Poem by ひかり.S
「五日の八時に某所でね」
なんでもない関係ではあるけれど
人と会う約束があるのはうれしい
一週間も前から心が温まる
春だというのに風の冷たい夜だった
「ごめん、急に行けなくなっちゃった」
五日の六時
次の予定も決めないままに電話が切れて
コオリツクココロ
ぽっかりとあいた時間と空間
どうやって埋めればいいんだ?
せめてきのうわかっていれば
たたかう準備ができたのに
絵も音楽も役立たず
ああ季節はずれの落ち葉のように
sa ma yo u ko ko ro
らーめんらいすを食べに出て
酒でも飲むかと寄った店は満席で
しかたなく遠回りして帰る
宙ぶらりんのこころ
まるで若い頃みたいだ
春になったと浮かれていたら
風がやけに冷たく身にしみて
裸のいちょうもこおりついていた
「約束」
世の中そういいことばかり続きません。
「油断していると痛い目に遭う」という典型のような
経験を詩にしました。ホント寒い夜でした。
Poem & comment by ひかり.S
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