ウィザードリィ日記・08年11月

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11月30日
*シンの受難*
毎度おなじみになりますが、昨日マナマナ2の11・12話をアップしました。
今回の主役はシンですね。
内容はドタバタです。
原稿アップ前のチェック作業で、あまりのシンの不幸ぶりに笑い転げてしまいました。
読者サービスのお風呂のシーンもありますよ。

話は変わりまして。
さきほど、G-XTH2の支払い手続きを済ませてきました。
今日はもう発売日なんですよね。
早い人はすでに入手済みかもしれません。
私のところにも、2〜3日中には届くでしょう。
できるだけ早く身辺整理を済ませて、手を付けたいところです。

11月23日
*ネーミングセンスは微妙です*
昨日、マナマナ2の9・10話アップです。
今回のお話もいよいよ後半戦突入ですよ。

さて、今週アップ分での最大の目玉は、新しい召喚モンスターでしょう。
注目の新召喚モンスターはロックです。
ロックと言いますとかの「風龍」にて、主人公を背中に乗せて飛翔するシーンがありました、よね?
ですが、そのロックにマナが付けようとした名前が問題なんですよねえ(笑)。
実はマナマナ1執筆時から、マナはネーミングセンスが微妙で・・・という設定がありました。
皆さんすっかり馴染んでますけど、3匹のボーパルバニーの名前が「ボビ太・ボビ助・ボビ美」ですよ。
この段階で怪しいったらありゃしない。
おまけシナリオの時もレ○ル7シーフを「ナナちゃん」とか「○男さん」とか。
でもって今回は「ロックゴジュウシ」って・・・
ダサダサネーミングもここに極まれりってやつです。
それでもマナ本人にはその自覚はなくて、「我ながら良いネーミングセンス」(マナマナ1・第2話)だと思ってるんですよねえ。

新しい召喚モンスターが加わったので、この場を借りてマナマナでの召喚のシステムの補足をしておきます。
マナマナでは、エルミナージュ+サマナーのようなシステムを採用しています。
エンパイアとかエクスだと、特定の召喚陣にいる特定のモンスターしか召喚契約できませんでした。
しかしそれだと物語の発展性がないかなって。
エルミナージュのように、普通に遭遇するモンスターの中から任意で召喚契約できるシステムにしました。
ただ、エルミナージュシステムだと、各レベルに1種類しか契約できないんですよ。
それだとつまらないので、各レベルに複数のモンスターを契約できるサマナーシステムを採用しました。
つまりマナの場合は、召喚呪文の1レベルにボーパルバニーとロックが属していることになります。
魔法使いの1レベルに、デュマピックとカティノとハリトが属しているようなものですね。

10話のラスト、シンの悲鳴が上がったところで、また来週です。
シンの受難は続く(笑)。

11月19日
*買っちゃった*
掲示板で話題に上がったDS版エルミナージュですが・・・
そんなに評判が良いのかなって、普段はほとんど見ない某匿名掲示板を覗いてみたんですよ。
そうしたらばなんとまあ、絶賛する書き込みが次々と出てくるじゃないですか。
それを見ていて、「うーん、良いなあ・・・欲しいなあ」とか思っちゃったりして。
でもって、気が付いたらアマゾンで通販の手続きが完了してました。
そしてついさっき、飛脚のマークの宅配便が来て、無事にソフトを受け取りました。
が・・・
ソフトはあっても肝心のDS本体が無いので、プレイはできないんですけどね、ハハハ・・・
DSを持ってないのに加えて、プレイする時間もないし、お小遣いも厳しいかも。
だったら何で買ったのよ? って感じですよね。
まあ、ソフトさえ押さえておけば、本体なんていつでも買えるさ、きっと。

でね、今年はもうこれ以上買うゲームもないだろうって思ってたんですよ。
しかし昨日、チームムラマサから「G-XTHの続編が出たから買ってね」というメールが来ました。
あー、すっかり忘れてました。
それがあったのか。
ええそうですね、もちろん買わせていただきますよ。
私の立場で買わなかったら、何かとマズイでしょ?
お小遣いは・・・きっと大丈夫、だと思う。
G-XTH・2発売は今月末とのことですが、実際にプレイするのは・・・年明け、かなあ?

11月16日
*縄状・・・(以下略)*
毎度お馴染みになりますが、昨日マナマナ2の7・8話をアップしました。
マナたち一行は、いよいよ今回の冒険の舞台になるハーダリマス渓谷に到着しました。
このハーダリマス渓谷というのはエルミナージュに出てきた地名です。
が、名前とイメージを借りただけなので、エルミナージュ未プレイの人でも問題ないかなと思います。
今作ではむしろ、BCFの炭坑のほうが近いかな。
ちなみにスミッティはBCFに登場するNPCですね。

今回アップ分で一番気合いが入っているのは、「縄状(中略)改良乙三型」です。
ぶっちゃけエレベーターなのですが、その「エレベーター」という機械を、どれだけ長い言葉で表現できるか・・・
思いつく限りの言葉を並べてみました。
まあ、くだらない言葉遊びです。
と言ったところで、来週に続きます。

トップで告知していませんでしたが、リンクに1件追加しています。
死屍累々
美麗なイラストと、壮絶なリプレイが堪能できるサイトですよ。

11月9日
*オオカミとドラゴンの血*
昨日、マナマナ2の5・6話アップ。
今回は馬車の旅と森の中での様子です。
森と言えばオオカミでしょう。
というわけで、キラーウルフ君に登場してもらいました。
FC版1フリークの中でも、キラーウルフなんて記憶にないぞ、という人もいますでしょうかね。
それもそのはず、キラーウルフは狂王の試練場の地下5階とか6階とか、あの辺りにしか出没しませんから。
エレベーターで地下4階から9階へ直行していると、なかなか遭えませんね。

そのオオカミの群れとの戦いなんですが、ねえ。
これがジェイクたちなら簡単に蹴散らしちゃうんでしょうねえ。
森の中だから火気厳禁としても、ラダルトでもバスカイアーでも、適当に呪文をぶつけていけば楽勝でしょう。
でもマナたちだと、そのぶつける呪文すらおぼつかないわけで・・・
いやはや、この先が思いやられますね。
さあ、マナはこのピンチをどうやって切り抜けるのでしょうか?
ヒントは今日のタイトルに。

エルアキさんのサイトにて、私の新作イラストがアップされています。
もういちいちリンクは張りませんので、皆さん勝手に見に行ってください。

11月3日
*モップを構えたバルキリー*
久しぶりにイラストです。

ギャラリー・キャラクター2にもう少し大きなものがアップされています。
原画はA4フルサイズです。

彼女は唯奈さんのところのキャラでレイナちゃんといいます。
家庭の事情でメイドのアルバイトをしていたけど、やがてバルキリーとして冒険者デビューしたという設定です。
なので、「メイド時代の愛用のモップを装備して戦っている」というイメージで描いてみました。
ちょっと前の掲示板で、「Pixiaを使い始めた当初は直線1本引けなかったし、ペンキ塗りもできませんでした」と書きました。
でもこの作品では、モップの柄の部分は直線機能で描いてますし、バックもハート模様を一発ペンキ塗りして仕上げました。
作画の手順も慣れてきて、それほど苦労もせずに描けちゃいました。
むしろ苦労したのは、鉛筆による下絵の作成でしたか。
レイナちゃんの表情とかポーズとかですね。
最初はスパッツを穿かせようかとも思いましたが、やっぱりスカートに。
何となく、以前ペイントで描いたエイティのイラストと被っちゃった感じもしますね。

レイナちゃんについて詳しく知りたい人は、唯奈さんの趣味の部屋へ行ってみよう。

11月2日
*鑑定ってナンダ?*
昨日、マナマナ2の3・4話をアップしました。
早速メールにて反響をいただいております。
どうもありがとうございました。

今回一番苦労したのは、鑑定についての説明です。
一般的には「識別」と言う人のほうが多いかなと思いますが、作中で美術品の鑑定を引き合いに出したので、ここでは「鑑定」ということで話を進めます。
ほとんどのウィザードリィ関連の書籍では、この鑑定については「宝箱から入手できるアイテムは最初は不確定状態なので、ビショップか商店で鑑定しなければならない」というふうに解説されているかと思います。
しかし、この説明がなかなかクセモノでして。
ゲーム中ではこれで良いんですよ。
ただ、実際のところどうなのかと聞かれると、説明に困ると言いますか・・・

そもそも、「不確定状態」とはどういう状態なのか?
いくら未熟な冒険者でも、剣が錆びているかどうかとか、杖が捻じれているかどうかとか。
はたまた、革鎧が腐っているかどうかなんて、一目見れば分かりそうなものですよねえ。
そして商店での鑑定作業です。
これの何が問題かと言いますと、商店主は必ずしも冒険者を引退した元ビショップとは限りませんよね。
ベアさんみたいに元戦士の人だっているでしょう。
最初は「ベアさんは熟練の戦士だったからアイテムに精通している」と書こうとしたんですよ。
でもそれだと、現役のレベル100の戦士はアイテムの鑑定ができないとおかしいって話になっちゃう。
更に、鑑定料金が商店の利益に直結しているとなると、自力でアイテムを鑑定できるビショップは商店にとって正に商売敵ってことになりそうで。
そんなことをゴチャゴチャと考えて、ドツボにハマった結果が今回の説明です。
なんとも強引な解釈ですなあ・・・

ただ、あれはいわゆる「公式設定」とかではありませんから。
あくまで私が「マナマナの世界ではこんな感じかな」ってイメージして捻り出したものです。
もしも「あの書籍に詳しい解説が載っている」とか、「俺はこんなふうに解釈している」なんて話がありましたら、教えてもらえたらなと思います。

今回のマナのコスチュームは、Stanneさんデザインのものをベースに考えました。
長袖のピンクのローブに羽帽子ですね。
それと「デビリッシュが呪いのアイテムに耐性がある」という設定は、エルミナージュにあったものです。
そう言えばマナってハーフデビリッシュだったよなと思い出して、取り入れてみました。

話は変わりますが、現在イラストを作成中です。
近日中にアップできたらと思っています。