切 除


2002年  12月27日 (金)
今月11、12日と行った人間ドックの結果が郵送されてきたので、それを見てもらうため放射線科の外来に行った。放射線の副作用による乳腺症を指摘された事、膵臓癌になると値が上がると言うそれが
正常範囲より少し高かったので心配だった事(父の事があったから)、大腸の再検査をした方が良いと言われた事などを聞くために。
人間ドックの結果を見せたり、大腸検査の予約なんて、来年になってからでも良いかなと思っていた。しかし、心配事は今年中に済ませておきたかった。もちろん、ほくろの事も・・・。が、結局、ほくろの事だけは何故か聞くのを忘れてしまった。
主治医に「大腸の事が今は1番心配かな。」と言われ、第二内科へ紹介状を書いてくれた。そこで症状を話したり、腹部などの触診をした。その時、筋腫の時の酷いケロイドを見て「手術とかでこれ、綺麗になるかもよ。形成外科に紹介状を書いてあげる。」と言ってくれた。
この、“手術” “形成外科”と言う言葉でほくろの事を思い出した。
一通りの診察が済むまで、この先生にほくろの事を話そうか(畑違いだし、今日初めて見てもらった先生だし・・)、それとももう1度放射線科に行って、主治医に「ず〜と聞くのを忘れていたんだけど。」って話してみようか悩んだ。悩んだ末に、優しくて何でも聞いてくれそうな感じの先生のようだから・・・と、ほくろの事を「大腸と全然関係のない事なんですけど・・。」と話してみた。
そしたら、そのほくろをよく観察してくれ「これは皮膚科へ行った方が良いな。じゃ〜、皮膚科にも紹介状書こうか?でも、今日はあちこち行くから皮膚科は次回にする?」と先生。
「今年中に全てすっきりさせたいから、今日お願いします。」と私。

形成外科へ行った後、皮膚科を受診した。
「いつ頃からどんな様子で・・」と先生に聞かれたが、なにせ、普段自分で見える箇所ではないため、はっきりした事が判らない。「多分、この頃から・・・。」などと、あいまいな返事・・。
先生、「多分、良性でしょう。今日これから切除しましょう。1時過ぎたけど、先にお昼を食べてくる?」
私「はい、そうします。」
切除と言っても、一応、手術。すいたお腹をある程度いっぱいにして、精神状態も安定させてから望もうと思った。
切除する前に診察室の奥の部屋でほくろの写真を撮ったり、エコーを見たりした。その横に簡単な手術をする部屋があり、そこで切除した。一見、(えっ、こんな汚っぽいところでやるの?)と思ってしまうような薄暗くて寒々しくほこりっぽいようなとこ。
先生の他に一人くらい看護婦さんがついてくれるのかと思ったが、先生一人で全てやってくれた。
「部分麻酔でやります。少し深い所まで切除しますね。痛みが出たら麻酔を追加しますので、我慢しないで速やかに言って下さいね。」と先生。
診察してくれた先生とは違う人。穏やかな感じの私より随分若そうな女医さんだった。
痛みは全くなかった。
切除後、再び診察室へ。またさっきの男の先生。
「1月10日に抜糸をするからその時また来てください。」

朝8時半に病院へ行き、全て終ったのが午後4時半。疲れた〜〜。
でも、今年中に心配事が全て片付いたので「ほっ。」とした。
2003年  1月10日 (金)
抜糸の日。
結果は予想通り良性(スピッツ母斑)との事。
(良かった良かった)
「何か異常があったら電話しますね。」と先生。
(えっ、良性なんでしょ?これって完全に結果が出たわけじゃないの??)と、思いつつ「お願いします。」と答えた。「異常があったら・・。」と言う言葉が少し気になった。
でも、異常なし♪
病院を出る頃にはすっかりほくろの事など忘れてしまっていた。
2月7日 (金)
午後5時半、夕食の支度をしていたら、皮膚科から電話。
「その後、よく調べた結果、どうもあまりよくないものの可能性が出てきた。もう少しよく調べるため、ほくろのあったところを広い範囲で切除して調べる必要がある。だから近いうちに入院してもらう事になったけれど・・。とりあえず入院や手術の細かい事などを説明したいから14日(金)に外来へ来て下さい。」と先生。
「よくないものって・・、癌・・、皮膚癌って事ですか?」
「ん〜・・・。100%とは言わないけれど、その可能性がある・・。」
「そうですか・・・。」
電話を切った。
頭が真っ白・・・。「うそ〜〜〜。」と言う言葉だけが頭の中で響く。夕食の支度の続きをする気になれない。その内夫が仕事から帰ってきたので話した。夫も半信半疑といった様子。
午後7時半、食事をしていたら、再び皮膚科から電話。
「14日にオペできる事になったから、急だけど12日に入院して欲しい。」
「先程、皮膚癌と言ったけれど、メラノーマでしょうか?」
「メラノーマ・・、そうだね。その可能性がある。」

メラノーマはとっても怖い病気、と言う印象があったから、凄いショック!!!

電話の後はすっかり食欲がなくなってしまった。
食後、ネットで検索。
只、父の入院中ではなかった事が救い。
2月8日 (土)
結婚12周年記念と言う事で明日から1泊で地元の温泉旅館に行く事になっている。キャンセルしようとも思ったが、今度いつ遊びに行けるか判らないし、もしも・・・って事もあるから、後悔しないためにも行く事にした。
明日からの支度と入院の準備で1日終った。
元気な分、入院する事が自分の事ながら信じられない。
今日もPCで“メラノーマ”の事を調べた。
2月11日 (火)
明日から入院。
壮行会と称し、懐石料理屋へ予約して出掛けた。
くじ引きをして「当たり」が出たらここの系列の温泉旅館へご招待との事。
以前もこのくじ引きをした事があったが、二人ともは・ず・れ
今回も期待はしていなかった。夫ははずれ・・・。私は・・・、何と「当たり☆☆☆!!」「うそ〜〜〜!?」
飛び上がるほど嬉しかった。日時的に入院中だから行ける可能性は低いけれど何だかとっても良い予感♪ さいさき良いかも♪
明日から入院だと言うのにしばらくアルコールを飲めないと思ったらついついお酒を飲みすぎてしまった。


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