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【テキスト】バイオレット博士

 

2004.12.27

 

「おえ〜っぷ」

 

年も押し迫り、クリスマスに忘年会に冬コミと、

慌しい生活を送っている方も多いかと思いますが、

飲みすぎには、十分注意してくださいね。

 

勝手に大西洋連邦との条約を締結され、怒るカガリ。

しかし、左頬に死相が出ているのからもわかるように、

全く相手にしてもらえません。

 

落ち込むカガリに、怪しい笑顔で近寄るユウナ。

今から、恋愛博士ユウナ先生によります、

「女性を口説き落とすテクニック講座(落ち込んでいる女性編)」

が始まりますので、モテたい方はぜひ参考にしてください。

 

「何か飲むかい?それとも何か食べる?」

「いい、大丈夫だ……」

 

まず、落ち込んでいる女性に対して、元気を出すよう促します。

飲食を勧めるというのは、体調を気遣っている様をアピールでき、

非常に効果的な手段と言えます。

 

ここでは相手の女性が、それを拒否していますが、

これは予定通りの反応なので、心配しないでください。

むしろ、ここでヤケ酒を飲み始めるような女性は想定外です。

 

「可哀想に…君はまだ18の女の子なのに……」

 

次に、膝を撫で回します。

この時、甘い声で女性の弱い部分を指摘してやることで、

一種の催眠効果が生まれ、抵抗されることなく触れるはずです。

 

続いて、髪を撫でます。

これは次のステップへ向けての大事なファクターですので、

できるだけ優しい手つきで行なってください。

 

「大丈夫、僕がついてるからね」

 

そして、無理矢理キス。

この時、出来るだけ臭い台詞を吐くのがポイントです。

(台詞の内容は本心でなく、その場限りで構いません)

 

「………好き」

 

すると、どうでしょう。

女性はたちまち、あなたの虜に。

 

「ぜひ、お試しあれ」

 

以上、恋愛博士ユウナ先生の口説きテク講座でした。

 

(なるほど、参考になるな……)

 

同室のレイや、他の若いクルーを差し置いて、

ホーク姉妹と一緒に朝食をとるシンも感動です。

 

「艦長、おはようございます!」

 

食堂に入ってきた艦長の姿を発見し、

誰よりも先に挨拶をするルナマリアさん、出世するタイプです。

 

「ちわっす!」

「ゴチになります!」

 

 

「えっ、私が奢るの?」

 

知らぬ間に奢らされることになった艦長。

 

シンはメイリンちゃんの隣り。

これを見て、「シンはルナマリアよりメイリン狙いか(妹だし)

と思われた方もいらっしゃるでしょうが、それは間違いです。

 

先ほどの恋愛講座の続きになりますが、

こういう場合は、正面や隣りの席に座るよりも、

斜め前の席に座った方が話しやすいという統計が出ているのです。

今回、何のレビューなのかよくわからないですね。

 

一方、プラントで新生活を始めたアスラン。

ノックの音に叩き起こされ、仕方なく玄関へ。

まだ、ここにいることを知る者は少ないはず。

デュランダル議長が来るわけないので、ミーアでしょうか?

 

「引越しそば食わせろ!」

 

なんと、そこにいたのは、イザークとディアッカ。

このマンションに住むと、藤原紀香ではなく、イザークが付いてくるのです。

 

「うわ、スーツ似合わね〜!」

 

 

「貴様〜!」

「あっ、ごめんごめん!」

 

 

「これはママンが買ってくれたんだぞ!」

 

アスランの護衛を頼まれてやって来たという2人。

これもデュランダル議長の計らいによるものと思われますが、

この緊急時にそんな雑用に回されるとは、

イザーク隊、たいして期待されていない模様です。

 

しかも、おそらくアスランの方が強いので、

実質的な役割は、召使いやメイドといったところでしょう。

そのまま2人を引き連れて、ニコルやミゲルの墓参りに行くことに。

 

「戻って来い、アスラン」

 

かつての戦友の墓前で、アスランに問うイザーク。

これを聞いて、墓の中の二コルはどう思っているのでしょうか。

 

「オレが何とかしてやるから……」

 

あれだけアスランを批難していたイザークですが、

本音は一緒にいたくて堪らないようです。素直じゃありません。

もしかして、実は女の子だったというオチの前フリかもしれません。

 

その頃、ミネルバには、正体不明の通信が。

オーブから脱出することを警告する内容なのですが、

誰なのかもわからないのに、信用するわけにはいきません。

当然、艦長が訪ねます。

 

「あなた、誰?」

 

「トラだよトラ、トラトラトラ」

 

 

「これは……トラトラ詐欺?」

 

トラの進言通り、明朝オーブを出港することになったミネルバ。

 

「明日、出航だってさ」

「えっ、私、まだ外出してないのに……」

 

突然の出航決定にも、ミネルバクルーは準備万端です。

 

「しかし、これでオーブも敵側とはね〜」

 

相変わらず空気の読めない発言をするルナマリアさん。

シンはあまり怒らなかったので、もう慣れっこなのだと思います。

 

「あっ、シンちゃん……」

 

そこに偶然、艦長に会いに来たカガリが。

今日こそ、シンとの関係を修復できるのか。

 

「うるさい死ね、艦に来んな、殺すぞ」

 

しかし、反抗期真っ只中のシン。

今日も聞く耳を持たず、ひたすら暴言を吐きます。

 

「…ごめんね。カガリ首長だから、ごめんね」

 

自分の言いたいことだけ言って、とっとと立ち去ってしまうシン。

慌てて追いかけるルナマリアさん、呆然と立ち尽くすカガリ。

2人が仲直り(シンが一方的に嫌ってるんだけだが)する日は来るのか。

そうなった時、今まで言ってきた事がすごく恥ずかしくなるけど、いいのか。

 

恋愛講座の続き。

翌朝、勢いのままに結婚を申し込む。

 

 

続く。