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【日記】

 

2006.10.27

 

一ヶ月に渡って続けてきたポケモン日記だが、

そろそろいったん終了して、今後は不定期に書いていこうと思う。

僕も今年で24歳なので、いつまでもDSをやっている場合ではない。

明日からは「うたわれるもの」日記が始まります。

 

前回の最後にWi-Fiによる通信交換に挑む予定と書いたが、

あれから一週間経っても、未だに誰とも交換できていない。

交換するためには、お互いが待機している必要があるのだが、

ネットのみの付き合いである人たちとは時間を合わせづらく、

しばらく通信部屋で一人待っていたが、誰も来ないという、

バレンタインデーの放課後のような状況になっている。

 

知り合い以外の人と交換できる方法もあった。

グローバルトレードステーションという施設があり、

そこでは日本中の人たちとポケモンの交換ができた。

まず自分が希望するポケモンを入力して、持っている人を検索する。

そしてその人が希望するポケモンをこちらが持っていれば、

晴れて交換成立となるのだが、その交換条件が問題であった。

「ビッパ(ザコ)とパルキア(伝説のポケモン)を交換して!」など、

どいつもこいつもわらしべ長者も真っ青の強欲振りを発揮していた。

もちろん等価交換でのトレードもあるが、貴重なポケモンを得るには、

こちらも貴重なポケモンを差し出さなければならないので、

やり込んでいない人間はお呼びでないといった雰囲気であった。

今からアドバンス版のポケモンをやる気力は僕にはなかった。

 

通信交換を諦めてストーリーを進める。

七つ目のリーダーバッジも簡単に手に入れ、

テンガン頂上でついに伝説のポケモン・パルキアと対面した。

この機を逃すと一生手に入れられない貴重なポケモンである。

体力を減らして弱ったところを捕獲するのが得策なのだが、

イザークが急所に攻撃を当てて殺してしまった。パルキア絶滅である。

その後、データをロードしてやり直した末に何とか捕獲に成功した。

最強のポケモンにふさわしいようにフリーダムと名づける。

即戦力の加入にディアッカの出番が減ることが予想されたので、

自動的にレベルを上げてもらえるポケモン訓練施設に預けることにした。

二匹まで預けられるので、同じくレントラーのカガリも同時に預けた。

 

その後、八つ目のリーダーバッジも簡単に獲得した。

言い忘れたが、このゲームは基本的に難易度が低かった。

長いチャンピオンロードを抜け、ポケモンリーグに辿り着いた。

ここでは最強のポケモントレーナを決める大会が開催されていた。

一度出ると優勝するまで戻れない勝ち抜き方式の大会なので、

こちらも持てる戦力を総動員する必要があるため、

訓練所に預けていたディアッカとカガリを迎えに行った。

そこで緊急事態が発生した。なんと二人の間に子供が出来ていた。

コミケでもあまり見ないであろう衝撃のカップリングに愕然とする。

 

 

 

2006.10.20

 

またまた「ポケモン」日記である。

通信するためにWi-Fi USBコネクタは買ったものの、

発売日から三週間も経っているのにも関わらず、

未だにリーダーバッジ二つ取っただけという進展のなさであった。

ニンテンドーDS自体は毎日のように起動させていたのだが、

ポケモンではなく「ファイナルファンタジー5アドバンス」をしていた。

ポケモン図鑑よりもリア・ディゾン写真集に夢中であった。

通信交換をする際、こちらのレベルが低かったら恥ずかしいので、

ここは一念発起してストーリーを進めることにした。

 

前回の日記の最後にスタメン落ちしたイザークだったが、

あの日記を書いた後、サイトの読者の方から、

「イザークは進化すれば強くなりますよ!」

「お願い、イザークを見捨てないで!」

「ルナマリアさんそっくりのキャラが出ているエロゲーがありますよ!」

などの熱い意見を頂いたので、諦めずに育てることにした。

ルナマリアさんそっくりのエロゲー情報は何故か二通寄せられ、

しかもそれぞれ別の作品であった。これはどういうことですか。

 

更なる進化を求めてイザークのレベル上げを行った。

経験地が倍になる学習装置を駆使した特訓の末に、

イザークは皇帝ポケモンのエンペルトへ進化した。

名前からわかるように、皇帝ペンギンのようなポケモンである。

鋭く生えた三叉の角は、さながらゼータガンダムのようであった。

同様にルクシオから進化したレントラーが、二大エースとして活躍している。

今後は読者の方が感情移入しやすいように、ディアッカと表記することにした。

ちなみに前回の日記ではエースだったワンリキーだが、

今ではベンチはおろか、二軍に降格させられていた。

あの後、対戦したゴーストタイプのポケモンに全く攻撃を当てられず、

変化球には滅法弱いという外国人バッター特有の弱点を露呈したのであった。

ポケモンの中では比較的人間っぽい姿をしているのに、全裸というのも気になる点であった。

子供の姿をしたワンリキーは、まだ可愛げがあったが、

ゴーリキーに進化すると、もはや全裸のボディビルダーであり、

このままではCEROのレーティングに引っかかる恐れがあった。

 

万全の体制でストーリーを進める。

三人目と四人目のリーダーを簡単に倒した。

どんな戦いだったか忘れるほどの楽勝であった。

五人目のリーダーがいるヨスガシティでは、

ポケモンアイドルコンテストなる大会が開催されており、

当然の流れでイザークが出場することになった。

最初の審査は水着審査であった。

「自然」をテーマに自由に着飾っていいとのことだった。

イザークは基本的に全裸なので、まず両胸を綿で隠して、

両手には鳥の羽を持たせた。これだけでも魅力的だったが、

肝心の股間部分を木で隠すという大胆な演出を加えた。

結果、観客の圧倒的な支持を集めて一位での通過を果たした。

 

続いての審査はダンス審査であった。

「DDR」のようにリズムに合わせてタイミングよくボタンを押すのだが、

ここでもイザークの動きは、他の出場者を通常の三倍は凌駕していた。

最後の審査は特技を披露するというものであった。

イザークは一人の審査員に集中して特技を披露した。

最初はイザークに対して、さほど興味なさげだった審査員も、

最後の特技が終わる頃には、完全にイザークの虜となっていた。

その間わずか四分、史上最速でのツンデレ成立であった。

全ての審査が終了して、いよいよ結果発表。

イザークがぶっちぎりのトップで見事優勝を果たした。

その後、優勝したイザークの元に芸能事務所のスカウトが殺到した。

「ポスト長澤まさみの誕生か!?」とマスコミ各社も騒ぎ立てたが、

「実はオスだった」という衝撃の告白をして事態は収まった。

 

その後、再びストーリーを進めることにした。

五人目のリーダーはディアッカ、六人目のリーダーはイザークが、

それぞれ有効な技を持っており、あっさりと倒すことができた。

残るリーダーは二人。いよいよエンディングも見えてきた。

ゲットしたポケモンの数も40匹を超えており、

ポケモン図鑑コンプリートも時間の問題であろう。

次回は初のWi-Fiによる通信交換に挑む予定である。

「このサイトで募集をかければ、二人ぐらいは集まるのではないだろうか」と書いたが、

本音を言うと、交換希望のメールが数十通寄せられ、

自らの人気を再確認するという算段だったのだが、

実際に募集したところ、送られてきたのは二通のみであった。

 

 

 

2006.10.17

 

ニンテンドーWi-Fi USBコネクタを購入する。

ニンテンドーDSをインターネットに接続する装置である。

現実世界で友達がいない僕も、これさえあればポケモン交換し放題である。

ちゃんと繋げられるか不安だったのだが、驚くほど簡単に設定できた。

僕のPCは有線で繋いでいるので、無線による通信は新鮮であった。

本当に繋がっているのか不安ですらあった。どういう原理になっているのだ。

 

PCに続いてDS本体の設定も完了し、

いよいよポケモンセンターの地下にある

「ポケモンWi-Fiクラブ」に初めて足を踏み入れる。

しかしいざ部屋に入ろうとしたら、受付のお姉さんに止められた。

「どうしてですか? ネットになら繋がっていますよ」と詰め寄ったのだが、

「友達手帳にお友達を登録していない方は利用できません」と断られた。

よもやゲームの世界でも、現実世界に友達がいないことを指摘されるとは。

あまりのショックに僕はその場に立ち尽くした。

 

そんな哀れな僕の姿を見かねたのだろう。

受付のお姉さんに友達コードというものを発行してもらった。

これを交換することで、友達手帳に友達を登録できるそうである。

このサイトで募集をかければ、二人ぐらいは集まるのではないだろうか。

だがそうは言ったものの、実際にサイトで募集をかけるのは少々躊躇われた。

ネット上でのやり取りは、僕が最も苦手とすることの一つであった。

チャットなど数えるほどしかやったことはないし、mixiも面倒になり退会した。

メールも満足に返信出来ていないのに、これ以上作業を増やすのは厳しい。

それに僕はまだレベルが低いので、交換なんておこがましくてできない。

実際に交換して「大切にします」などと口では言っていても、

内心では「使えないポケモンよこしやがって」と思っているに違いない。

 

その後、来るべき時に備えて一人でチャットの練習をした。

チャットでは一字一字入力することもできるが、

あらかじめ用意された定型句を組み合わせることにより、

より簡単にメッセージを作成することが可能だったので、

「デートしよう!」「話しかけてください!」

「負けたけど笑いで勝った!」「お願いします! お姉さん!」

などの使用頻度の高いであろう言葉を練習した。

 

 

 

2006.10.12

 

「DEATH NOTE HOW TO READ 13 初回限定特装版」を購入する。

僕がノートを手にしたら二人殺す予定の漫画「デスノート」の解説本である。

13日の金曜日である明日が発売予定日なのたが、

何故か高価な限定版のみが店頭に並べられていた。

僕は安価な通常版を購入するつもりだったのだが、

立ち寄った書店の店頭にダンボールがずらりと並べられており、

その出荷したてのような雰囲気に負けてつい購入してしまった。

箱の側面には禍々しいドクロのマークが印刷されており、

帰りの電車内で隣の人に爆薬だと勘違いされないか不安だった。

 

家に帰って箱を開ける。

収録内容はニア特製キラ事件シミュレート指人形5体セット。

それを飾るジオラマシート。コミックス13巻が入るアートボックス。

そして13巻本誌といったバラエティに富んだ内容であった。

どこら辺に3500円の価格がかかっているのかよくわからないが、

きっと見る人が見れば価値のある物に違いない。

原産国が中国の指人形はおそらく優れた職人の手によるものであろう。

 

まずはアートボックスを取り出す。

小畑先生の美麗なイラストが書かれたボックスは、

デスノートのコミックスがちょうど13巻入る大きさであった。

さっそく本棚からコミックス全巻を取り出して収納することにした。

しかし11巻がどこかに消えてしまっており、微妙に隙間が空いてしまった。

仕方ないので代わりに「ピューと吹く!ジャガー」を入れておいた。これで安心だ。

またちゃんとした蓋が付いてあるので、お菓子なども入れられそうである。

問題はデスノートの箱から取り出したお菓子を誰が食べるかということだ。

 

次に作中でニアが遊んでいたかわいくない指人形を取り出す。

実物を近くで見ると本当に腹が立つほどかわいくない。

まるでチャッキーの如き人相。夜中に動き出しそうである。

明日から更新が途絶えたら、この人形に殺されたと思ってほしい。

とりあえずテレビの上の水銀燈フィギュアの横に並べておいた。

 

最後に本体である13巻を取り出して読んだ。

登場人物の能力が六角形のグラフで表示されていた。

月やLの能力が高いのは勿論だが、ワタリがかなりの戦闘力を秘めていた。

おそらく若い頃は最強の戦士だったに違いない。今後の外伝に期待である。

また袋綴じされたタロットカードにLの本名が書かれているらしいのだが、

あまり知りたくないので未だに開封していない。今後も開封しないつもりだ。

歌手やアイドルの本名のように知らない方が幸せなこともある。

ガモウひろしみたいなオチだったらやるせない気持ちになること必死である。

 

 

 

2006.10.10

 

十月に入ってから全く更新しない日々が続いていたが、

何事もなかったかのように再開しようと思う。実際、何事もなかった。

年に30回ほど発病する、更新する気がなくなる病にかかったぐらいである。

 

先月のポケモン日記が思ったよりも反応が良かった。

「よかったら交換しませんか」など、とてもフレンドリーなメールも頂き、

あの日記を書いた後に「九龍妖魔學園紀 再装填(re:charge)を買ったので、

ポケモンは全然やっていませんとは、とても言い出せない雰囲気である。

 

そんな訳で十日ぶりにポケモンを再開したのだが、

冒頭からとてもショッキングな出来事があった。

長きに渡ってエースを務めたイザークのスタメン落ちである。

イザークに代わって新たにスタメンとなったのが、

怪力ポケモンのワンリキーと電光ポケモンのルクシオであった。

どちらもイザークを凌ぐ攻撃力を持っている強力なポケモンである。

彼らに比べるとイザークはどうにも決定力に欠けるのであった。

「はたく」は威力が今ひとつだし「あわ」も使いどころが難しい。

「みずあそび」は遊んでいる間に攻撃を受けてしまい遊びどころではない。

そもそもペンギンは戦いにあまり向いていないのではないか。

ペンギンなら「ペンゴ」や「けっきょく南極大冒険」のように、

ペンギンの身の丈にあったゲームに登場すべきである。

 

イザークをベンチに引っ込めてストーリーを進める。

この旅の目的だが、ポケモン図鑑を埋めるという以外に、

ジムリーダーからリーダーバッジを獲得するというのがあり、

早速、最初のジムリーダーがいるクロガネシティに向かった。

街に向かう道中で子供に対戦を申し込まれては軽く蹴散らし、

彼らの財布からなけなしの小遣い(100円前後)を巻き上げていった。

クロガネシティに到着した僕はジムリーダーを探しに炭鉱へ向かった。

そこで岩蛇ポケモンのイワークと遭遇した。

イザークと一文字違いのポケモンの登場に愕然とする。

もしかしたらSEEDのキャラの名前は、ポケモンから取っているのかもしれない。

そういえばダイヤモンドのジャケットのポケモンの名前はディアルガである。

 

その後、ジムリーダーであるヒョウタとの戦いになった。

彼は岩タイプのポケモンしか使わないという、

普通の人にはよくわからないこだわりの持ち主であった。

おそらく好きな声優は岩男潤子であろう。

初めてのボス戦、問題はどのポケモンで挑むということだが、

ここで着目すべきは、岩タイプのポケモンは水が弱点ということである。

そういうことならここで選択するポケモンは一匹しかいない。

僕は迷うことなく怪力ポケモンのワンリキーを選択した。

戦闘が始まるやいなや、ワンリキーは必殺のからてチョップを繰り出し、

敵を次々と一撃の元に葬り去っていった。さすが名前通りの腕力である。

彼がアメリカ人だったら、間違いなくアームストロングという名前だったであろう。

結局、ワンリキーは一度も攻撃を受けることなく、あっという間に三人抜きを達成した。

白熱した戦いをして日記を盛り上げようという気は全くないようである。

こうして一つ目のリーダーバッジを獲得した。残りは七つである。

 

ワンリキーの活躍を褒め称えながら、ふとベンチを見ると、

イザークが風呂敷に荷物をまとめて家出の準備をしていた。

さすがに不憫に思えてきたので、スタメンに復帰させることにした。

炭鉱に出現する岩タイプのポケモン相手に白目を剥いて泡を吐くイザーク、

その泡を浴びた敵の体は一瞬のうちに溶解していくのであった。

何度もレベルアップを繰り返してイザークのレベルが16に達した時、

突然、イザークの体がプルプルと小刻みに震えだした。

ビニール袋とスコップを持って来なかったことを後悔していると、

次の瞬間、なんとポッチャマからポッタイシへと進化した。

普通なら喜ぶべきことなのだが、僕はその外見を見て愕然とした。

ガンダムに例えるとザクとキュベレイぐらいビジュアルが違う。

しょこたん☆ぶろぐを常にチェックしていなかったことを後悔した。

唯一の長所であった可愛さを失ったイザークは再びベンチに戻された。