温度管理 これもまた各人環境の違いで、こうあるべきという事はありません。 ただ、サボテンが一番成長する時期、1月〜4月の温度管理はどうされていますか? 私の温室は22坪 マブチは3間 (5m40cm) あります。天井の低いガラス温室で、これにナシジをスッポリ被せた 2重張りです。ナシジの張替えは毎年、日射が一番弱い12月〜1月に行っています。1年経ったナシジと、張替えた 後のハウス内温度差は、10度前後の差ははありますね。出来れば1年1回の張替えを是非お勧めします。 日差しは一日中あり、ハウスの中は真冬でも摂氏4度以下にはなりません。 これはメリハリ付けた栽培にも通じる事ですが、私の場合、2月頃から温室の温度を、意識的に上げます。 サボテンに刺激を与え反動を促す、これを当分続けます。すると見違えるほどサボテンは動き始めます。 大部分の人は季節が来れば、温度が上がる→温度が上がるから→、温室を開放し通風を計る→それから植替え。 これではメリハリは付きません。メリハリ付けた栽培は、これだけではありませんが・・・(笑い) 植替え前に反動付けておくと、植替え後の根張りも早く、見違えるように発育します。いわゆる立ち上がりが早いわけです。 これを行なう場合、自分のハウス環境を把握していないと、そうかと闇雲に行うと日焼け、温度焼けを起こす事が ありますから、注意して下さい。自分の温室環境を知り、ゆっくり試しながらトライしてみて下さい。 |