
市比賣神社
(いちひめじんじゃ)
祭神:多紀理比賣命・市寸嶋比賣命・多岐都比賣命・神大市比賣命・下照比賣命
女人守護・市場守護 600-8119京都市下京区河原町五条下る一筋目西入る
創建は、桓武天皇の時代の延暦14年(795)、京都の左右両市場の守護神として、当時の左大臣藤原冬嗣公が堀川の西、七条の北(現在の西本願寺)に坊弐町をかこい、勅を奉じて勧請された社です。天正15年(1591)、秀吉が現在地に移転した。
祭神が全て女神であることから、女性の守り神とされている。このことから「女人厄除け」の神社として厄年を迎えた女性の厄払い、また良縁、子授け安産の祈願に来られる女性やカップルが多い。
平安時代、堀川の西、七条の北(現在の西本願寺)辺りは平安京随一の官営市場であった東市があったことから、市場商売の守護神とされ「市姫社」が祀られ庶民の信仰を集めていたた。前述のとおり、秀吉の都市改造により現在地に移転している。なお、昭和2年(1927)日本で初めて京都に「中央卸売市場」が開設されたとき、構内に市比賣神社の分社「市姫神社」が祀られた。
境内には「天の真名井」と称される一願成就の井戸がある。平安時代以来、皇室において御子ご誕生の折には、この井戸から汲み上げた水が「産湯」に使われていたという。また、「天の真名井」は京の名水にも挙げられていて、近隣の人々が日々ポット持参で汲みに訪れている。
◇市比賣神社の所在地など
・住所:600-8119京都市下京区河原町五条下る一筋目西入る
・電話:075-361-2775
・拝観:自由