ウィザードリィ日記・07年5月
5月27日
*ウィザードリィ5のすべて*
続けて行きましょう。
コレクション・攻略本のページに「ウィザードリィ5のすべて」の画像をアップしました。
著者がベニ松氏に代わって「Hippon SUPER!編集部」となっていますが、内容は今までのすべてシリーズを踏襲しています。
SFC版のゲームタイトル画面ではハートを抱えている女性が石像になっていましたが、こちらは生身になっています。
こっちのほうが本来の姿なんですけどね。
もちろん末弥氏によるモンスターの原画も掲載されています。
ソーンがシルエットなのは仕方ないとしても、何故ルビーウォーロックがいないのかは依然として謎のようですね。
巻末にはお楽しみのウィザードリィ友の会もあります。
私の投稿ハガキも掲載されていますが、内容はSFC版よりも先行発売されたPCエンジン版をプレイしてのものだったりします。
5月26日
*ウィザードリィ3のすべて*
コレクション・攻略本のページに「ウィザードリィ3のすべて」の画像をアップしました。
前回の「ウィザードリィのすべて」の画像を原寸大でアップしたらちょっと大きいかなと思いまして、若干縮小したものにしました。
また、コレクションのコーナーは発売順に表示したいと思いまして、下伸びに更新していく予定ですのでご注意を。
さて「ウィザードリィ3のすべて」です。
前回紹介した「ウィザードリィのすべて」ともども、ベニー松山氏による執筆です。
末弥氏による大迫力の原画は健在。
ただ、当時はまだデーモンロードについては非公開扱いだったので、その原画だけはシルエットで表示されていますね。
マジックアイテムシリーズの原画は、私がレオナちゃんのイラスト(ギャラリーにアップしてます)を描く時に思いっきり参考にした記憶があります。
当然のことながら迷宮のマップも掲載されているのですが、地下6階だけはごく一部のエリアしか表示されていません。
なのでデーモンロードを倒しに行く時には、自作マップ(06年12月の日記参照)が手放せませんでした。
ウィザードリィ友の会もありますが、まだ私の投稿ハガキは掲載されていません。
ボチボチ投稿はしていたのですが、まったく相手にされてませんでしたね。
5月21日
*HPについて考える*
昨日お話したHPについてですが、掲示板のほうでも反応がありました。
その意見も踏まえつつ、私も再度考えてみたのですが・・・
「HP=回避技術値」と言い切ってしまうのは無理があるのではないか、と思うのですよ。
例えば、ドワーフの戦士とホビットの盗賊(もちろん同じレベル)がいたとします。
両者のうち回避技術が上、つまりは敵の攻撃をかわすのが上手いのはどちらでしょう?
あくまでイメージの問題かもしれませんが、私はより素早さに長けたホビットの盗賊ではないかと思います。
さらに、ドワーフの戦士とフェアリーの盗賊だったなら、その差はもっと決定的なものになるのではないでしょうか。
しかし、ドワーフの戦士よりもホビットやフェアリーの盗賊のほうがHPが低いのは間違いないでしょう。
また、「ウィザードリィのすべて」では「体力の強化はあるにしても〜」と、いった表現で説明されています。
体力の強化はオマケといった感じです。
でもさ、我々のような一般人と鍛え抜かれたアスリートを比べた場合、体力の差は歴然。
もしも、一般人とプロレスラーを、同じ人が同じ力で殴ったとしましょう。
一般人にとってはかなりのダメージになるであろうそのパンチも、プロレスラーにとっては全く痛みを感じなかったりするのではないでしょうか。
と言うか、この場合は殴ったほうがケガをしそうな気もしますな。
と言ったようなことや掲示板のご意見などを色々考えた結果、私が出した結論。
HPとは、体力やケガの程度など、身体の状態を総合的に指数化したものなのではないか。
その「総合的」の中に回避技術といったような要素も含まれているのかな、と。
ちなみに昨日の回復についてはこんなふうに考えました。
同じようなケガでも高レベルの冒険者の場合はより強い力によって傷付けられたはず。
その強い力による傷を治療するには、より強力な回復呪文が必要になってくる。
うーん、どうにもこじつけですね。
5月20日
*ウィザードリィのすべて*
コレクション・攻略本のページに「ウィザードリィのすべて」をアップしました。
一応攻略本のページとしましたが、この本の内容は単なる攻略情報だけに留まってはいませんね。
末弥氏によるオールカラーの原画や、ウィザードリィの世界に関する記述が満載です。
私もこの本でウィザードリィの基本を学びました。
巻末にはウィザードリィ友の会も収録されています。
私の先輩に当たる投稿者さん達の力作が掲載されていて、そちらもまた楽しい。
ところで、この本の中に「HPに関する記述」というものがあります。
この解釈が秀逸で、私もなるほどと関心させられたものです。
どういうことか簡単に説明しますと・・・
「HPとは単なる体力値ではなく、むしろ回避技術値を示したものである」というものです。
回避技術が向上することにより、敵の攻撃から受けるダメージをより軽減できる。
パーセンテージの考え方ですかね、HPが伸びることで分母がどんどん大きくなる、と言った感じです。
分かり難い説明ですみません。
しかし・・・
ダメージに関してはそれで良いかと思うのですが、回復を考えるとちょっと「?」なんですよ。
例えば、HP10の戦士が全身の90%にダメージを受けたとします。
つまりダメージ「9」です。
このくらいなら、ディオス2、3回くらいで回復しますよね。
一方、HP100の戦士が全身の90%にダメージを受けた場合はどうでしょう。
つまりダメージ「90」を受けた時、です。
この時はディオスどころかディアルマを5、6回使っても完全に回復するかどうか、といったところでしょう。
受けたダメージのパーセンテージは同じなのに、回復に必要な呪文の量はHPが高いほうが多い。
つまり・・・
高レベルの冒険者はHPが上昇することで、回復呪文をより受け付けない体質になっていく?
まあ実際にはそんなことはないんでしょうけど。
と言うか、視点の問題かなという気もします。
こう考えればつじつまが合う、というご意見があったらよろしくお願いします。
5月13日
*ジェイク6完結*
昨日でジェイク6が完結となりました。
応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ジェイクが死者の殿堂で育ての親であるベインに会うというエピソードは、かなり前から考えていました。
でも、なかなかそれを書くところまでは行けませんでした。
主な理由は二つかな。
ひとつは、このエピソードを書いてしまうと、今後のシリーズの行方に大きく影響を及ぼすから。
最後まで読んだ人は分かると思いますが、あそこまで書いちゃうともう後戻りできないよって感じですからね。
そしてもうひとつの理由が、ジェイクとセインが私の頭の中でうまく絡まなかったから。
死者の世界の案内人として、セインというキャラクターは今回のお話には必要不可欠な存在でした。
でもそれだけなんですよ。
死者の世界に行ってしまえば、あとは特にジェイクとは絡みようがないかなって。
そこで一本補助線を引きました。
エイティです。
セインに一目惚れをしてしまったエイティをジェイクがいつもの冷めた視線で見守る、という構図を作ったんですね。
これはうまくハマッタのではないかと思います。
あまりにハマリ過ぎたので、一時はエイティを主役にして書こうかと思ったくらいでした。
まあそれはボツにしましたけど。
ただね、そのまんまエイティとセインをくっつけると、エイティのファン(誰?)から恨まれかねないですから(笑)。
その代わりと言う訳でもないですが、エイティには聖なる槍をプレゼントしました。
これね、「是非エイティに聖なる槍を」というリクエストがあったんですよ。
まあそんな感じです。
ラスト、ベインからジェイクの出生の秘密が語られました。
これもね、番外編で「その日」の様子を一本書こうかな、と思ったりもしたんですよ。
でも、BCFや欠けた大地をやったりしてて、すっかり忘れてました(笑)。
早くも続編希望の声もあったりするのですが、どうなりますかねえ。
一応、大枠で「あーんな感じ」みたいなイメージはあるのですが、これも形にするにはまだまだ時間が必要でしょう。
でも今回はどうだったかなあ?
ここ一年くらいで書いた作品の中では一番出来が良くなかったかも、なんて思わないでもないですね。
ちょおっとムリがあったかなあって。
まあそれも仕方ないでしょう、次の機会にまた頑張ります。
その時はまたよろしくと言ったところで、ジェイク6はおしまいです。
ご愛読、ありがとうございました。
5月6日
*コレクション*
前からやりたいなあと思っていたコンテンツを作ってみました。
題して「コレクション」
早い話が、私が持っているウィズ関連のブツの画像をアップしていこうかな、と。
それだけの内容です。
最初はデジカメで撮影したものをと考えていたのですが、被写体が小さい→手ぶれが酷いなどの理由で却下。
なのでスキャナでパッケージを取り込んだものにしてみました。
SFC5の写りが悪くて苦労しました。
苦肉の策として取説も一緒にアップ。
パッケージに刻まれた傷などが歴史を感じさせますね。
手持ちのソフトの他に攻略本などもアップしていく予定です。
アップは不定期、まあ気が向いた時にでもということで。
リンクを整理しました。
何件か削除して新規さんを何件か加えました。
とは言いましても、ウィズ関連のサイトを廻っている皆さんなら既にお馴染みのサイトかもしれません。
ズラッと並んだバナーがちょっと壮観です。
その他にも細かいところをチョコチョコといじりました。
5月5日
*今週はジェイクが大活躍*
本日ジェイク6の15〜17話アップ。
一気に3話アップして、本作もラストスパートです。
ここに来てようやく登場しました。
ジェイクの育ての親としてシリーズ第1作から名前だけは出ていたベインです。
青いローブを目深に被った初老の魔法使いといったところでしょうか。
そのベインとジェイクとの師弟(親子)対決が今回の目玉です。
今まで、ジェイクが微妙に活躍してないなあ、と思った人もいらっしゃったかと思います。
私もそう思っていましたから。
それも、この対決のために魔法を温存させたかったから、でした。
BCFには魔力回復の泉とかありましたが、何となくあれを導入する気にはならなかったですねえ。
そしてもう一人、レベッカお嬢様も登場してきましたね。
ゲームでは彼女は何かと複雑な素性になっているのですが、作中では「プリンセスオブバンパイア」としてみました。
二枚目なパパがいるらしいですが、きっとヤツでしょう。
いきなりバトルになりましたが、ハッキリ言って女同士のケンカですね。
ジェイク6も次週いよいよ最終回です。
続きをお楽しみに、です。
5月1日
*最凶軍団に挑戦*
えーと。
この日記でも何度かお話しているかと思うのですが、私はマハマン(に類する呪文)の使用を認める立場の人間です。
ですが、それは認められないという人は、この先の文章は絶対に読まないで下さい。
欠けた大地のオマケです。
前衛のレベルが50を超えました。
村正やエクスカリバーといった武器もゲット。
これ以上はアイテムによる攻撃力アップはなさそうです。
あとはレベルを上げまくって、いかに固い敵を斬れるようになるか、なのですが・・・
さすがにちょっと飽きてきたかな、と。
なので、謎のエリアの溶岩の真ん中にいる連中に挑戦してみることにしました。
ここで登場するのは、裏マップで紙片を持っていたボス達、これが束になって襲ってくるから大変なんですよね。
既に出現ポイントなどは分かっているので、まっすぐにそこへ行ったらバトル開始。
とは言っても、だ。
何の策も無しに真正面から突っ込んでも返り討ちに遭うだけでしょう。
なのでここは、当初の予定通りシックスブーンズ&セブンスブーン(ハマン&マハマン)を使うことに。
侍、魔法使い、ビショップでセブンスブーンを連発。
まずは「魔法からの保護」の効果を選択。
これ、呪文だけでなくブレスも完全に封じてくれるようです。
400ダメージのブレスなんかを吐いてくるので、これがあるとないとで天と地ですね。
次は「防御力を上げる」を続けて選択ですね。
死者が出た場合は僧侶のレイズアッシュ(カドルト)かセブンスブーンの「健康と復活」の効果で素早く蘇生させます。
あとは頑張って攻撃、なのですが・・・
防御力を上げ続けて、ACが−50を超えてもまだ敵の攻撃がヒットする。
死亡や石化で3人以上行動不能が出たらちょっと怖いですね。
ここは負けを認めてリセットです。
うーん、やっぱりダメかと思ったのですが、ふとあの呪文を試してみようと思いついて再チャレンジ。
同じ要領でセブンスブーンで護りを固めたら今度は「魔法の効果を上げる」を選択。
これで敵の呪文無効化を消せるはず。
そして期待の呪文、スティールライフ(ラバディ)をぶつけてみたら、なんと成功しました。
確かディンギルのダイヤモンド軍団にはこの戦法は通用しなかったはずです。
なので今回もダメだろうと思っていたのに、予想に反して効いたからビックリしました。
ビックリはしましたが、効いちゃったものは仕方ないですよねえ(笑)。
ポカッと殴って一丁上がりです。
あとは簡単、スティールライフをぶつけてHPをジリ貧に追い込む→殴るの繰り返しでボス達を仕留めていきます。
残り一体になったところで魔法使いのまりちゃんが再度セブンスブーンを唱えます。
「吸い取られたレベルの回復」の効果を得てやればなんと、ドレインされるのは最後の一回分のみになります。
何回セブンスブーンを使っても1レベルしか下がらない、ある意味これはお得です。
そんな感じで無事にボス軍団の撃破に成功しました。
戦利品として「角」をゲット。
詳しくは調べていませんが、ヒーリング能力と言い商店での売却価格と言い、魔よけの類いのブツと思われます。
さて、ここまでやったらもう一仕事、まだ倒せていなかったBCFグレタさんを倒してしまいましょう。
裏の四階、エレベーターの近くの小部屋にてヤツの出現を待ちます。
そしてヤツが現れたらさっきと同じ手順ですね。
護りを固めてから魔法の効果アップ→スティールライフをぶつけてから殴ってとどめを刺します。
護衛のワイバーンは残しておいて、レベルを回復させるのも忘れないように。
これでモンスター図鑑が全て埋まりました。
BCFグレタさんのデータを見てみるとAC−40、そりゃあ斬れないわけだ。
ちなみに。
このシナリオ、各種イベントモンスターは図鑑に記録されませんね。
ボス軍団を倒したら一気に登録されるかも、とか期待していたけど残念です。
アイテムはまだ未発見のものも数多くあるのですが、欠けた大地のプレイはここで一区切り。
お疲れ様でした〜。