「道」
poem by ひかり.S
わたしは泥だらけになって光を追いかけていた
山並みのふもとに広がる蛍の群のような光を目指して。
暗い闇の中をさまよい傷つきながら
母の懐のようなぬくもりを求めていた。
ようやく辿り着いたと思った瞬間
光は空へ消え草原だけが取り残されていた
捨ててしまったふるさとの亡骸のように。
わたしは草むらに横たわり夜露に濡れながら
懐かしい懐かしい人を思った。
空には天の川が白く流れ
星の雫が頬を濡らした。
明日も果てのない道を歩いていくのだ
わたしはそうつぶやいていた。
comment
本当にこの道はいつまで続くのだろう・・・
たまにめげそうになるのですが、
明るい光を信じて歩いていけば乗り越えられる
こともあるようです。