ウィザードリィ日記・07年6月

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6月24日
*隣り合わせの灰と青春*
コレクションに画像を1点アップしました。
ベニー松山著・「隣り合わせの灰と青春」
ウィズフリークなら知らない人はいないだろうという作品です。
表紙はもちろん末弥純氏によるもので、これは氏の画集にも掲載されています。
ライバルパーティ、切り札は村正、ヒロインの魔法使いとの恋、などなど。
これぞウィズ小説の王道ですね。
その後数多く世に出されたコミックスや小説(プロアマ問わず)にも、多大な影響を与えたのは間違いないでしょう。
もちろん私もその一人ではありますね。

私がこの小説を読んで一番驚いたのは、マイルフィックに関する記述でした。
FC版の画面からのイメージですが、私はマイルフィックは比較的小型で華奢なモンスターだと思っていたんですよ。
ところが本書で描かれたマイルフィックはとても巨大で、迷宮の1フロアに収まりきらない程だったと記憶しています。

また、本書に関してはちょっとおもしろい解釈があります。
それは、「主人公のスカルダは善の侍として描かれているが、元々は悪の戒律だった」というものです。
それは作中に「スカルダには戦士か盗賊になる素養があった」という一文があるからです(P174より)。
盗賊に就けるのは中立か悪ですが、作中のスカルダは善。
中立から善にはなれない(FC版1)ので、元々は悪だったのが戒律が引っ繰り返ったのではないか、というのがその理由です。
なるほど・・・深い。

6月22日
*5周年!*
本日、「うぃざーどりぃ日記」は満5周年を迎えました。
この日が来ると毎年同じことを言っていると思うのですが、本当〜によくネタが持ったものです。
そして、ここまで支えて下さったお客様達に感謝、の一言ですね。
今後ともよろしくお願いします。

FC版1のマッピングは、現在小休止中です。
だって今月はもう十分更新したもんね(笑)。
という訳で、マッピングの後半は来月に入ってからの予定です。
その前に、コレクションの画像を何かアップしておこうかな、と思ってます。

6月18日
*レッツドレイン!*
FC版1マッピング、地下5階です。
地下5階のマップなんて思い浮かばないよ、という人も多いかなと思いますので、まずは出来上がったマップを公開しちゃいます。
どうぞ!

順にお話していきましょう。
まずはマップの南側。
エレベーターの近くには小部屋や玄室がたくさん。
ここでレベル上げを兼ねたモンスター観賞などどうでしょう。
レベル6ニンジャ、キラーウルフ、ワーウルフ、ジャイアントスパイダー、ワータイガーなどなど。
普段はなかなかお目にかかれない皆さんが次々と現れては楽しませてくれます。
(0・0)地点には地下4階からの階段があります。
なので、ブルーリボンが無くても階段経由でここまで来て、エレベーターを利用することも可能です。
遠回りですけどね。
問題はマップの真ん中やや右よりにある「呪×」地帯。
呪文禁止区域ですが、入っても常駐呪文が切れないので最初は気付きませんでした。
イザ戦闘になって呪文が発動しなくて青くなるという・・・
さらに怖いのは、このエリアから出ても呪文が使えない状態が続くこと。
リセット、もしくは「冒険の中断」をしてやれば回復します。
T字型のダークゾーンは、先に周囲のマッピングが済んでいたので簡単でした。
北部は一方通行扉が複雑に交錯しているのですが、さすがマロールを習得していると違います。
不安無く探索を進められますね。
これと言った発見もなく、マッピング自体は1時間も掛からずに終わりました。

話は変わって。
このフロアにはシェイドがかなりの頻度で出現します。
地下4階でもたまーに見かけますが、出現率が全然違いますよ。
シェイドと言えばドレインです。
リセット禁止でプレイしていてコイツに泣かされたという人も多いでしょう。
ですがこのシェイド君、ドレインだけなんですよ。
呪文とかマヒ毒とか一切無し、ひたすらドレインだけを繰り出してくるのです。
そして。
我がパーティはすでにマロールを習得済み。
FC版では、ドレインをマロールで回避出来るのは周知の通りです。
「ウィザードリィのすべて」に掲載されているマップで確認したところ(コラ!)、地下6階には石のブロックは存在しないようです。
これだけの好条件が揃ったとなれば、ドレイン→マロールで特性値をいじり放題ですよね。

生命力が低かった人間の侍の生命力、そしてHPの引き上げが当面の狙いです。
シェイド相手に何度かドレイン→マロールを繰り返すと、生命力も次第に上がっていき、60程度だったHPも100を超えました。
そしてそれに伴って、前衛で頑張っていたホビットの盗賊の特性値もオール17以上をクリア。
忍者への転職条件を満たしたのです。
これは忍者にするしか、とばかりに早速訓練場で転職。
その後、地下4階などで軽〜くリハビリ。
レベルが5を超えたぐらいから再びシェイド相手にドレイン食らって、本格的なリハビリに取り組みました。
が・・・
ズルは出来ないものです。
何度試しても、何故か生命力だけが上がらない。
そこで止めておけば良かったんですよ。
まるで、ギャンブルで作った借金をギャンブルで返そうとするかのように、その後もドレインを受け続けました。
結果、転職前は80以上あったHPが、最悪の時には35まで落ち込みました。
力は18に達しているのに、生命力は9とかですよ、シャレになりません(泣)。
仕方ないのでマジメにレベル上げに取り組んで、再度ドレインに挑戦したりして。
何とか生命力16、HP60まで回復させました。
もうこれでドレインは止めにします。
一時はどうなる事かと冷や汗をかきましたよ〜。

6月17日
*倍率ドン!*
遥か彼方のレベル13目指して、地下4階にてレベル上げ。
次のレベルまで18万強の経験値が必要だったのですが、残り12万くらいまでは普通に戦ってました。
しかし掲示板にて「パーティの人数を減らして一人当たりの経験値を増やす方法が」という書き込みがありまして。
これは! とばかりに早速実行に移しました。
外すのは・・・前衛の3人ですね。
だってさ、ここまでの戦闘だって9割がた魔法使いコンビの呪文で対応してきましたから。
宝箱なんて関係ないですし。
回復要員の僧侶と魔法使い二人の3人パーティで問題ない、はず。

その3人で、いつものように地下4階のコントロールセンターへ向かいました。
出て来る敵を次々と呪文で蹴散らしていくとなるほど、これは確かにおいしい!
今まで1000だったのが2000に、2000だったのが4000に。
とにかく2倍、2倍で経験値が稼げます。
時には5000を超えるような戦果もありました。
12万の経験値を稼ぐのに30分くらい、あっと言う間に目標レベルに達してしまいました。
その後は6人パーティに戻してから、ハマン→マロールなどで覚え残した呪文を習得させたり、魔法使いの一人をビショップに転職させたり。
準備が出来たらマッピング再開です。

まずはコントロールセンター中枢に挑戦しましょう。
ハイニンジャ、その他の皆さんが襲い掛かってきますが、ここはもう今までのうっぷん晴らしです。
マリクト、ティルトウェイト、ティルトウェイトと3連弾。
タッチの差で一番最初にマリクトが決まって敵を一掃しました。
こうなると「コントロールセンターに挑戦」と言うよりは、「コントロールセンターを制圧」と言ったほうがピッタリですね。
進んだ先でブルーリボンを手に入れて、これでようやく第二エレベーター解禁です。
死の指輪もしっかりと持ち帰って売却しました。

下のフロアへ行く前に、地下4階の外周部をマッピングですね。
地下3階の階段から地下4階の北側の通路へ。
まず東に。
通路が南に折れたその先で、チェックポイントがありました。
こんなところに? と思いましたが、その時のメッセージが傑作です。
「クマの印の巨大な移動する壁が迫ってきた」
えっ? えっ?  えええっっっ?
クマ印の壁ですか?
それが迫ってきて、その勢いで押し戻されちゃったんですけど・・・
しばし呆然、そして爆笑。
なんでこんな仕掛けが〜と、しばし笑い転げてしまいましたとさ。
そう言えばこのネタ、友の四マンだったかに使われていたような気がします。
まあ、クマの印なのでそれにまつわるようなアイテムを持っていけば良いでしょう。
その先ですが、環状に連なった小部屋ゾーンの中に、地下5階への階段がありました。

次にマップの西部です。
しかし、通路は途中で行き止まりで、どうにも先へ進めません。
これで終わり・・・じゃないんですよねえ。
本来なら「冒険者が知らないことは〜」に抵触するのですが、ここは特例で。
せっかくマロールを習得しているのだから、えいっと1ブロック南へダイビング。
するとそちらも環状に繋がった小部屋がズラリ。
しかもここ、出口も入り口も無い、完全な閉鎖空間になっている・・・のかな?
とにかく間違って入ってしまったら、歩いて脱出するのは無理っぽいです。
なんでこんなエリアがあるんでしょうか?

そんなこんなで出来上がったマップがこれです。
シンプルなマップながらも、滞在時間は長かったですねえ。

6月15日
*急がば回れで行きましょう*
FC版1ですが、あまり進んでいません。
ここまでの状況をお話いたしますと・・・

エレベーターで地下4階へ下ります。
目の前は扉なので、まずは南側から。
一本道の通路を真っ直ぐに進むと、「プライベートエレベーター、許可なき者は使用禁止」のメッセージ。
強引に進んでも戻されるのはお約束ですね。
他に行くところもないので、今度はエレベーターから北へ。
そちらも一本道なのですが、突き当りには「コントロールセンター、立ち入り禁止」のメッセージ。
立ち入り禁止とは言っても、こちらは中に入れます。
長ったらしい警報メッセージがあって、その両隣りはモンスターとのバトル。
宝物庫などの小部屋が二つ。
そして東側の一番奥には「配備センター」の看板ですね。

初めてここへ来た時のレベルは、もう少しで11になるかなといったところでした。
なので、まずは警報メッセージの隣りでレベル上げ。
程無くして、僧侶と魔法使いがレベル11に達しました。
僧侶のほうは、マディを含めて6レベルの僧侶呪文を二つ習得。
正直に言うと、この先の遠出に備えてロクトフェイトが欲しかったんですよね。
どうせ装備なんてボルタックで売っている初期のものだけなんだし。
一方魔法使いですが、二人いるうちのひとりがこのレベルになってもマカニトを習得してくれませんでした。
FC版では、レベルアップ時にリセットしてもやり直しはできないんですよ。
そして何度も言うようですが、私の環境ではターボファイルが使えません。
つまりレベルアップは一発勝負なのですが、ことごとくふられ続けたことになります。
ん〜〜〜・・・と考えたのですが、急ぐ旅でもないし、ここはもう1レベル粘ろうということに。
しかし、だ。
レベル12になっても、僧侶と魔法使いの二人ともが、お目当ての呪文を習得してくれませんでした〜(泣)。

さーてどうしよう?
今回のルールとしては、いきなり地下10階へ行ってポイゾン&フロスト相手にマカニト稼ぎをやるのは禁止です。
また、「冒険者が知らないことは私も知らない」と言ってはきましたが、地下5〜8階については、私自身もほとんど予備知識がありません。
できるなら、万全の態勢を整えてから探索したいのですが。
せめて帰りの手段の確保ですよね。
マロールとは言わなくてもロクトフェイトがあれば、万が一の場合でも帰還できたのに。
それもないとなるとねえ。
命綱でもあるマカニトの回数も限られているし、どうにも先に進むのは危険のような気がします。
ということを色々と考えて、もう1レベル粘ることにしました。
ちなみに。
魔法使いが次のレベルになるのに必要な経験値は18万強(汗)。
これをマカニト稼ぎ無しで稼ぐのは・・・
気が遠くなりますね。
急がば回れで頑張ります。

6月11日
*定番マップ*
FC版1のマッピングです。
エレベーターを使えば一気に地下4階まで下りられるのですが、ここは順番通りに行きましょう。
と言うわけで、地下3階です。
まずはエレベーターで進入できるエリアから。
マップの中央部ですが、一方通行扉の関係でちょっとした周回コースになっています。
小部屋は三つあるものの、モンスターの出現が不安定で、あまりレベル上げには適さないようです。
本来ならこのフロアにはあまり来ませんからねえ。
レベル3サムライなどの、ちょっと珍しい敵と遭遇できたりします。
カピバラと真剣に戦ったのは久しぶりかも(笑)。

適当なところでレベル上げを切り上げたら、今度は階段ルートで。
地下2階北東部にあった螺旋状の通路を一気に走りぬけたら、さあ本番です。
例によって階段の位置がずれているので注意。
その階段ですが、十字路のど真ん中に設置されています。
右を向いても左を見ても、似たような通路が伸びていて方向を見失いやすいですね。
階段から西へ進めば、エレベーターエリアへ通じている一方通行扉を確認できます。
帰るときは便利ですね。
手近な扉を開けてみると、3×2の玄室が横に二つ並んだ構造だと分かります。
他のところも全く同じ造りのようですね。
十字路+玄室と、後の多くのシナリオにも採用された定番のマップと言えるでしょう。

このフロアで厄介なのが、十字路に仕掛けられたトラップです。
たいていは「左を見ろ」とか「回れ右」なんて意味の無いメッセージなのですが・・・
その中に混じって、ピットとシュートが存在します。
ピットのほうは、一度落ちたからって慌ててキャンプ→キャンプを解いたらまた落ちるという、ある意味お約束のミスを犯しつつ。
それでもマップにきちんとチェックを入れていけば、二度と同じピットに落ちることはないでしょう。
回転床ですが、扉の配置を観察することで、東西と南北の判別ができるようになります。
あとは確立二分の一に賭けるしか。
デュマピックで方向を確認して、反対方向だったらやり直しましょう。

そしてできたマップがこれです。
似たような地形なのとマップの端が抜けているのとで、迷いやすいマップではあります。
でも、多くのシナリオに採用されているだけあって、私自身が慣れてしまったという感じですか。
それ程苦労はしませんでした。
マップを見てもらえば分かると思いますが、うまく玄室を抜けることで各種トラップを回避できるようですね。
地下4階への階段の場所は要チェックですぞ。

6月10日
*闇の中の金色の煙*
FC版1マッピング地下2階。
まずは南側のエリアから。
ブロンズ色の煙ポイントは青銅の鍵を持っていればすんなりクリア。
さてその先ですが、中途半端に広い空間に、鉤型の通路で仕切られた四つのポイント。
変則的な地形なので、マッピングは慎重に。
その中の北東部にて、二つ目のオキモノゲットです。
カエルのオキモノですが、入手する時のメッセージが愉快ですね。
例によってメッセージを確認するために、いったん二つのオキモノを城に預けてから再出発。

中央部から西へ伸びる通路の北側の扉、ここにチェックポイントがありますね。
メッセージは「誰もその扉を開けられなかった・・・」といった感じです。
どうやらオキモノを持ってここに来れば良いんだなと見当が付きます。
って、あれ?
鍵類は霧や煙を払うためのモノのようでしたが、オキモノは扉を開けるためのモノ・・・なんですかね?
何だか逆のような感じもしますが、あまり細かいことは気にしないってね。
今はオキモノは持っていないので、まずは他を回ってしまいましょう。

扉の前のT字路から南へ。
そのまま探索を続けていくと、やがてマップの西部から東部へと抜けるルートを発見。
マップの東部には、2×2の玄室が縦に五つ並びます。
しかし、レベル上げポイントとしてはやや使いにくいですか。
帰り道がやや遠いのが気になりますからね。
その他には、3連チャンの警告メッセージ。
何があるのかと緊張しつつ先へ進むと、ただのピットがありましたとさ。
一通り回ったところで城へ帰還、オキモノを持って先ほどのポイントへ戻りましょう。

オキモノで通過するポイントは二箇所、縦に二つ並んだ小部屋にてそれぞれオキモノが必要になります。
後で試した結果、手前の小部屋がクマ、そして奥の北側の小部屋がカエルのオキモノに対応しているようですね。
問題はその先で、視界真っ暗のダークゾーンです。
ここも例によって、壁に頭突きを食らわしながら、その存在を確かめていきます。
なお、壁に激突する時は十字キーじゃなくて、Aボタンを使うのがポイントです。
かなり複雑な形をしているのですが、それでもマップを埋めていくと、小部屋の中で鍵を発見できました。
これを持ち帰って識別してみると金の鍵ですね。
さてこの鍵の使いどころですが・・・
地下1階のダークゾーン「回廊の終わりを〜」のメッセージの向うへ強引に突き進むと、「金色の煙が〜」といったメッセージが見られるのを既に確認していました。
闇の中でどうして金色の煙が見えるんだ? などと思わないでもないですが・・・
それはともかく、今までのパターンから、金の鍵はこの金色の煙に対応しているんだなと推察できるわけです。
で、金の鍵を持って行くとなるほど。
チェックポイントをすんなりと通過できて、エレベータールームへのショートカットコースとして使えることが分かります。
これでイチイチ大回りをしなくても、気軽にエレベーターを使えますね。
早速エレベーターを使って地下2階へ。
全部で5ブロックしかない小さなエリアですが、小部屋が二つあって、こここそレベル上げに適した構造になっていますね。
これで地下2階のマップは完成です。
出来上がったマップはこんな感じ。

ダークゾーンのところの継ぎ接ぎ感が、マッピングの苦労を思わせますね(笑)。

6月9日
*銀色の霧とブロンズの煙*
FC版1のマッピング、地下2階へ。
なのですが、地下1階を探索し終えたことで、マーフィ狩りが解禁になりました。
レベルをひとつだけ上げておきましょう。

地下1階の階段から下りて出た場所は、マップの中央やや下より。
上のフロアと下のフロアとで、階段の位置がかなり違いますね。
その理由ですが・・・
フロアの間に分厚い岩盤があって階段がその中をうねるように伸びている、とか。
階段の途中にワープが仕掛けられている、とか。
色々な可能性が考えられるとは思いますが、この謎を解き明かした人は未だにいないようです。
最初のスペースから北へ伸びる通路あり。
そのまま通路を辿ると、扉が四つ確認できます。
まずは手近なところから。
マップの北東部へ進むとその先は、グルグルとした螺旋状の通路が見られます。
方向と歩数に注意してマッピングしていきましょう。
螺旋の終点には下への階段、まあ後回しですね。

さて次の扉ですが・・・
実はここへ来る前に、地下1階で入手した鍵類はダミーキャラに預けてきました。
その理由は、この先のメッセージを確認したかったから。
で、問題の扉です。
それを抜けると「銀色の霧が下りてきて、悪魔の形になった・・・」というようなメッセージが見られます。
もう一箇所、南側の扉を抜けると「ブロンズ色の煙が・・・」というメッセージ。
これらのメッセージ、ひょっとしたら初めて見たかもしれません。
今まではたいてい鍵を持ってきていたので、目にする機会が無かったんですね。
もう一つ思ったのですが、鍵って必ずしも扉を開けるためのモノではないようです。
どちらかと言うと、霧や煙を払う(祓う?)ための、通行手形のようなものなのではないでしょうか。

一回城へ戻って鍵を持って再出発。
先ほどの「銀色の煙〜」ポイントをノーチェックで通り抜けると、通路と小部屋で形成されたエリアへ出ます。
かなりの頻度でモンスターが出没するので若干神経を使いますね。
中でもイヤなのがゾンビでしょうか。
マヒ+毒攻撃は、装備が貧弱なパーティにはかなりの脅威。
一応僧侶がディアルコとラツモフィスを習得しているものの、回数は限られていますから。
ゾンビ×6に先制攻撃されたりしたら、それだけで治療呪文が底を付いてしまいます。
そして・・・
ここで「冒険者が知らないことは私も知らない」ルールが適用されてしまいました。
ここで入手できるイベントアイテムの部屋の一歩手前で、ゾンビ軍団に襲われて呪文切れを起こしたんですね。
いつもなら、あと少しでイベントアイテムを回収できるから、と先へ進んでしまうところですが、今回はダメ。
この先何があるか分からないですから、呪文が切れたら即帰還です。
一回戻って態勢を立て直してから再び迷宮へ、先ほどの場所から一歩先の小部屋にてオキモノを入手しました。
このオキモノ、何のために使うものかは・・・まだ分からないことになっています(笑)。

6月6日
*地下1階は完成*
FC版1マッピング企画、地下1階です。
中央部から東へ伸びる通路の東の端。
そこにある扉はシークレット扱いになっていののでしょうか。
ロミルワを唱えていないと見えたり見えなかったりするようです。
いかにも怪しいのですが、もうここしか行くところがないので行っちゃいましょう。
扉を抜けて出たのは迷宮の反対側ですね。
念の為に退路を確認しようと振り返っても、そこに扉はありません。
あの扉、一方通行のようです。
通路は一本道なのでそのまま進むしか。
少し進むとT字路にぶつかります。
が・・・
T字路と思ったその場所は、3×2ブロックの部屋でした。
デュマピックで確認すると、そこはまだ埋まっていないマップの南東部。
途中ワープで飛ばされたようですね。
後でワープポイントを特定する必要があるでしょう。

さて。
一方通行とワープで完全に退路を絶たれてしまいました。
こうなると、何としてでも帰り道を探し出さなければなりません。
部屋にはたくさんの扉があります。
まずはこれをマップに描き込んでいくのですが・・・
後で気付いたのですが、この時マップの東西を間違えてマップに描き込んでしまっていたのでした。
有ってはならないミスです。
それに気付かず扉を開けて、連続小部屋を進んで出たところで座標を確認。
あれ?
元が間違っているんだから、当然合っているはずがない。
まあ早い段階で気付いて良かったです。
マップを正しく描き直したら各扉の探索です。
問題なのが、さっきも通った連続小部屋。
これ、一方通行扉で繋がっているので、その確認のためにイチイチ壁に頭をぶつけていきます。
小部屋の座標や扉の向きなどに注意しながらマップに描き込んでいくとなるほど。
ハズレの扉に入った場合は、必ず同じ場所に出るようになっているのかと分かります。
小部屋のひとつで鍵を発見、更にはマーフィーズゴーストなる正体不明のモンスターにも遭遇しました。
なかなか攻撃が当たらないのでちょっと焦りますね。
最後になってようやく、小部屋ゾーンから抜ける通路を発見しました。
別にわざと最後にしたとかじゃなくて、自然の流れでそうなっちゃったんですよね。

曲がりくねった通路を進むとやがて目の前に真っ暗闇が見えてきました。
飛び込むしかないですね。
この通路、マップの一番南端を東西に一直線に走っていると思われるのですが、ここも念の為。
一歩進む度に北と南を向いて壁に向かって頭突きを繰り返します。
私の小説でも、ダークゾーンを探索するシーンというのを書いたことはあります。
その時は、パーティのメンバー二人がそれぞれ右と左の壁に手を付いて、壁の有無を確かめながら進む、といった感じで書きました。
でも実際は頭突きですよ(笑)。
やってて悲しくなってきます。
ちなみに、ダークゾーンから元の通路には戻れないようになっていました。
一方通行シャッターでも設置されているようですね。
一本道のダークゾーンの西の端には扉あり。
この扉も一方通行でした。
ダークゾーンに迷い込んだパーティが、元の道に戻らないようにとの配慮かもしれません。
扉を抜けてもやっぱりダークゾーン。
すでに周囲のマッピングが終わっているので、だいたいの地形は見当が付きますね。
ここでもやっぱり壁に向かって頭突きを繰り返して、壁の有無を確認しながら歩きます。
程無くして、フロアの真ん中辺りの場所でエレベーターを発見。
当然その使用は後回し、今は帰り道を探すのが先決です。
そのままダークゾーンの中を探索して、とある場所に体当たりしたその時。
急に視界が開けました。
マピロ・マハマ・・・という謎のメッセージを見た次の瞬間には、パーティは城に戻されていましたとさ。
ホッと一安心です。
無事に帰還したところで再度出発、ダークゾーンでまだ確認していない場所へ向かいます。
一度道が分かればスイスイですね。
そして、マップが完成しました。
出来上がったマップがコレです。

多分合っていると思うんですけどねえ。
とにかく、これで地下1階は終了。
この時点でレベルは7になってました。
マーフィとは一回しか戦ってないのにさ。

他所様のサイトで似たような企画を始めるとの記事を見つけました。
パクられたか?(笑)

6月4日
*いざ、マッピングの旅へ*
FC版マッピング企画の続きです。
今回はマッピングがテーマとは言っても、ある程度は迷宮内を自由に歩きまわれるようにならないと話にならないのはいつもと同じですね。
前日に確保した玄室と城とを何度も往復することに。
魔法使い呪文にメリトがないので、序盤の戦闘はちょっと大変。
必然的に前衛の攻撃力が頼りなのですが、転職したての侍とホビットの盗賊がいるメンバーでは心もとない感じです。
また、私の環境ではターボファイルが使えません。
なので、レベルアップ時に特性値が下がっても呪文を覚え残したとしても、リセットできないんですよ。
これが結構痛かったりしました。
結局レベル5までその玄室で過ごしました。
魔法使いがマハリトとモリトを覚えて攻撃態勢は完成。
しかし僧侶のほうがやってくれまして・・・
3レベル呪文で習得したのはロミルワのみでした。
さすが、オチャメなウィザードリィの神様は今回の企画をよく理解していらっしゃいます。
確かに、ロミルワは迷宮探索、そしてマッピングには欠かせない呪文ですが、よりによってそれ一個だけかい(笑)。
前衛もそれなりにHPが伸びたことだし、そろそろ本格的に繰り出すとしましょう。

城への階段から通路を北へ、8ブロック進んだら東へ折れます。
途中で枝道と玄室二箇所をチェック、そのまま中央部へ。
マップの中央部はちょっとしたスペースになっています。
北側には「回廊の終わりを〜」のメッセージでその先はダークゾーン。
「引き返せ」というのを無視して進んでもやっぱり戻されてしまいます。
仕方ないので西へ伸びる通路へ。
マップの西側の端に下への階段を見つけましたが、当然下りるのは後回し。
次いでマップの北西部ですが、細かい玄室が入り組んでいて迷いやすいでしょうか。
丁寧にマップを埋めていきましたが、これといった発見は無し。
そして中央部から東へ伸びる通路へ。
その一番奥には扉がひとつ。
この扉、迷宮の外側の壁に設置されていていかにも怪しい。
なのでその扉は後にして、先にマップの北東部を埋めてしまいます。
ちょっと長めの通路と小部屋の組み合わせ。
通路のほうは、歩数を数え間違わないように注意ですね。
そのエリアで鍵を1個発見しました。
あとはマップの南東部ですが、そこのマッピングは思わぬ苦戦となったのでした。

ウィザードリィの音楽を作曲された羽田健太郎氏の訃報が伝えられました。
故人のご冥福を心よりお祈りいたします。

6月3日
*ファミコン版1をマッピングしてみよう*
先月から始まった新コンテンツ・コレクションの関係で、FC版関係のブツに触れる事が多くなりました。
でもこの日記では、未だにFC版のプレイレポートは無いんですよね。
幸いFC版をプレイする環境は整っていますし、ちょうど良い機会かなと。
でも・・・
今更普通にプレイしたところで、正直イマイチ面白みに欠けますよね。
リセット禁止とかはやりたくないし。
そこで思いついたのがコレ。
FC版1の自力マッピングです。

どうなんでしょう?
FC版1が一番好き、という人は多いと思うのですが、皆さん果たして自力できちんとマッピングしてますかね。
「ウィザードリィのすべて」に掲載されたマップを参考にプレイしたから自力でマッピングしてないよとか、地下5〜8階には行ってないなあ、なんて人も案外多いのではないでしょうか。
かく言う私もその一人。
そこで今回は、自力でのマッピングに取り組んでみようじゃないかというわけなのです。
なお、今回特別ルールとして、「冒険者が知らない事は私自身も知らない」というものを導入したいと思います。
最短ルートで通過アイテムを回収して手っ取り早く経験値稼ぎ、なんてのはダメですね。
それと、リセットは有りでお願いします。

パーティ編成ですが、今回はマッピングが主題なので、とにかくデュマピックを多く使いたい。
侍×2と魔法使い×2、それに盗賊と僧侶。
適当に私の小説のキャラから持ってきてますが、いきなり人間の侍を作るのは大変なので、ここは転職で対応。
準備が出来たらいよいよ地下迷宮へ。
ここで「冒険者が知らない事は私も知らない」ルール発動。
まずは現在地の確認です。
魔法使いのデュマピックにて、「地下1階・東0・北0・北向き」を確認します。
通路は北と東に伸びていますが、どちらも先が見えません。
貴重な僧侶呪文1レベルを費やしてミルワを唱えますが、やっぱりどちらも闇ですね。
いつもなら「勝手知ったる狂王の試練場」なのですが、今回は不思議な感じですね。
この闇がどこまで続くのかと思うと、それだけで怖くなってきます。
ちょっと迷ってから取りあえず東へ進むと扉と壁が見えました。
慎重に歩数を数えながら、通路の長さと扉の位置を確認、方眼紙のマップに書き込んでいきますね。
ここでマッピング初心者のためのワンポイント。
通路の長さを数える時は、スタート地点を1歩目として数えるのを忘れないように。
「5歩進んだから5ブロック」とやると間違っちゃうので注意、スタート地点を含めた6ブロックが正しい長さになります。
ポイントの特定が出来たらいよいよ扉を開けてバトルです。
いきなり先制攻撃されて先頭にいた人間の戦士が死にました(爆)。
リセット有りで良かったですね。
その後はまあ順調に戦闘を繰り返して、レベルがひとつ上がったところで先ほど死んだ(はずの)戦士が侍への転職条件を満たしました。
次に特性値が下がったらシャレにならないし、ここはさっさと転職させてしまいましょう。

といったところで初日はお終い。
マッピングのほうは、まだマップ南側の15ブロックしか埋まってません。
先は長いですね・・・
まあ、急ぐ旅でもないですし、のんびりやりますよ。