬぬぬ……」
真のヒロインの座をかけた女同士の戦い。
ですが、ルナマリアさんが段々ヒロインからかけ離れた顔になってます。
「両方ガンバ!」
余裕の元ヒロインさん。
カオスとアビスの2機を相手に応戦するシン。
1人でも頑張ってます。
そこに、頭上からルナマリアさんのザクが落ちてきた。
ルナマリアさん、やられてばっかりです。
「もう、何やってんだか」
ルナマリアさんは頼りにならないので、1人頑張るインパルス。
「何なのよ、あんたはまた!」
中学のジャージみたいなパイロットスーツで頑張るステラさん。
3対2と数で劣っているのですから、
ルナマリアさんとシン、2人が協力して戦わねばなりません。
「戻らないと、やられちゃうわよ!」
「わかってる!」
なのに、口ゲンカ。ダメです、この2人。
ミネルバとルナマリアさんのピンチに、出撃するレイ。
もはや、頼りになるのは彼だけです。
だが、そこに現れたのは……
「ピッカ〜!」
電波を発する、仮面の男。
「な、なんだ?」
突如現れた変態に驚くレイ。
「なんなんだ、キミは一体?」
「あんたに言われたくない!」
怒りを込めて、ライフルを発射するレイ。
「うわああぁぁ〜!」
見事、おっさんパイロットを撃墜。
美形以外はあっさり死ぬ。
この世界の道理はそうなっております。
後編に続く。