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【日記】スネークイーター

 

2004.12.30

 

先日のクリスマスにサンタからもらった「メタルギアソリッド3」をプレイする。

人気アクションゲーム、メタルギアシリーズの最新作である。

 

だが、プレイする前に大きな問題あった。

僕はメタルギアシリーズをプレイしたことがなかったのである。

 

友達がPS版の1をプレイしているのを見たことはあったが、

知っている単語は、オタコン、サイコマンティス、ステルス迷彩のみである。

何やら難しいゲームらしく、いきなり3作目から始めるのは無謀に思われた。

 

しかし「グランド・セフト・オート」では、FBIと対等に渡り合ったし、

ニンテンドウ64の「007ゴールデンアイ」もクリアした。

スネークだかなんだか知らないが、こっちはジェームズ・ボンドである。

同じコナミの「スーパー魂斗羅」もクリアしたので、全く問題はない。

説明書も読まず、早速プレイを開始する。

 

カッコイイオープニングデモが終わると、

いきなりジャングルのど真ん中に放り出された。

もっとこう、母親に起こされ、王様に会いに行くとかはないのだろうか。

 

まずは操作方法の確認を行うことにしたのだが、

ほふく前進をしたら、立てなくなるというトラブルに見舞われる。

 

20秒後にようやく立ち上がり、ジャングルを散策。

ニシキヘビがいたので、麻酔銃を撃って捕獲する。

すると、すぐさま食べやすいようにパッケージ化された。

 

食わず嫌いはいけないので、さっそく食べることにした。

もしかしたら毒がある危険性もあり、不安だったのだが、

「んまーい!」と満賀道雄ばりのナイスリアクションであった。

タイトル通りのスネークイーターぶりに、早くも達成感に包まれる。

 

そのまま浮かれて前転しながら進んでいたら、崖から転落して死亡する。

やはりジャングルには危険がいっぱいである。

藤岡隊長の言葉を肝に銘じて進むことにした。

 

そのまま北上すると、沼地にたどり着いた。

早速水浴びをして遊ぼうと、上着を脱ぎ始めるスネーク。

だが、ふと横の草むらを見ると、そこにワニがいた。

そのまま10秒ほど固まる。

 

熊に会った場合は死んだフリだが、

ワニに会った場合はどうするかわからず、

「クロコダイル・ダンディ」を見ていなかったことを後悔する。

 

しかし冷静に考えて、ワニで怖いのはあの巨大な口である。

つまり、背後に回れば、ワニは完全に無力化するのではないか。

そう思い、背後からナイフで刺そうとしたのだが、尻尾でなぎ払われる。

泣きながら逃げ出す、クロコダイル・ダンディであった。

 

ワニ園に別れを告げ、さらに北上すると、ついに敵の兵士を発見した。

これからがメタルギアシリーズの本番である。

気付かれぬように背後から忍び寄り、色々ないたずらを仕掛けるのだ。

 

早速、近くの草むらに隠れ、チャンスを待つが、

なかなか踏ん切りがつかず、そのまま数時間が経過した。

待っている間、学芸会の演劇で草の役の人の気持ちになる。

 

よくアクション映画で主人公がヒロインの女性に対して、

「そこから飛び移るんだ!」などと無理なアクションを強要し、

「そんなの無理よ!できない!」とヒロインがヒステリックに叫び、

見ているこちらがイライラする場面があるが、

全くもってその通りであった。無理、できない。

 

だが、このままでは、横井庄一生活体験ゲームで終わってしまう。

ようやく覚悟を決め、両手をグルグル回しながら、敵に突撃する。

気付いた敵が銃を構えようとするが、こちらの方が速かった。

何とか敵の拘束に成功し、あとは尋問をして情報を聞き出すのみである。

 

しかし、つい勢いのまま地面に投げてしまい、気絶させてしまった。

これでは尋問もできないし、いつ起きるかわからないので怖い。

一体どのように処置すればいいのだろうか。

 

考えた末、しゃがみながらナイフで切り刻んで殺した。

記念すべき初勝利だったが、陰鬱な気分になる。

 

だが、今の戦闘で自信を持ったスネーク。

再び草むらに隠れながら、ほふく前進で敵に近づく。

 

しかし今度は敵に気付かれてしまった。

敵は尻のわずかな動きさえも見逃さなかったようだ。

確認のためこちらに近づいてくる。どうすればいいのだろうか。

 

ズボンとパンツを脱ぎ、桃と誤認させるという作戦を考えたが、

もしヘビに噛まれてしまったら、致命的なダメージを負ってしまう。

ここは素早くその場から逃げるのが一番であると考えた。

 

だが、焦っていたため、操作方法がわからなくなり、

ほふく前進のまま逃げ出すという天然ぶりを発揮してしまう。

 

突如、草むらからほふく前進で現れた男に動揺する敵。

その隙に乗じて、ほふく前進のまま近づき、ナイフで切りつけて殺した。

その姿はさながら、ナイフを持った貞子であった。

 

ホラー映画のモンスターのような殺し方が続き、

今後の戦いに不安を感じながら、付近を散策していると、

誰かが置き忘れたと思われるスナイパーライフルを発見した。

近くに交番も見当たらなかったので、自分の物にする。

 

僕は前述の「グランド・セフト・オート」と「007」において、

スナイパーライフルの扱いだけは得意中の得意であった。

操作形態も似ていたので、手馴れた手つきで次々と敵を狙撃する。

普段はダメダメだが、銃を持つと途端に強くなるスネーク。まるでのび太である。

 

だが、考えなしに撃ちまくっていては、いずれ弾薬が尽きてしまう。

敵に銃を突きつけて脅すと、アイテムを奪い取れるらしいので、

早速、近くにいた敵を実験台にカツアゲを行うことにした。

 

「動くな!」

背後から熟練の痴漢のような動きで近づき、

敵の後頭部に銃身を突きつけ、脅すスネーク。

 

すると、敵は両手を上げ、

「撃つな……」と命乞いを始めた。

予定通りの展開に、スネークの顔も思わずほころんだ。

 

「安心しろ、撃つのはアイテムを奪ってからだ」

スネークが血も涙もない発言をしながら、敵の正面に回りこむ。

 

だが、銃の操作方法がよくわからなかったので、

そのまま近距離からフルオートで10発ほど顔面に掃射。

顔面が原型を留めないほどグチャグチャになり、敵は絶命した。

「……ごめん、ついうっかり」と言い残し、その場を離れた。

 

その後、廃屋に侵入し、ロシア人の博士を救助した。

途中、オセロットと山猫部隊というお笑い軍団に囲まれたが、

操作するまでもなく、デモムービーであっさりとやられていた。

どうやら、ヤムチャに相当する人物のようである。

 

色々あったが、これにてミッションコンプリート。

そう思った次の瞬間、オープニングムービーが始まり、愕然とする。

どうやらこれから本番が始まるようであった。

 

 

 

【日記】慰撫

 

2004.12.23

 

明日はいよいよクリスマスイブであるが、

残念ながら、僕は敬虔なブードゥー教徒であるため、関係がない。

明日も七面鳥は食べずに、鶏の生き血を啜ったりする。

 

そもそも僕には、クリスマスの記憶が全くない。

去年も、一昨年も、その前の年も、何をしたか全く覚えていない。

もしかしたら、自分がサンタなのではないかと思うぐらいである。

 

唯一、記憶に残っているクリスマスは、

幼稚園の頃、クリスマスの朝に目が覚めると、枕下に、

光戦隊マスクマンのターボランジャーが置いてあったことである。

思わぬサンタの来襲に、当時の僕は驚くばかりであった。

フィンランドからの航空費は大変だったろうとか思った。

 

だが、今になって思い返してみると、

僕が戦隊物を見ていたのは、フラッシュマンが最後で、

マスクマンなど見ていた覚えがない、とっくに宇宙刑事派に転向していた。

完全にサンタ側のリサーチ不足である。

 

しかし、当時の僕は、そんなことは全く気にかけず、

プレゼントをもらったことで、アホの子のように喜んでいた。

あの頃のような、ピュアな気持ちを取り戻したい。

 

 

 

【日記】なくても生活に支障はなかった

 

2004.12.21

 

ドコモショップに携帯の修理に行った。

先月末から、どういう訳か充電できなくなっていたのだ。

 

当初は充電器の故障だと思ったが、

以前使っていた機種には充電できるので、

原因は携帯本体にあるようだった。

 

僕はいかに深刻な症状であるかを店員に話した。

その後、店員が充電器を差し込むと、赤いランプが眩く光り、

「普通に充電できますね」とあっさり言われた。

 

「家では充電できなかったんですけどね、充電器も壊れてなかったし」

あまりにあっさり解決したので、僕は本当に充電できなかった事をアピールしたが、

店員からは「とんだ機械オンチが来たもんだ」と言わんばかりの顔で見られた。

 

結局、そのまま20分ほど充電してもらい、店を出た。

家に帰って、自分の充電器を試すと、今度は充電できた。

 

どうやら、完全に電池がなくなると充電できないが、

少しでも電池が残っていれば、充電できるようだった。

ホイミは使えるが、ザオリクは使えないという状態である。

 

何はともあれ、無事直ったので良しとすることにした。

3週間も放置しておいたのだから、よほどメールも溜まっているだろう。

そう思ってセンターに問い合わせをしたら、2通だった。

そのまま窓口に行き、解約を申し込もうと思った。

 

 

 

【日記】これも主人公が地味

 

2004.12.16

 

「テイルズ オブ リバース」を購入する。

今月はゲームのことしか日記に書いていない。

 

最近まで、呪われし姫君を救う旅をしていたが、

今日からは、さらわれし幼馴染を救う旅が始まった。

 

単純なコマンド式から、アクション要素満載の戦闘に変わり、

最初から、大盛り上がりでプレイする。

単純なシステムから、複雑な要素満載のシステムに変わり、

最初から、チンプンカンプンでプレイする。

 

僕はファミ通を買ってはいるが、ゲームの記事はあまり読んでおらず、

イラストを見て、女の子だと思っていたキャラクターが、実は男の子だと知り、愕然とする。

 

また、女性キャラの声優が、しんのすけの人(矢島晶子)だったので、

どうしても、しんのすけをイメージしてしまうのではないかと不安だったが、

指摘されなければ全くわからない美少女ぶりで、声優の演技力に感服する。

でも、犬夜叉の人(山口勝平)は、いつもの声だった。

 

とりあえず、砂漠を越えたところまで進んだ。

RPGには必ず砂漠が出てくるが、実際には一度も行った事がない。

死ぬまでには一度でいいから、砂漠に行こうと思った。

 

 

 

【日記】ふぃふぁ

 

2004.12.9

 

「FIFAトータルフットボール2」を購入する。

ゲームとDVDが付いて、2980円という安価であった。

それに加えて、様々なポイントやらを使用した結果、

新作ソフトであるのに、1000円で購入できた。

 

家に帰って、早速プレイしようと思ったが、

その前に、付属のDVDにて、マラドーナの5人抜きや、

アルゼンチン戦のオーウェンのゴールを見て、テンションを上げる。

 

様々なモードが用意されている中で、

フランチャイズモードというのを選択した。

好きなクラブを選び、経営していくモードらしい。

悩んだ末、僕の故郷であるローマを使用する事にした。

 

最初にスポンサーを選べと言われたので、

最も契約金額の多かったミシン会社と契約を結ぶ。

今後はローマの選手達が、ミシンの宣伝に一役買うだろう。

トッティが笑顔でミシンを使っているCMを想像し、幸せな気分になる。

 

そして、いよいよシーズンが開幕した。

第1節はカリアリ戦であった。

 

サッカーゲームは、ウイイレ7以来やっておらず、

FIFAサッカーに至っては、ポリゴンの中田さんが表紙の

初代PS2版以来だったので、とても不安だったのだが、

僕の知らぬ間に、操作形態が驚くほどウイイレに似ていたので、違和感なくやれた。

時折、操作がわからないこともあったが、その場のノリで頑張ることにした。

 

センタリングの上げ方がわからないという、

サッカーにおいて、致命的なトラブルに見舞われるも、

どさくさに紛れで、カッサーノのヘディングが決まり、先制する。

 

その後、カリアリに一方的に攻められるも、

ペリッツォーリが一生分の好セーブを連発し、何とか1−0で勝利する。

 

第2節は、アタランタ戦であった。

前節は不甲斐ない試合だったので、気合を入れて挑む。

 

しかし、試合開始直前に緊急事態が起こった。

どういう訳か、トッティが出ておらず、代わりにミドが出ていたのである。

王子の突然の職場放棄に、チーム内に動揺が走る。

 

しかし、試合が始まってみると、

前半だけで、4−0とリードして、楽勝の展開。

カッサーノに至っては、ハットトックの大活躍であった。

チーム内にトッティ不要論が持ち上がる。

 

試合後、トッティが前の試合で怪我をしていたことが判明する。

いつ治るのかはわからないが、あまり影響はないと思われた。

 

第3節は、メッシーナ戦であった。

カッサーノ、モンテッラの2トップで望む。

 

この試合もカッサーノが先制ゴールを決め、勝利かと思われたが、

後半、敵のシュートをクリアしようとしたパヌッチが、クリアを空振る。

ローマは今シーズン初失点を喫し、結局、1−1の引き分けに終わる。

ちなみにメッシーナの柳沢は出場しなかった。

 

第4節は、ラツィオとのローマダービーであった。

トンマージが絶好調だったので、出場させることにする。

その好調ぶりたるや、髪とか髭とか、もうモッサモッサであった。

 

いつものように、カッサーノが先制ゴールを決めるも、

後半、ディ・カーニオに同点ゴールを決められる。

おっさんの活躍を見て、失点したのに、なぜか嬉しくなった。

 

このまま、引き分けに終わるかと思われた89分。

敵のコーナーキックからのカウンターに、カッサーノが飛び出し、

そのままキーパーと1対1になって、勝ち越しゴールを決め、

ローマダービーに2−1で勝利を収める。

 

次週からは、いよいよチャンピオンズリーグが開幕する。

いきなりバイエルンとの対戦なので、厳しい試合になるだろうが、

何とかゴリラを倒し、来週のドイツ戦に弾みをつけていきたい。

 

 

 

【日記】おーでーん

 

2004.12.8

 

ここ最近、テレビでおでんを見る機会が多かったので、

近所のスーパーに行き、おでんの具材を買い込み、

自宅でおでん祭りとしゃれ込む事にした。

 

早速、買ってきた具材を鍋に入れ、グツグツと煮込む。

しばらくすると、美味しそうに煮えたので、あとは食べるだけである。

 

だが、ここで予想外の事態が起きた。

実際に食べてみると、すぐに飽きてしまったのである。

 

昨日「ぷっすま」で見た時は、あれだけ美味しそうだったのだが、

所詮、安物の具材なので、どれもこれも、おでん汁の味しかせず、

何個か食べるうちに、次第に飽き、お腹もいっぱいになった。

 

特に、さつま揚げの存在感は強烈で、

1個食べる度に、結構な満腹感であった。

7個も買ってしまったことを後悔する。

 

苦しみながらも、何とか完食したが、

薩摩の男は、これを毎日食べているのだからすごいと思った。

 

僕も彼らのように、豪快な男になりたいと思いながら、

デザートに買ってきた、ティラミスを食す。

 

 

 

【日記】常に魔法のビキニ着用

 

2004.12.2

 

ドラクエ8のせいで更新が止まっていたが、

そんな勇者イザークの冒険も終わりに近づいていた。

 

気付いたら、イベントが勝手に終了していて、

5時間前のデータからやり直すという悲劇に見舞われたものの、

いよいよラストダンジョン(と思われる所)までやって来た。

 

こうなれば、あとはラスボスを倒すだけなのだが、

ここで、レベル上げのための合宿に入る事になった。

僕がRPGをプレイする時の恒例行事であった。

 

早速ダンジョンに潜り込んでレベル上げを始めたが、

メタルキングに20回連続で逃げられ、軽くへこむ。

 

明日にはクリアして、正常な生活を取り戻したい。