文壇の間・三又様のお部屋

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9・ぼくのウィザードリィにっき

きょうウィザードリィを、やってまほうつかいを、2りつくって、アルケミストもつくったよ。1めは、スリープとエナジー・ブラストをおぼえさせて、2めは、スリープとチリング・タッチおぼえさせたよ。それでアルケミストには、ヒール・ウィーンズとアシッド・スプラッシュを覚えさせたよ。終わり

最近ウチの長男@小学一年生が、どっからかSFC版のY(BCF)を引っ張り出してきてはまっています。
ドラクエにはない魔法がいろいろあるのが楽しいらしい(^_^;)
しかしキャラメイク時に覚えることができるのって2つまでじゃないですか。
しかも小学一年生だしレベルアップまで続けられない(意味なし)。
よって、覚えてみたい魔法を全部試してみるべく、魔法使いの人数を増やしてみたそうです。

※お子さんが小一にしてウィズデビューですか〜。
是非とも親子で楽しんで欲しいですね。

8・ケータイ版KODとかいろいろ

SNES版とかFC版とか、なるほどな話題ですねえ。。
マーフィー帰りのダークゾーンは、指が覚えているので
ふとアタマで考えてしまうと迷っていた覚えがあります。
ケータイ版ではマップが2/3程度(と思われる)なため、
そのへんはオミットされていた気がしますが・・覚えてないな・・

SNES版は生足もNGですか。アラブの国にでも輸出されるのかしら(謎)
しかし某プールのムチおねーさまとか、
そもそも設定自体がNGくさいヒトたちはどうなるのか。うーむ。

ところでケータイ版、その後#2を購入しハマっております。
ただいま地下2階。
ひし餅みたいな連続玄室と、3つの扉のトラップは
マッピングできないケータイ版ではナカナカにムズい。。。
(それこそ堂々巡りに陥ってます)

モンスターはFC版3にほぼ準じてると思われます。
レベル1からキャラを育てられるように、上層のテキは能力値が調整されています。

それだけに、オリジナルの#2の能力値をほぼ踏襲している数少ないモンスター、
スモッグビーストの強いことと経験値の高いことといったらありません。
おかげで2階半ばにしてマカニト習得です。
これでもまだまだ怖くて、一進一退の毎日です。


訂正かも?

ちょうど時間があるので、ケータイ版#1でマーフィー部屋に再訪してみました。
玄室の各扉からの行き先も、ダークゾーンとシークレットドアがヤらしい帰路も、
ちゃんと再現されてましたね。
(しっかり迷いました・・・)

そのほか、以前のプレイ時にはオミットされてると思い込んでた、地下2階への
階段付近の迷路やシークレットドアも発見。

もしかしたらマップも20×20ブロックちゃんとあるのかもしれません。
(デュマピックも座標のみ表示を再現してくれているので、すぐには確認できませんでしたが)

※SNES版とかFC版とか、そしてケータイ版とか、いろいろ話題がありました。
オートマップ無しって、ケータイ版、意外とキツイですかね。

7・ケータイ日記(7)思わぬ苦戦。

ご無沙汰しております。三又です。
さすがに一ヶ月ぶりの書込みともなると、新鮮な話題が続々と・・・
(善き哉)
さて、私の徒歩通勤中にケータイ版Wizを楽しもうという試みも、
ここひと月間の業務多忙&社用車通勤でほぼ中断。
ようやくこの週明けから再開したものの、7階のテキに苦戦中です。

武器防具も+1クラスを拾って、中盤の備えは万全、のはずの
我がパーティが手こずっているのが「巨人戦士」×4体とソーサリス
またはハイプリーストのパーティ。
巨人戦士は見かけも能力も、ほぼファイヤージャイアントという、
ディン○ルやエン○イアを遊び倒している面々にとってはザコ敵の
ひとつといえるモンスターだが、これが悔しいくらい敵わないのだ。
+1の長剣、戦斧でも1回ヒットがやっと、一方受けるダメージは
軽く二桁を叩き出してくる。
原因ははっきりしていて、要はパーティの戦力不足なのだ。
+2クラスの防具をまだ装備できていないことも要因だろう。しかし、
バマツとマダルトを併用し、持ちこたえている間にモーリスで守備力
を奪う。
この戦術がとれていれば、たぶん難なく倒せる相手なのだ。
ここで、僧侶不在のパーティ編成が裏目に出てしまった。
回復呪文はなくても何とかなる。そういうゲームバランスなのかどう
かわからないけれど、馬小屋に泊まって地下で回復する儀式も不要の
このシナリオでは、思った以上に回復には困らない。
バマツの有難味を地下7階でこれほど痛感させられるとは、正直いっ
て予想外だった。

しかも8階には通り抜けられない「透明なカベ」があることも確認し
ている。どうやら7階は単なる通過点フロアではないらしい。

・防御系呪文のために僧侶を加えるか。
・より強い防具を揃えるために、強引に9階あたりを探索するか。
・現戦力のままで有効な戦術を開発できるのか?

・カネにあかして商店で+2防具を買い漁る
という選択肢もあるにはあるが。。。

※全ての問題はレベルによって解決する(マジ?)。
無理に進まず一つ前のエリアで安全かつテンポ良く経験値を稼ぐのも選択肢の一つ。

6・ケータイ日記(6)日々の「ちまちま」から

しばらくぶりのレポートであります。
この間、ウィズをプレイしていないかというとそうでもなく、
ケータイ版の狭くて深い迷宮でひたすら自己研鑽に励んでおりました。
まあ言ってみれば、攻略記事を書いているつもりもないので、
とりたててレポートすることもなかったといいましょうか・・・
なんとまだ、地下5階にいるのです。
出張があって、羽田空港で死ぬほど長い待ち時間に遭ったものですから、
手帳を片手に、地下5階のマップを埋めてみたのです。
ケータイ版の迷宮は15×15ブロックあるようでした。
これってGBと同じ広さ!?
いままで踏破してきたフロアをどう思い描いても・・・
そんな広さを制覇してきた感がありません。
とゆーわけで、
現在、地下4階のマッピングが完了し、地下6階へと挑むところなのです。
行ったところを再訪し、マス目を埋める作業。
やってる本人以外、どうやっても面白さが伝わりにくい内容なもので、
ついついレポートを書きはぐっておりました。
(要するに新たな発見がなかったってことね)

あ、もちろんドラマはありましたよ。
戦士のひとりがようやく(自分の中の設定では本職、の)サムライに転職したり。
パーティに初の死者が出たり。

死者がでたときは大変でした!
街に戻っても、寺院の影もカタチモ見当たらない!
サイトにアクセスすると、「城下町」にいけるのですが、
ここにも寺院は存在せず!
慌てまくって、小一時間も彷徨ったでしょうか。
勢いあまって迷宮へ入ってしまったとき、ものすごい事実が発覚したのです!
・・・し、死んでない!
HP回復同様、なんと死者さえも、地上に戻るだけで蘇生してしまうらしいのです!
それじゃウィズじゃないじゃん、という向きもおありでしょうが、
4人パーティのケータイ版では、1名死亡しただけで限りなく全滅に近い状態。
さすがのワタシも、全滅したらどうなるか、だけは試せず死への恐怖は変わらないのです。
ここまで甘やかしておいて、「全滅だけはオリジナルどおりの結末に」、
なんて底意地の悪いこと、ありそうじゃないですか。ウィズなんですから。

※マップの穴埋めというのは結構楽しいものです。
それはともかく・・・
死者が地上へ戻るだけで復活、というのはちょいとビックリ。
全滅したらどうなるか? が非常に気になります。

5・ケータイ日記(5)オトナの攻略法。

まったく「狂王の試練場」である。
もちろん今後のフロアがはどう展開するのかは、わからない。
各階に仕込まれた、謎解きやキーアイテムもあるかもしれない。
しかし、プレイヤーの放り出され方ときたら、
まったくPGそのものなのである。

昇降機で地下5階へ下ると、6〜9階に自由に往来できる
「転移ゾーン」に辿り着く。
はじめは地道に、5階のエレベータ回りを攻めていたのだが、
切羽詰って探さねばならないキーアイテムの心当たりもなく、
モンスターもあまり代わり映えしないので、
ちょっと7階に浮気すると、ファイアージャイアントよろしき
「巨人戦士」にボコボコにされてしまった。
ボコボコにされながらも、宝箱から+1クラスの武器防具を入手。
なんとか先回りすれば互角に戦えるようになってきた。
こうなると、戦闘は反復作業となる。
新鮮なオドロキを求めて、足はついつい8階へ。
こちらは「バンパイア」の巣窟と化していて(当社比)、
さらには悪魔初登場である。小悪魔、かと思ったが「レッサーデーモン」であった。
なかなかエキサイティングなのだが、さすがに無傷とはいかない。
実力以上のところへ踏み込んでいるだけに、
数回エンカウントしては、地上へ、の繰り返しが続く昨今なのだ。

8階で+2クラスの武具が手に入れば、
ふたたび回復要らずの日々が訪れるのかもしれない。
もしかしたら中盤フロアはすっとばして、僧侶を入れたパーティで
9階を探索すると一気に最終フロアへの道が開けるのかもしれない。
いまどきのゲームでそれはないんじゃ・・・とは思いつつ、
ケータイ版という手軽なんだか不自由なんだか、最新なんだか温故知新なんだか
わからないメディアでは、アリかな?なんても思ってみたりして。

それこそがまさしく「狂王の試練場」でもっとも好まれる攻略パターンな訳だが、
そろそろ地道な攻略に戻ってみようかと思う。
30を過ぎての冒険行では、実力レベルに見合ったフロアを丁寧に探索する、
ちょっとオトナな攻略をしてみたいのだ。
どこまで僧侶抜きで通用するのか、こっそり試してみたい、とも思う。

※イベントに振り回されるのではなく、あくまでプレイヤーが主体となって遊ぶのが本来のウィズの姿なのかもしれない。
行き先もプレイスタイルも自分で決める、その結果も全て自分で責任を取る。
これこそがオトナの楽しみ方なのだ(笑)。

4・ケータイ日記(4)4人の役割。

毎度です、三又です。
先日の短剣+2につづき、地下6階で沈黙の杖、プレートメイル+2をたて続けに入手。
実はキーアイテムとして、金のメダルなるものを所持していたりするわがパーティ、
二毛猫さんのレポートで復活したゴールデンネタ、ひょっとしたら、
と思うフシがないわけでもありません。

さて、前回は愛すべき盗賊の心意気(というか負け惜しみ!?)を書きなぐったが、
ここで改めてパーティというものについて見直してみた。
繰り返すが、ケータイ版ウィズのパーティは前衛2名、後衛2名の4人制である。
アイテムの不確定名はないのでビショップは必要ない(えー)。
よって前衛を戦士、後衛を魔法使いと僧侶で固めるのがセオリーといえる。
だが「有能な盗賊1名は僧侶1名に代わる」と云われるように
今回のパーティでは敢えて僧侶を外してみた。
実をいうとケータイ版では地上に戻るとHP/MPが勝手に全回復する。
えーいんちきー(沖縄のコドモ風に)というなかれ。
ちまちま操作していられないケータイ版にとって、馬小屋←→階段下でディオス、
の反復運動はとうてい不可能な芸当なのだ。
それでも、序盤はビビってファイナルファンタジー(1)よろしく
傷薬を買い込んだものだが、いつのまにかひとり1本の保険で済むようになった。
パーティが特別強いわけでも、モンスターがユルいわけでもなく、
魔法使いのカティノ、いや「陥眠風」を最大限活用すると、
序盤の先頭は驚くほど順調に勝ち残れるのだ。
その代わり、呪文の使い惜しみはしない。深追いもしない。
帰り道に1回分のカティノを残すことさえ心掛ければよいというわけだ。
毒消しは大抵、毒攻撃を持つモンスターとの戦闘で手に入る。
このへんの甘さはどうもウィズっぽくないのだが、助かるのでよしとする(えー)。
こうなると恐ろしいのは戦闘中より、息を切らした戦闘後の宝箱の罠だが、
そこで先の盗賊登場、現在のところ確率100%で罠を退けてくれている。

全滅するのは、往々にして無茶をするときである。
無茶とは、先を見たい、もっとEPを稼ぎたい、などと「プレイヤー」の意思で
ゲームをすすめようとするときに起こりがちなことのように思う。
パーティのそれぞれが、剣を極めたり、呪文の使いどころを見極めたり、
お宝頂戴といった「己の役割」に徹すると、迷宮探索はこんなにも充実するのだ。
これぞロールプレイング。
ケータイ版のユルさ、ではないと思う。

※有能な盗賊は僧侶一人分に匹敵する(管理人談)・・・とは言え、マジで僧侶がいないというのはビックリでした(笑)。
僧侶無しで後半どこまで行けるか、が非常に気になります。

3・ケータイ日記(3)盗賊のココロ

幾多のシナリオに登場する、いわゆる「昇降機」を利用できるようになったのだが、
降りた先には・・・地下9階までの各階に飛べる「転移ゾーン」が(笑)。
一気に下層を目指すのもよし、堅実に踏破するもよし、
の「狂王の試練城」パターンと相成っている。

こうなると気になるのが、戦力の強化だ。
下層の宝箱ほど、強い武具が入っている可能性は高い。
しかしそれを所持しているモンスターとの戦闘もまた、より強力な装備が求められる。
街の商店には、+1クラスの武具が割と豊富に品揃えしてあり、
それほど高価なものでもないのだが、
どうも商店で武具を買うのに抵抗を感じてしまう。
最近のシナリオではどうか知らないが、商店で強い武器を買うのは
「負け」のような、ヘンに盗賊じみた迷宮暮らしの癖がついてしまっているのだ。

となれば、無理矢理楽観的な考えが脳裏をよぎるのも毎度のことである。
「地下9階なら、+1クラスの武具は「ハズレ」的に量産されるのではあるまいか」
「9階ってどんな敵がいるのかなあワクワク」
しかし現実はそう甘くない。
巻物、ポーションをどっさり持たせたとはいえ、盗賊が戦力外であることに変わりはなく、
初期装備の戦士2名が繰り出す攻撃はほとんど命中しなかった。
パーティはほうほうの体で逃げ延びることとなった。
ハイウィッチ&ハイファイターのアベックにこてんぱんにされるようでは
明らかにムボーとしかいいようがない(笑)。

こうしてパーティは、地下6階を探索している。
地道に宝箱を開け続けた結果、短剣+2が手に入るという神様の気まぐれも起こった。
やっぱり盗賊は外せない。
4名パーティ制なのに、戦闘中することがない盗賊というのもストイックでよい。
盗賊たるもの、追及すべきは戦闘の勝利でも、世界平和でもなく、
「お宝頂戴」、その一点に尽きるのだ。

魔法使いが2名だったら、もっとイケイケなのかなあ。
とか思ってはいけない。

※盗賊に対する愛が感じられます。
宝箱の罠を引かない腕の良い盗賊は僧侶一人分の働きをする、というのが管理人の持論。
可愛がってやって下さい。

2・ケータイ日記(2)ケータイする緊張感。 

ウィズをケータイするのは大変なことだ。
もともと気を抜けないゲームでもあるし、
マッピングという作業が不可欠の要素でもある。
最近はオートマッピングという機能が進化し、
携帯用ゲーム専用機で手軽にプレイできるようになった。
だが本物のケータイでプレイするウィズには、
別の種類の緊張感がつきまとう。

地下4階で手に入るべきキーアイテムといえば、
ワードナの迷宮に挑んだ方ならもうおわかりと思う。
ゆうべは偶然これを手に入れた。しかし帰り道がどうにもわからないのだ。
地下4階は玄室と格子状の回廊が続く中々陰険なエリアで、
お約束どおり回転床の仕掛けに惑わされつづけた。
かと思えば、どう回転してもいいように念入りな準備をしてから十字路へ踏み込むと
「ぐるぐる回ったかい?」
なんて人を食ったようなメッセージが現れたりする。
言われなくても、さんざん回っとるわい。

これはいよいよマッピングが必要だな、と思った。
もとより「迷わせよう」というフロアである。(多分)
カバンを探ると企画書が出てきた。推敲中の、裏紙といってもいい内容だ。
台風前で強くなってきた雨足を避けつつ、コンビニの軒先へ一時退避。
裏紙にメモをとってみると、フロアのつくりは、予想外に広いものだった。
しかしビジュアル化することで、東西南北の位置関係が把握できると、
おぼろげながら階段への道を予想することができた。
マッピングはここまでだ。ワタシは傘をさし、歩き始めた。
これは挑戦だったのだ。ケータイでウィズを遊べる、ギリギリの難易度。
緊張感を維持した者だけが生き残れる世界が、ケータイという窓を通じて現実の世界でも最高の緊張感を要求する。それがウィズをケータイするという醍醐味に違いない。
そう実感した瞬間だったが、皮肉にもその緊張感はケータイ自身に打ち消されてしまった。
着信メロディが鳴り出したのだ。
画面も着信画面に切り替わってしまい、無視してゲームを進めるわけにもいかなくなった。
「もしもし?」
出てみると電話は家からだった。ひとしきり子供たちと世間話をし、冗談を言い、
もう遅いからおやすみと諭して電話を切る。画面にはふたたび迷宮の静寂が訪れた。
けれどおぼろげだった帰路の記憶は、もう完全に消し飛んでしまっていた。
「着信」という新たな緊張感を得たケータイのウィズは、いちばん凶悪かもしれない。

※十字路に回転床のトラップは泣かされますよね。
しかもオートマッピング無しとはねえ・・・
そして最大の敵は「着信」なんですね(苦笑)。

1・携帯版ウィズ日記

4年以上前に地下4階まで潜った迷宮へ、今日から再トライ。

途中で放り出してあったゲームソフトを久しぶりにゲーム機へ差し込む、そんな気持ちで臨む。
ウィズはランダム遭遇率が低いので、玄室を通過しない階段めぐりの行程は、一度も敵に会うことなくパーティを地下3階まで導く。
ひさびさの迷宮、やる気は満々。しびれを切らして手近なドアを蹴り開けてみた。エンカウント。
「ブレッシングコイン」6(6)
「?」
たしかにこの階はクリーピングコイン?の宝庫だったけど、こんな別種がいたとは。
ちょっとした違和感を感じつつ、戦闘へ。どうやら特性はほとんど同じモンスター。

手のひらの中のサイズは似ていても、ケータイはやはりケータイだ。
操作性ではゲーム専用機に大きく遅れをとることは否めない。
ちまちま戦う気にはなれなかった。後衛の魔法使いのメリトが本命だ。
戦士2名に長剣を振るわせ、出番のない盗賊はかくれみのツボに隠れる。
(このネタがわかる方は結構な古株である)
紅一点の魔法使い「ミーガン」が手際よく呪文を選ぼうとしたとき、それは発覚した。
「魔火炎弾」
呪文リストが、見たこともない東洋の記号に書き換わっていたのだ。
「魔凍砕嵐」「陥眠風」「念掃界」むむむ?

結局「ブレッシングコイン」は、「魔火炎球」で1〜6のダメージを受け全滅した。
そのころには事態がようやく飲み込めていた。
アプリがバージョンアップした際、呪文名とモンスター名が一新されたのだ。
「大毒蛙」「殺人兎」「気体人間」etc・・・おなじみマーフィー君に至っては「M氏の亡霊」に「バージョンアップ」していた。
一般名詞化している「ゾンビ」や「プリーステス」「ウィッチ」なんかはそのまんまなので、漢字化、というよりきっとオトナの事情があったのだと思う。
しかしワタシの感慨は別の所にあった。
良し悪しは別にして、こういうことができるのがケータイアプリのゲームの世界なのだ。
アプリのバージョンアップというカタチで、ゲームを続けながらも細部をリニューアルできる世界。
続編を待つまでもなくリアルタイムで手直しがされてゆく世界で、今度の冒険は進んでゆくのだ。

地上への帰り道、「ラット」に出会った。
更新前は冴えないグラフィックのでぶネズミだったが、画面の小さいことを感じさせない、工夫を凝らしたイラストに差し変わっていた。

※管理人のコメント
三又さんによる携帯版ウィズレポート、スタートです。
なんか色々勝手が違うようですが・・・
そうそう、「かくれみのツボ」ね、もちろん知ってますわな。