建築学科 |
モデリング基礎 |
Fundamentals of Modelling |
3 年 2 単位 選択科目 |
担当教員 近藤靖史、 濱本卓司、 宿谷昌則 |
【 科目概要・到達目標 】 建築における構造系と環境系の分野においては、定量的に評価し客観的に考えることが重要である。本講義では担当教員の専門分野で用いられる数理モデル、コンピュータシミュレーション、室内・野外実験を紹介しつつ、工学的な問題解決能力を養成する。 |
【 成績評価 】 各担当教員がそれぞれテスト、演習、あるいはレポートを課し、その総合点で評価する。 |
【 履修心得 】 数学(1)、(2)、物理(1)を必ず取得していること、構造系と環境系に進む者を対象とする。 |
【 授業計画 】 1.あいまいさとファジー
2.ばらつきと確率
3.有限要素モデルと変分法
4.境界要素モデルと積分方程式
5.システム・ダイナミクスと時系列モデル
6.スペクトルとフーリエ変換(宿谷・近藤)
7.物質とエネルギー収支
8.室内空気温湿度の変動
9.エントロピーと拡散・不可逆過程
10.エントロピー収支とエネルギー収支の考え方
11.回路網と換気のアナロジー
12.乱流モデルと室内気候
13.まとめ
14.予備 |
【 教科書 】 プリントの配布 |
【 参考書 】 特に無し |
【 e-mail address 】 hamamoto@ipc.musashi-tech.ac.jp |
【 学生へのメッセージ 】 建築学科の構造系と環境系の研究室を志望している学生を対象とした講義になることに留意しておくこと。 |