逆転裁判2・感想 〜2003/06/29更新


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ゲームボーイアドバンスを買ったと同時に買ったゲームが、
「逆転裁判」
「ポケモン・サファイア」
「真・女神転生」
の三本でした。
どれも秀作だったんですが、単純続編ということで「逆転裁判2」を買ってみました。

で。

前作で物足りなかった、「探偵編」での謎解きが加わっていて、システム的にちゃんと前作を上回っているという感じがしましたねぇ〜。
単純続編でこの完成度はかなりいいです。「2はつまらない」ってことはなかったです。

日記で散々文中リンクを貼ってしまったこのゲームの攻略サイトでは、「難易度が高め」ってかかれてましたけど、私的には結構妥当(?)なものかと思いました。
むしろ、「ダミー証拠」の数がもっと増えてもいいんじゃないか、と。
なんでもかんでも「役に立つ」証拠ばっかりじゃ……。
選択肢が増えると困る場合も多いけど。

後はプレーヤーキャラクターの「ナルホドー」なんだけれども、前作以上にプレーヤー……というか、私を置いてけぼりにしてくれてました。心情的には真宵ちゃんや御剣の方が近いっス。俺の意図もことごとく読み取ってくれないこともしばしば。単に私が先走りしてしまうことが多かったのだけれども。
この手のゲームでは俺(プレイヤー)と主人公キャラクターの温度差っていうのがあるのが当然だけれども、今回はそのギリギリを示された……って気分です。
つーか、アレじゃ話の主人公は 御剣じゃないですか。

あくまで「1」をやっている人用のゲームでした。
基本設定とか、法廷規則とかの説明が端折られているし。キャラ設定も本当に「続き」の作品ですので、2だけやっても何のことやら。
この話の場合は、それの方が確かに栄えるんですけど……3か4くらいまで出たら、ぜひ携帯用ゲーム版じゃないものでリメイクしてほしいものです。1+2+3くらいで。

最大の難点は、戸外でやると、オバチャンのあまりの面白さに大衆前で噴出しそうになってしまうところでしょう。
本当、アレはカンベン。
……もちろん次回作にも入れてもらいたいけど。


以下、ネタばれ意見です。















個人的には豪パパに復活してもらいたいです。この人、いかにも「敵役」ってところが大好きなので。無理なんだろうけど……。
ミッたん(御剣)はやっぱり赤いエリートライバル(シャアに非ず)で結局「仲間」だし、冥様だと敵役として役者不足です。 やっぱり「ピッコロ」の方が「マジュニア」 よりも敵としては上ですからね。

「本編で役に立たない証拠」が増えると、プレイヤーとしては要らぬことまで詮索してくなるんですが、それもネタ提供としてぜひやってほしいのです。
ラストにごろごろとあるっていうのだからこそ、(というよりラスト以外ほとんど出てこないからこそ)余計に気になるってモノなんですよ。
しかも意味ありげにボタンがなかったり、遺書が見つからなかったり(←話が違う)。

ナルホドーですが、私の意見をしっかりと汲んでくれないくれないのです……。
「どっちを突きつけてもいいたいことは同じ」とか、「ここも怪しいけど突きつけるべくは証拠ではなく証言」とかっていうのが結構多いのです。あくまで俺的にですが。
ま、前者に関しては「どっちを突きつけても」先に進めるってことがありますがね。
私が推理違いを起こしていると、ナルホドーはまったく先に進んでくれないっていうのが実は困りました。逆転サーカスです。
個人的には、「団長が、愛娘を連れてサーカスを出て映画に行くといったバットを消すため、ライオンに細工(?)した」って考えてましたから。団長殺害の動機を。
こんなこと考えてしまう私は、「逆転サーカス」中で最悪の人間でした……ぐしぐし。
コレは、裁判が進めば、自然にそうではないとわかるようになってましたがね〜。探偵終了時点ではそうだと本気で考えていました。コショウ付のスカーフが来ても、団長が細工……? ってそれでもほのかに思ってましたから。
本当、私が極悪人です。


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