ウィザードリィ日記・06年1月

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1月27日
*予告という訳でもないですが*
突然ですが、最近「戦闘の監獄」のテッドの迷宮が気になってきたんですよ。
戦監の追加シナリオであるテッドの迷宮は、レベル1のキャラじゃないと入れないというものです。
更には呪文が大幅に封印されていて、迷宮を突破して封印を解いていかなければ呪文が使えない、らいしんですね。
とあるアイテムを使ってせっかく育てたキャラをレベル1に戻すのも何だかなあとか、呪文のシステムはどうなんだろう?・・・とか思って今まで放置していました。
ですが、レベル1はともかく、呪文の習得システムは#4と同じような感覚なのかなと思ったんですね。
レベルは1に戻すけど経験値の持ち込みは可能らしいという話も聞いています。
この経験値の持ち込みをうまく使えば案外なんとかなるかも知れない。
アイテムフルコンプとか考えずに、一通り迷宮を歩き回ってシナリオをクリアしておくぐらいはやってみようかなと。
そう思い立って、久しぶりに戦闘の監獄をいじり始めました。
お試し企画で終わっちゃうか、それとも意外にもはまっちゃうのか。
それはちょっと分かりませんが、とりあえずやってみようと思います。
今のところちょっとだけゲームが進行していますが、その様子はまた後日。

1月22日
*魔法使いの役割*
昨日ジェイク5の7、8話アップ。
土曜日に小説の更新→翌日に関連した日記というのが定番のコンボになりつつあります。

執筆時に、予想外に苦労したのが今回のエピソードでした。
書く前は、せいぜい2話くらいで収まるかと思っていたのですが、イザ書いてみたら手間ばかり掛かってちっとも話が進まない。
結局、先週アップした6話も含めて全3話でようやく第四層を突破です。

ジェイク達が採用したリトフェイトとパリオスによる探索法は、実際に私が外伝3をプレイした時にやったものです。
よく日記に「マロールで飛び回ってマップを埋める」というような事を書くのですが、小説でコレをやるのはなかなか難しいんですよ。
何故かというと、マロールを切らす度に宿へ戻って一泊していたら、それだけで小説内の時間が無駄に過ぎてしまう。
だから今までの小説では、出来るだけ歩いて探索してもらっていたのですが・・・
外伝3の山脈の迷宮には魔力回復ポイントがあるので、何とかやれそうだなと。
今回はジェイクにマロールをフル活用させる事にしました。
マロール、リトフェイト、パリオス、そしてマップを表示するデュマピックも。
いずれも魔法使いが習得する呪文ですよね。
迷宮探索において、私がいかに魔法使いを重視しているかが分かっちゃいますね。

そして、ルアンナも何やら意味深な言葉を残しています。
本当の意味での魔法使いの役割とは?
果たしてジェイクはその答えを見つける事が出来るのでしょうか?
といったところで来週に続く。

1月15日
*悪魔軍団の一番手*
昨日、ジェイク5の5、6話をアップしました。
早速メールなどで反応をいただき、本当に嬉しく思います。
「次は〜な展開ですか?」みたいなのが結構あるのですが、そうですとも違うとも言う訳に行かず・・・
思わず苦笑せざるを得ないってヤツですね(笑)。

今回は「悪魔に奪われた城」と題して、悪魔軍団とのバトル・・・なのですが、全然悪魔が出て来ないじゃないか! とお思いの方もいらっしゃいましたでしょうか。
お待たせいたしました。
悪魔軍団の一番手としてジェイク達の前に現れたのが、皆様ご存知レッサーデーモン君でした。
舞台として外伝3の山脈の迷宮を採用している関係もあり、モンスターデザインも外伝3バージョンですね。
そのレッサー君、ゲームではマトカニが使えれば一掃・・・なのですが、それ無しだと結構うざかったりしませんか?
呪文を無効化されてムッカーって(笑)。
余談ですが、ディルウィッシュの武器は、当初全て「剣」と書いてたんですよ。
理由は、ディルウィッシュが持っている剣の名前をジェイクが知らないから。
でもそれじゃあ格好がつかないだろうってんで、ディルウィッシュに剣の名前を語らせました。
一人称故のエピソードですな。

1月11日
*ワードナ様とブラックボックスの関係*
キリリさんのサイトの日記に面白いレポートがありました。
一部抜粋いたします。

「#4で、ブラックボックスを拾ってから戦闘でアイテムを使おうとすると、アイテムを使う相手を指定するときのワードナのメッセージが違います。
最初は“誰に○○を使うのだ?”ですがブラックボックスを手に入れてからは“どのモンスターに○○を使ってやるのだ? それともワシにか?”となります。」

キリリさんはコレを、齢100歳のワードナ様がボケたからかなあ・・・という感想を持たれたようです(笑)。
ですが、おそらくこれは言葉の問題、と言うか、主語の違いから来るものと思われます。
ブラックボックス入手前は、アイテムを使うのはワードナ様御自身。
故に主語はワードナ様。
しかし、ブラックボックス入手以後は、アイテムを使うのはブラックボックスなのではないでしょうか。
主語がブラックボックスなんですね。
ワードナ様が使役しているブラックボックスが、どのモンスターにアイテムを使ってやるのか、それともワードナ様になのかをワードナ様が聞いている、というような感じかなあと思います。
してみるとあのブラックボックスというのは単なる荷物箱ではなく、自分の意思でアイテムを使用したりとか出来る、何とも奇怪な代物かと思われます。
うーん、正にビックリ箱ですね(笑)。

1月8日
*雪山を行く*
元旦からスタートしたジェイク5ですが、たくさんの反応ありがとうございました。
昨日、3・4話をアップしました。
今回は雪山登山のお話です。
ロードオブザリングの第一章みたいでわりと気に入っているのですが、日本列島が寒波による大雪に見舞われている時にふさわしくないのでは? と思わないでもないですね。

ふと思ったのですが、今作中、穴があるとしたらココかも知れないなあ・・・と。
ジェイク達は歩いて城を目指すという方針の下、マロールやロクトフェイトなどで直接城へは飛べないという設定を組んだのですが。
地元の人間であるルアンナやディルウィッシュがいますからね、何かしらの方法で城まで移動出来たのではないかと。
何かうまい方法を思い付いた人は、こっそりとツッコミを入れて下さいな(笑)。

1月2日
*Cuisinart*
ギャラリー・フリー2にカシナートの語源になった「Cuisinart」のフードプロセッサーの写真をアップしました。
写真提供は、現地で実物を見たKAZさんです。
今でも、カシナートの形状に関しては様々な物議をかもしている・・・のかな?
以前掲示板にて意識調査をしたところ、多少の違いはあるもののほとんどの人が、「カシナートは剣である」というイメージを持っていたようです。
まあね、熟練の戦士がバケモノ相手にあの写真のようなフードプロセッサーを振り回している姿ってのは、ちょっと想像しにくいかも知れません。
いや、それならそれでも面白いんですけどね(笑)。

カシナート=フードプロセッサー説の最大の根拠は、何と言っても製作者自らの発言である、と聞いています。
しかし私が思うにこれは、「カシナートの名前の元ネタはフードプロセッサーから取った」という意味だと思うんですよねえ・・・
#4で、冒険者のグラフィックが剣山の親玉みたいになっていたり、魔女が「かき混ぜ器」を持って来いとか言ってたりするのは、開き直りから来るジョークかなと。
あくまでアメリカンなパロディとジョークなんじゃないですかねえ。
だとするなら、あまり真に受けずに笑いながらサラッと流してやるのが正しい解釈のような気がします。

カシナートの正体が剣にしろフードプロセッサーにしろ、結局は個人のイメージの問題。
あまりムキになって自説を振り回すのはヤボってもんですよ(笑)。

2006年1月1日
*さあ、スタートです*
明けましておめでとうございます。
今年も「うぃざーどりぃ日記」をよろしくお願いいたします。
と、新年の挨拶もそこそこに。

皆様、本当に本当に本当〜〜〜に、お待たせいたしました。
新しい年の始まりと共に、ジェイク5もスタートです。
今回は、「悪魔に奪われた城」という事で、悪魔軍団によって乗っ取られたお城の奪還作戦です。
お城と言うからには当然のように女王様(王様ではない)が登場します。
そして、女王の側には騎士が付き物だったりします。
んー、なんてベタなんでしょう(笑)。
例によって、元ネタを知っている人は思わずニヤリなあの二人が今回のゲストキャラです。
以前ゆーきゃんさんから頂いたイラストが残っていましたので、アップしておきますね。
今回の執筆では、このイラストを元に二人のイメージを創りました。
山の頂上にある城が舞台という事なので、どのシナリオをモチーフにしたかはピンと来ますよね。
トップ絵は、すでにキリリさんから頂いていたりします。
ギャラリーにも、拡大版をアップしますのでそちらも。
アップは毎週土曜日の予定、次は7日ですね。
何はともあれ、まずはご一読をといったところです。

ディルウィッシュ&ルアンナ
ずっと昔、ゆーきゃんさんからいただいたものです。