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【テキスト】特命パイロット只野馬鹿

 

2005.2.22

 

前回までのあらすじ。

マハムール基地に到着したミネルバ。

スエズへと向かう彼らの行く手を塞ぐのは、

陽電子砲とリフレクターを擁する難攻不落の要塞ガルナハン基地。

その堅牢な守備を突破できるのは、ミネルバとルナマリアさんしかいない。

砂塵舞う荒野の中、ガルナハン攻略作戦が開始される!

(図:戦いに備えてシャワーを浴びるルナマリアさん)

 

今回の作戦はマハムール基地の部隊と合同で行います。

いつも4人だけで出撃するミネルバにとっては心強い味方です。

(機体はバクゥとかなので、役に立つかは甚だ疑問だけど)

 

そんなミネルバの横を並行する一台のジープ。

顔を服で半分隠していますが、運転しているのは女性のようなので、

偶然現場に居合わしたCM撮影中の神奈川クリニックでもなさそうです。

はたして彼女は敵か味方か?

 

まあ、上記のような煽り文句の場合は大抵味方です。

彼女の名前はコニール。(以下コニタン)

ガルナハンの町に住むレジスタンスの少女です。

子供の方が敵兵からも警戒されずにすむのでしょう。

車の免許とかどうなっているのかわかりませんが、

今回の作戦は彼女の協力の元で行なわれます。

 

「現地協力員ってどんな奴かな?」

「きっと、砂漠の虎みたいな人よ」

 

シンとルナマリアさんが会話をしていますが、

それは置いておいて、後ろに注目してください。

なんと、レイがシンたち以外の人と会話しています。

残念ながら会話の内容は不明ですが、

彼も彼で友達を作ろうと頑張っているようです。

 

「はい、みんな席について!」

 

コニタンを連れたアスラン先生がやって来ました。

虚ろな表情からもこの作戦に対するやる気の高さが窺えます。

 

「おはようございます!」

「うぃ〜っす!」

 

 

「彼女が現地協力員だ」

「コニールです、よろしく」

 

 

「子供じゃん」

 

思ったことを素直に口に出してしまう子供。

 

「子供じゃない、コニールだ」

 

子供に子供と指摘され不機嫌になる子供。

 

「では、アスラン、説明を」

 

面倒な説明はアスランに押し付けるアーサー。

副官というのは、なんとも楽なポジションです。

 

「では、今回の作戦を説明する」(読み飛ばし可)

 

 

「ガルナハンローエングリンゲートと呼ばれる渓谷の状況だ。

この断崖の向こうに町があり、さらに奥に火力プラントがある。

こちら側から向こうの町にアプローチ可能なラインは一本のみ。

高台に設置された敵の陽電子砲台が渓谷全体をカバーして、

どこを行こうが敵射程内に入り、隠れられる場所はない。

超長距離射撃で敵の砲台、もしくは下の壁面を狙おうとしても、

ここにはMSの他にも、陽電子リフレクターを装備したMAが

配備されており、有効打撃は望めない」

 

 

「そもそも陽電子とは……」

「ZZZZZZZ……」

 

部屋を暗くしてしまったせいか、シンちゃんがおねむです。

 

「寝るなシン、君たちはオーブ沖で、

同様の装備のMAと遭遇したと言うことだが」

 

 

「アレか」

「アレね」

「アレだな」

 

誰もザムザザーの正式名称は知りませんが、

「アレ」だけで全員の共通認識になっているようです。

 

「そのときの話を聞かせてくれないか」

 

生ザムザザーの目撃談に興味津々のアスラン。

 

「そのMAをぶっ飛ばして、砲台をぶっ壊し、

ガルナハンに入り、オレの時代がやって来る!」

 

しかし、日ごと生意気になり大言壮語を吐くシン。

アスランの問いかけを無視して、今日も一人で暴走します。

 

(何なの、この人は?)

 

まさかエリート揃いのザフトの軍人に、

こんなバカがいるとは思ってもいなかったコニタン。

シンはコニタンより年上なので、余計にバカさが際立ちます。

 

「フン!」

「ふぅ……」

「はぁ……」

 

ふて腐れるシン。

その隣りでため息を吐くルナマリアさんとレイ。

この3人の関係を象徴するかのような構図です。

 

「それはそうだが、オレたちは今、

どうしたらそうできるかを話してるんだぞ、シン」

 

シンの言っていることは、野球やサッカーにおける

「点を取って失点しなければ勝てる」と同義です。

 

「できますよ!やる気になれば!」

 

「やればできる」は魔法のあいことば。

スポ魂マンガだったら理想的な主人公なのですが、

これは戦争なので、やる気だけではどうしようもありません。

(実際はやる気だけで、ある程度何とかなっていますが)

 

「ほぉ〜、じゃあやってくれるか?

オレ達は後方で待っていればいいんだな。

じゃあ、解散!シンが全部やってくれるそうだからな」

 

意地を張るシンを見てイタズラ心が働いたアスラン。

いつもと違う反応をして、シンのリアクションを待ちます。

 

「えっ、ちょっと待ってよ!」

 

まさかそんな反応が返ってくるとは思ってもいなかったシン。

おもちゃ売り場で「おもちゃを買って」と床に転がり駄々をこねて、

母親に「置いていくよ」と言われて、そのまま駄々をこね続けていたら、

本当に置いていかれた子供のようなリアクションをしてしまいます。(長い)

 

「プッ……」

「わ、笑うな!」

 

 

(ここは小学校か?)

 

あまりにもバカすぎるシンの行動に、

黙って聞いていたコニタンもそろそろ我慢の限界です。

 

「では、ミス・コニール」

「あっ、はい!」

 

そんな気配を察したのか、ようやくコニタンに話を振るアスラン。

少女相手にも「ミス」の敬称を付けるのを忘れません。

さすがはジェントルマンです。(スカした奴とも言うけど)

 

「シンにデータを渡してくれ」

「ええっ!こいつがパイロット!?」

 

シンがパイロットだと知り驚愕するコニタン。

てっきり仕方なく保護している子供だと思っていたのに。

 

         ↑

        こいつ

 

 

(……知性の欠片も感じられない)

 

シンを見る目が同情に変わっていくコニタン。

虚勢を張るために組んだ腕が余計にバカさを強調しています。

 

(言われてみれば確かに……)

(……………)

「……なんだよ、ジロジロ見るなよ」

 

仲間内ではシンがバカであることが当たり前になっているので、

だんだんと感覚が麻痺してきましたが、もう一度改めて見ると、

本当にありえないぐらいのバカっぷりです。

 

「作戦が成功するかは、そのパイロットにかかっている。

こんなバカより、あんたの方がいいんじゃないか?」

 

パイロットを代えてくれるよう、アスランに懇願するコニタン。

自分たちの町の運命をこんなバカに託すことはできません。

 

「なんだと、このチビッ子!」

 

14歳の女の子相手に本気で怒るシン。

周りの軍人たちの冷めた視線が痛いです。

 

(あぁん、もう、シンってば……)

 

暴走するシンをただ呆然と見つめるルナマリアさん。

毎回シンを止めるのが彼女の仕事でしたが、ついにあきらめたようです。

今回は他の隊と合同の作戦なので、仲間だと思われるのは恥ずかしいし。

 

「座れシン、廊下に立たせるぞ!」

「クソッ、覚えてろ!」

 

 

(……ごめんみんな、作戦は失敗だ!)

 

唯一の希望がこんなバカだったなんて、

送り出してくれた町のみんなに申し訳が立ちません。

 

「彼ならやれますよ、大丈夫です。

ただのバカなら、とっととクビにしています」

 

そんなコニタンを説得するアスラン。

バカとの応対に疲れたコニタンにとって、

まともなアスランは、神様のような存在に見えます。

 

「……あんたを信頼しただけだからな!」

 

渋々データを渡すコニタン。

 

「ありがとう、必ず成功させます」

「……………」

 

大人の社会では時として、嫌いな人間とも協力しなければならない。

そうしていくうちにお互いが理解し合っていくのです。

 

「シン、データだ」

 

 

「おい、シン、データを受け取れ!」

 

しかし、それは双方が大人だった場合、

子供相手に大人の世界の原理は通用しません。

 

「そいつの言うとおり、あんたがやればいいだろ!」

 

ここまで来てもなお、理由なき反抗を続けるシン。

もしかしたら、これは「ガチンコ!」のワンコーナーなのでは?(TBSだし)

そんな疑惑が浮かんでくるほどのバカっぷりです。

 

「自分の方が上手くやれるって、

あんただって本当はそう思ってるんだろう!」

(……プッツン)

 

コニタンの決意を踏みにじるシンの発言に、

今まで我慢していたアスランもついにキレました。

 

「あんまり調子ぶっこいていると、

除隊させて艦から降ろすぞ、この野郎!」

 

フェイスの全権限を駆使して圧力をかけるアスラン。

 

「ひ、ひどい!横暴だ!」

 

ミネルバから降ろされてしまったら、

本当にただのバカになってしまいます。

 

「あいにく、オレはバカではないので、

バカの考えていることはさっぱりわからない。

だが、戦わないバカはただのバカだ!」

 

なおも厳しい言葉を浴びせるアスラン。

今回「バカ」という単語が何回登場するんでしょうか。

 

「わかったよ、やりゃあいいんでしょ、やりゃあ」

 

これ以上ゴチャゴチャ言われちゃ堪らない。

さすがのシンもあきらめたのか、乱暴にデータを受け取ります。

 

「さすがですね、アスランさん」

 

一悶着ありましたが、これにて作戦会議は終了。

さっそくアスランの元に駆け寄るルナマリアさん。

 

「なんだよ、まだ文句があんのかよ?」

 

ですが、視線を感じたシンがまた暴走。

シンVSコニタン第2ラウンドのスタートか?

 

「今度失敗したら、どんなことになるか……」

 

前回の作戦失敗時、町の住民たちは、

連合の兵士たちから酷い目にあわされました。

殺された人たちや拷問に合った人たち、

全裸にされた中年男性を思い出し泣き出すコニタン。

 

「えっ、いや、あの、その……」

 

普段は誰に対しても強気なシンですが、

女の子に泣かれるとどうしたらいいのかわかりません。

特に年下の女の子には、妹の面影を見てしまうので尚更です。

 

「大丈夫、あとは我々に任せてください」

「ううっ…ぐすっ…頼んだからなぁ……」

 

泣き崩れるコニタンの肩を抱き、励ますアスラン。

勝気な女レジスタンスの扱いは慣れたものです。

 

「さすがですね」

 

慌ててアスランの後を追うルナマリアさん。

無自覚のうちに次々と女の子とフラグを立てていくアスランが、

コニタンと新たなフラグを立たせるのを何としてでも阻止します。

 

「シンって扱いにくいでしょう。

私達、アカデミーからずっと一緒ですけど、

いつもあんな調子で教官や上官とぶつかってばっかり。

私がいくら注意しても、シンってば全然聞かないんですもん。

そうそう、シンといえば思い出すのが、プリン事件。

あのときは本当にどうなることかと……」

 

いつものように、聞いてもいないことをペラペラと喋るルナマリアさん。

アスランにとっては、むしろ彼女の方が扱いにくいです。

 

「なのに、ちゃんと乗せて、言うこと聞かせて、すごいです」

 

かしこさが20以下のモンスターのような言われようのシン。

 

「悪い奴じゃない、ただ色々と下手くそなだけさ」

 

性善説を提唱するアスラン。

シンも感情の表現や人付き合いが苦手なだけです。

しかし、いくら苦手でも限度はありますが。

 

「似たような奴が知り合いにいてね」

 

 

「ヘックショイ!」

 

突然、謎のくしゃみに襲われるイザーク。

 

「……それは大変ですね」

 

心中察するに余りあるルナマリアさん。

 

「オレもあんまり上手い方じゃないけどね、人付き合いとか」

「えっ?」

 

 

「それってどういう……」

「じゃあな、しっかりやるんだぞ」

 

 

「……私、予防線張られた? それとも告白?

人付き合いは苦手だけど、君とは自然に話せるっていう」

 

アスランの意味深な発言に揺れるルナマリアさん。

 

「ていうか、レイに聞いても無駄よね」

「ああ……」

 

レイの場合は人付き合いが苦手も何も、

18話にして初めて、他人と話しているのを目撃されています。

 

いよいよ作戦開始。

浮上してタンホイザーの発射準備に入るミネルバ。

 

「ミネルバかよ!」

 

ガルナハン基地の地球連合司令官・爆笑田中。

よもやミネルバが投入されるとは予想外の事態です。

しかし彼らにはミネルバをも無力化させる秘密兵器が。

 

この蜘蛛のようなシルエットのMAこそ、

伝説のMAザムザザーの後継機「ゲルズゲー」

下々の者に足は飾りではないところを見せてやるときです。

 

ちなみにゲルズゲーの名前の由来は、

その圧倒的なデザインと性能の凄まじさに、

開発者やパイロットが口々に「げえ、すげー!」

と賞賛したことが元になったとされている。

(民明書房刊「萌えるモビルアーマー大全」より)

 

一方、ミネルバとは別ルートを飛行中の特命パイロット只野馬鹿。(シン)

先導するコアスプレンダーをチェストフライヤーとレッグフライヤーが、

グラディウスのオプションのように追尾しています。

今回、すぐには合体しません。

 

というのも、コニタンの情報によれば、

渓谷の脇道に砲台の下に抜けている坑道があるとのこと。

狭い坑道内を進めるのは、分離可能なインパルスだけです。

(変形したセイバーでも何とかなりそうな気がするけど)

 

「ええっ、なんだよこれ、真っ暗!?」

 

真っ暗な坑道に驚くシン。

てっきり、ドラクエのダンジョンのように、

明かりが点いているものとばかり思っていました。

 

「騙しやがったな、あの野郎!」

 

己の無知を他者への怒りに変える。

それがシンの無駄に有り余るエネルギーの源です。

 

「さて、オレたちも行くか!」

 

騙しやがったあの野郎こと、アスラン隊長。

シンが砲台に到着するまで、敵を引きつけます。

 

先陣を切るのは、アスランのセイバー。

両手、両脇のライフルが次々と敵機を射抜いていきます。

 

それに続く、レイのブレイズザクファントム。

ホーミングミサイルで上空の敵を次々と撃破。

毎回、地味ながらコツコツと仕事をこなしています。

 

オチはルナマリアさんのザクウォーリア。

多勢を相手にするには効率の悪そうな巨大ライフルでの攻撃。

相変わらずの大鑑巨砲主義です。

 

「あれ、一度に2機も消えた!?」

 

自分の目を信じられないルナマリアさん。

ぷよぷよで初めて連鎖に成功したような喜びです。

「ガルナハンの奇跡」として後世に語り継がれることでしょう。

 

「砲台に着いたよ、着いた〜♪」

 

ようやく出口にたどり着いたシン。

トンネルを抜けるとそこは砲台の下でした。

 

「シ、シン!ニキニキニキニキ!」

 

たった今起こった奇跡を報告するルナマリアさん。

あまりの嬉しさで、すっかりこぶ平化してしまっています。

 

「何だ?あのおかしなMSは?」

 

突然の現れたインパルスに驚くゲルズゲーのパイロット。

あわててインパルスに攻撃を開始します。

 

「貴様の相手は、このオレだ!」

 

そうはさせまいと、超高速で急降下してくるセイバー。

作戦開始前から狙いをつけていたゲルズゲーに襲い掛かります。

 

「喰らえ、必殺、ザムザ斬!」

 

アドリブで必殺技を編み出しました。

 

これまでは、変形できる以外に特徴がなかったセイバーですが、

「セイバー」の名に相応しく、二刀流というアイデンティティを取得しました。

 

「オラオラオラオラオラオラ!」

 

怒りの全てを破壊衝動に変えて、

次々と砲台を破壊していくインパルス。

 

しかし、肝心の陽電子砲は格納庫の中へ。

インパルスの武装では、閉じたハッチを破壊できません。

 

「うおおおぉぉぉ!」

 

そこでシンが考えたのは、

破壊したMSをハッチに強引に押し込んで、

内部で爆破させるという、ガイゾック直伝の人間爆弾戦法。

普段はバカなシンですが、戦闘では類稀なる応用力を発揮します。

バカなのに赤服を着ている所以は、こういうところにありそうです。

 

結果、基地は内部から木っ端微塵。

難攻不落のガルナハン基地がついに陥落しました。

 

「うおおおおお!」

 

解放の歓喜に沸く住人たち。

どう見てもフーリガンにしか見えません。

 

「B・A・C・A!B・A・C・A!」

「いや〜、どうもどうも〜!」

 

住民たちから熱烈な歓迎で迎えられるシン。

武豊が初めてダービー勝ったときのような盛り上がりです。

 

「よくやった坊主!」「可愛い坊主だ!」

「うわ、やめてよ〜!」

 

オヤジたちに揉みくちゃにされるシン。

その表情は勝利の喜びに満ち溢れています。

 

(……あまり降りたくないな)

 

女の子に囲まれるのは慣れていますが、

オヤジたちに囲まれるのには抵抗があるアスラン。

 

「大成功だったな、シン」

「あっ、大嘘つきのお出ましだ!」

 

しかし、このままシンを放っておいたら、

オヤジたちと一緒にこの町に住みかねません。

 

「いや〜、マジ死ぬかと思ったっすよ」

 

先程まで暗い坑道にいたストレスの反動か、やたらと饒舌になるシン。

ジェットコースターやお化け屋敷で、乗る前はやたら怖がっていたのに、

終わった後で妙にハイテンションになる人がいますが、あんな感じです。

 

「まさか真っ暗だとは……」

「すまん、普通はわかるものだと……」

 

坑道が暗かったことを未だに根に持っているシン。

この調子だと宇宙に空気がないことも知らないかもしれません。

 

「でも、おまえはやりきったろ、できたじゃないか」

 

 

「えっ、うん……」

 

あれだけ反抗したのに褒めてくれるアスランに驚くシン。

アスランのアメムチ教育の術中にまんまとハマっていっています。

 

「戻るぞ、オレ達の任務は終わりだ」

「えっ? パーティとかやるんじゃないの?」

 

軍人はただ与えられた任務をこなすだけ。

これから住民たちが何をしようとも、

アスランたちの口出しするところではありません。

 

「オヤジのバイブだ、ビビビビビ!」

「わー、なんだか、こそばゆーい!」

 

オヤジと一緒に大はしゃぎのコニタン。

ようやく彼女にもレジスタンスではなく、

普通の女の子としての笑顔が戻りました。

 

「へへ……よかったな、チビッ子」

 

そんなコニタンを嬉しそうに見つめるシン。

このまま恋愛に発展してもおかしくないところですが、

残念ながらミネルバは先を急がなければなりません。

たくさんの人たちとの出会いと別れを繰り返し、

シンも少しずつ成長していってくれることでしょう。

 

ちなみに来週会う予定の人。

 

 

続く。