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【日記】

 

2006.9.30

 

日記のネタがない時はゲームを購入するに限る。

ということで「ポケットモンスター パール」を購入した。

子供たちに大人気のポケットモンスターシリーズ最新作である。

本当は「九龍妖魔學園紀 re:charge」を購入するつもりだったが、

近所のゲオには売ってなかった。というか入荷すらしていなかった。

仕方ないので全く購入予定のなかったポケモンを購入するに至った。

 

すっかり置物と化していたニンテンドーDSの電源を入れる。

齢二十四にしてポケモンマスターを目指すことになった僕だが、

実は今までポケットモンスターシリーズをプレイしたことがなかったので、

ゲームを始める前にナナカマド博士から操作方法の説明を受けた。

そこで「十字キーで主人公を動かせるぞ!」との貴重な情報を得る。

これを知っているか知らないかで、ゲームの難易度がかなり変わってくるだろう。

 

本編を開始する前に主人公の性別を選べるのだが、

いずれネットに接続した時のことを考えて女性を選択する。名前はルナマリアにした。

これで女性と偽って甘えながらポケモンの交換を持ちかければ、

下心を持った男性が弱いポケモンと強いポケモンを交換してくれて、

冒険がかなり楽になるだろう。最初の街から出ずにコンプリートも可能である。

都合のいいことに僕はサイトを持っているので、この場を借りて募集することにする。

ただのポケモンには興味はありません。

この中にディアルガ、パルキア、マナフィ、ミュウがいたら、あたしのところに来なさい。

当方レベル2のビッパ。完全プロ志向なので中級者以上の方。

 

いよいよ本編が始まった。まず僕が衝撃を受けたのは、

主人公の足があまりにも遅いということであった。

まるでファミコン時代に戻ったような移動速度に落ち込みながら、

近所に住むライバルの少年(シン)に連れられて湖へ向かった。

湖近くの草むらに入ると、突然野性のポケモンが襲ってきた。

いきなりの大ピンチ。この世界の保健所は何をしているのか。

こちらはポケモンを持っていないので対抗する手段がないのだが、

偶然その場に落ちていた鞄の中にモンスターボールが入っていたので、

落とし主に無断で使用することにする。緊急事態なので仕方がない。

使用するポケモンを三匹の中から選べるのだが、

猿と亀とペンギンという、鬼に瞬殺されそうな頼りない面子だった。

悩んだ末にペンギンポケモン・ポッチャマを選択する。

相手はむくどりポケモン・ムックル。奇しくも鳥同志の対決となった。

まずはこちらの攻撃。ポッチャマの必殺技「はたく」がムックルに炸裂する。

相当に痛そうである。人間が喰らったら内出血は避けられないだろう。

敵のムックルも反撃。鳴き声でこちらの攻撃力を下げられた。

鳥語はわからないが、よほど卑猥なことを言われたのだろう。

 

数ターンに及び殴り合いの末、何とか勝利を収めた。

戦闘後はムックルが起き上がって、仲間になりたそうな目でこちらを見たり、

「SaGa」や「サンサーラナーガ」のように倒した敵の肉を食わせて、

自分のポケモンをパワーアップさせたりするのだと思っていたのだが、

特に倒した敵をどうこうすることはなく、経験地を獲得しただけだった。

瀕死のムクドリをその場に放置したまま家に帰った。

 

帰宅後、母親からランニングシューズをもらいダッシュできるようになった。

すっかり気分を良くした僕は隣町にあるナナカマド博士の研究所に向かった。

そこで博士から「ポケモン図鑑を全部埋める」という、

まるで夏休みの自由研究のような任務を与えられる。

もし集められなかった時はデパートで購入すればいいだろう。

博士によると、ポケモンに好きな名前をつけられるということなので、

先ほどのポッチャマに「イザーク」という素敵な名前を付けた。

何かを訴えるように鳴くポッチャマ改めイザーク。そうか、そんなに嬉しいのか。

 

こうして僕のポケモンを捕獲する旅が始まった。

捕獲の方法はまずは相手を痛めつけて体力を減らし、

弱ったところにモンスターボールを投げて、無理やり閉じ込めるという、

モンスターボールをワゴン車に変えれば、実生活でも応用できそうな方法であった。

草むらを歩いていると、野生のムックルが出現したので、早速捕獲することにした。

計算上では二発殴れば瀕死になる。攻撃を一度当て続けて二度目の攻撃。

だがここで何故か張り切ったイザークが、会心の一撃を出して敵を倒してしまった。

満足げな表情を浮かべるイザーク。恐ろしいほどの空気の読めなさである。

 

続いての戦闘、相手は再び野生のムックルだった。

折檻のかいもあって今度はイザークも普通に攻撃をした。

敵の体力をギリギリまで減らした後にモンスターボールを投げつけると、

ムックルは光に包まれながら、モンスターボールの中に吸い込まれた。

こうして見事初のポケモン捕獲に成功した。ポケモン、元気やでっ!

 

その後、履歴書の趣味の欄にレベル上げと書くほどの戦闘マニア僕は、

野生のポケモンをひたすら狩りまくった。それはもはや乱獲の域であった。

イザークもレベルが上がって様々な技を覚えた。

まず最初に覚えた技は「あわ」

イザークが口から泡を吐いて攻撃するというなかなかに衝撃的な技である。

次に覚えた技が「みずあそび」

イザークが頭から水をかぶってびしょ濡れになるという大興奮間違いなしの技である。

 

そんなこんなで一時間ほどプレイして現在七匹のポケモンを捕まえた。

この世界に何種類のポケモンがいるのかは知らないが、

現実世界で動物を七匹飼っていればかなりのペット愛好家である。

そろそろエンディングも近いのではないだろうか。

 

 

 

2006.9.27

 

 

本日9月27日のよつばとひめくりである。

ガス爆発するバスから、よつばちゃんが華麗に脱出している。

今までは「バスガス爆発」という言葉を聞いても、

あまりに現実感がないシチュエーションのため、

具体的なイメージが頭に浮かび上がらなかったが、

今後は上のイラストのような光景を想像していこうと思う。

そんな感じで今日の日記は終わります。ネタがありません。

 

 

 

2006.9.22

 

バイトしている会社で健康診断があった。

診察費は無料と言うことなので診断してもらうことにした。

最近、恐ろしいほど体がだるく、今にも倒れそうだったので、

きっと血糖値や血圧が異常な数値を叩き出して、

即時の入院を勧められるに違いないと思っていた。

そして入院先の病院で看護婦さんと恋をするのだと思っていた。

しかし診断の結果、特に問題はないとのことだった。

あまつさえ「長生きしますよ」とまで言われた。

今の状態が健康だとしたら、体調を崩したときにはどれほどだるいのだろうか。

健康なのに不安を覚えるという何とも言えない結果となった。

 

また二年前に計測した時は174.2センチだった身長が174.4センチに伸びていた。

自分の大器晩成ぶりには今更ながらに驚かされる。

実際のところは誤差の範囲内で伸びてはいないのだろうが、

せっかくなので野球選手の球速のように最高記録を採用することにした。

今後は身長174.4センチと公称していこうと思う。

何とかしてあと6ミリ伸ばす方法を考え中である。やはりシリコンだろうか。

身長が微増したのに対して体重は大幅に増加していた。

バイトを始めたことで外食中心の食生活になったのが原因と思われる。

サイト上ではスマートなキャラを演じている僕にとって由々しき事態であるが、

日記の文章から体型が読み取ることはできないので大丈夫であろう。

おいどん、全然太ってなんかないでごわす。

 

 

 

2006.9.20

 

BUMP OF CHICKENの新作「人形劇ギルド」を購入する。

聞くたびに鬱になる名曲「ギルド」を題材とした人形劇である。

どうしてロックバンドが人形劇などを作ったかというと、

ボーカルの藤原さんが原作・脚本を担当しているのであった。

テイルズのゲーム音楽を手がけるなど、なかなかに多才な人である。

こんなの作っている暇があったら、早く新曲を出してくれよと思いながら再生する。

 

 

「ギルド」の歌詞で人形劇と聞いた時は、

独身の中年男性が世知辛い世の中を嘆いたりする、

「最強伝説黒沢」のようなやりきれない話を想像したが、

意外にもメルヘン溢れる童話のような作品であった。

舞台は海のどこかにあるという炭鉱の島。

裕福ではないが幸せに暮らすマンナズとベルカナの親子。

ある日、たくさんのお金が稼げるギルドの存在を知ったマンナズ。

娘のベルカナにピアノを買ってあげるためにマンナズは……

 

上記からわかるようにかなりベタな内容であった。

しかし物語が大きく展開する場面で流れる「ギルド」

一番の感動シーンでは一転して無音になるなど、

効果的な演出によって、ベタだからこその威力を発揮していた。

泣けと言わんばかりの演出は、ある意味いやらしいのだが、

バンプのファンはそういうのを求めていると思うので問題ないであろう。

THE LIVING DEAD」の頃の物語風の歌詞が好きな人なら、

まず間違いなく気に入るのではないだろうか。

号泣するというよりは、涙が一粒零れ落ちるような作品であった。

とはいえ、24歳男子が深夜に一人で見るのは厳しいので、

「K」の歌詞で泣いちゃうような純粋な心を持った女の子と

クリスマスの夜などに一緒に見るのがベストだと思われる。

それはつまり、僕にとって二度と見返す機会がないということである。

 

それと同時に上戸彩さんのベストアルバムを購入した。

「ルナみて」でこのサイトを知った方には馴染みがないかもしれないが、

このサイトは以前「エースをねらえ!」のレビューサイトという扱いだった。

ルナマリアさんのポジションにいたのが上戸さんだった。

今まで彼女関連の商品に一銭も落としていなかったので恩返しのつもりで購入した。

通常のアルバムならレンタルすれば済むのだが、

PVが収録されたDVDが付いていたのも購入に至った動機である。

歌い手が可愛い場合は、映像が付くことで魅力が何倍にもなるのである。

 

 

久しぶりに見た上戸さんはやはり可愛く、

近頃、ガッキー(新垣結衣)に傾きかけていた僕の心も揺れ動いた。

 

 

 

2006.9.19

 

先日、米澤穂信先生のサイン会に行ってきた。

新刊である「ボトルネック」の発売を記念しての催しだった。

以前「小説はほとんど読まない」と書いておいてなんだが、

最近よく読んでいる作家さんである。

特に小市民というシリーズが気に入っており、

今後はサイトの方で文体を模倣していこうと思っている。

 

会場である紀伊國屋書店新宿南店7階の連絡口特設会場は、

まさに文系祭りといった様相であった。メガネ率、黒髪率が高く、

知らない人が見たら「電車男」オーディション会場と思うであろう。

ド文系の僕にとっては居心地のいい空間だった。

以前参加した山本梓さんのサイン会のように、

待ち時間にいきなりシャドーボクシングを始める人はいなかった。

用意された椅子に座って米澤先生の到着を待つ。

僕は米澤先生の顔を知らなかったので、

どのような人が来るのだろうと期待に胸をワクワクさせた。

作家名と作品内容から勝手に男性だと判断しているが、

もしかしたら美少女という可能性も否定できない。

叶わぬ恋に落ちてしまったらどうしようと不安だったが、

普通に男性が来た。米澤先生は川崎麻世似の男前であった。

 

サイン会の形式は整理券の順番に一人ずつ呼ばれて、

米澤先生が目の前で本にサインをしてくるというものだった。

サインはただ作家名のサインをするだけではなく、

各自が整理券に書いた名前入りでサインをしてくれた。

非常に手間がかかる作業で先生は大変だと思うが、

普通のサインよりも嬉しいうえに、転売も防げるので素晴らしいと思った。

サインをもらったら、サイトの方に写真をアップしようと思っていたが、

僕はバカ正直に本名を書いてしまったので、アップするのを諦めた。

今後同様のサイン会に参加する時は、同時に二冊購入して、

一冊は本名、一冊はハラヒロミ名義でもらうことにしようと思う。

 

 

2006.9.10

 

「ハチミツとクローバー」の10巻を購入する。

美大を舞台にした大人気の青春恋愛漫画である。

もしもこの作品が10年早く連載されていたら、

僕は美大に進んでヌードデッサンに精を出していただろう。

作品の登場人物はどれも素敵な人ばかりで、

読むたびに自分の矮小さを思い知らされてへこむのだが、

そんな中で唯一感情移入できるのは、主人公の竹本君である。

前巻では「高いお金をかけてもらって美大に行かせてもらった挙句、

就職もできてなくて手に職もついてなくて、三十歳も越えていて?」

というセリフに胸が痛くなった。今の僕が抱えている問題そのものである。

今巻も「あーどーせ俺は持ってませんよ! 才能も! 金も!」

という僕の気持ちを代弁したようなセリフがあった。君は僕か。

残念ながら今巻で最終巻となってしまったのだが、

もしも竹本君が30歳フリーターになるまで続いていたら、

その独白の辛さに逃げ出していただろう。綺麗な終わり方でした。

 

 

2006.9.7

 

コンビニでミルメークコーヒーなる紙パック飲料を購入する。

ミルメークといえば学校給食でたまに出たあの粉末である。

飲むのは約12年ぶりだったが、あの味は今でも変わっておらず、

飲んだ瞬間に小学生当時の記憶が鮮明によみがえった。

僕はあえて牛乳を半分ほど飲んでから投入して、

濃い目の味を楽しむという飲み方を提案したのだが、

周囲は全く賛同してくれなかった。普通に飲めよと言われた。

「子供にはこのビターな味はわかるまい」と言いながら、

一人濃いミルメークを飲んでいた。当時小学四年生ぐらいである。

 

僕はコーヒーとイチゴしか知らなかったのだが、

現在はそれ以外にも様々なフレーバーが存在しているようだ。

胡麻きなこなどにはジェネレーションギャップを感じざるをえない。

 

 

 

2006.9.5

 

バイト先の人に以前放送された「シベリア超特急」を見た際、

深夜の変なテンションのままに設定してしまった

携帯電話の水野晴郎の待ち受け画像を目撃される。

必死に言い訳をするも、全く聞き入れてもらえなかった。

これで爆笑されるのならまだ救いもあったのだが、

彼らの表情に浮かんでいたのは苦笑や困惑であった。

バイト先ではそこそこ良好な人間関係を築いていたのだが、

今回の件がどのように影響するか、明日からの新展開に期待だ。

 

 

 

2006.9.3

 

九月になったが引き続き日記を書いていこうと思う。

今までだらけていた奴が急に真面目になるというのは、

映画や漫画の世界だと大抵はそいつが死ぬ前触れなのだが、

別に死亡フラグなど立っていないので安心してもらいたい。

今月も最後まで日記を続けられたらあの子に告白するんだ……

 

DVD「機動戦士ZガンダムV−星の鼓動は愛−」を借りてきた。

僕は2部を見ていないので確かなことは言えないのだが、

3部作の中ではこの3部が一番面白いのではないだろうか。

新規作画による美麗な戦闘シーンは見ごたえがあった。

ファンネルが一番似合うモビルスーツはキュベレイだと思った。

特にシャア、ハマーン、シロッコの三つ巴の戦いは迫力があった。

彼らから漂う大物感が凄い。芸能界で言うところのBIG3である。

作成中のレビューでユウナをネタにしている最中なので尚更そう思った。

  

 

3人のアップが並ぶと画面の密度が恐ろしいことになった。

特に上下の二人は子供が見たら泣き出すのではないだろうか。

物語の後半は主要人物がものすごい勢いでバタバタと死んでいった。

思わず「命を大切にしない奴なんか大嫌いだ!」と言いたくなるほどだった。