ザ・実験室
10・結界とトラップ、どちらが優先される?
マロールを使ったオマケネタをひとつ。
「リルガミンの遺産」の3階には入ってしまうと即全滅の罠があるのはご存知の通りです。
そして、そのフロアには悪のパーティしか入れません。
それでは、善のパーティがマロールで直接そのポイントに飛び込んだらどうなるでしょうか?
今回はGBC2で検証してみました。
善の魔法使いが3階の例のポイントにマロールダイビング!
結果は・・・
結界に弾かれて城へ飛ばされてしまいました。
あの全滅トラップよりも結界の効力の方が優先されるというお話でした。
9・ランダムマロール後の実体化ポイント GBC版編
引き続きGBC版での検証の結果です。
マロールポイント→実体化ポイント(階・F、地下・Bは省略)
GBC1 | GBC2 | GBC3 |
1→2 | 地上1〜6→1 | 1→2 |
2→3 | EX→× | 2→3 |
3→4 | 3→4 | |
4→9 | 4→5 | |
9→10 | 5→5 | |
10→1 | 6→1 | |
EX→× | 7→1 | |
EX→× |
基本的にはFC版に準じているようです。
中でもGBC1に注目。
地下4階から地下9階へ、そして地下9階からは最下層に実体化します。
石の中に飛び込んだらどうすんだ・・・
GBC2の地上エリアは1階へ。
GBC3の地下7階はEX扱いのはずですが地下1階へ。
EXフロアは全作共通ランダムマロール不可でした。
8・ランダムマロール後の実体化ポイント 外伝1、2編
今回は外伝1、2での検証の結果を発表します。
マロールポイント→実体化ポイント(階・F、地下・Bは省略)
外伝1 | 外伝2 |
1→2 | 1→2 |
2→3 | 2→2 |
3→4 | 3〜9→同エリア |
4→5 | 10→2 |
5→5 | − |
6→1 | 11→11 |
異1〜6→同エリア | 黄泉→× |
特筆すべきは外伝1の異次元6階。
なんとマロール侵入不可の同じ異次元6階に実体化するのです。
外伝2の方はなんか意味不明ですね・・・
黄泉ではランダムマロールによる脱出そのものが不可となっていました。
7・ランダムマロール後の実体化ポイントは? 外伝3編
戦闘中にマロールでトンズラする「ランダムマロール」。
さて、その実体化先はどうなっているのでしょう?
今回は外伝3を使って検証しました。
色々な場所で戦闘中にマロール→実体化ポイントをチェックします。
※結果
マロールを行った場所→実体化ポイントです。(階・Fは省略)
ランダムマロールそのものに法則は無いようですが、より帰り道に近い方へ飛ばされる傾向があるようです。
イベントを無視して先に進ませない為でしょうか?(笑)
6・複数のクリアアイテムを同時に持ち込むとどうなるの?(外伝1)
ウィズのイベントの進行はアイテムの所持と称号によって決まってくるけど、複数のアイテムを同時に持ち込んだりしたらどうなるんでしょう?
※今回は外伝1で検証してみました。
イベントアイテムのリルガミンの宝珠とソークスの剣を一人(または二人)のキャラに持たせて城へ行かせてみました。
また、称号の有無との関係もチェック。
なお、アイテムの持込はダミーキャラにて行いました。
※結果
実験の結果を表にしてみました。
なお、普通にプレイした時に・・・
宝珠を持ち込んだ時のイベント→宝珠イベント
ダイヤの称号が付いている時のイベント→ダイヤイベント
ソークスの剣を持ち込んだ時のイベント→剣イベント
ハートの称号が付いている時のイベント→ハートイベント
とします。
称号 | アイテム | イベント |
無し | 無し | 無し |
無し | 宝珠 | 宝珠 |
無し | 剣 | 剣 |
ダイヤ | 無し | ダイヤ |
ダイヤ | 宝珠 | 宝珠 |
ダイヤ | 剣 | 剣 |
ハート | 無し | ハート |
ハート | 宝珠 | 宝珠 |
ハート | 剣 | 剣 |
無し | 宝&剣 | 剣 |
ダイヤ&ハート | 無し | ハート |
ダイヤ&ハート | 宝珠 | 宝珠 |
ダイヤ&ハート | 剣 | 剣 |
ダイヤ&ハート | 宝&剣 | 剣 |
ちょっと分かり難いでしょうか?
どうやらアイテム、称号には優先順位があるらしく、それは
剣>宝珠>ハート>ダイヤ>無し
となっているようです。
5・7階の宝箱を開けたいんですけど・・・(GBC3)
GBC3の7階、戦闘の後に宝箱は出るのに開ける事が出来ない!
何とかして開けたいんだけど・・・
※調査法
地下7階へ進入出来るのはKODS一式装備した者一人のみ。
宝箱を開けられるのは盗賊か忍者。
この両方の条件を満たすキャラを作ってやれば良い。
具体的には、「KODS一式装備した戦士、君主、侍のいずれかを力のコインで忍者か盗賊にする」。
※結果
上記のキャラを作成して一人で7階へ行けば、戦闘後に出て来る宝箱を開ける事が可能。
ただしアイテムの空きは3つまで、識別も出来ないので1回戦う度に城へ帰る必要有り(汗)。
今回、1時間程検証してみました。
その結果は・・・
グレーターデーモンから守りの盾
バンパイアロードから悪の盾
レイバーロードから覇者の指輪
サイデルからメイジマッシャー
と、なかなかの成果を上げる事が出来ました。
ところでこの地下7階、エクストラシナリオ扱いではありますが、出現するモンスターや入手出来るアイテムは6階と同じでした。
FC版6階の裏マップに準じているのが分かりますね。
4・悪魔の書がスゴイって本当?
以前ヤマネコRさんから「悪魔の書をパーティ全員に持たせて牙の教会へ行ったら敵が何もしてこなかった」というレポートを寄せてもらいました。
「リルガミンサーガ 完全攻略ガイド(NTT出版)」という本をたまたま見つけたのでゲットしてみたら、悪魔の書に関する解説がありました。
それによると、悪魔の書を所持していると呪文の攻撃対象にならず、完全に呪文を無効化してしまうのだそうです。
しかも、パーティ全員が所持していれば誰も呪文の攻撃対象にならない事から、モンスターは呪文攻撃をする事が出来なくなるのだとか。
攻撃に関しては、本来呪文で攻撃するはずだったのに呪文を使う事が出来ずに結果として1ターン行動をパスしたために「攻撃もしてこなかった」のだと思います。
GBC版2の悪魔の書にはそこまでの効力はありませんでした。
プリーストオブファングの唱えるバリコなどで少しずつダメージを受ける事が確認されています。
それでもバディなどはかなりの確立で防いでくれましたし(レベルのせいもあると思いますが)、ドレイン抵抗の効力もあるので持ち歩いて損の無いアイテムと言えそうです。
なお、リルサガの#2・ダイヤモンドの騎士の魔封じのネックレスも呪文無効化の効力があるそうです。
3・歩いて行ける所にマロールで移動すると死んじゃうって?(GBC2)
今回はマロールを使った珍現象を紹介しましょう。
題材としてGBC2を使います。
※調査法
まずシステムでデュマピックを座標表示にしておきます。
マップの東西がワープで繋がっているポイントへ行きます。
今回はGBC2の地上4階、(東0・北11)、(東15・北11)へ行きました。
(東15・北11)のポイントから東へ向かい、そのまま1歩進みます。
これは問題なく(東0・北11)へ移動出来ます。
逆もまた可能です。
そうしたら今度は(東15・北11)のポイントから東へ1歩、「マロールで」移動してみます・・・
※結果
石の中!
普通に歩いて移動すれば何の問題も無いのですが、マロールを使って目の前に移動したはずなのに石の中に突っ込んでしまうのです。
もうお分かりですよね。
(東15・北11)のポイントの1ブロック東は迷宮の外、よってマロールで移動すれば当然迷宮外へ放り出されてしまう訳です。
ちなみにFC版2で同じ事をしてみると、こちらは空中へ飛び出してしまいます。
この場合は問答無用で全滅となります。
GBC版では何故か「石の中」となります。
きっと迷宮の壁がFC版のものよりもぶ厚いのでしょう(苦笑)。
リセット→レジュウムスタートでキャンプを解かずにマロールで移動すれば生還可能です。
2・「溺れるが定め」って本当?(GBC版2)
リルガミンの遺産(#3)の1階には泉があって「溺れるが定め」なんて言われるけど、本当に溺れるの?
※調査法
ビン詰めの船を持たずにマロールで泉の真ん中に飛び込む。
念のために、ビン詰めの船を持った救出部隊を酒場に待機させておく。
※結果
溺れない!
たとえビン詰めの船を持ってなくても特に溺れて死ぬような事はありませんでした。
しかし、四方を「溺れるが定め」のメッセージに囲まれてしまい、船がないと身動きが取れないのです。
最後のマロールで飛び込んだ場合は自力での脱出は困難。
ウィズ史上最もマヌケなハマリ状態となるでしょう(笑)。
あの泉は「要アイテム地点の密集地」と言えそうですね。
※追加レポート
FC版では溺れないけれどもリルサガではしっかり溺れてしまうそうです。
恐るべしリルサガ(汗)。
情報を下さった初心さん、ヤマネコRさん、ありがとうございました。
1・後衛の忍者はどのモンスターを攻撃するの?(GBC版シリーズ)
GBC版シリーズでは、忍者や盗賊が後衛にいる場合でも「隠れる→奇襲」する事によってモンスターに直接攻撃する事が出来ます。
それでは具体的にどのモンスターに攻撃しているのでしょうか?
※調査法
3匹のモンスターA、B、Cに対して。
前衛の3人はそれぞれ1番手がA、2番手がB、3番手がCに攻撃する。
その中の誰か一人を「身を守る」状態にして、残りの2人と後衛の忍者の奇襲とでモンスターに攻撃する。
誰が行動して誰が行動しないかをチェック。
これを何度も繰り返して絞り込んで行く。
※結果
忍者の位置によって結果が違ってくる事が判明しました。
4番手の場合→モンスターAに
5番手の場合→モンスターBに
6番手の場合→モンスターCに
それぞれ攻撃するのです。
ちなみに6番手の時、モンスターがA、B2匹の場合はBの方を攻撃します。(参照記事・11月7日の日記)
またモンスターが4匹以上の場合
4番手ならA、5番手ならB、6番手ならCを攻撃します。
後衛にいるキャラが隠れた場合の行動パターンは前衛のそれに準じているようです。
うまくサポート出来るように配してみると良いでしょう。