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【日記】

 

2006.12.23

 

新宿の書店で行われた池田秀一さんのサイン会に参加してきた。

自伝「シャアへの鎮魂歌 わが青春の赤い彗星」の出版を記念してのイベントだった。

池田秀一さんといえば、シャア・アズナブルであり、

クワトロ・バジーナであり、キャスバル・レム・ダイクンであり、

ギルバート・デュランダル議長である、あの池田秀一さんである。

 

休日の真昼間から地下道に群がる怪しげな集団。

クリスマス前のカップルに横目で見られるのは辛いので、

僕は集合時間ギリギリになって会場に到着した。

客層はおおむね想像通りといった感じの人達だったが、

若い女性から中年女性の姿も少なからず見受けられ、

池田さんのファン層の広さを改めて実感した。

とりあえず若くて可愛らしい女性は皆、議長経由の池田さんファンで、

彼女たちはこのサイトの読者であると脳内変換することで、

明日からの更新の活力にしていくことにした。

 

サイン会は池田さんが参加者一人一人に対して、

整理券に書いた名前入りのサインを書いてくれる形式だった。

実物をサイトに載せるときのことを考えて、

ルナマリア名義で入れてもらおうかと思ったが、

残念ながら、書いてもらえるのは本名のみで、

キャラクター名などはダメということだった。

安室玲や吉良大和のように漢字にしてしまえば、

もしかしたらごまかせるのではないかと思ったが、

身分証の提示を求められたら困るので断念した。

 

知人に見つからないように身を潜めて順番を待つと、

ようやく池田さんの顔を拝見できる位置まで僕の番が近づいてきた。

僕の前の女性はやたらに感動していた様子だった。

何かメッセージを伝え、池田さんも笑顔でそれに応じていた。

次はいよいよ僕の番である。だが何と言葉をかければいいのか。

若手アイドルや新進気鋭の作家ならともかく、

シャアを演じて27年目の大ベテランに対して、

「頑張ってください」と言うのも微妙なところである。

「坊やだからさ」などの名台詞を言ってもらいたいが、

さすがにそこまで無遠慮な頼みをすることはできない。

池田さんの前に立つと、握手をする前にサインをして頂いたので、

僕は「ありがとうございます」とお礼を述べて手を差し出した。

池田さんは笑顔で握手に応じてくれた。

しかし何故か僕に対して一言も言葉を発しなかった。

まさか声優さんと無言で握手するとは思わなかった。

こうして池田さんの声を聞くことなく、サイン会が終了した。

シャアと握手したというより、池田さんと握手したという印象が強いが、

僕たちはニュータイプ同士なので、言葉がなくても会話が成立していた。

シャアの声が聞けなくても、全く寂しくなんかないので大丈夫である。

 

その後、傷心のまま会場を出て書店に入り、

癒されようと秋山奈々の写真集を眺めていた時だった。

頭の中にニュータイプ共鳴音が鳴り響き、ふと横を見ると、

スタッフに連れられた池田さんが僕の方に向かってきた。

サイン会もまだ途中だというのに、一体どうしたのだろう。

まさか先ほどの「ありがとうございます」の一言だけで、

僕に声優としての素質を見出したのだろうか。

「君を2代目シャアに任命する。後は任せたよ」

日記のネタになりそうだからと参加したサイン会で、

まさか自分の人生を大きく変える事態が訪れるとは。

僕は身を固くして池田さんの言葉を待った。

 

だが、池田さんはそのまま僕の前を素通りして、

そのまま従業員専用の部屋に入っていった。

おそらくトイレか何かだったと思われる。

池田さんが用を足す時はどんな音がするのか?

みたいなネタを考えたが、あえて書かないことにする。

 

 

 

2006.12.6

 

プレイ中の「テイルズ」にて衝撃の展開が。

 

 

2006.12.2

 

一週間前の日記でも予告していた通り、

「サモンナイト4「テイルズ オブ ディスティニー」を同時購入した。

次世代機の発売にも負けず、我が家はPS2がバリバリ現役である。

どちらもプレイ日記を書けば、当分はネタに困らなそうだが、

来週発売の「連合VSZAFT2」をネタにする予定なので、

今回も簡略な紹介にとどめておくことにする。

過去、二本同時にゲームソフトを購入して、

両方とも十分に楽しめた記憶はないので不安だが、

持ち前の子供心を存分に発揮して頑張ることにする。

 

まずはテイルズの方からプレイすることにした。

冬は3年連続でこのシリーズをプレイしている気がする。

毎回、オープニングムービーを見てテンションを上げるのだが、

今作はいくら待っても、オープニングムービーが流れなかった。

直前の発売延期もあり、不良品を掴まされたのかと不安になる。

仕方ないので、オープニングを諦めて本編を開始すると、

主人公のスタン(声はイザークの関智一さん)が、

いきなり密航の容疑で捕まり殺されそうになっていた。

泣きそうな声で必死に弁明するイザーク(スタン)を見ると、

緊迫したシーンなのに、何故か笑いが込み上げてきた。

その後、モンスター襲撃のドサクサに紛れて何とか脱出するも、

不時着した場所が湖のど真ん中という不運ぶりだった。

 

いきなり溺れるスタンさん。

 

開始20分で早くもバッドエンドかと思われたその時、

船内で拾った剣、ディムロスによって命を救われるのだった。

ちなみにディムロスの声優は虎(置鮎龍太郎さん)であった。

イザークと虎という、レビューではネタ要員の競演に感動する。

有名声優をかたっぱしから起用しているためだろうが、

このシリーズの声優陣は、SEEDのキャストが多数出演していた。

「エターニア」に至っては主人公がアスランで仲間がキラである。

シンが主人公の作品もあるようだが、唯一プレイしていないのでわからない。

スタンとディムロスの出会いのアニメーションパートが終わると、

ようやく待ちに待っていたオープニングムービーが始まった。

 

PS版と変わっていないオープニングムービー。

 

テーマソングは勿論、DEENの「夢であるように」である。

僕はシリーズ中でこのテーマソングが一番好きであった。

前作「アビス」のバンプオブチキンの「カルマ」も好きだが、

アニメやゲームとは程遠いジャンルの人が歌った方が、

それがぴったりとイメージに合った時の感動が大きいのであった。

(アニメ版ドラクエの徳永英明を聞いても同様の気持ちになる)

見終わると、まるでクリアしてしまったような感動を覚えたので、

いったん休止して、サモンナイト4の方に移ることにした。

 

主人公は宿屋の主人。

 

最初に主人公の性別を選べるのだが、

当然のことながら女性を選択する。2以降は毎回そうしている。

このシリーズは、何故か主人公のみボイスがないので、

男性にすると主人公の存在が完全に空気となるのであった。

いきなり修羅場から始まるテイルズとは違って、

街の人から野菜を分けてもらったり、

金持ちの友達に食事を作ってあげたりと、

恐ろしいほど平凡な日常から物語がスタートした。

その後、空から落ちてきた竜の子供と出会い、

それを奪おうとする謎の集団との戦闘になった。

見た目と異なり、そこそこ難易度の高いこのシリーズであるが、

僕はシリーズ全てをクリアしているので余裕である。

 

いきなり全滅しそうになる。

 

先日まで「戦国無双2 Empiresをプレイしていたせいで、

単騎突入しても大丈夫という油断があったためだと思われる。

 

その後、両方とも数時間ほど遊んでみたが、

どちらも過去のシリーズと変わらず、安定して面白かった。

特にサモンナイトの方は変わらないにも程があった。

今のところ、じっくり本腰を入れて遊びたい時はテイルズを、

グダグダ遊びたい時はサモンナイトという風にやり分けている。

結果、サモンナイトを遊んでいる時間の方が長い。