
八大神社(はちだいじんじゃ)
祭神:素盞鳴命(すさのうのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、八王子命 京都市左京区一乗寺松原町1
叡山電鉄「一乗寺」駅下車、東の比叡山の方へ向う。白川通りを渡りさらに進むと、すぐに宮本武蔵が吉岡一門と決闘をした「一乗寺下り松」がある。さらに真っ直ぐ行くと詩仙堂で、その東隣が八大神社。
八大神社が広く知られるようになったのは、吉川英治の小説「宮本武蔵」の中で
、武蔵が一乗寺下り松の決闘の前に立ち寄ったと紹介されてからだ。
武蔵21歳の時、八大神社の境内であった下り松の下で吉岡一門と決闘を行っている。その決闘の朝、武蔵は八大神社の神に祈ろうと立ち寄ったが、神の寸前で考え直し、そのまま戦いに挑んだと伝えられています。祈りを止めた武蔵の心境は、有名な「独行道」という遺文に「我、神仏を尊んで神仏を恃(たの)まず」と書き記されている。決闘から約400年が経ち、平成14年秋には決闘に挑む武蔵
のブロンズ像が本殿横に設置された。
八大神社のご祭神は、素盞鳴命(すさのうのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、八王子命。今から約700年前の永仁2年(1294)の創建。応仁の乱の兵火により焼失したが、慶長元年(1596)に再建されたもの。八大神社は、祇園社(現八坂神社)と同格で、皇居守護神12社中の1社として、東北隅の表鬼門に位置したことから北の祇園社として方除、厄除、学業の神として厚く信仰された。後水尾天皇、霊元天皇、光格天皇などの修学院離宮行幸の時には、白銀などが奉納された由緒ある神社。
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| 本殿 | 本殿横に奉られている初代の下り松 | 新たに置かれた宮本武蔵の像 |
◇八大神社の所在地など
・京都市左京区一乗寺松原町1
・TEL075−781−9076