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清水寺 成就院 (じょうじゅいん)
北法相宗総本山 音羽山 清水寺塔頭成就院
京都市東山区清水一丁目
修復を終え、朱色も鮮やかな清水寺の仁王門。この仁王門を潜る石段の左手奥に清水寺塔頭成就院がある。室町時代中期、文明年間(1469〜87)に願阿上人により創建。現建物は江戸初期、寛永16年(1639)に東福門院の寄進により再興されたものという。
成就院の庭園は、相阿弥作・小堀遠州による補修とも松永貞徳の作(確かな資料が残されていない)とも伝えられる江戸初期を代表する名園。成就院庭園と賞され、京都の三つの成就院、雪月花の庭園のうち「月の庭」と称され国の名所に指定されている。残りは妙満寺成就院の「雪の庭」、北野成就院(現存せず)の「梅花の庭」である。この成就院「月の庭」は借景式庭園。庭園奥の高台寺山との境に作られた生垣を低くして、さらに山中に一基の石
灯籠を立て背景と一体感を強調した庭園。
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| 縁先の東端から見る。「烏帽子石」と「蜻蛉灯篭」 | 縁先の西端から見る。四角や丸く刈り込まれた植木 | 東端しの「手鞠灯篭」(画面中央) |
庭園を眺めるのは書院の縁先から。築山、池、中島、石組み、橋、灯籠と巧みに配置された中島の「烏帽子石」と「蜻蛉灯篭」そして「手鞠灯籠」など、様々な演出が分かる。また、縁先に置かれた豊臣秀吉寄進の「誰が袖手水鉢」などの手水鉢は名品。書院の西側に置かれた手水鉢は水琴窟となっていて、竹筒にそっと耳を付けると、特徴ある金属性の軽やかな音色を聞くことができる。
また西庭には、珍しい三角灯籠もある。本来は江戸時代の池泉回遊式庭園であるが、現在は庭園保護のため縁先から眺めることになっている。
庭園東側の高台ある持仏堂(護摩堂)は、東福門院の寄進によりもので、本尊の十一面観音や不動明王などが祀られている。
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| 東の高台にある持仏堂(護摩堂) | 豊臣秀吉寄進の「誰が袖手水鉢」 | 西庭の水琴窟 |
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◇清水寺成就院の所在地など 注:現在、院内は撮影禁止となっています。上記の写真は禁止措置前に撮影したものです。
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| 西庭に、珍しい三角灯籠 |